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人食い花に転生しました ~復讐~~その人を食べる日まで~
フロディスの箱
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《オーカス》(HP9868/????)
私は、《オーカス》の周囲の床に、【樹液】を使用しました。
《オーカス》は、【樹液】を踏みつけ、足をとられます。
「うわ、なんだぁこれはぁ」
私は、その瞬間、昔《アズール》さんからいただいた、『煙玉』を使用します。
次に、帝国魔導師を【複製】します。残念ながら《ジャスミン》は、まだクールタイムで【複製】できません。なので《クロード》と《ジェームズ》を先に【複製】します。
そして、【複製】した《クロード》に、『複製玉』を持たせました。
《クロード》に《ジャスミン》を生成させるため、『複製玉』を使わせます。すると、スキルの【複製】ではクールタイムで生成できなかった《ジャスミン》が『複製玉』の効果により生成されました。
アイテムの場合はクールタイムを必要としなかったのです! ヘルプを読んでおいたかいがありました…………完璧です!
この帝国魔導師三人組には、《オーカス》の動きを封じてもらいます。所定の位置につかせました。
私は、『煙玉』の効果がなくなる前に、『ダミーの種』を使いました。私のダミーが現れます。そして、それを《オーカス》の正面の攻撃の届かない距離に設置します。
ひとまず、蔓を天井に伸ばしてぶら下がって《オーカス》の頭上から様子をみましょう。
煙が晴れてきました。
「このベトベトはなんだぁ……ん、お前たちは何ものだ?」
《オーカス》が帝国魔導師に気づきます。
「さあ、みんな! いくわよ!」
「まあ、このぐらいなら余裕です」
「地下じゃあ、俺の必殺スキルは使用できないからな」
三人は、背負っていた大きな十字架を床に立てました。
「「「【クロスバインド】!」」」
三つの十字架が光輝き、トライアングルを形成します。そして、魔法陣が浮き上がり、激しい光が《オーカス》を包みます。
「ぐぬぬ……それで動けなくしたつもりかあ!」
魔法の発動を確認した私は、《オーカス》のシッポと足の位置に、複数の【ヒトバサミ】を仕掛け、作動させます。
────クワシャッ!
「ぐぬぬ……動けぬ……」
下ごしらえの開始です。まずはやっかいなシッポを切り飛ばします。私は蔓にぶら下がり、振り子のように移動し、《オーカス》の死角からシッポを狙います。
────シュパッ!
「あぐうぅぅ!」
シッポを切断しました。《オーカス》は悲鳴を上げます。うろこがなくなったおかげで切るのが楽でした。
次は左腕に狙いをつけます。
「本体は後ろかあ! 前の動かない奴は人形かぁ!」
壁に張り巡らせてある蔓を足場に、オーカスの真後ろにいきます。そしてまた、蔓にぶら下がり、振り子のように移動して左腕を狙います。
《オーカス》は足の動きを止められていてなかなか後ろを振り向けません。
────シュパッ!
左腕を切り飛ばし……。
────ボスッ!
私は、《オーカス》左腕を切り飛ばしました。ですが、『それはおとりだ!』とでも言わんばかりにすんなり切らせ、《オーカス》の右腕が私を捕えました。
動けないはずだったのでは……!?
「なかなかやるじゃあ~ないかぁ……女ぁ! いや……《シュカ》!」
《オーカス》の右足は切断されていました。そのおかげで体をひねることができたようです。まさか……自分で自分の右足を……。
「つかまえてぇしまえば、こっちのものだぁ。おまえ~のその、力……いただく~としよう」
「力……いったいどうやって……」
《オーカス》の右腕に魔法陣が現れました。黒の正方形に金色の蜘蛛の巣のような、見たことのない魔法陣です。これも『古代魔術』の一種なのでしょうか……。
「おまえ~のもっているその、力……それは古代エレメントの1つ 『フロディスの箱』の力。その力と私の魔術は相性がいい~のだよ」
「なにを……」
《オーカス》の発動した黒の正方魔法陣から、金色の糸が発生し、私に突き刺さります。私の体の中を、その糸がぐるぐると暴れます。
さらに、私の視界に、【警告】の表示が現れました。
”
【複製】リストを移動します。よろしいですか?
