好きです、今も。

めある

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超絶イケメン・安達快について分かったこと。

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あの超絶イケメン新一年こと安達快が入部してきてから二週間が経った。その中でそいつのことについていくつか分かったことがある。

まず一つ目。めちゃくちゃ剣道が強い。
これは数日前にあった校内戦で分かった。
今年の一年はどんなもんかな、と上級生の品定めするような目が飛び交う、新年度に入って初めての校内戦。特に超絶イケメンに向けられる視線は、それはもう多かった。

そんな中で、安達は連戦連勝。見ているだけで分かる、基礎にのっとった美しい太刀筋、相手の小さな隙でさえ見逃さない鋭い観察眼。あれは相当強い。今回の校内戦で当たることはなかったが、一度打ち合ってみたいものだ。

そして二つ目。めちゃくちゃ真面目。
うちのコーチが課す日々のメニューは一つ一つの量が多く、正直言って、めっちゃしんどい。よって、適当にやって、あとはサボる奴が出てくる。
いや、俺は真面目にやってる方だ、走り込み以外は。まじであの走り込みはしんどすぎる。ほぼ全員がちゃんとやってない気がする。
しかし、安達はそのしんどいメニューすべて、当たり前のようにこなした。
俺、あの走り込みちゃんとやってる人初めて見たかも、すげぇなまじで。

あいつの真面目さは、他のところでも見ることが出来た。
朝は誰よりも早く道場にきて素振り。もちろん部活が終わっても残って自主練していく。うーん、真面目というか、剣道がめちゃくちゃ好きなだけなのかもしれない。ただただ剣道が好きで、ただただ強くなりたいのかな。そう考えると、ちょっと安達のこと応援したくなった。

最後に三つ目。少し、いやだいぶコミュニケーション能力がなく、ノリが悪い。
たとえ先輩から話しかけられても、「へぇ。」「そうなんですか。」などとそっけない返事しかしない。
いつ先輩を怒らせるか、見ていてハラハラする。頼むからもうちょっと会話のキャッチボールというものをしてくれ。

そして先輩を含む男子部員、ましてや女子部員から食事に誘われても、
「俺、自主練してくんで。」
誰が誘おうと、何度誘おうと、こんな対応をされる。

おい!剣道バカかお前は!たぶんそうなんだろうが、いや、たとえ剣道バカだとしてもだ!
ちょっとは周りと仲良くしようだとか、協調性だとかを見せてほしい!そんなんじゃお前、誰も寄り付かなくなるぞ!

なんて思っていると、本当にそうなってしまった。
そう、二週間たった今、注目の的だった安達快は剣道部ですっかり孤立してしまっていた。

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