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第1章 禍福は糾える縄の如し
第13話 祐希の歓迎会(2)
祐希の歓迎会は自己紹介タイムの後半ターンとなっていた。
「菅野怜奈、24歳です、気象予報士です。
インターネット番組で、お天気お姉さんしてます。
星城大学OGなので、私も祐希くんの先輩よ。
祐希くんはお酒が飲めるみたいだけど、私もお酒大好きなので、たまに付き合ってくれると嬉しいな」
怜奈は、某芸能プロダクション所属でネットニュースやインターネットのお天気チャンネルなどに出演している新人お天気お姉さんで、その美貌からファンも多いそうだ。
背中までの髪をハーフアップにしている、ゆるふわ系の美女だ。
「岸谷琴葉、福岡県出身。
聖晶学園女子大学2年の19歳です。
ガールズロックバンド『VENUS・VENUS』でボーカル&ギターを担当してます。
あと近所のコンビニでバイトしてます。
今度ライブやるんで見に来て下さい」
岸谷琴葉はスッピンと思わせるほどの薄化粧の美少女であった。
髪をミディアムボブにしたクールビューティーだ。
「結城未来、東京都出身の19歳です。
私も聖晶学園女子大学2年在学中です。
琴葉と同じ『VENUS・VENUS』のドラム担当です。
祐希くんとは幼なじみで、シェアハウスで再会できたのは、ホントに運命だと思っています。
「祐希くん、昔みたいに仲良くしてね♡」
ツインテール美少女ミクがガールズロックバンドでドラムを担当しているとは知らなかった。
「伊東瀬奈、新潟県出身の18歳です。
星城大学1年です。YouTubeやってます。
主に夜間に活動しているので、朝は寝てる事が多いです。
レアキャラですが、祐希さんどうぞ宜しくお願いします」
瀬奈は10万人のフォロワーを持つ謎の美少女系YouTuberだ。
普段は部屋に引きこもり、滅多に見かける事はないそうだ。
Tシャツにジーンズと言うラフな格好で化粧っけもないが、よくよく見るとかなりの美人だ。
「篠宮明日奈、27歳です。
ヴィーナス・ラウンジのオーナー兼管理人やってます。
実は私も聖晶学園女子大学のOGなのよ。
昔は、というか今もピアノやってます。
あ、祐希くんの義理の姉になります。
縁あって義弟がお世話になりますが、皆さんどうぞ宜しくお願いします」
明日奈が聖晶学園女子大学OGであることは祐希も初耳だった。
この地にシェアハウスを建てたのも、母校の近くに住みたいと言う想いがあったのだろうか?
そういえば亡くなった兄大希も星城大学OBで、2人はこの地で出会ったと聞いた事がある。
最後にオレが自己紹介した。
「篠宮祐希、星城大学2年の20歳です。
北海道札幌市出身です。
星ヶ丘駅前のカフェ・バレンシアでバイトしてます。
明日奈さんのシェアハウスが女性ばかりとは知らず、戸惑っていますが、ルールを守って節度ある行動を心がけたいと思います。
あと、力仕事とか何かお役に立てる事があれば、手伝いますので、遠慮なく言って下さい。
宜しくお願いします」
「え~、何でもいいのかな~、ホントにこき使っちゃうよ~」
などと里緒奈から野次が飛び、宴席に笑いが起き、和やかな雰囲気となった。
注文した料理が次々と運ばれて、お腹を空かせた女子達は料理に手を伸ばし、自らの腹の虫を大人しくさせていった。
暫くすると琴葉とユキミクが祐希に話しかけた。
「祐希くん、今度私たちのバンド、ライブやるんだけど見に来てくれないかな?」
聞けば、琴葉と未来が所属するバンド『VENUS・VENUS』が来週の土曜日に、星ヶ丘駅前のライブハウスでライブを行うのだが、チケットが売れ残っているそうだ。
『VENUS・VENUS』は4人組の女性ロックバンドで、2ヶ月に1度のペースでライブを行っているそうだが、まだ知名度が低くチケットを捌くのに苦労しているそうだ。
シェアハウスの住人にも声を掛けたそうだが、瑞希と里緒奈はスナックのバイト、怜奈はお天気ライブの仕事、朱音は読モの仕事、瀬奈はYouTubeのライブ配信があり来られないそうだ。
「土曜日ならバイトも休みだし、今のところ予定ないから、見に行ってもいいかな…
ところでチケットって幾らなの?」
「え~っと、ワンドリンク付きで1枚3000円なんだけど…」
ユキミクは恐る恐る金額を口にした。
祐希は想定の範囲内だったので買うことにした。
「それじゃあチケット1枚お願いします」
「祐希くん、ありがとう」
すると、その話を聞いていたさくらが反応した。
「私、ロックバンドのライブって聴いた事ないので行ってもいいですか?」
「もちろんよ、さくらちゃんありがとう」
「あら、私は誘ってくれないの?」
明日奈が言った。
「え、明日奈さんも来てくれるんですか?」
「私だってまだ20代よ、音楽に興味あるし、それに頑張ってる後輩を応援しない訳にいかないじゃない。
それで、あと何枚残ってるの?」
「明日奈さん、ありがとうございます。
とても助かります」
明日奈は残っていたチケット7枚全部を買ってくれた。
「いいのいいの、シェアハウスの住人が2人もメンバーだし、バンドの名前も2人とも応援してるよ」
祐希の歓迎会は大いに盛り上がった。
みんな飲んで食べて、おしゃべりに花が咲き、祐希も少し打ち解けたように思えた。
午後8時に1次会が終わると瑞希が言った。
「2次会はカラオケだよ~」
2次会は居酒屋の斜め向かいにあるカラオケ店だった。
事前に予約済で、その費用も管理人持ちと至れり尽くせりだ。
