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鬼人の里④
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俺とシルフィーは道場に向かう為に長い廊下を歩いている。しかしこの家はどんだけデカいんだ下手な旅館よりデカいな、はぐれたら迷子確実だな。
しかしシルフィーはやっぱり同年代の女の子と仲良く成りたかったんだな。もう寧々ちゃんと鈴ちゃんと仲良くしてるよ。
しかし女三人よれば姦しいとはよく言った物で、東京行ったらどこに行くとか話してるよ。
「鈴ね東京行ったら原宿で美容院行って洋服買いたいの」
「でも博多でも買えるんじゃない」
「シルちゃん分かって無いなー、原宿は世界中から憧れるファッションの聖地だよ」
「聖地?」
「シルちゃん気にしないで、この子全部テレビの受け売りだから気にしないで」
「お姉ちゃんテレビだけじゃ無いもん、亜由美ちゃんも行ってたもん」
「それを受け売りって言うんだよ、あんたは料理以外ダメダメなんだから」
そんな光景を後ろから眺めていると、彩さんが横に来て。
「男鹿様もファッションは苦手なそうですね」
「誰からそれを‼」
「イブ様にお聞きしました、男鹿様に任せると黒い服しか着ないって」
「黒って合わせやすいし」
「でも全身黒って忍者ですか?どっかで忍のですか?」
「いやジーンズだって履くから真っ黒じゃ無いし、最近はデパートでコーデして貰ってるから」
「それで最近のお気に入りの3パターンなんですね、最近はそれを着まわしてるのですね」
「そこまで知ってるのか、イブのパライバシー侵害にも困ったもんだな、対策を考えるか」
「大丈夫ですよ、これからはこの彩がちょうきぅ…もとい指導いたしますので」
「今調教って言ったよね、絶対Sだよね、俺はシルフィー一筋だから」
「大丈夫です性的な事は致しません。私は男鹿様の生活をより良くして頂き、ちょっと弄れれば私は満足です」
「言っちゃったよこの人、ちょっと不安に成って来た」
「このメンバーは天照様とイブ様が決められたメンバーですから変えられませんよ」
「不安しか頭に浮かばない。男鹿様って何か堅苦しいからレイジで良い」
「分かりましたこれからはレイジ様とお呼び致します」
「様も要らない」
「早速デレましたね、性的調教も近い将来始められそうです」
「デレて無いから、調教なんて絶対にあり得ないから」
「そおですか、前の派遣先でも傲慢な方でしたけど2週間で美味しそうに私の足を舐めてましたけどね」
何なんだこれは、俺はやっぱりシルフィーとゆっくり地球の滅亡まで過ごした方が幸せなんじゃないだろうか。
「もう遅いですよ、それに道場に着きましたよ」
もーやだこの人。俺の考え呼んだのかそれとも俺口に出してたかな。
道場は渡り廊下を渡った奥に有り広さは50畳以上有り柔道の試合が余裕で出来そう。中には14,5人が稽古しており女性も参加している様だ。
「皆の者、一旦稽古を止めてくれ」
凄い統制が取れてる。たった一声で稽古していた人が道場の端で正座で半十郎さんを見てる。
「本来なら部外者を道場に入れる事は禁じられるているが、この方は男鹿怜志様と男鹿シルフィーナ様だ。天照様により我々がサポートしそしてフロンティアに導いて下さる方だ!」
「「おおー」」
でも天照様って弟が悪戯しただけで引き籠ってしまう神何だけど大丈夫か?