>【はい】
【いいえ】
”
勝手に【はい】が選択されてしまいました。その瞬間、【複製】リストが視界に広がりました。
”
《借金鳥1》《借金鳥2》《借金鳥3》《羽ウサギ1》《羽ウサギ2》《羽ウサギ3》《ウナギ猫1》《ウナギ猫2》《逆人魚1》《逆人魚2》《おじいさん》《マリー》《マリアンヌ》《カルロス》《ジェイク》《ほどよい食感》《まずい健康食》《フォアグラ》《勇者》《魔法使い》《シーフ》《賢者》《貴族風の男》《モヒA》《モヒB》《フセイスキー》《ミツユスキー》《ワイロスキー》《メアリー》《トニー》《ミッキー》《マック大尉》《クロード》《ジャスミン》《ジェームズ》《マクス中佐》《インキュバス》《酔っ払い》《メイド長》《メイド1》《メイド2》《メイド3》《メイド4》《衛兵1》《衛兵2》《サマンサ》《キノコ》《ウナギ猫(寄生虫入)1》《ウナギ猫(寄生虫入)2》《ウナギ猫(寄生虫入)3》《ウナギ猫(寄生虫入)4》《ウナギ猫(寄生虫入)5》《ウナギ猫(寄生虫入)6》《ウナギ猫(寄生虫入)7》《ウナギ猫(寄生虫入)8》《ウナギ猫(寄生虫入)9》《ウナギ猫(寄生虫入)10》《通行人1》《通行人2》《通行人3》《通行人4》《通行人5》《通行人6》《通行人7》《通行人8》《通行人9》《通行人10》《自己責任男》《一般兵3》《一般兵4》《一般兵5》《一般兵6》《一般兵7》《一般兵8》《一般兵9》《一般兵10》《一般兵11》《一般兵12》《一般兵13》《一般兵14》《一般兵15》《一般兵16》《一般兵17》《一般兵18》《一般兵19》《一般兵20》《一般兵21》《一般兵22》《一般兵23》《一般兵24》《一般兵25》《一般兵26》《一般兵27》《一般兵28》《一般兵29》《一般兵30》《アズール胴体》《》《》《》
>【確認】
【戻る】
”
そして、私の意思とは無関係に、【確認】が押されてしまいました。リストは、食われるように消えていきます……。
「しゅ、《シュカ》さ…………」
「これはいったい……」
「俺の体が……」
【複製】していた帝国魔導師も消えてしまいました……これが、《オーカス》の能力……。
気が付くと、私の【複製】リストは空になっていました。
私は、《オーカス》の周囲の床に、【樹液】を使用しました。
《オーカス》は、【樹液】を踏みつけ、足をとられます。
「うわ、なんだぁこれはぁ」
私は、その瞬間、昔《アズール》さんからいただいた、『煙玉』を使用します。
次に、帝国魔導師を【複製】します。残念ながら《ジャスミン》は、まだクールタイムで【複製】できません。なので《クロード》と《ジェームズ》を先に【複製】します。
そして、【複製】した《クロード》に、『複製玉』を持たせました。
《クロード》に《ジャスミン》を生成させるため、『複製玉』を使わせます。すると、スキルの【複製】ではクールタイムで生成できなかった《ジャスミン》が『複製玉』の効果により生成されました。
アイテムの場合はクールタイムを必要としなかったのです! ヘルプを読んでおいたかいがありました…………完璧です!
この帝国魔導師三人組には、《オーカス》の動きを封じてもらいます。所定の位置につかせました。
私は、『煙玉』の効果がなくなる前に、『ダミーの種』を使いました。私のダミーが現れます。そして、それを《オーカス》の正面の攻撃の届かない距離に設置します。
ひとまず、蔓を天井に伸ばしてぶら下がって《オーカス》の頭上から様子をみましょう。
煙が晴れてきました。
「このベトベトはなんだぁ……ん、お前たちは何ものだ?」
《オーカス》が帝国魔導師に気づきます。
「さあ、みんな! いくわよ!」
「まあ、このぐらいなら余裕です」
「地下じゃあ、俺の必殺スキルは使用できないからな」
三人は、背負っていた大きな十字架を床に立てました。
「「「【クロスバインド】!」」」
三つの十字架が光輝き、トライアングルを形成します。そして、魔法陣が浮き上がり、激しい光が《オーカス》を包みます。
「ぐぬぬ……それで動けなくしたつもりかあ!」
魔法の発動を確認した私は、《オーカス》のシッポと足の位置に、複数の【ヒトバサミ】を仕掛け、作動させます。
────クワシャッ!
「ぐぬぬ……動けぬ……」
下ごしらえの開始です。まずはやっかいなシッポを切り飛ばします。私は蔓にぶら下がり、振り子のように移動し、《オーカス》の死角からシッポを狙います。
────シュパッ!
「あぐうぅぅ!」
シッポを切断しました。《オーカス》は悲鳴を上げます。うろこがなくなったおかげで切るのが楽でした。
次は左腕に狙いをつけます。
「本体は後ろかあ! 前の動かない奴は人形かぁ!」
壁に張り巡らせてある蔓を足場に、オーカスの真後ろにいきます。そしてまた、蔓にぶら下がり、振り子のように移動して左腕を狙います。
《オーカス》は足の動きを止められていてなかなか後ろを振り向けません。
────シュパッ!
左腕を切り飛ばし……。
────ボスッ!
私は、《オーカス》左腕を切り飛ばしました。ですが、『それはおとりだ!』とでも言わんばかりにすんなり切らせ、《オーカス》の右腕が私を捕えました。
動けないはずだったのでは……!?
「なかなかやるじゃあ~ないかぁ……女ぁ! いや……《シュカ》!」
《オーカス》の右足は切断されていました。そのおかげで体をひねることができたようです。まさか……自分で自分の右足を……。
「つかまえてぇしまえば、こっちのものだぁ。おまえ~のその、力……いただく~としよう」
「力……いったいどうやって……」
《オーカス》の右腕に魔法陣が現れました。黒の正方形に金色の蜘蛛の巣のような、見たことのない魔法陣です。これも『古代魔術』の一種なのでしょうか……。
「おまえ~のもっているその、力……それは古代エレメントの1つ 『フロディスの箱』の力。その力と私の魔術は相性がいい~のだよ」
「なにを……」
《オーカス》の発動した黒の正方魔法陣から、金色の糸が発生し、私に突き刺さります。私の体の中を、その糸がぐるぐると暴れます。
さらに、私の視界に、【警告】の表示が現れました。
”
【複製】リストを移動します。よろしいですか?
>【はい】
【いいえ】
”
勝手に【はい】が選択されてしまいました。その瞬間、【複製】リストが視界に広がりました。
”
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>【確認】
【戻る】
”
そして、私の意思とは無関係に、【確認】が押されてしまいました。リストは、食われるように消えていきます……。
「しゅ、《シュカ》さ…………」
「これはいったい……」
「俺の体が……」
【複製】していた帝国魔導師も消えてしまいました……これが、《オーカス》の能力……。
気が付くと、私の【複製】リストは空になっていました。
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