みんな思い思いの曲を歌い、親睦は更に深まった。
「菅野怜奈、24歳です、気象予報士です。
インターネット番組で、お天気お姉さんしてます。
星城大学OGなので、私も祐希くんの先輩よ。
祐希くんはお酒が飲めるみたいだけど、私もお酒大好きなので、たまに付き合ってくれると嬉しいな」
怜奈は、某芸能プロダクション所属でネットニュースやインターネットのお天気チャンネルなどに出演している新人お天気お姉さんで、その美貌からファンも多いそうだ。
背中までの髪をハーフアップにしている、ゆるふわ系の美女だ。
「岸谷琴葉、福岡県出身。
聖晶学園女子大学2年の19歳です。
ガールズロックバンド『VENUS・VENUS』でボーカル&ギターを担当してます。
あと近所のコンビニでバイトしてます。
今度ライブやるんで見に来て下さい」
岸谷琴葉はスッピンと思わせるほどの薄化粧の美少女であった。
髪をミディアムボブにしたクールビューティーだ。
「結城未来、東京都出身の19歳です。
私も聖晶学園女子大学2年在学中です。
琴葉と同じ『VENUS・VENUS』のドラム担当です。
祐希くんとは幼なじみで、シェアハウスで再会できたのは、ホントに運命だと思っています。
「祐希くん、昔みたいに仲良くしてね♡」
ツインテール美少女ミクがガールズロックバンドでドラムを担当しているとは知らなかった。
「伊東瀬奈、新潟県出身の18歳です。
星城大学1年です。YouTubeやってます。
主に夜間に活動しているので、朝は寝てる事が多いです。
レアキャラですが、祐希さんどうぞ宜しくお願いします」
瀬奈は10万人のフォロワーを持つ謎の美少女系YouTuberだ。
普段は部屋に引きこもり、滅多に見かける事はないそうだ。
Tシャツにジーンズと言うラフな格好で化粧っけもないが、よくよく見るとかなりの美人だ。
「篠宮明日奈、27歳です。
ヴィーナス・ラウンジのオーナー兼管理人やってます。
実は私も聖晶学園女子大学のOGなのよ。
昔は、というか今もピアノやってます。
あ、祐希くんの義理の姉になります。
縁あって義弟がお世話になりますが、皆さんどうぞ宜しくお願いします」
明日奈が聖晶学園女子大学OGであることは祐希も初耳だった。
この地にシェアハウスを建てたのも、母校の近くに住みたいと言う想いがあったのだろうか?
そういえば亡くなった兄大希も星城大学OBで、2人はこの地で出会ったと聞いた事がある。
最後にオレが自己紹介した。
「篠宮祐希、星城大学2年の20歳です。
北海道札幌市出身です。
星ヶ丘駅前のカフェ・バレンシアでバイトしてます。
明日奈さんのシェアハウスが女性ばかりとは知らず、戸惑っていますが、ルールを守って節度ある行動を心がけたいと思います。
あと、力仕事とか何かお役に立てる事があれば、手伝いますので、遠慮なく言って下さい。
宜しくお願いします」
「え~、何でもいいのかな~、ホントにこき使っちゃうよ~」
などと里緒奈から野次が飛び、宴席に笑いが起き、和やかな雰囲気となった。
注文した料理が次々と運ばれて、お腹を空かせた女子達は料理に手を伸ばし、自らの腹の虫を大人しくさせていった。
暫くすると琴葉とユキミクが祐希に話しかけた。
「祐希くん、今度私たちのバンド、ライブやるんだけど見に来てくれないかな?」
聞けば、琴葉と未来が所属するバンド『VENUS・VENUS』が来週の土曜日に、星ヶ丘駅前のライブハウスでライブを行うのだが、チケットが売れ残っているそうだ。
『VENUS・VENUS』は4人組の女性ロックバンドで、2ヶ月に1度のペースでライブを行っているそうだが、まだ知名度が低くチケットを捌くのに苦労しているそうだ。
シェアハウスの住人にも声を掛けたそうだが、瑞希と里緒奈はスナックのバイト、怜奈はお天気ライブの仕事、朱音は読モの仕事、瀬奈はYouTubeのライブ配信があり来られないそうだ。
「土曜日ならバイトも休みだし、今のところ予定ないから、見に行ってもいいかな…
ところでチケットって幾らなの?」
「え~っと、ワンドリンク付きで1枚3000円なんだけど…」
ユキミクは恐る恐る金額を口にした。
祐希は想定の範囲内だったので買うことにした。
「それじゃあチケット1枚お願いします」
「祐希くん、ありがとう」
すると、その話を聞いていたさくらが反応した。
「私、ロックバンドのライブって聴いた事ないので行ってもいいですか?」
「もちろんよ、さくらちゃんありがとう」
「あら、私は誘ってくれないの?」
明日奈が言った。
「え、明日奈さんも来てくれるんですか?」
「私だってまだ20代よ、音楽に興味あるし、それに頑張ってる後輩を応援しない訳にいかないじゃない。
それで、あと何枚残ってるの?」
「明日奈さん、ありがとうございます。
とても助かります」
明日奈は残っていたチケット7枚全部を買ってくれた。
「いいのいいの、シェアハウスの住人が2人もメンバーだし、バンドの名前も2人とも応援してるよ」
祐希の歓迎会は大いに盛り上がった。
みんな飲んで食べて、おしゃべりに花が咲き、祐希も少し打ち解けたように思えた。
午後8時に1次会が終わると瑞希が言った。
「2次会はカラオケだよ~」
2次会は居酒屋の斜め向かいにあるカラオケ店だった。
事前に予約済で、その費用も管理人持ちと至れり尽くせりだ。
みんな思い思いの曲を歌い、親睦は更に深まった。
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