DREAM DAYS

狩野 理穂

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ドリーム?リアル?

リアル?

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 うーん……。寝覚めが悪い。なんか、変な夢を見たんだよな。
 たしか━━赤い樺の木があった。そして、ヨッシーがいた。
 ━━お前はだめだ。
 なんのことだろう。ヨッシーに許されていて、僕がだめなことは沢山ある。
 しかし、ヨッシーは入院中だ。今なら僕よりも行動が制限されている。
 まあ、所詮は夢の中の話だ。気にすることはないだろう。━━そう思っていた。

「拓也。やっと起きたの。早く着替えて病院に行きなさい。」
 ……何のことだろう。病院?ヨッシーに何かあったのか?
「吉沢君、今朝亡くなったんだって。」
 その声は、深い水の底で聞くように思えた。
 そうか。これも夢なんだ。いままでもヨッシーはたくさん死んでいる。これもその中の一人だ。気にすることはない。

「吉沢君だけじゃない。皆殺されたの、一人の男に。」
 僕の脳裏にひとつのイメージが浮かんだ。
 ベージュのコートを着て、懐に包丁を隠し持った男。彼奴が犯人に違いない。
 僕の親友を殺した男━━絶対に殺してやる。

「それなのに、警察は動いてくれないの」
 警察もグルなのか。
 それなら、警察だって━━いや、それだけじゃない。治療できなかった医者も、あいつを怪我させた1年も、そして、あいつに忠告しなかった僕も━━みんな殺してやる。
 まずは、警察だ。交番に行けばいるだろう。手始めにそいつの命を━━
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