20 / 90
1章
第11話
しおりを挟む
冒険者ギルドを出て、ゼノはティナに言われた言葉を振り返っていた。
「今回のクエストを達成できなかった場合は、マスクスのギルドで依頼を受けることができなくなるんだ」
つまり、失敗は許されないということ。
だが、その不安よりも、ゼノの中ではティナがクエストを紹介してくれたという事実が、何よりも嬉しかった。
「せっかく、ティナさんが俺にクエストを紹介してくれたんだ。なんとしても達成したいな」
それからゼノは、道具屋へ寄ってポーションを数個購入する。
ソロで行動するのだから、これくらいの事前準備は当然と言えた。
「ポーションも買ったし、準備は万全だな。あとは……」
ゼノは一度裏路地へ入ると、周りに誰もいないことを確認して、魔導袋の中から青クリスタルを1つ取り出す。
「今日も忘れないうちに、〔魔導ガチャ〕で魔石を召喚しておこう」
魔法陣を発生させると、かけ声とともに青クリスタルを足元へと落とす。
「〔魔導ガチャ〕――発動」
シュピーン!
すると、青色のサークルが周囲に現れ、魔石が10個浮かび上がった。
----------
〇ガチャ結果
①New! ☆1《減量》
②New! ☆1《温度調整》
③New! ☆1《快馬》
④New! ☆1《ダンプ》
⑤New! ☆1《疲れ知らず》
⑥New! ☆1《ベーカリー》
⑦New! ☆1《発見》
⑧New! ☆1《点呼》
⑨New! ☆1《掃除》
⑩New! ☆2《氷焉の斬鉄》
----------
「よしっ! 今日も☆2の魔石が出たぞ! 多分、これも攻撃魔法だな」
魔石をすべて魔導袋の中へしまうと、念のためにステータス上で一度確認しておく。
----------
☆2《氷焉の斬鉄》
内容:対象相手に氷魔法によるダメージ小/1回
----------
「うん。やっぱり攻撃魔法だ。今度は氷属性か」
依然として☆3は出ないが、今日はダブりもなく、順調に魔石を召喚できているという実感をゼノは得た。
「さてと……。魔石も召喚したことだし。さっそく、ワイド山へ向かうとしよう」
ゼノはティナから受け取ったワイド山の場所が記されたファイフ領の地図を開く。
「フォーゲラングの村まで戻って、領都のラヴニカを越えて……って、え……? マスクスからかなり離れてるぞ……」
呑気に徒歩で行っていたら、間違いなく日没までには戻って来られない。
「……となれば、馬を使うしかないな。たしか、町の入口で乗用馬を貸し出していたと思ったけど」
昨日、いろいろと見て回った際に、この町では貸し馬があることをゼノは調べていた。
馬車を使うという手も考えられたが、乗用馬を使った方が速く目的地へ到着することができる。
また、馬の扱いなら、ゼノは慣れていた。
幼少期からハワード家の家庭教師により、みっちり指導されてきたからだ。
駆け足で町の入口まで向かうと、ゼノは馬小屋の前にいる厩役の男に声をかけた。
「すみません。乗用馬を1日借りたいのですが」
「おう、あんた冒険者かい?」
「はい。昨日、登録を終えたばかりのFランク冒険者です。今日が初クエストでして」
「ほうほう。そりゃめでたいな。ウチの馬が必要なら、銅貨3枚で貸し出せるが……ビギナーさんは特別だ。今回はタダで貸し出すよ」
「え? いいんですか?」
「冒険者には、日頃から世話になってるからね。今後もウチの愛馬たちを贔屓にしてくれってことで、初回はタダで貸し出しているのさ。だから、気にせずに使ってくれ」
「ありがとうございます!」
ゼノは厩役の男に頭を下げると、馬小屋にいる1体の白馬を引き取る。
「そいつはなかなかに優秀でね。足腰も丈夫で体力もあるから、きっとあんたの役に立つはずさ」
「そうなんですね。それじゃ少しの間、こちらのお馬をお借りします」
「おう! 気をつけてな」
「はい、行ってきます!」
手綱を手に取ると、ゼノは白馬と共にマスクスの町を飛び出した。
◆
白馬に乗りながら、しばらく田園地帯を走り続けたところで、ゼノはふと思う。
(たしかに、厩役さんが言うようにこの馬は速いけど……)
だがそれでも、山を登って降りて日没までにマスクスへ帰って来るなら、もっとペースを上げなければ間に合わない可能性があった。
一度、白馬を路肩に止めると、ゼノは「ステータスオープン」と唱えて光のディスプレイを表示させる。
----------
【ゼノ・ウィンザー】
[Lv]24
[魔力値]0 [術値]0
[力]12 [守]6
[魔攻]170 [速]9
[スキル]〔魔導ガチャ〕
[魔石コンプ率]029/666
[所持魔石]
☆1《減量》 ☆1《温度調整》
☆1《快馬》 ☆1《ダンプ》
☆1《疲れ知らず》 ☆1《ベーカリー》
☆1《発見》 ☆1《点呼》
☆1《掃除》 ☆2《怒号の火球》
☆2《氷焉の斬鉄》
[所持クリスタル]青クリスタル×47
[Ωカウンター]000.35%
----------
そのまま《快馬》の項目をタップし、魔石の情報を確認した。
----------
☆1《快馬》
内容:対象馬に負担をかけることなく快速に走らせる/1日
----------
「やっぱり、思った通りの魔法だ」
実は、ゼノが乗用馬を使おうと思ったのは、この魔石を手に入れたからでもあった。
このタイミングで《快馬》の魔石を召喚できたことはかなり運がいい、とゼノは思う。
ホルスターから聖剣クレイモアを抜き取ると、ゼノは魔導袋から取り出した《快馬》の魔石をそこにはめる。
「《快馬》」
片手で手綱を持ち、光り輝く剣を振りかざしながらそう唱えると、白馬はものすごいスピードで駆け出していく。
「うぉぉおっ!?」
ズビューーーン!
それから、白馬はファイフ領の平原を駆け抜け、ゼノはあっという間にワイド山の麓へと到着するのだった。
◆
ワイド山は、なだらかな斜面にゴツゴツとした岩が転がる岩山であった。
山頂部分には、霧氷が付着した針葉樹林が広がっているのがかすかに確認できる。
「……なるほど。山頂付近にしかベリー草が分布していない理由がこれか」
ティナによると、そこまで険しい山ではないという話であったが、なかなかに登るのが大変そうな岩山だ。
足元に十分注意して登る必要がありそうだった。
「悪いけど、少しの間、ここで待っていてくれ」
ゼノは、白馬の頭を撫でながら、ロープを大木に括り付けると、改めてワイド山を見上げる。
日没までにマスクスへ戻るとなると、山頂付近までなるべく早く登る必要があった。
「結構、時間に余裕がないクエストだよなぁー」
そんなことを思いつつも、ゼノはティナが今回のクエストを紹介してきたことに、まるで疑問を抱いていなかった。
今は、ギルドの期待に応えることが何よりも大切だと考えていたからである。
「うーん。体力には、ある程度自信があるけど……」
エメラルドの修行によって、基礎的な体力は鍛えられている。
けれど、時間制限があるとなると話は別だった。
「この魔法を使ってみようかな」
魔導袋の中から《疲れ知らず》という魔石を取り出す。
これも、先程のガチャで召喚した魔石であった。
「《疲れ知らず》」
聖剣に魔石をはめ込んでそう詠唱すると、一瞬のうちに変化が起こる。
「ぬぉっ!? 体がめちゃくちゃ軽くなったぞ?」
これなら、どんどん登れそうだ。
岩場に足を踏み入れると、ゼノは軽快な足取りでワイド山を登っていくのだった。
「今回のクエストを達成できなかった場合は、マスクスのギルドで依頼を受けることができなくなるんだ」
つまり、失敗は許されないということ。
だが、その不安よりも、ゼノの中ではティナがクエストを紹介してくれたという事実が、何よりも嬉しかった。
「せっかく、ティナさんが俺にクエストを紹介してくれたんだ。なんとしても達成したいな」
それからゼノは、道具屋へ寄ってポーションを数個購入する。
ソロで行動するのだから、これくらいの事前準備は当然と言えた。
「ポーションも買ったし、準備は万全だな。あとは……」
ゼノは一度裏路地へ入ると、周りに誰もいないことを確認して、魔導袋の中から青クリスタルを1つ取り出す。
「今日も忘れないうちに、〔魔導ガチャ〕で魔石を召喚しておこう」
魔法陣を発生させると、かけ声とともに青クリスタルを足元へと落とす。
「〔魔導ガチャ〕――発動」
シュピーン!
