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来ちゃった♪

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『シオーネ・・・シオーネ起きて』



シ「女神様・・・何で女神が私の部屋に」



女神「来ちゃった」



女神の話しでは今日1日、上司の神に頼んでヒロキの家族に聖なる森の件のお礼に加護を与えに来たらしい、ただついでにちょっと有る物を買いたいと



女神「早くヒロキくんに挨拶に行きましょう」



シ「え、まだ6時前で寝てますよ」



シオーネは強引な女神に逆らえず、ヒロキの部屋に



シ「ヒロキ起きて、ヒロキ起きて」



ヒ「はぁ~何、今何時」



女神「ヒロキくん、おはよう」



ヒ「おはよう・・・えっ誰」



女神「私は異世界の女神、デメーテルよ、聖なる森を救ってくれてありがとね、お礼に加護を与えに来ちゃった」



ヒ「始めまして千田裕樹です」



『何かこの女神のりが軽い』



リビングで家族に説明し、

デメーテル様から加護を貰い、

お礼をし母ちゃんが朝食を進め、女神様は珈琲を飲んで寛いでる



ちなみに加護の効果は運気アップ、魅力アップ、五穀豊穣



『 五穀豊穣でなんだよ、うちの農家じゃ無いよ』



ヒ「今日はありがとうございました、デメーテル様もお気をつけて」



女神「何さらっと帰らそうとしているの、ヒロキとシオーネには

今日、私の大事な買い物に付き合って貰いますよ」



ヒ「何を買いに行くのですか?」



女神「私が自分で1から世界を創れる様に成った時の為の資料よ」



ヒ「世界を創る資料何てあるんですか?」



女神「有るわよ、異世界や全宇宙の中で唯一、この地球この日本に有ります」



ヒ「そんな凄い物が日本に・・

そんな物が普通に買えるんですか?」



女神「この魔法のブラックカードが有れば可能よ」



『それ、良く見れば、ただのクレジットカードじゃん、テレビCMでお馴染みの会社の、こいつ本当に女神か良くて駄女神だな』



女神「ヒロキ、神はお前が私に対して善からぬ事を思っても、

全てお見通しよ」



シ「女神様に不敬だぞ」



姉「まったく、こんな美しい女神様に対してお前、変態だな」



ヒ「ちょっと待ってよ、女神様その言い方は誤解を招くよ、俺はちょっとダメな女神様と思っただけじゃん」



女神様も民族衣装みたいな服から着替え出掛ける事に

女神様の外での呼び方はメーテルに



ヒ「何処に行くのですか」



女神「先ずは銀座からかな」



ヒ「どうやって向かいますか、転移とか」



女神「電車よ」



ヒ「電車?」



『電車でメーテルって、中央線空飛んだりしないよな、銀河鉄道中央線』



女神「昔私が地球で神やってた時は考えられない位地球は発展したから、東京は電車が一番便利なのよ」



ヒ「女神様は地球の神をやって居たのですか」



女神「そおよ、私は地球では大地の女神だったのよ、人事異動で昇進して、まだ名前もない異世界の女神に成っちゃったのよ」



ヒ「神様って人事異動や昇進が有るんですか」



女神「そりゃ有るわよ、昇進しなきゃ、下級神の仕事何てやってられないわ」



『神様の世界も世知辛いな、人事異動って転勤かよ、こんな話し宗教家が聞いたら発狂するぞ」



ヒ「神様も大変なんですね」



女神「だからヒロキくん、今日はよろしくね」



結局、俺は美女デメーテルと

美少女シオーネを連れ電車で

銀座に向かう



注目集めて、俺のHPは駄だ下がり



電車は通勤ラッシュで満員電車

しかし、乗った次の駅で目の前の席が空く、これが運気アップなのか神様の力なのか



ヒ「買う資料って何ですか?」



女神「ガ〇ダムの資料にBDよ」



ヒ「はぁーーガ〇ダム、アニメの?」



女神「そうよ、あのアニメの世界は異世界、全宇宙を探しても、
類似する世界は無いの、だって宇宙に進出しても無重力の宇宙で人形ロボット造る意味無いから、だからガ〇ダムには、ロマンが有るの、私は何時かあの世界を創りたいの」



『この女神は今、剣と魔法の世界の女神だよな、イヤだよ、
ゴーレムがモビルスーツとかに成ったら」



ヒ「でも、銀座でガ〇ダムの物って、有りますか?」



女神「銀座は洋服とデザートを買うのよ」



『この女神、ついでは加護で自分の買い物メインだな、駄女神』



無情にも3人を乗せ電車は空を飛ばず線路を走って行く



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