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2章 冒険者になろう
5話 開いた1日
しおりを挟む設定変更のお知らせ
冒険者ランクの設定をウッド→G、ストーン→F、カッパー→E、アイアン→D、シルバー→C、ゴールド→B、プラチナ→A、ミスリル→S、アダマンタイト→SS、オリハルコン→SSSに変更します。
元々他の書きかけ小説の設定を流用したのですが、“なんちゃって異世界で現在日本のモノがあるのにランク設定がアルファベットでないことがおかしい、この世界はラノベによくある設定でできているはず…”という考えの元変更に至りました。ややこしくてすみませんm(_ _)m
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朝食はトースト、スクランブルエッグ、カリカリベーコン、サラダでした。なんか日本のモーニングな朝食感が半端ネェ。
さて、空いた一日をどうするかというとやはり資金の問題を解決したい。朝からレイディの様子を見にいったとき、ベン青年から良い情報を得た。
商業ギルドの登録はランクにもよるが最低の5級で年会費1万メルで露店を開く資格が得られる。税率8%
4級は会費年5万メル、他国との小規模行商権が得られ、税率は6%
3級は会費年10万メル、店舗権(個人では無く商会として登録ができる)が得られ、税率は5%
2級は会費年50万メル、国内に支店を出せる(店ごとの登録が不要)税率は3%
1級は会費年100万メル、他国との大規模商業権を得られ、入国時の関税免除。税率は2%
細かくはもっとあるけど商人になるつもりはないのでおおよそを教えて貰った。詳しいなぁっと思ったら「いづれ独立して自分の店を持ちたい」そうだ。うん、夢は大事だ。
商業ギルドは判定球での確認だけで冒険者ギルドの用にステータスチェックまでしないので当日入会できる。冒険者ギルドの買取税は10%なのでお得かもしれない。今後突如金策が必要になったとき露店開いて売り捌けるし、うん、いいかも。早速いってみよう。
金の猫足亭を出た途端名を呼ばれ振り返るとウイリアムさんが駆け寄ってきた。
「ちょうど良かった、宿にお訪ねしようとしていた所で、もう少しで行き違ってしまう所でした。
「ウイリアムさん、おはようございます」
「おはようございます、エルさん、今日我々は出発するのでご挨拶に伺いました」
「わざわざ、有難うございます」
「いえ、助けていただいたお礼もお渡しせず申し訳ないのはこちらの方です」
ん?お礼?盗賊が犯罪奴隷として売れたらもらえる事になってるよ?5人分ってのはいくらくらいになるのかわからないが。
「命を救っていただいただけでなく、お嬢様の事も含めてのお礼です」
ご令嬢がウェイシア王国の貴族であったことを話さなかった、と言うより今後の口止め料も含むって事かな?ここは受け取った方が向こうも安心するだろう。
「有難うございます、荷物を無くし何かと入り用でしたので遠慮なく戴きます」
ウイリアムさんの差し出す小袋を遠慮なく受け取った。
「ウェイシアに来ることがあれば是非寄ってください。ではこれで失礼します」
「道中お気をつけて、さようなら」
爽やかにウイリアムさんは去っていった。そして…
臨時収入ゲットだぜ。ココで開けるわけにいかないので中身は後で確認しよう。では改めて商業ギルドに行きましょう。
さて商業ギルドの建物前です。五階建てのレンガ&木造、立派です。冒険者ギルドのように開けっ放しではなく、しかも玄関横には見張りの兵士が立っております。入り口前に立つと質問されたのでギルド登録したいと言うとドアを開けてくれた。
今の格好は生成りのシャツにくすんだ緑のチュニック、グレーのズボンに革のチャッカブーツっぽい靴、防具は着けておらずベルトの後ろに護身用としてマンゴーシュを指しています。アイテムバックを斜めがけして冒険者には見えないね、何に見えるんだろう?
