底辺からの野望 現代世界をドラゴンと共に

免許取ったどおー

渋谷での事件は様々なところで波紋を起こしていた



潰された組では誰の仕業か復讐に駈られる組員達、しかし上位団体の鶴の一声で、組長は引退組は解散後、上位団体に吸収

この件で納得出来ずこそこそ動いて居た者は人知れず消えて行った



?「この世界には知っては逝けない闇が有る闇に触れれば全てを巻き混んで塵となる」



警察も敵対組織の犯行と決め

新聞の片隅と夜のニュースに流れた片隅の事件で終わった



様々な組織は対策を施そおとしたが未知の怪物に恐怖し不干渉を決めこんだ



只、ヒロキの素性を知るウルフ

では



ボ「しかし本当に壊滅させちゃう

とは思わなかったなエイジ」



エ「あの二人ならやると思ってました」



ボ「今度御二人を接待しないか」



エ「それ良いっすね、御二人が味方に成ってくれたら熊公どもに

ギャフンと言わせられますね」



豪傑な狼が人間世界で牙を抜かれ犬の思考に成っていた」





ヒロキは一仕事終えた達成感に

妹を助けた兄として、意気揚々と玄関を開けた



ヒ「ただいまー・・・・・」



玄関の中に般若が居る、後ろにはシオーネは居るし、何故目の前に般若が・・・・・

思考が止まって居ると般若が



母「ヒロキ、あれほど連絡しなさいって言ったわよね、其処に正座しなさい」



ヒロキは永遠とも思える１時間

母から説教を受ける事と成った



『レベルアップしても足は痺れて痛い、シオーネは何も無かった様にだいじろうとじゃれてるし、何故俺だけ』



やっと解放され、妹にお礼を言われ報われた気がした







今日は朝からバイクの免許を取る為に運転免許試験場に来ている、けっこう受ける人居るんだな、でも何故か輩ファッションの人が多い



ヒ「シオーネ試験どうだった」



シ「簡単だった、ヒロキも余裕でしょ」



ヒ「まーね、受かってたら帰りにバイク屋よって行こう、発表迄時間有るから、お昼食べに行こ」



ちょっと歩いて近くのファミレスに、俺は無難にランチを頼み

シオーネは昼飯なのにパンケーキとパフェを頼んだ、食レポを相変わらずして居たが割愛



無事に二人とも合格しバイク屋に向かう



バイク屋に来て前から決めていたバイクは有ったのだが色んな車種を見ると迷うレーサータイプも捨てがたいし

シオーネは大型バイクが気になるようだ



ヒ「シオーネ、大型は18に成らないと免許取れないよ」



シ「解ってる、ヒロキは迷ってるのか」



ヒ「ちょっと見てただけ」



元々決めていた、ドラッグスター400を買う事にした

俺がブラックでシオーネがレッド、契約して納車が2週間後に

決まった



今日は免許が取れ、バイクを買い、シオーネと腕を組んで帰り道、死ななくて本当に良かった、シオーネと出会えて良かった、ふとシオーネを見るとすっごい笑顔でニコニコしていた



シ「ん、どうした」



ヒ「シオーネに出会えて凄く幸せだなと思って」



シ「私も幸せだよ、毎日が楽しい」



二人は頬を赤らめながら家路に着くとさらに家では



ヒ「シ「ただいま」」



母「お帰り、免許取れた」



ヒ「二人共合格」



母「じゃ、今日はシオーネちゃんとヒロキの誕生日と合格祝いを兼ねてご馳走作ったからお祝いしましょう」



俺は本当に今幸せだ、家族、シオーネは死んでも守ってやる

新たな決意をした