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第2章 光と陰
第34話 祐希と明日奈の秘密(1)
明日奈は、具合が悪くて助けを呼んでいるのだろうか。
もう一度、耳を澄まして聞いてみた。
「祐希くん……祐希くん……っ。
す、すぐに……。……ああ……祐希くん……ぁあああああ」
今度はハッキリと聞こえた。
間違いなく自分の名前を呼んでいた。
明日奈が助けを求めているのだ。
「あ、明日奈さん!
大丈夫ですか!」
祐希は勢い良くドアを開け、明日奈の部屋へ入った。
するとベッドの上で明日奈が全裸で自分を慰めている姿が目に飛び込んできた。
しかも、絶頂の最中で、ヒクヒクと痙攣していた。
その光景を目の当たりにして、祐希は目を疑った。
普段はお淑やかな明日奈が、自分の名を呼び自慰行為に耽っていたのだと理解し、祐希は言葉を失った。
一方の明日奈は、祐希が部屋に入ってきた瞬間、飛び上がるほど驚いた。
「な、なんで……
なんで勝手に部屋に入ってきたの……
ノックぐらいしなさいよ……」
明日奈の焦りようは半端ではなかった。
それもその はず、自分の恥ずかしい姿を一番見られたくない義弟に見られてしまったのだから。
明日奈は、慌てて自分の身体をタオルケットで隠し、何か上手い言い訳がないか頭をフル回転させて考えた。
でも途中で考えることを諦めた。
一番恥ずかしいことをしている姿を、義弟に見られてしまったのだ。
もう、言い訳のしようもない。
何か言わなきゃ……
祐希は脳がフリーズ状態に陥り、ただ口をパクパクさせていた。
「祐希くん、とりあえずドア閉めて、そこへ座って…」
祐希は通常の判断力を失ったまま、明日奈に言われるがままにドアを閉め、ベッド脇の椅子に座った。
義姉である明日奈は、タオルケットで身体を隠しているが、その中は間違いなく裸だ。
「祐希くん……、今の見たよね……」
「は、はい、み、見ました…
でも、見たいと思って見たわけじゃないんです。
ドア開いてたから、閉めようと思って来たんです…」
「そっか……、ドア開いてたんだね……」
「明日奈さんが……苦しそうな声で僕を呼んでたから……」
「確かに……祐希くんの名前呼んでたね……それは来ちゃうよね」
「明日奈さん、具合悪くて起き上がれないのかなって……思ったんです…」
「なるほど……そういうことか……
これは全面的に私のミスね。
祐希くん、ごめんなさい……
私のせいで変なもの見せちゃって……」
「い、いえ、変なものだなんて……
明日奈さん……綺麗でした…」
気が動転している祐希は、自分がおかしな言葉を口にしていることに気づきもしなかった。
「そっか、綺麗って言ってくれて…ありがとね…」
「いえ、ホントのことなので……」
「祐希くん……お願いがあるんだけど……」
「は、はい、なんでしょう?」
「このこと……誰にも言わないで欲しいの……
私の信用に関わることだから……絶対に秘密にして欲しいんだけど、約束してくれる?」
「は、はい、約束します。
絶対、誰にも言いません!」
「ホントかなぁ…」
「だ、大丈夫です。
僕、こう見えても口が堅いんで……」
「う~ん、なんかちょっと不安だなぁ……」
明日奈は、祐希の目を見ながら何か考えていた。
「祐希くん、私が何をしていたか、当然分かるよね」
「はい、僕もそれくらいは分かります」
「そうだよね……祐希くん、もう二十歳だもんね……」
「そうですね」
「でも祐希くん……童貞って聞いたけど…それって本当?」
「は、はい、その機会がなかったもので……」
祐希は、明日奈が何故そのことを聞くのか不思議だった。
「でも、男の子って…早く童貞捨てたいんじゃないの?」
「まあ、その機会があれば、捨てたいとは思います……」
「じゃあさ…この機会にお義姉さんと……してみる?」
「えっ、な、何言ってるんですか?
明日奈さんと僕は…義姉弟なんですよ……」
その時の祐希の焦り方は半端ではなかった。
「確かにそうだけど、私たち血は繋がってないし、法的には何の問題もないよ」
「で、でも…さすがにそれはマズイですよ……」
「あのね、祐希くん…」
明日奈は、タオルケットで隠した胸元に視線を落とし、少し恥ずかしそうに頬を染めながら続けた。
「私、生理が近くなると、欲求不満が抑えられなくなるの……
それで、今までは自分で自分を慰めてきたわけ……」
「そ、そうなんですか……女性って大変なんですね……」
「そうなの、それで今の祐希くん、大学時代に付き合ってた頃の大希とそっくりなの……
それで、今までは大希のこと思い出してしてたんだけどね……」
明日奈は一度言葉を切ると、潤んだ瞳で祐希の目をじっと見つめた。
「最近は、リアルな祐希くんを思いながら…してたの」
「要するに、僕は明日奈さんのオカズってことですか?」
「オカズって言葉、あまりいい気はしないけど、まあ確かにそうかもね……
祐希くん……お願いついでに、もう一つお願いしたいことがあるんだけど、いいかな……」
もう一度、耳を澄まして聞いてみた。
「祐希くん……祐希くん……っ。
す、すぐに……。……ああ……祐希くん……ぁあああああ」
今度はハッキリと聞こえた。
間違いなく自分の名前を呼んでいた。
明日奈が助けを求めているのだ。
「あ、明日奈さん!