中に入ると二重ドアだったので開けて入る。
「いらっしゃいませ。ご用件をどうぞ」
右側にカウンターがあって受け付け嬢が二人座っていた。おお、お胸様の立派な美人の受付嬢はこんな所にいらっしゃったんですね。少しタレ目の青い髪のお姉さんと、プラチナブロンドを綺麗に結い上げたお姉さん。声をかけてきたのはタレ目のお姉さんの方。ギルド登録したいことを伝えると、
「ではこの廊下を真っ直ぐいかれたら右側の1番のドアからお入りください。」
「有難うございます」
礼を言って進んでいくと廊下の左右にナンバリングされたドアがいくつかあった。その一番手前、1番ドアをノックすると「どうぞ」と返事があったので中にはいった。
そこは八畳くらいの部屋でカウンターで向こうと仕切られており、カウンターの向こうでは二人の男性が仕事をしていた。
「登録希望ですね、おかけください。商業ギルドイチニ支部にようこそ。まず級についての説明をさせて戴きます」
内容はベン青年に教えて貰ったものに多少補足された。5級希望であることを伝えると判定球でチェック後申請書を渡された。
名前、年齢、出身地、拠点?
「あの、拠点は特に無くあちこち移動するつもりなんですが」
「では登録地として『イチニ』としてください、後、5級はオルフェリア国内のみですから他国へ移動して商売をされるのでしたら、4級登録かその国での5級登録をする必要があります」
ウェイシアに行ってからそこは考えるか。とりあえず5級のままでいい。
最後に商売内容、扱う商品か、『魔石、素材の売買、薬品食糧の販売』っと、こんなとこかな。書きあがった申請書と登録料の1万メルを渡す。
「はい、では暫くお待ちください。」
ギルド職員は書類とお金を受け取り奥の扉から出て行った。10分程で戻って来るとキャッシュカードサイズのプレートを渡される。
「記載に間違いが無ければ魔力を通してください。そうすればカードが認証されます」
名前:エル・年齢:16歳
出身地:ディヴァン領、オルフェリア王国
拠点(登録地):オルフェリア王国、デュナン領、イチニ支部
5級(オルフェリア王国) 登録:春の第二月
賞罰:ー
うん、間違いない。(春の第二月ってのは4月の事)魔力流して完了っと。
「お疲れ様でしたこれで登録終了です。更新月は毎年春の第二月ですが翌月の春の第三月までに更新されなければギルド登録が無効になり、再登録時は罰金1万メルが加算されますのでご注意下さい。
それでは貴方の商売に女神の幸運が訪れますように」
「有難うございます。あの早速なんですが魔石や素材を買い取っていただけるとお聞きしたのですが」
「それでしたら廊下を奥に、左の6番のドアへどうぞ」
ギルド職員に礼を言って6番に向かった。その部屋かなり広く、カウンターの奥に棚が一杯あって荷物預かり所か倉庫の様で沢山の人が働いていた。
作りたてのギルドカードを見せてマジックバックから魔石や角鹿の角や角兎肉(角猪はレイディの好物なので売らないよ)兎の皮はあげてしまったので、猪、鹿、豚の皮もだす。学園時代の死蔵素材は今は出さないでおこう。ギルド職員はマジックバックには驚かない、商売人の必須アイテムだからね、マジックバックは。
査定が終わって全部で128万メルになった。ウイリアムさんがくれた小袋の中は10万メル。結構入ってたよ。さあ、これで懐具合があったかくなった~
身分証も手に入れた事だしお昼食べたらレイディと散歩に行こうかな。
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月について
1年は春の第一月から始まる。
春の第一→3月、第二→4月、第三→五月。夏の第一、二、三は六、七、八月。
秋の第一、二、三は九、十、十一月。冬の第一、二、三は十二、一、二月です。
卒業記念式典は三月にあったという設定。
学校は四月から六月、九月から十一月、一月から二月の三期。七、八、十二、一、三月はお休みという設定。
明日も更新できそう。
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