道具屋の独り言

Eterlita

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剣の話-05

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掃除を終える

エメ「お客さんこないですね」

ビンセント「そういう時もあるよ」

エメ「ですね」

ビンセント「そろそろお昼かな・・・何がいい?」

エメ「あ、パスタがいいです、トマトソースの」

ビンセント「そっか、わかった」

エメ「お願いします」

ビンセント「教えようか?料理」

エメ「あ・・・そうですね・・・そのうち」

私が料理を作ると食材がゴミに変わる

ドアが開く

女性「こんにちは」

エメ「いらっしゃいませ」

ビンセント「あ・・・その人は客じゃないよ」

背の高い痩せた女性・・・年齢は・・・30くらいだろうか

20歳くらいの女の子を連れている

女性「あら、店員さん?」

ビンセント「あぁ、これから昼をつくるけど、食べていくかい?」

女性「あ、助かる・・・リズも食べてくでしょう?」

リズ「はい、何をつくるんですか?」

ビンセント「パスタ」

リズ「お手伝いしますよ」

ビンセント「頼むよ」

そんな会話をしながら2人は店の奥の住居に入っていく

女性「え・・・っと」

エメ「あ、エメラルドといいます、旅の途中で立ち寄って、まだ3日目ですが・・・」

女性「そう、私はクラウディア・・・街の反対側で雑貨屋をやってるんだけどね」

エメ「雑貨屋・・・ですか」

クラウディア「荷物運ぶの手伝ってくれる?」

エメ「あ、はい」

パスタができるまで荷物を運ぶ

クラウディア「ここってもともとは私のお店でね」

エメ「ん?そうなんですか?」

クラウディア「彼も旅をしてて立ち寄った時にいろいろあってね」

エメ「いろいろ・・・ですか」

クラウディア「そ、いろいろ、で、ちょうどお店をもう1店舗出す話があってね」

エメ「で、彼が道具屋の店主?」

クラウディア「ま、そんなとこ。仕入れは私が全部やってるけどね」

エメ「それはまた」

クラウディア「彼がお店にいると、不思議と物が循環するみたいでね」

エメ「・・・なるほど」

クラウディア「なるほど?」

エメ「あ、なんとなくわかるような」

クラウディア「そう?」

エメ「はい」

奥からリズの呼ぶ声がした

クラウディア「パスタソースはあれかな?」

エメ「トマトとオニオンとガーリックの」

クラウディア「やっぱり」

エメ「あれ、好きなんですよ」

クラウディア「そっか」
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