「これから我々の技量を量る為模擬試合を行う」
「普通の人間に十兵衛殿が敵う訳無い、怪我でもしたら大変な事に成りませんか?」
「分かって要る。男鹿殿、この試合柔道方式で抑え込まれたら負けと致しませんか?」
「殴る蹴る急所攻撃無しって事ですか?俺は構いませんよ」
「では男鹿殿に道着を」
「はぁ!男鹿様こちらに」
しかし柔道なんて高校以来だな。まっ、投げと抑え込みなら大丈夫だろ」
それから道着に着替えたが帯が白って何かカッコ悪い、有段者じゃないからしょうが無いか。
「それでは宜しいですか?」
「ちょっと待って下さい。十兵衛さんできれば鬼の力が見たいので変身してくれませんか?」
「いやいや、ダメでしょう怪我しますよ」
「うーん、天照様に聞いていませんか?俺別次元の異世界でその又別次元の悪魔達から世界を救っているんですよ」
「聞いておりますが異世界に渡ったのは魂だけで肉体は元のままだと伺っております」
「分かりましたやってみてからで良いので始めますか」
俺と十兵衛さんんは立ち合った感じ俺に舐められたと思ってかちょっと思ってますか、そんな積りは無いんだけどな俺は家族を守る技量が知りたいだけなんだけどな。
「それでは始め」
始まったは良いけど、絶対十兵衛さん俺に攻撃させてカウンター狙ってるよな。ここは一気に動いて大外刈りからの押え込みに行きますか。
俺はフェイントを淹れながら襟を掴むつもりで動いた。しかし十兵衛さんは俺が予想してたよりも動きについてきて隙が無い。
「男鹿殿は確かに異世界で戦った経験が有るが無手の経験があまり無い様に感じられる。それでは鬼人が長年研ぎ澄ませてきた物をお見せしよう」
ちょっとこの人爪が甘いな。俺の力量は測り間違えたな、俺もスピードを上げちゃうよ。
そこからは早かった。俺の襟を掴もうとする腕を掴み一本背負いで投げ四方固めで抑え込み。身体強化してる俺から逃げられるはずも無く、あっという間に試合終了。
「勝者男鹿殿!」
何か他の人とか嘘だろとか言ってるけど嘘じゃないんだなこれが。
「すまん、男鹿殿力量を読み違えた。もう一度勝負して頂けませんか?」
「かまいませんよ。今度は本気なんですね?」
「もちろんです。やりますか」
「ダメだ、2人の力量を考えると道場が持たん。せっかく一昨年建て替えたのに許さん。悪いが浦山でやってくれ」
「分かりました。大体の力量は分かりましたから大丈夫です」
「しかしまだ、本当の力をお見せしておりません」
あっこの人、負けず嫌いだ。
「十兵衛、一緒に行動して俺が再び立ち合える日が来るだろう、それまで己を磨きなおせ」
このお爺ちゃん尤もらしい事言ってるけど、絶対に道場を傷つけられたくないんだな。
そんあなこんなでグダグダに成ってしまったが今日は鬼頭さんの御宅の離れに止めさせてもらえる事に成り明日は朝から月に連れてってくれる事に成った。
何でも月の施設は泊まれないらしい、本当は泊まれるけど月に有るのは睡眠カプセルで味気無いと不評なそうだしもう200年以上誰も使って無いから壊れて永遠の眠りに就いたら洒落に成らないので日帰りらしい。
しかし、月に日帰りって絶対NASAに喧嘩売ってるよな。でも俺はちょっと楽しみだ。
案内された離れは豪華で来客用の部屋らしい。源泉かけ流しでは無いが温泉が有ってまるで高級旅館に来たみたいだ。夜の宴会まで時間が有るのでシルフィーとしっぽり温泉にでも入ろうと思ったら、寧々と鈴の案内で十兵衛さんの娘達を見に行ってしまった。
