12 / 12
斧の話-02
しおりを挟む
ノーラの話によると
手に持った物の質量の重心を「ずらす」ことができる
らしい
もっというと自分に質量を移すことも
手にした物に質量を移すこともできる
ただし手から離れた瞬間に効力が消える
意味がわからない・・・まぁ、魔法・・・か
エメ「学校で教えてもらえるの?」
ノーラ「これは、なんとなく昔からしてた」
エメ「そう、ゲルとレオは知ってる?」
ノーラ「言ってない」
エメ「そう」
ノーラ「ねぇ、いつかでいいんだけどね」
エメ「ん?」
ノーラ「私と旅に行かない?」
エメ「・・・いいけど」
ノーラ「ありがと・・・約束ね」
エメ「うん」
これは遠くない未来の話
かな
ノーラ「エメは何か魔法が使える?」
エメ「ん・・・それがね・・・使えない」
ノーラ「そっか」
使えるというか
常の機能している魔法がある
説明が難しい
だから使えないことにしておく
エメ「まぁ、運だけはいいのかな?たぶん」
ノーラ「そう?」
エメ「あなたは何で旅に出たいの?」
ノーラ「世界がどれくらい広いのか見に行きたくて」
エメ「そっか」
ノーラ「お母さんを探しに行くと思った?」
エメ「違うんだ?」
ノーラ「あの人は自由な人だったから、今更かな」
エメ「そう・・・彼女のことをどう思う?」
ノーラ「その生き方が楽しいのか確認してみないとなんとも・・・かな」
エメ「なるほど」
手に持った物の質量の重心を「ずらす」ことができる
らしい
もっというと自分に質量を移すことも
手にした物に質量を移すこともできる
ただし手から離れた瞬間に効力が消える
意味がわからない・・・まぁ、魔法・・・か
エメ「学校で教えてもらえるの?」
ノーラ「これは、なんとなく昔からしてた」
エメ「そう、ゲルとレオは知ってる?」
ノーラ「言ってない」
エメ「そう」
ノーラ「ねぇ、いつかでいいんだけどね」
エメ「ん?」
ノーラ「私と旅に行かない?」
エメ「・・・いいけど」
ノーラ「ありがと・・・約束ね」
エメ「うん」
これは遠くない未来の話
かな
ノーラ「エメは何か魔法が使える?」
エメ「ん・・・それがね・・・使えない」
ノーラ「そっか」
使えるというか
常の機能している魔法がある
説明が難しい
だから使えないことにしておく
エメ「まぁ、運だけはいいのかな?たぶん」
ノーラ「そう?」
エメ「あなたは何で旅に出たいの?」
ノーラ「世界がどれくらい広いのか見に行きたくて」
エメ「そっか」
ノーラ「お母さんを探しに行くと思った?」
エメ「違うんだ?」
ノーラ「あの人は自由な人だったから、今更かな」
エメ「そう・・・彼女のことをどう思う?」
ノーラ「その生き方が楽しいのか確認してみないとなんとも・・・かな」
エメ「なるほど」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
私たちの離婚幸福論
桔梗
ファンタジー
ヴェルディア帝国の皇后として、順風満帆な人生を歩んでいたルシェル。
しかし、彼女の平穏な日々は、ノアの突然の記憶喪失によって崩れ去る。
彼はルシェルとの記憶だけを失い、代わりに”愛する女性”としてイザベルを迎え入れたのだった。
信じていた愛が消え、冷たく突き放されるルシェル。
だがそこに、隣国アンダルシア王国の皇太子ゼノンが現れ、驚くべき提案を持ちかける。
それは救済か、あるいは——
真実を覆う闇の中、ルシェルの新たな運命が幕を開ける。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
【完結】愛されないと知った時、私は
yanako
恋愛
私は聞いてしまった。
彼の本心を。
私は小さな、けれど豊かな領地を持つ、男爵家の娘。
父が私の結婚相手を見つけてきた。
隣の領地の次男の彼。
幼馴染というほど親しくは無いけれど、素敵な人だと思っていた。
そう、思っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる