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1章
第10話
それからゼノは、町の外れにある噴水の縁に腰を下ろしながら、道行く人々の姿をぼーっと眺めていた。
すでに辺りは暮れかかっており、町は橙色の光に包まれている。
輝きに満ち溢れるその美しい光景とは裏腹に、ゼノの気分は少しだけ重い。
(だいぶ毛嫌いされてるな……)
冒険者ギルド選びを間違えたかもしれないと思うゼノだったが、結局、どこへ行っても同じ対応をされる可能性があった。
冒険者のほとんどは、術使いによって占められている。
その仲間意識は強固で、魔法至上主義を掲げる国に対して、腹に一物を抱えている者は多い。
そんな中に魔導師が入れば、このような態度を取られるのは仕方のないことであった。
(それに、これは今に始まったことじゃないし)
魔導師の血筋を引いているというだけで、あからさまに嫌な態度を取ってくる者を、ゼノはこれまでに何度も見てきた。
たとえ、それが領主の息子であってもお構いなしなのだ。
このように魔導師が嫌われる原因は、これまでの王族や貴族の振舞いによる影響が大きい。
〝魔法は偉大であり、なおかつ高貴なものである。よって、むやみに民衆の前で使うものではない〟といった選民的思想が、術使いたちの感情を逆撫でしてきたのだ。
また、大賢者ゼノが魔王エレシュキガルを倒す際に大勢の同胞を犠牲にしたことも、快く思っていない術使いは多い。
「たしかに、ゼノなんて名乗れば、あんな反応になるのは当然かな」
ティナやグリーが取った態度を思い返すと、さすがにゼノも気が滅入りそうになる。
が。
すぐに、ゼノは顔を上げた。
「……いや。これは、お師匠様から付けてもらった大切な名前なんだ。それに、大賢者様と同じ名を恥じる必要なんてないよ」
そう思うと、自然と気分も晴れてくる。
「よぉーし! こんなことでめげていられないよな。明日もギルドに顔を出して、受注できるクエストがないかティナさんに訊いてみよう!」
気持ちを新たにすると、ゼノは近くの宿屋に泊まって一晩明かすことにした。
◆
翌朝。
ゼノは、朝一番で冒険者ギルドへと赴いた。
開館したばかりということもあり、館内は昨日と比べてガラガラだ。
一直線で受付まで向かうと、そこにはすでにティナの姿があった。
何か作業をしているのか、彼女はまだゼノの存在に気付いていなかった。
なるべく明るくゼノは声をかける。
「おはようございますっ」
「――! あなた……」
「今日も来ちゃいました。何か受注できるクエストはないかと思いまして。ティナさん、朝早いんですね」
「……そんなのは、仕事をする上で当たり前のことです。あなたみたいな、親のすねかじりには分からないでしょうけど」
ティナはそう面倒くさそうに口にしながら、水晶板をカウンターの上に置く。
「……はぁ。諦めてなかったんですね。普通、あんな風に拒絶されたら、懲りて別のギルドへ行くと思うんですけど」
「でも、ティナさん。言ってくれたじゃないですか。 また、後日にでもいらしてくださいって」
「あれは、社交辞令で言ったんです! あの、来てもらって申し訳ないですけど、あなたにご紹介できるクエストは一切ありませんから。というわけで、お引き取りを」
「そうですか……。分かりました。じゃあ、また明日も伺いたいと思います」
「……はい? 今の私の言葉聞いてました? あなたにご紹介できるクエストは一切ないって言ったんですけど……」
「でも、明日のことはまだ分かりませんよね? 俺でも受けられるクエストが、何か発生するかもしれませんし」
「……」
あっけらかんと口にするゼノを見て、ティナはさらにため息をつきながら、小さく悪態をつく。
「……嫌味で言ってるのが分からないのかしら、この人……」
だが、その言葉がゼノの耳に届くことはなかった。
一度お辞儀をしてから、くるりと踵を返してこの場を後にしようとする。
そんなゼノの背中を見送っていると、思わずティナの口から言葉がこぼれた。
「……ま、待ってください……!」
「?」
「1つだけ……。あなたにお願いできるクエストがありました」
「え、本当ですか?」
「はい。ベリー草の採取クエストです」
「ベリー草?」
「ベリー草っていうのは、食用として愛好されている高級草のことです。今朝方、この依頼が届いたのですが、このことをすっかり忘れていました」
「えっと……俺がそれを受けてもいいんでしょうか?」
「大丈夫です。Fランク冒険者さんでも、問題なくこなせるクエストですから」
そう言って、ティナは笑顔を見せる。
その笑みの中に、邪な考えが含まれていることにゼノは気付いていなかった。
「ありがとうございます! 是非、そのクエストを受けたいです!」
「では、受付をしますので。こちらへいらしてください」
それからゼノは、ティナから依頼内容の詳細と報酬について確認することになった。
「ベリー草を10本。日没までに集めて戻って来てください。生育地は、ファイフ領にあるワイド山という場所です。山頂付近にしか分布していないので、少し山を登る必要がありますね。ですが、そこまで険しい山ではないのでご安心ください」
「分かりました。日没までに、10本集めて戻ってくればいいんですね?」
「はい。無事にクエストを達成できましたら、銀貨2枚差し上げます。がんばってください」
ティナは水晶板を使って、素早くクエストの申請手続きを完了させる。
彼女から目的地までの地図を受け取ると、ゼノはお辞儀をして今度こそ受付を後にしようとした。
が。
「……あ、待ってください、ゼノさん。大事なことを話すのを忘れていました」
「なんですか?」
「今回の依頼が達成できなかった場合。冒険者不適格ということで、今後、我々のギルドでクエストを受けていただくことができなくなりますのでご了承ください」
「えっ」
「ちなみに、もう申請の手続きは終えてしまいましたので。今からキャンセルすることはできません。それでは、いってらっしゃいませ」
ティナは事務的に頭を下げると、無理矢理ゼノを受付から追い出すのだった。
◆
ゼノが館内から出て行くのを確認すると、ティナは自分の席に腰をかけて、煩わしそうにため息をついた。
「ふぅ……。疲れた……」
そこに、同じギルド職員の制服を着た男がやって来る。
「ティナちゃん、あいかわらずいじわるだねぇ」
「はい? なんですか急に」
「話聞いてたよん。ティナちゃん、他にも重要なこと、彼に全然話してなかったでしょ?」
「……」
そうなのだ。
ティナは、あえてゼノにいろいろと伏せて話を進めていた。
まずは、距離の問題。
マスクスとワイド山は、馬車を使っても往復1日以上かかるほど離れている。
山を登って降りて、それから日没までに戻って来るような時間的余裕は皆無だ。
つまり、そもそもの初めから達成不可能なクエストなのである。
また、他にも告げていないことがあった。
ベリー草が生育している周辺には、危険な魔獣が多く棲息しているのだ。
その情報も、ティナはゼノに隠していた。
「ワイド山なんて、Fランク冒険者は近付くことも許されない危険なダンジョンなのにね。初心者潰しの異名は健在だなぁ」
「やめてください。私は、それぞれの冒険者さんに合ったクエストを紹介しているだけですから」
ティナは面倒くさそうに、ブロンドの髪をくるくるとさせながら答える。
「冒険者さんに合ったクエストねぇ……。さっきの彼が今回のクエストを達成できるって、本気でそう思ってるのかな?」
「なんとでも言ってください。これで達成できないのなら、それまでってことです。魔導師だかなんだか知りませんけど、冒険者は甘くないんですから」
すでに辺りは暮れかかっており、町は橙色の光に包まれている。
輝きに満ち溢れるその美しい光景とは裏腹に、ゼノの気分は少しだけ重い。
(だいぶ毛嫌いされてるな……)
冒険者ギルド選びを間違えたかもしれないと思うゼノだったが、結局、どこへ行っても同じ対応をされる可能性があった。
冒険者のほとんどは、術使いによって占められている。
その仲間意識は強固で、魔法至上主義を掲げる国に対して、腹に一物を抱えている者は多い。
そんな中に魔導師が入れば、このような態度を取られるのは仕方のないことであった。
(それに、これは今に始まったことじゃないし)
魔導師の血筋を引いているというだけで、あからさまに嫌な態度を取ってくる者を、ゼノはこれまでに何度も見てきた。
たとえ、それが領主の息子であってもお構いなしなのだ。
このように魔導師が嫌われる原因は、これまでの王族や貴族の振舞いによる影響が大きい。
〝魔法は偉大であり、なおかつ高貴なものである。よって、むやみに民衆の前で使うものではない〟といった選民的思想が、術使いたちの感情を逆撫でしてきたのだ。
また、大賢者ゼノが魔王エレシュキガルを倒す際に大勢の同胞を犠牲にしたことも、快く思っていない術使いは多い。
「たしかに、ゼノなんて名乗れば、あんな反応になるのは当然かな」
ティナやグリーが取った態度を思い返すと、さすがにゼノも気が滅入りそうになる。
が。
すぐに、ゼノは顔を上げた。
「……いや。これは、お師匠様から付けてもらった大切な名前なんだ。それに、大賢者様と同じ名を恥じる必要なんてないよ」
そう思うと、自然と気分も晴れてくる。
「よぉーし! こんなことでめげていられないよな。明日もギルドに顔を出して、受注できるクエストがないかティナさんに訊いてみよう!」
気持ちを新たにすると、ゼノは近くの宿屋に泊まって一晩明かすことにした。
◆
翌朝。
ゼノは、朝一番で冒険者ギルドへと赴いた。
開館したばかりということもあり、館内は昨日と比べてガラガラだ。
一直線で受付まで向かうと、そこにはすでにティナの姿があった。
何か作業をしているのか、彼女はまだゼノの存在に気付いていなかった。
なるべく明るくゼノは声をかける。
「おはようございますっ」
「――! あなた……」
「今日も来ちゃいました。何か受注できるクエストはないかと思いまして。ティナさん、朝早いんですね」
「……そんなのは、仕事をする上で当たり前のことです。あなたみたいな、親のすねかじりには分からないでしょうけど」
ティナはそう面倒くさそうに口にしながら、水晶板をカウンターの上に置く。
「……はぁ。諦めてなかったんですね。普通、あんな風に拒絶されたら、懲りて別のギルドへ行くと思うんですけど」
「でも、ティナさん。言ってくれたじゃないですか。 また、後日にでもいらしてくださいって」
「あれは、社交辞令で言ったんです! あの、来てもらって申し訳ないですけど、あなたにご紹介できるクエストは一切ありませんから。というわけで、お引き取りを」
「そうですか……。分かりました。じゃあ、また明日も伺いたいと思います」
「……はい? 今の私の言葉聞いてました? あなたにご紹介できるクエストは一切ないって言ったんですけど……」
「でも、明日のことはまだ分かりませんよね? 俺でも受けられるクエストが、何か発生するかもしれませんし」
「……」
あっけらかんと口にするゼノを見て、ティナはさらにため息をつきながら、小さく悪態をつく。
「……嫌味で言ってるのが分からないのかしら、この人……」
だが、その言葉がゼノの耳に届くことはなかった。
一度お辞儀をしてから、くるりと踵を返してこの場を後にしようとする。
そんなゼノの背中を見送っていると、思わずティナの口から言葉がこぼれた。
「……ま、待ってください……!」
「?」
「1つだけ……。あなたにお願いできるクエストがありました」
「え、本当ですか?」
「はい。ベリー草の採取クエストです」
「ベリー草?」
「ベリー草っていうのは、食用として愛好されている高級草のことです。今朝方、この依頼が届いたのですが、このことをすっかり忘れていました」
「えっと……俺がそれを受けてもいいんでしょうか?」
「大丈夫です。Fランク冒険者さんでも、問題なくこなせるクエストですから」
そう言って、ティナは笑顔を見せる。
その笑みの中に、邪な考えが含まれていることにゼノは気付いていなかった。
「ありがとうございます! 是非、そのクエストを受けたいです!」
「では、受付をしますので。こちらへいらしてください」
それからゼノは、ティナから依頼内容の詳細と報酬について確認することになった。
「ベリー草を10本。日没までに集めて戻って来てください。生育地は、ファイフ領にあるワイド山という場所です。山頂付近にしか分布していないので、少し山を登る必要がありますね。ですが、そこまで険しい山ではないのでご安心ください」
「分かりました。日没までに、10本集めて戻ってくればいいんですね?」
「はい。無事にクエストを達成できましたら、銀貨2枚差し上げます。がんばってください」
ティナは水晶板を使って、素早くクエストの申請手続きを完了させる。
彼女から目的地までの地図を受け取ると、ゼノはお辞儀をして今度こそ受付を後にしようとした。
が。
「……あ、待ってください、ゼノさん。大事なことを話すのを忘れていました」
「なんですか?」
「今回の依頼が達成できなかった場合。冒険者不適格ということで、今後、我々のギルドでクエストを受けていただくことができなくなりますのでご了承ください」
「えっ」
「ちなみに、もう申請の手続きは終えてしまいましたので。今からキャンセルすることはできません。それでは、いってらっしゃいませ」
ティナは事務的に頭を下げると、無理矢理ゼノを受付から追い出すのだった。
◆
ゼノが館内から出て行くのを確認すると、ティナは自分の席に腰をかけて、煩わしそうにため息をついた。
「ふぅ……。疲れた……」
そこに、同じギルド職員の制服を着た男がやって来る。
「ティナちゃん、あいかわらずいじわるだねぇ」
「はい? なんですか急に」
「話聞いてたよん。ティナちゃん、他にも重要なこと、彼に全然話してなかったでしょ?」
「……」
そうなのだ。
ティナは、あえてゼノにいろいろと伏せて話を進めていた。
まずは、距離の問題。
マスクスとワイド山は、馬車を使っても往復1日以上かかるほど離れている。
山を登って降りて、それから日没までに戻って来るような時間的余裕は皆無だ。
つまり、そもそもの初めから達成不可能なクエストなのである。
また、他にも告げていないことがあった。
ベリー草が生育している周辺には、危険な魔獣が多く棲息しているのだ。
その情報も、ティナはゼノに隠していた。
「ワイド山なんて、Fランク冒険者は近付くことも許されない危険なダンジョンなのにね。初心者潰しの異名は健在だなぁ」
「やめてください。私は、それぞれの冒険者さんに合ったクエストを紹介しているだけですから」
ティナは面倒くさそうに、ブロンドの髪をくるくるとさせながら答える。
「冒険者さんに合ったクエストねぇ……。さっきの彼が今回のクエストを達成できるって、本気でそう思ってるのかな?」
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その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
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やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています