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『ヘイト創作を許すな』
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"駆け上がる君へ"のプロットの再構築も終わり、何とか小説投稿サイトに公開できるレベルになった。真白先輩も褒めてくれたし、とりあえず一安心だ……と思っていると、
「あー……解釈違い……麻弥はこんなことしませーん」
「どうしたの真美ちゃん?なんかあった?」
真白先輩が小説を書く手を止めることなく、声をかける。因みに、麻弥というのは真白先輩が書いた"恋のマジック"という作品に出てくるメインヒロインである。
因みに、その作品は書籍化しており、アニメ化も決定している凄い作品なのだ。
「恋のマジックの二次創作を読んでたんですよー。最近、私の小説がスランプ気味なんで他の人の小説を読みたくなってましてー。いろんな人のオリジナル作品とか読んでいる内に、恋するマジックの二次創作を目にしたのでそれを読んでいたんですよー」
真白先輩の小説って二次創作あるんだ……書籍化してて、アニメ化も予定されているからと言って二次創作されるとは限らないのに。やはり真白先輩は凄い人なんだな……。
「それでですね!その小説にはオリ主……いわゆる原作には出てこないキャラクターがいるわけなんですが…オリ主が麻弥の活躍や恋路は全てオリ主の手柄になってるし、挙げ句の果てに麻弥のことが好きな主人公である雄二がオリ主とくっついてるんですよ!」
……夢小説かな……?自分の理想のキャラクターを作り出し、そのキャラとの恋愛を楽しむものだ。それ自体は別にいいと思うけど……。
「あー……それ私も見たわ。不愉快すぎて通報したけど」
今まで黙っていた奏先輩がそう言う。まぁ、オリ主を作るだけならともかく、ヒロインの性格まで変えてしまうような人は流石にアウトだろうね。
「……私も通報しましたよー。あんなクソみたいな主人公くそ食らえですー」
「わ、私も通報しておきます……!」
原作改変とかみんなの地雷だしね……私だって嫌だよ。オリ主だけならともかく。
「しかもこいつ、カッターキャーとか自作自演やってましたよねー」
「うげぇ……」
それはもう完全に黒歴史確定じゃん……作者が小学生とかならまだ救いがあるけど……。
「……そう」
突如として背後から聞こえてきた声に振り向くとそこには鬼の形相をした真白先輩がいた。まぁ、当然だよね……そんなことをされたら誰だって怒るよね……
「……ヘイト創作って私が一番嫌いなジャンルの一つなの……人の作品のキャラクターなのに勝手に性格を変えたりするなんて……!」
当たり前だけど、真白先輩が怒っている。いつも穏やかな人がキレると怖いと言うけれど、まさにこの事を言うのだと思う。
「私も通報しておくわ。こういう輩は放っておくと調子に乗るもの」
「そして逆ギレするのがお決まりのパターンですよねー」
「それ苛つくよな。こういうやつに限って原作愛がある……とかふざけたことを言うんだよな」
「そうですよね…とりあえず、通報するようみんなで伝えましょうか?」
「うん、そうだね。みんなで通報しよう!」
こうしてそれぞれのSNSでこの作品を拡散し、通報するように呼びかけた結果、作者のアカウントは凍結され、その作品の投稿は完全に停止するのにはそんなに長くはかからなかった。
「あー……解釈違い……麻弥はこんなことしませーん」
「どうしたの真美ちゃん?なんかあった?」
真白先輩が小説を書く手を止めることなく、声をかける。因みに、麻弥というのは真白先輩が書いた"恋のマジック"という作品に出てくるメインヒロインである。
因みに、その作品は書籍化しており、アニメ化も決定している凄い作品なのだ。
「恋のマジックの二次創作を読んでたんですよー。最近、私の小説がスランプ気味なんで他の人の小説を読みたくなってましてー。いろんな人のオリジナル作品とか読んでいる内に、恋するマジックの二次創作を目にしたのでそれを読んでいたんですよー」
真白先輩の小説って二次創作あるんだ……書籍化してて、アニメ化も予定されているからと言って二次創作されるとは限らないのに。やはり真白先輩は凄い人なんだな……。
「それでですね!その小説にはオリ主……いわゆる原作には出てこないキャラクターがいるわけなんですが…オリ主が麻弥の活躍や恋路は全てオリ主の手柄になってるし、挙げ句の果てに麻弥のことが好きな主人公である雄二がオリ主とくっついてるんですよ!」
……夢小説かな……?自分の理想のキャラクターを作り出し、そのキャラとの恋愛を楽しむものだ。それ自体は別にいいと思うけど……。
「あー……それ私も見たわ。不愉快すぎて通報したけど」
今まで黙っていた奏先輩がそう言う。まぁ、オリ主を作るだけならともかく、ヒロインの性格まで変えてしまうような人は流石にアウトだろうね。
「……私も通報しましたよー。あんなクソみたいな主人公くそ食らえですー」
「わ、私も通報しておきます……!」
原作改変とかみんなの地雷だしね……私だって嫌だよ。オリ主だけならともかく。
「しかもこいつ、カッターキャーとか自作自演やってましたよねー」
「うげぇ……」
それはもう完全に黒歴史確定じゃん……作者が小学生とかならまだ救いがあるけど……。
「……そう」
突如として背後から聞こえてきた声に振り向くとそこには鬼の形相をした真白先輩がいた。まぁ、当然だよね……そんなことをされたら誰だって怒るよね……
「……ヘイト創作って私が一番嫌いなジャンルの一つなの……人の作品のキャラクターなのに勝手に性格を変えたりするなんて……!」
当たり前だけど、真白先輩が怒っている。いつも穏やかな人がキレると怖いと言うけれど、まさにこの事を言うのだと思う。
「私も通報しておくわ。こういう輩は放っておくと調子に乗るもの」
「そして逆ギレするのがお決まりのパターンですよねー」
「それ苛つくよな。こういうやつに限って原作愛がある……とかふざけたことを言うんだよな」
「そうですよね…とりあえず、通報するようみんなで伝えましょうか?」
「うん、そうだね。みんなで通報しよう!」
こうしてそれぞれのSNSでこの作品を拡散し、通報するように呼びかけた結果、作者のアカウントは凍結され、その作品の投稿は完全に停止するのにはそんなに長くはかからなかった。
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