42 / 51
帝国の暴走①
しおりを挟む
俺はシオーネと異世界に作物の経過を見に来ていた
作物は順調で耕作面積もかなり増えた、この調子なら食糧問題も、問題ないところまで来ている
そんな中また王家の馬車が俺達に向かって来る
ヒ「嫌な予感しかしないから、シオーネ逃げるか」
シ「話しだけ、聞いてあげれば」
仕方なく俺達は王城に向かい、城に着くと執務室に通され、
王様と宰相に出迎えられた、
話しを聞くとローガン帝国にグランディウス王国が宣戦布告された事を聞かされた、ただローガン帝国との国境は山脈の谷間の一本道しか無い為に問題無いが、ローガン帝国が人族至上主義を訴え、エルフのフレスト公国や魔族のミリ国に攻め入り、奴隷狩りと評して女子供を拐い反抗する者を虐殺している
エルフも魔族も閉鎖的では有るがどちらも、平和的で闘いこのまない正確な為に蹂躙されているらしい
王「こんな事を頼め無いのは解っているが、国としても両国に援助もしよう、この国は自分達で何とかするから、両国を助けてくれないか」
ヒ「魔族って、昔魔王が暴れた国じゃ無いですか?」
王「それは違う、200年前の魔王戦争は次元の扉を使い別の世界からの侵略だ、その時に召喚された使徒で有る勇者様が、魔王を倒し次元の扉を封印したのだ」
ヒ「そうなんだ、ご先祖様格好いいな」
王「ヒロキ殿、そなた勇者様の子孫なのか?」
ヒ「よく解らないけど、シオーネが言ってた」
シ「勇者の子孫で間違い無い」
王様と宰相が頭を抱えている
王「その事は後で考えるとして、お願い出来ないか」
ヒ「解りました手伝いましょう、良いよねシオーネ」
シ「問題無い、私はヒロキについて行く」
俺達は先に近いエルフの国を目指した
シオーネが聖獣の青竜と朱雀を魔族の国に白虎をエルフの国に玄武を国境の谷に向かわせた
俺達は程なくして、エルフの村を襲っている帝国兵を見つけた
ヒ「虐殺を止めろ」
俺の声とシオーネの威嚇で一旦止まったが、指揮官の命令で、俺達を攻撃してきた
ヒ「攻撃を止めなければ、こちらも攻撃する」
「どんどん魔法攻撃しろ、バリスタで近づけさせるな」
ヒ「シオーネ本陣の上で俺を下ろしてくれ」
シ「解った、気をつけてな」
俺は本陣に飛び降り、身体強化と結界を張り、攻撃して来る者を切り伏せた
「あの者を殺せ、殺した者は貴族にしてやる」
俺は指揮官に向かい、グラムの切れ味に斬りかかる剣ごと兵士達を切り殺し、何か叫んでる指揮官の首をはねた
ヒ「指揮官は死んだ、抵抗する者、逃げる者は容赦なく殺す、武器を捨てその場で伏せろ」
風魔法で声を拡散させたが、逃げる者や攻撃して来る者も居たので強めにソーラーレイを放った
何10人かが無惨に塵になり、やっと兵士達が降伏した
俺は兵士達に拘束魔法をかけ、エルフの代表と話す事にした
俺がエルフに近づき、シオーネが降りて来ると、エルフ達は、土下座し
神龍様、神龍様と崇め、話しに成らないので、シオーネに人か化して貰い、やっとの思いで話す事ができた
話し合いで帝国兵をエルフに管理してもらう事にした、流石に何千人も拘束する施設が無いのでシオーネの魔法で牢屋を造り、収監して帝国の物資等はエルフに渡した
其から他の村からの援軍と供にエルフの王子が来た
「この度は国民を助けて頂きありがとうございました、私はフレスト公国第二王子クラウス、フレストです」
ヒ「俺はヒロキで、こっちがシオーネ」
他のエルフに王子が耳打ちされると、いきなり土下座してきて話しを始める迄ひと悶着
『エルフの土下座は標準仕様なのか』
王子に帝国兵を殺さない事をお願いし、帝国の物資はエルフが接収して貰う事を決めた
王子の誘いで王城に招待されたが、辞退し拐われたエルフの奪還を約束し、俺達は魔族の国に向かう事にした