シルフィーも俺しか普段会話する人が居ないから楽しんだろうな、俺はちゃんとシルフィーを幸せに出来るんだろうか、やっぱり知り合いが俺しか居ない世界へ連れて来てしまって良かったのか考えているが結論はでない。
それでも来てしまったからには俺が幸せにする。俺が向こうで腐ってた時笑顔で支えてくれたシルフィーを今度は俺が支える番だな。
少し時間が出来たら寧々たちに頼んで10代の楽しみ方を教えてもらおう。
しかしシルフィーはやっぱり同年代の女の子と仲良く成りたかったんだな。もう寧々ちゃんと鈴ちゃんと仲良くしてるよ。
しかし女三人よれば姦しいとはよく言った物で、東京行ったらどこに行くとか話してるよ。
「鈴ね東京行ったら原宿で美容院行って洋服買いたいの」
「でも博多でも買えるんじゃない」
「シルちゃん分かって無いなー、原宿は世界中から憧れるファッションの聖地だよ」
「聖地?」
「シルちゃん気にしないで、この子全部テレビの受け売りだから気にしないで」
「お姉ちゃんテレビだけじゃ無いもん、亜由美ちゃんも行ってたもん」
「それを受け売りって言うんだよ、あんたは料理以外ダメダメなんだから」
そんな光景を後ろから眺めていると、彩さんが横に来て。
「男鹿様もファッションは苦手なそうですね」
「誰からそれを‼」
「イブ様にお聞きしました、男鹿様に任せると黒い服しか着ないって」
「黒って合わせやすいし」
「でも全身黒って忍者ですか?どっかで忍のですか?」
「いやジーンズだって履くから真っ黒じゃ無いし、最近はデパートでコーデして貰ってるから」
「それで最近のお気に入りの3パターンなんですね、最近はそれを着まわしてるのですね」
「そこまで知ってるのか、イブのパライバシー侵害にも困ったもんだな、対策を考えるか」
「大丈夫ですよ、これからはこの彩がちょうきぅ…もとい指導いたしますので」
「今調教って言ったよね、絶対Sだよね、俺はシルフィー一筋だから」
「大丈夫です性的な事は致しません。私は男鹿様の生活をより良くして頂き、ちょっと弄れれば私は満足です」
「言っちゃったよこの人、ちょっと不安に成って来た」
「このメンバーは天照様とイブ様が決められたメンバーですから変えられませんよ」
「不安しか頭に浮かばない。男鹿様って何か堅苦しいからレイジで良い」
「分かりましたこれからはレイジ様とお呼び致します」
「様も要らない」
「早速デレましたね、性的調教も近い将来始められそうです」
「デレて無いから、調教なんて絶対にあり得ないから」
「そおですか、前の派遣先でも傲慢な方でしたけど2週間で美味しそうに私の足を舐めてましたけどね」
何なんだこれは、俺はやっぱりシルフィーとゆっくり地球の滅亡まで過ごした方が幸せなんじゃないだろうか。
「もう遅いですよ、それに道場に着きましたよ」
もーやだこの人。俺の考え呼んだのかそれとも俺口に出してたかな。
道場は渡り廊下を渡った奥に有り広さは50畳以上有り柔道の試合が余裕で出来そう。中には14,5人が稽古しており女性も参加している様だ。
「皆の者、一旦稽古を止めてくれ」
凄い統制が取れてる。たった一声で稽古していた人が道場の端で正座で半十郎さんを見てる。
「本来なら部外者を道場に入れる事は禁じられるているが、この方は男鹿怜志様と男鹿シルフィーナ様だ。天照様により我々がサポートしそしてフロンティアに導いて下さる方だ!」
「「おおー」」
でも天照様って弟が悪戯しただけで引き籠ってしまう神何だけど大丈夫か?
「これから我々の技量を量る為模擬試合を行う」
「普通の人間に十兵衛殿が敵う訳無い、怪我でもしたら大変な事に成りませんか?」
「分かって要る。男鹿殿、この試合柔道方式で抑え込まれたら負けと致しませんか?」
「殴る蹴る急所攻撃無しって事ですか?俺は構いませんよ」
「では男鹿殿に道着を」
「はぁ!男鹿様こちらに」
しかし柔道なんて高校以来だな。まっ、投げと抑え込みなら大丈夫だろ」
それから道着に着替えたが帯が白って何かカッコ悪い、有段者じゃないからしょうが無いか。
「それでは宜しいですか?」
「ちょっと待って下さい。十兵衛さんできれば鬼の力が見たいので変身してくれませんか?」
「いやいや、ダメでしょう怪我しますよ」
「うーん、天照様に聞いていませんか?俺別次元の異世界でその又別次元の悪魔達から世界を救っているんですよ」
「聞いておりますが異世界に渡ったのは魂だけで肉体は元のままだと伺っております」
「分かりましたやってみてからで良いので始めますか」
俺と十兵衛さんんは立ち合った感じ俺に舐められたと思ってかちょっと思ってますか、そんな積りは無いんだけどな俺は家族を守る技量が知りたいだけなんだけどな。
「それでは始め」
始まったは良いけど、絶対十兵衛さん俺に攻撃させてカウンター狙ってるよな。ここは一気に動いて大外刈りからの押え込みに行きますか。
俺はフェイントを淹れながら襟を掴むつもりで動いた。しかし十兵衛さんは俺が予想してたよりも動きについてきて隙が無い。
「男鹿殿は確かに異世界で戦った経験が有るが無手の経験があまり無い様に感じられる。それでは鬼人が長年研ぎ澄ませてきた物をお見せしよう」
ちょっとこの人爪が甘いな。俺の力量は測り間違えたな、俺もスピードを上げちゃうよ。
そこからは早かった。俺の襟を掴もうとする腕を掴み一本背負いで投げ四方固めで抑え込み。身体強化してる俺から逃げられるはずも無く、あっという間に試合終了。
「勝者男鹿殿!」
何か他の人とか嘘だろとか言ってるけど嘘じゃないんだなこれが。
「すまん、男鹿殿力量を読み違えた。もう一度勝負して頂けませんか?」
「かまいませんよ。今度は本気なんですね?」
「もちろんです。やりますか」
「ダメだ、2人の力量を考えると道場が持たん。せっかく一昨年建て替えたのに許さん。悪いが浦山でやってくれ」
「分かりました。大体の力量は分かりましたから大丈夫です」
「しかしまだ、本当の力をお見せしておりません」
あっこの人、負けず嫌いだ。
「十兵衛、一緒に行動して俺が再び立ち合える日が来るだろう、それまで己を磨きなおせ」
このお爺ちゃん尤もらしい事言ってるけど、絶対に道場を傷つけられたくないんだな。
そんあなこんなでグダグダに成ってしまったが今日は鬼頭さんの御宅の離れに止めさせてもらえる事に成り明日は朝から月に連れてってくれる事に成った。
何でも月の施設は泊まれないらしい、本当は泊まれるけど月に有るのは睡眠カプセルで味気無いと不評なそうだしもう200年以上誰も使って無いから壊れて永遠の眠りに就いたら洒落に成らないので日帰りらしい。
しかし、月に日帰りって絶対NASAに喧嘩売ってるよな。でも俺はちょっと楽しみだ。
案内された離れは豪華で来客用の部屋らしい。源泉かけ流しでは無いが温泉が有ってまるで高級旅館に来たみたいだ。夜の宴会まで時間が有るのでシルフィーとしっぽり温泉にでも入ろうと思ったら、寧々と鈴の案内で十兵衛さんの娘達を見に行ってしまった。
シルフィーも俺しか普段会話する人が居ないから楽しんだろうな、俺はちゃんとシルフィーを幸せに出来るんだろうか、やっぱり知り合いが俺しか居ない世界へ連れて来てしまって良かったのか考えているが結論はでない。
それでも来てしまったからには俺が幸せにする。俺が向こうで腐ってた時笑顔で支えてくれたシルフィーを今度は俺が支える番だな。
少し時間が出来たら寧々たちに頼んで10代の楽しみ方を教えてもらおう。
応援ありがとうございます!
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