大丈夫ですか!」
祐希は勢い良くドアを開け、明日奈の部屋へ入った。
するとベッドの上で明日奈が全裸で自分を慰めている姿が目に飛び込んできた。
しかも、絶頂の最中で、ヒクヒクと痙攣していた。
その光景を目の当たりにして、祐希は目を疑った。
普段はお淑やかな明日奈が、自分の名を呼び自慰行為に耽っていたのだと理解し、祐希は言葉を失った。
一方の明日奈は、祐希が部屋に入ってきた瞬間、飛び上がるほど驚いた。
「な、なんで……
なんで勝手に部屋に入ってきたの……
ノックぐらいしなさいよ……」
明日奈の焦りようは半端ではなかった。
それもその はず、自分の恥ずかしい姿を一番見られたくない義弟に見られてしまったのだから。
明日奈は、慌てて自分の身体をタオルケットで隠し、何か上手い言い訳がないか頭をフル回転させて考えた。
でも途中で考えることを諦めた。
一番恥ずかしいことをしている姿を、義弟に見られてしまったのだ。
もう、言い訳のしようもない。
何か言わなきゃ……
祐希は脳がフリーズ状態に陥り、ただ口をパクパクさせていた。
「祐希くん、とりあえずドア閉めて、そこへ座って…」
祐希は通常の判断力を失ったまま、明日奈に言われるがままにドアを閉め、ベッド脇の椅子に座った。
義姉である明日奈は、タオルケットで身体を隠しているが、その中は間違いなく裸だ。
「祐希くん……、今の見たよね……」
「は、はい、み、見ました…
でも、見たいと思って見たわけじゃないんです。
ドア開いてたから、閉めようと思って来たんです…」
「そっか……、ドア開いてたんだね……」
「明日奈さんが……苦しそうな声で僕を呼んでたから……」
「確かに……祐希くんの名前呼んでたね……それは来ちゃうよね」
「明日奈さん、具合悪くて起き上がれないのかなって……思ったんです…」
「なるほど……そういうことか……
これは全面的に私のミスね。
祐希くん、ごめんなさい……
私のせいで変なもの見せちゃって……」
「い、いえ、変なものだなんて……
明日奈さん……綺麗でした…」
気が動転している祐希は、自分がおかしな言葉を口にしていることに気づきもしなかった。
「そっか、綺麗って言ってくれて…ありがとね…」
「いえ、ホントのことなので……」
「祐希くん……お願いがあるんだけど……」
「は、はい、なんでしょう?」
「このこと……誰にも言わないで欲しいの……
私の信用に関わることだから……絶対に秘密にして欲しいんだけど、約束してくれる?」
「は、はい、約束します。
絶対、誰にも言いません!」
「ホントかなぁ…」
「だ、大丈夫です。
僕、こう見えても口が堅いんで……」
「う~ん、なんかちょっと不安だなぁ……」
明日奈は、祐希の目を見ながら何か考えていた。
「祐希くん、私が何をしていたか、当然分かるよね」
「はい、僕もそれくらいは分かります」
「そうだよね……祐希くん、もう二十歳だもんね……」
「そうですね」
「でも祐希くん……童貞って聞いたけど…それって本当?」
「は、はい、その機会がなかったもので……」
祐希は、明日奈が何故そのことを聞くのか不思議だった。
「でも、男の子って…早く童貞捨てたいんじゃないの?」
「まあ、その機会があれば、捨てたいとは思います……」
「じゃあさ…この機会にお義姉さんと……してみる?」
「えっ、な、何言ってるんですか?
明日奈さんと僕は…義姉弟なんですよ……」
その時の祐希の焦り方は半端ではなかった。
「確かにそうだけど、私たち血は繋がってないし、法的には何の問題もないよ」
「で、でも…さすがにそれはマズイですよ……」
「あのね、祐希くん…」
明日奈は、タオルケットで隠した胸元に視線を落とし、少し恥ずかしそうに頬を染めながら続けた。
「私、生理が近くなると、欲求不満が抑えられなくなるの……
それで、今までは自分で自分を慰めてきたわけ……」
「そ、そうなんですか……女性って大変なんですね……」
「そうなの、それで今の祐希くん、大学時代に付き合ってた頃の大希とそっくりなの……
それで、今までは大希のこと思い出してしてたんだけどね……」
明日奈は一度言葉を切ると、潤んだ瞳で祐希の目をじっと見つめた。
「最近は、リアルな祐希くんを思いながら…してたの」
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