作物は順調で耕作面積もかなり増えた、この調子なら食糧問題も、問題ないところまで来ている
そんな中また王家の馬車が俺達に向かって来る
ヒ「嫌な予感しかしないから、シオーネ逃げるか」
シ「話しだけ、聞いてあげれば」
仕方なく俺達は王城に向かい、城に着くと執務室に通され、
王様と宰相に出迎えられた、
話しを聞くとローガン帝国にグランディウス王国が宣戦布告された事を聞かされた、ただローガン帝国との国境は山脈の谷間の一本道しか無い為に問題無いが、ローガン帝国が人族至上主義を訴え、エルフのフレスト公国や魔族のミリ国に攻め入り、奴隷狩りと評して女子供を拐い反抗する者を虐殺している
エルフも魔族も閉鎖的では有るがどちらも、平和的で闘いこのまない正確な為に蹂躙されているらしい
王「こんな事を頼め無いのは解っているが、国としても両国に援助もしよう、この国は自分達で何とかするから、両国を助けてくれないか」
ヒ「魔族って、昔魔王が暴れた国じゃ無いですか?」
王「それは違う、200年前の魔王戦争は次元の扉を使い別の世界からの侵略だ、その時に召喚された使徒で有る勇者様が、魔王を倒し次元の扉を封印したのだ」
ヒ「そうなんだ、ご先祖様格好いいな」
王「ヒロキ殿、そなた勇者様の子孫なのか?」
ヒ「よく解らないけど、シオーネが言ってた」
シ「勇者の子孫で間違い無い」
王様と宰相が頭を抱えている
王「その事は後で考えるとして、お願い出来ないか」
ヒ「解りました手伝いましょう、良いよねシオーネ」
シ「問題無い、私はヒロキについて行く」
俺達は先に近いエルフの国を目指した
シオーネが聖獣の青竜と朱雀を魔族の国に白虎をエルフの国に玄武を国境の谷に向かわせた
俺達は程なくして、エルフの村を襲っている帝国兵を見つけた
ヒ「虐殺を止めろ」
俺の声とシオーネの威嚇で一旦止まったが、指揮官の命令で、俺達を攻撃してきた
ヒ「攻撃を止めなければ、こちらも攻撃する」
「どんどん魔法攻撃しろ、バリスタで近づけさせるな」
ヒ「シオーネ本陣の上で俺を下ろしてくれ」
シ「解った、気をつけてな」
俺は本陣に飛び降り、身体強化と結界を張り、攻撃して来る者を切り伏せた
「あの者を殺せ、殺した者は貴族にしてやる」
俺は指揮官に向かい、グラムの切れ味に斬りかかる剣ごと兵士達を切り殺し、何か叫んでる指揮官の首をはねた
ヒ「指揮官は死んだ、抵抗する者、逃げる者は容赦なく殺す、武器を捨てその場で伏せろ」
風魔法で声を拡散させたが、逃げる者や攻撃して来る者も居たので強めにソーラーレイを放った
何10人かが無惨に塵になり、やっと兵士達が降伏した
俺は兵士達に拘束魔法をかけ、エルフの代表と話す事にした
俺がエルフに近づき、シオーネが降りて来ると、エルフ達は、土下座し
神龍様、神龍様と崇め、話しに成らないので、シオーネに人か化して貰い、やっとの思いで話す事ができた
話し合いで帝国兵をエルフに管理してもらう事にした、流石に何千人も拘束する施設が無いのでシオーネの魔法で牢屋を造り、収監して帝国の物資等はエルフに渡した
其から他の村からの援軍と供にエルフの王子が来た
「この度は国民を助けて頂きありがとうございました、私はフレスト公国第二王子クラウス、フレストです」
ヒ「俺はヒロキで、こっちがシオーネ」
他のエルフに王子が耳打ちされると、いきなり土下座してきて話しを始める迄ひと悶着
『エルフの土下座は標準仕様なのか』
王子に帝国兵を殺さない事をお願いし、帝国の物資はエルフが接収して貰う事を決めた
王子の誘いで王城に招待されたが、辞退し拐われたエルフの奪還を約束し、俺達は魔族の国に向かう事にした
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる