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第1章 禍福は糾える縄の如し
第26話 容疑者K(2)
柏琳台駅前交番に祐希とさくらが到着すると、既に午後7時半を過ぎていた。
交番の中に入ると、さくらがストーカー被害届を出した時に担当した倉橋巡査がいた。
「こちらにうちの父が、早乙女賢吾がいると電話で聞いたんですが…」
さくらが言った。
「はい、あ、あれ、あなたは確か、この前ストーカー被害届を出された方…」
倉橋巡査がさくらに聞いた。
「早乙女さくらです」
「えっ、あなたが娘さんだったんですか…」
「はい、そうなんです。父がご迷惑をおかけしました」
「そうだったんですか…
あっ、あなたは、あの時一緒にいた…彼氏さんですね」
倉橋巡査が祐希に聞いた。
「あ、いえ、彼氏ではなく、ボディガードです」
「あ、ああ、そうでしたね」
「とりあえず、お父様で間違いないか、確認していただけますか?」
倉橋巡査は、隣の休憩室を覗かせてくれた。
そこには、さくらの父、賢吾が疲れた顔で座っていた。
「お父さん…」
思わず漏れたさくらの声に父がこちらを向いた。
「さくら……、迎えに来てくれたのか?」
賢吾は、ホッとしたという様子でさくらを見た。
「お父さん、どうして交番にいるの?
……お父さんが、ストーカーだったの?」
「いや、違うんだ。
父さんがストーカーなんかするはずないじゃないか。
さくらなら、わかってくれるだろ……」
娘の辛辣な言葉に賢吾は慌てて弁解した。
さくらは、懸命に弁解する父が哀れに思えた。
恐らく娘の様子をチェックしようと、シェアハウスの近くで待ち構えていたところを、職務質問されたのだろう。
その時、倉橋巡査が割り込んだ。
「親子の積もる話は後にして、先にこの書類にサインしていただけますか?」
さくらが、書類にサインすると、ようやく賢吾は解放された。
倉橋巡査は賢吾に事情を説明した。
最近ストーカー被害が多発してパトロールを強化していたこと。
さくらがストーカーに遭い、被害届を提出したこと。
「ストーカーと疑われるような行為は、もう絶対にしないでくださいね」
倉橋巡査は、賢吾にきつく注意した。
「はい、わかりました。肝に銘じます。
どうも、お手数をおかけしました」
賢吾は深々と頭を下げ、交番を後にした。
交番を出て、さくらが呆れてため息をつくと、父がまたわめき出した。
「さくら、この男は誰だ?
お前の彼氏か!?
いつの間に彼氏を作ったんだ。
と、父さんは許さんぞ!」
賢吾は、娘と一緒に来た祐希を彼氏だと早合点した。
「お父さん、失礼なこと言わないで。
この人は同じシェアハウスに住んでいる篠宮祐希さんよ。
大学までの行き帰り、ボディガードをお願いしている人なの」
「ぼ、ボディガード?
でも、お前のシェアハウスは女子だけって聞いてるぞ」
「あのね、祐希さんは、オーナーの義弟さんなの。
だから、ほら苗字がオーナーと一緒の篠宮よ、分かる?」
父娘の言い争いに通行人からの視線が突き刺さった。
その様子を交番の中から見ていた倉橋巡査が苦笑いした。
「お父さん、恥ずかしいからもうやめて!」
さくらが顔を真っ赤にして父を止めようとするが、賢吾は聞く耳を持たない。
見かねた祐希が、2人の間に割って入った。
「立ち話もなんですし、場所を変えて話しませんか?」
「そうね、どこかでご飯でも食べながら話しましょ」
「わ、分かった、そうしよう」
賢吾は、さくらの意見にうなずいた。
「祐希さん、申し訳ないですが、もう少し付き合ってもらえませんか?」
「うん、乗りかかった舟だし、最後まで見届けるよ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
3人は、駅前のファミレス「ラ・ステラ」へ入ると、奥のボックス席へ通された。
賢吾とさくらは向かい合わせで座り、祐希はさくらの隣に座った。
父娘の間に気まずい空気が流れた。
メニューを開きながら、さくらが祐希に言った。
「祐希さん、父のせいでバイトを早上がりさせてしまって、本当にごめんなさい。
お詫びに、何でも好きなものを頼んでください。
代金は父に払わせますから…」
「えっ!? おい、さくら!」
さくらの言葉に賢吾は慌てたが、すぐに思い直した。
「あ、いや祐希くん、何でも好きなものを頼んでくれ」
「え、そんな、自分の分は自分で払います」
「いや、いいんだ。
迷惑をかけたし、さくらもお世話になっているそうだから、これくらいさせてほしい…」
「わかりました…じゃあ、遠慮なくごちそうになります」
祐希はメニューの中から、カツカレーセットを選んだ。
さくらはチーズハンバーグセット、そして賢吾は、ステーキセットを注文した。
それぞれにサラダとドリンクが付いている。
注文が終わると、さくらは父への尋問を開始した。
「お父さん、どうしてあんなストーカーみたいな真似したの?
私にわかるように説明して!」
娘の厳しい追及に、賢吾はしぶしぶ口を開いた。
東京出張が終わった後、抜き打ちで娘の様子を見に来たこと。
その後に一緒に食事しようと思っていたこと。
バレないように変装したつもりが裏目に出て、警察官に職務質問されたと話した。
「呆れてものが言えないわ…」
賢吾の説明を聞き、さくらは大きくため息をついた。
料理が運ばれてきて、食べ始めてからもさくらの追及は続いた。
「お父さんが心配するのは分かるけど、やり方がむちゃくちゃよ。
それに、どうして事前に連絡くれなかったの?」
なおも続く娘からの厳しい追及に、賢吾は言葉を濁した。
「いや、それはな、お前の普段の生活ぶりが見たかったからだ」
「それって、私を信用してないってこと?」
「いや、そうじゃないんだ、心配なだけなんだ…」
しばらく重い沈黙が流れた後、今度は賢吾が娘に向き直った。
「それはそうと、さくら…ストーカー被害に遭っていたそうじゃないか!
なぜすぐに報告しなかったんだ!」
今度は、父が娘を問い詰める番だ。
「それは…お父さんとお母さんに心配かけたくなかったからよ。
でも、今は祐希さんが、毎日ボディガードをしてくれるから、心配ないわ」
「さっきも聞いたが、祐希くんは、なぜシェアハウスにいるんだ?
シェアハウスは、男子禁制じゃなかったのか?」
「祐希さんは、可哀想な境遇なの…」
さくらは、祐希が住んでいたアパートが全焼し、行き場を失って義姉である明日奈のシェアハウスに来たと説明した。
「そうかもしれないが、女性ばかりのシェアハウスに男が一人というのは問題じゃないのか?」
「まったく問題ないわ。
だって祐希さんはシェアハウスの管理人なんだから、ねっ、祐希さん」
「か、管理人だと…? そうなのか、祐希くん…」
賢吾は、祐希に尋ねた。
突然のさくらの嘘に、祐希は困惑した。
しかし、賢吾の手前、「はい」と返事するしかなかった。
「そ、そういうことなら仕方ないか」
「ところで、お父さん。
今日のこと、お母さんに報告してもいいよね?」
さくらの言葉を聞いた父の顔色が変わった。
「さくら、それは勘弁してくれ!
お母さんに知られたら、何を言われるか…!」
祐希は賢吾の顔が青ざめたのに気付いた。
どうやら、彼は妻に頭が上がらないらしい。
「さくら、頼むからこのことは内緒にしてくれ…」
さくらの父が困り果てたような表情を見せた。
「じゃあ、交換条件があるわ。
私、大学駅前のカフェでアルバイト始めたの。
それを認めてくれるなら、お母さんには黙っててあげる」
「あ、アルバイト!?
さくら、学生は勉強が本分だから、アルバイトは禁止だと言ったはずだ!」
「分かったわ、じゃあ、お母さんに電話するね」
さくらがスマホで母に電話し始めた。
「わ、わかった!
認める!認めるから電話はするな!」
娘の脅迫に負け、賢吾はしぶしぶ承諾した。
「お父さん、ありがと」
さくらは満面の笑みで父に礼を言った。
「まったくもう、親を脅迫するとは、とんでもない娘だ」
食事を終え、レジで会計するのはもちろん賢吾だ。
「ご馳走様でした」
祐希がさくらの父に頭を下げた。
「いや、なに、さくらが世話になっているのに、こんなことしかできなくてすまない…
今度来る時は、もっと豪華なものをごちそうするよ」
店を出て、ホテルに泊まるというさくらの父を2人で駅まで送った。
別れ際、賢吾は少し寂しそうな声で言った。
「祐希くん、今日は…迷惑をかけて本当にすまなかった。
申し訳ないが、娘のボディガード、よろしく頼みます」
そして娘の方に向き直ると、
「さくら…体に気をつけてな、風邪なんかひくんじゃないぞ」
「うん、分かってる」
「じゃあ、父さん行くな…」
そう言って、さくらの父は祐希に軽く会釈して、足早に駅へと歩いていった。
交番の中に入ると、さくらがストーカー被害届を出した時に担当した倉橋巡査がいた。
「こちらにうちの父が、早乙女賢吾がいると電話で聞いたんですが…」
さくらが言った。
「はい、あ、あれ、あなたは確か、この前ストーカー被害届を出された方…」
倉橋巡査がさくらに聞いた。
「早乙女さくらです」
「えっ、あなたが娘さんだったんですか…」
「はい、そうなんです。父がご迷惑をおかけしました」
「そうだったんですか…
あっ、あなたは、あの時一緒にいた…彼氏さんですね」
倉橋巡査が祐希に聞いた。
「あ、いえ、彼氏ではなく、ボディガードです」
「あ、ああ、そうでしたね」
「とりあえず、お父様で間違いないか、確認していただけますか?」
倉橋巡査は、隣の休憩室を覗かせてくれた。
そこには、さくらの父、賢吾が疲れた顔で座っていた。
「お父さん…」
思わず漏れたさくらの声に父がこちらを向いた。
「さくら……、迎えに来てくれたのか?」
賢吾は、ホッとしたという様子でさくらを見た。
「お父さん、どうして交番にいるの?
……お父さんが、ストーカーだったの?」
「いや、違うんだ。
父さんがストーカーなんかするはずないじゃないか。
さくらなら、わかってくれるだろ……」
娘の辛辣な言葉に賢吾は慌てて弁解した。
さくらは、懸命に弁解する父が哀れに思えた。
恐らく娘の様子をチェックしようと、シェアハウスの近くで待ち構えていたところを、職務質問されたのだろう。
その時、倉橋巡査が割り込んだ。
「親子の積もる話は後にして、先にこの書類にサインしていただけますか?」
さくらが、書類にサインすると、ようやく賢吾は解放された。
倉橋巡査は賢吾に事情を説明した。
最近ストーカー被害が多発してパトロールを強化していたこと。
さくらがストーカーに遭い、被害届を提出したこと。
「ストーカーと疑われるような行為は、もう絶対にしないでくださいね」
倉橋巡査は、賢吾にきつく注意した。
「はい、わかりました。肝に銘じます。
どうも、お手数をおかけしました」
賢吾は深々と頭を下げ、交番を後にした。
交番を出て、さくらが呆れてため息をつくと、父がまたわめき出した。
「さくら、この男は誰だ?
お前の彼氏か!?
いつの間に彼氏を作ったんだ。
と、父さんは許さんぞ!」
賢吾は、娘と一緒に来た祐希を彼氏だと早合点した。
「お父さん、失礼なこと言わないで。
この人は同じシェアハウスに住んでいる篠宮祐希さんよ。
大学までの行き帰り、ボディガードをお願いしている人なの」
「ぼ、ボディガード?
でも、お前のシェアハウスは女子だけって聞いてるぞ」
「あのね、祐希さんは、オーナーの義弟さんなの。
だから、ほら苗字がオーナーと一緒の篠宮よ、分かる?」
父娘の言い争いに通行人からの視線が突き刺さった。
その様子を交番の中から見ていた倉橋巡査が苦笑いした。
「お父さん、恥ずかしいからもうやめて!」
さくらが顔を真っ赤にして父を止めようとするが、賢吾は聞く耳を持たない。
見かねた祐希が、2人の間に割って入った。
「立ち話もなんですし、場所を変えて話しませんか?」
「そうね、どこかでご飯でも食べながら話しましょ」
「わ、分かった、そうしよう」
賢吾は、さくらの意見にうなずいた。
「祐希さん、申し訳ないですが、もう少し付き合ってもらえませんか?」
「うん、乗りかかった舟だし、最後まで見届けるよ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
3人は、駅前のファミレス「ラ・ステラ」へ入ると、奥のボックス席へ通された。
賢吾とさくらは向かい合わせで座り、祐希はさくらの隣に座った。
父娘の間に気まずい空気が流れた。
メニューを開きながら、さくらが祐希に言った。
「祐希さん、父のせいでバイトを早上がりさせてしまって、本当にごめんなさい。
お詫びに、何でも好きなものを頼んでください。
代金は父に払わせますから…」
「えっ!? おい、さくら!」
さくらの言葉に賢吾は慌てたが、すぐに思い直した。
「あ、いや祐希くん、何でも好きなものを頼んでくれ」
「え、そんな、自分の分は自分で払います」
「いや、いいんだ。
迷惑をかけたし、さくらもお世話になっているそうだから、これくらいさせてほしい…」
「わかりました…じゃあ、遠慮なくごちそうになります」
祐希はメニューの中から、カツカレーセットを選んだ。
さくらはチーズハンバーグセット、そして賢吾は、ステーキセットを注文した。
それぞれにサラダとドリンクが付いている。
注文が終わると、さくらは父への尋問を開始した。
「お父さん、どうしてあんなストーカーみたいな真似したの?
私にわかるように説明して!」
娘の厳しい追及に、賢吾はしぶしぶ口を開いた。
東京出張が終わった後、抜き打ちで娘の様子を見に来たこと。
その後に一緒に食事しようと思っていたこと。
バレないように変装したつもりが裏目に出て、警察官に職務質問されたと話した。
「呆れてものが言えないわ…」
賢吾の説明を聞き、さくらは大きくため息をついた。
料理が運ばれてきて、食べ始めてからもさくらの追及は続いた。
「お父さんが心配するのは分かるけど、やり方がむちゃくちゃよ。
それに、どうして事前に連絡くれなかったの?」
なおも続く娘からの厳しい追及に、賢吾は言葉を濁した。
「いや、それはな、お前の普段の生活ぶりが見たかったからだ」
「それって、私を信用してないってこと?」
「いや、そうじゃないんだ、心配なだけなんだ…」
しばらく重い沈黙が流れた後、今度は賢吾が娘に向き直った。
「それはそうと、さくら…ストーカー被害に遭っていたそうじゃないか!
なぜすぐに報告しなかったんだ!」
今度は、父が娘を問い詰める番だ。
「それは…お父さんとお母さんに心配かけたくなかったからよ。
でも、今は祐希さんが、毎日ボディガードをしてくれるから、心配ないわ」
「さっきも聞いたが、祐希くんは、なぜシェアハウスにいるんだ?
シェアハウスは、男子禁制じゃなかったのか?」
「祐希さんは、可哀想な境遇なの…」
さくらは、祐希が住んでいたアパートが全焼し、行き場を失って義姉である明日奈のシェアハウスに来たと説明した。
「そうかもしれないが、女性ばかりのシェアハウスに男が一人というのは問題じゃないのか?」
「まったく問題ないわ。
だって祐希さんはシェアハウスの管理人なんだから、ねっ、祐希さん」
「か、管理人だと…? そうなのか、祐希くん…」
賢吾は、祐希に尋ねた。
突然のさくらの嘘に、祐希は困惑した。
しかし、賢吾の手前、「はい」と返事するしかなかった。
「そ、そういうことなら仕方ないか」
「ところで、お父さん。
今日のこと、お母さんに報告してもいいよね?」
さくらの言葉を聞いた父の顔色が変わった。
「さくら、それは勘弁してくれ!
お母さんに知られたら、何を言われるか…!」
祐希は賢吾の顔が青ざめたのに気付いた。
どうやら、彼は妻に頭が上がらないらしい。
「さくら、頼むからこのことは内緒にしてくれ…」
さくらの父が困り果てたような表情を見せた。
「じゃあ、交換条件があるわ。
私、大学駅前のカフェでアルバイト始めたの。
それを認めてくれるなら、お母さんには黙っててあげる」
「あ、アルバイト!?
さくら、学生は勉強が本分だから、アルバイトは禁止だと言ったはずだ!」
「分かったわ、じゃあ、お母さんに電話するね」
さくらがスマホで母に電話し始めた。
「わ、わかった!
認める!認めるから電話はするな!」
娘の脅迫に負け、賢吾はしぶしぶ承諾した。
「お父さん、ありがと」
さくらは満面の笑みで父に礼を言った。
「まったくもう、親を脅迫するとは、とんでもない娘だ」
食事を終え、レジで会計するのはもちろん賢吾だ。
「ご馳走様でした」
祐希がさくらの父に頭を下げた。
「いや、なに、さくらが世話になっているのに、こんなことしかできなくてすまない…
今度来る時は、もっと豪華なものをごちそうするよ」
店を出て、ホテルに泊まるというさくらの父を2人で駅まで送った。
別れ際、賢吾は少し寂しそうな声で言った。
「祐希くん、今日は…迷惑をかけて本当にすまなかった。
申し訳ないが、娘のボディガード、よろしく頼みます」
そして娘の方に向き直ると、
「さくら…体に気をつけてな、風邪なんかひくんじゃないぞ」
「うん、分かってる」
「じゃあ、父さん行くな…」
そう言って、さくらの父は祐希に軽く会釈して、足早に駅へと歩いていった。
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