すると、青色のサークルが周囲に現れ、魔石が10個浮かび上がった。
----------
〇ガチャ結果
①New! ☆1《減量》
②New! ☆1《温度調整》
③New! ☆1《快馬》
④New! ☆1《ダンプ》
⑤New! ☆1《疲れ知らず》
⑥New! ☆1《ベーカリー》
⑦New! ☆1《発見》
⑧New! ☆1《点呼》
⑨New! ☆1《掃除》
⑩New! ☆2《氷焉の斬鉄》
----------
「よしっ! 今日も☆2の魔石が出たぞ! 多分、これも攻撃魔法だな」
魔石をすべて魔導袋の中へしまうと、念のためにステータス上で一度確認しておく。
----------
☆2《氷焉の斬鉄》
内容:対象相手に氷魔法によるダメージ小/1回
----------
「うん。やっぱり攻撃魔法だ。今度は氷属性か」
依然として☆3は出ないが、今日はダブりもなく、順調に魔石を召喚できているという実感をゼノは得た。
「さてと……。魔石も召喚したことだし。さっそく、ワイド山へ向かうとしよう」
ゼノはティナから受け取ったワイド山の場所が記されたファイフ領の地図を開く。
「フォーゲラングの村まで戻って、領都のラヴニカを越えて……って、え……? マスクスからかなり離れてるぞ……」
呑気に徒歩で行っていたら、間違いなく日没までには戻って来られない。
「……となれば、馬を使うしかないな。たしか、町の入口で乗用馬を貸し出していたと思ったけど」
昨日、いろいろと見て回った際に、この町では貸し馬があることをゼノは調べていた。
馬車を使うという手も考えられたが、乗用馬を使った方が速く目的地へ到着することができる。
また、馬の扱いなら、ゼノは慣れていた。
幼少期からハワード家の家庭教師により、みっちり指導されてきたからだ。
駆け足で町の入口まで向かうと、ゼノは馬小屋の前にいる厩役の男に声をかけた。
「すみません。乗用馬を1日借りたいのですが」
「おう、あんた冒険者かい?」
「はい。昨日、登録を終えたばかりのFランク冒険者です。今日が初クエストでして」
「ほうほう。そりゃめでたいな。ウチの馬が必要なら、銅貨3枚で貸し出せるが……ビギナーさんは特別だ。今回はタダで貸し出すよ」
「え? いいんですか?」
「冒険者には、日頃から世話になってるからね。今後もウチの愛馬たちを贔屓にしてくれってことで、初回はタダで貸し出しているのさ。だから、気にせずに使ってくれ」
「ありがとうございます!」
ゼノは厩役の男に頭を下げると、馬小屋にいる1体の白馬を引き取る。
「そいつはなかなかに優秀でね。足腰も丈夫で体力もあるから、きっとあんたの役に立つはずさ」
「そうなんですね。それじゃ少しの間、こちらのお馬をお借りします」
「おう! 気をつけてな」
「はい、行ってきます!」
手綱を手に取ると、ゼノは白馬と共にマスクスの町を飛び出した。
◆
白馬に乗りながら、しばらく田園地帯を走り続けたところで、ゼノはふと思う。
(たしかに、厩役さんが言うようにこの馬は速いけど……)
だがそれでも、山を登って降りて日没までにマスクスへ帰って来るなら、もっとペースを上げなければ間に合わない可能性があった。
一度、白馬を路肩に止めると、ゼノは「ステータスオープン」と唱えて光のディスプレイを表示させる。
----------
【ゼノ・ウィンザー】
[Lv]24
[魔力値]0 [術値]0
[力]12 [守]6
[魔攻]170 [速]9
[スキル]〔魔導ガチャ〕
[魔石コンプ率]029/666
[所持魔石]
☆1《減量》 ☆1《温度調整》
☆1《快馬》 ☆1《ダンプ》
☆1《疲れ知らず》 ☆1《ベーカリー》
☆1《発見》 ☆1《点呼》
☆1《掃除》 ☆2《怒号の火球》
☆2《氷焉の斬鉄》
[所持クリスタル]青クリスタル×47
[Ωカウンター]000.35%
----------
そのまま《快馬》の項目をタップし、魔石の情報を確認した。
----------
☆1《快馬》
内容:対象馬に負担をかけることなく快速に走らせる/1日
----------
「やっぱり、思った通りの魔法だ」
実は、ゼノが乗用馬を使おうと思ったのは、この魔石を手に入れたからでもあった。
このタイミングで《快馬》の魔石を召喚できたことはかなり運がいい、とゼノは思う。
ホルスターから聖剣クレイモアを抜き取ると、ゼノは魔導袋から取り出した《快馬》の魔石をそこにはめる。
「《快馬》」
片手で手綱を持ち、光り輝く剣を振りかざしながらそう唱えると、白馬はものすごいスピードで駆け出していく。
「うぉぉおっ!?」
ズビューーーン!
それから、白馬はファイフ領の平原を駆け抜け、ゼノはあっという間にワイド山の麓へと到着するのだった。
◆
ワイド山は、なだらかな斜面にゴツゴツとした岩が転がる岩山であった。
山頂部分には、霧氷が付着した針葉樹林が広がっているのがかすかに確認できる。
「……なるほど。山頂付近にしかベリー草が分布していない理由がこれか」
ティナによると、そこまで険しい山ではないという話であったが、なかなかに登るのが大変そうな岩山だ。
足元に十分注意して登る必要がありそうだった。
「悪いけど、少しの間、ここで待っていてくれ」
ゼノは、白馬の頭を撫でながら、ロープを大木に括り付けると、改めてワイド山を見上げる。
日没までにマスクスへ戻るとなると、山頂付近までなるべく早く登る必要があった。
「結構、時間に余裕がないクエストだよなぁー」
そんなことを思いつつも、ゼノはティナが今回のクエストを紹介してきたことに、まるで疑問を抱いていなかった。
今は、ギルドの期待に応えることが何よりも大切だと考えていたからである。
「うーん。体力には、ある程度自信があるけど……」
エメラルドの修行によって、基礎的な体力は鍛えられている。
けれど、時間制限があるとなると話は別だった。
「この魔法を使ってみようかな」
魔導袋の中から《疲れ知らず》という魔石を取り出す。
これも、先程のガチャで召喚した魔石であった。
「《疲れ知らず》」
聖剣に魔石をはめ込んでそう詠唱すると、一瞬のうちに変化が起こる。
「ぬぉっ!? 体がめちゃくちゃ軽くなったぞ?」
これなら、どんどん登れそうだ。
岩場に足を踏み入れると、ゼノは軽快な足取りでワイド山を登っていくのだった。
35
あなたにおすすめの小説
最強付与術師の成長革命 追放元パーティから魔力回収して自由に暮らします。え、勇者降ろされた? 知らんがな
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
旧題:最強付与術師の成長革命~レベルの無い世界で俺だけレベルアップ!あ、追放元パーティーから魔力回収しますね?え?勇者降ろされた?知らんがな
・成長チート特盛の追放ざまぁファンタジー!
【ファンタジー小説大賞の投票お待ちしております!】
付与術のアレンはある日「お前だけ成長が遅い」と追放されてしまう。
だが、仲間たちが成長していたのは、ほかならぬアレンのおかげだったことに、まだ誰も気づいていない。
なんとアレンの付与術は世界で唯一の《永久持続バフ》だったのだ!
《永久持続バフ》によってステータス強化付与がスタックすることに気づいたアレンは、それを利用して無限の魔力を手に入れる。
そして莫大な魔力を利用して、付与術を研究したアレンは【レベル付与】の能力に目覚める!
ステータス無限付与とレベルシステムによる最強チートの組み合わせで、アレンは無制限に強くなり、規格外の存在に成り上がる!
一方でアレンを追放したナメップは、大事な勇者就任式典でへまをして、王様に大恥をかかせてしまう大失態!
彼はアレンの能力を無能だと決めつけ、なにも努力しないで戦いを舐めきっていた。
アレンの努力が報われる一方で、ナメップはそのツケを払わされるはめになる。
アレンを追放したことによってすべてを失った元パーティは、次第に空中分解していくことになる。
カクヨムにも掲載
なろう
日間2位
月間6位
なろうブクマ6500
カクヨム3000
★最強付与術師の成長革命~レベルの概念が無い世界で俺だけレベルが上がります。知らずに永久バフ掛けてたけど、魔力が必要になったので追放した元パーティーから回収しますね。えっ?勇者降ろされた?知らんがな…
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる