3 / 19
3話
しおりを挟む
家に着き裏から車を入れると、商店裏口の倉庫から商店街のおばちゃんたちが異なるこちらを覗いてる。
どこで話が伝わったか分からないが、変な噂が広まらないことを願う。
「店長、私に任せて」
翔子さんが車を降りておばちゃんたちの元へ向かうが、翔子さんが街一番のスピーカーなので余計に変な噂が広まらないか心配。
「エマさん、おばちゃんたちにつかまると大変だから、トランクの荷物は俺が運ぶから先に家に入って、鍵これね」
「わかりました」
トランクから荷物を降ろしていると、おばちゃんたちが獲物を狙うように俺に近づいてきた。
「おばちゃんたち勝手に店のバックヤードに入らないでよ」
「きょうちゃん、おばちゃんたちきょうちゃんが心配だったのよ」
「きょうちゃん、可愛い子じゃないおばちゃん応援する」
「水商売のお姉さんより良いと思うなー」
「おばちゃんたち店はいいのかよ」
「大丈夫よー」
「きょうちゃん、社長に成ったんだから早く結婚しないと」
「勝也だっ結婚してないじゃん」
「そうなのよ、きょうちゃん良い人居ないかねー」
あーだめだなに話してもおばちゃんたちのペースに持っていかれる。
「今は忙しいからじゃあ」
「きょうちゃん待って」
呼び止めるおばちゃんたちを無視して家に駆けこむ。
「クソババアども、下手なネットの炎上よりきつい、暇なら店先の掃除でもしてろってんだ」
玄関に入り靴を脱いでいるとエマが。
「右京さん、ごめんざさい」
「なにが?」
「私のせいで・・・」
「気にしないで、あの連中は救急車のサイレンの音が鳴ったて大騒ぎするんだから」
「そおなんですか?」
「それよりこの後、昔の連れが大騒ぎするけど、エマさんに絶対近づけさせないから」
「連れ?」
「昔からの友達」
「右京さんの友達なら大丈夫ですよ」
「いやいや、碌な奴らじゃあ無いから、エマさんは2m以内に近づいちゃだめだよ」
「はーい」
「エマさん始めて笑ったね、ここに居れば心配ないから」
「右京さんありがとうございます、助けてもらったのが右京さんで良かった」
やべーすっごく可愛い、惚れそう・・いや待て待て違うだろちゃんと親元に返さないと。
「エマさんの部屋を用意するから掃除手伝って、妹の使ってた部屋だからベットもあるし、昔の妹の物もあるけど自由に使っていいから」
「妹さんいるんですか?」
「居るよ、今は都内に住んでるよ」
「いいなー兄妹がいるの」
「エマさんは兄弟はいるの」
「いえ、私の種族は」
「種族」
「いえ、家族はお父さんとお母さんだけです、でも村の子供は兄弟みたいなものです」
「じゃあ、ここの商店街と変わらないな、だからいちいちジジババがうるさいんだよ、だから昔からの友達は遠慮がなくて、嫌なことされたら俺に言ってね電柱に縛り付けてやるから」
「大丈夫ですよ、私こう見えても強いですから」
「頼もしいね、じゃあ掃除して買った洋服しまおうか」
「はい」
2階の元妹の部屋見せると。
「わー可愛いお部屋ですね」
「ちょっと家具は古いけど机にドレッサーもあるから使ってね、たんすの小物や洋服も使って良いよ、ちょっと古いし妹と体系違うから部屋着にでも使って」
「大丈夫だよ、もう4,5年使ってないから、片付けろって言ったら捨てとてだと」
「下着も有りますよ」
「ごめん、下着の引き出しはそのままで、変に触ると俺が妹に殺されるから」
「ここは封印しておきますね」
「そうしてくれる、俺掃除機かけるからシーツと枕カバーやっちゃて」
俺が掃除機をかけると、エマはじーっと掃除機を見てる。
「掃除機しらない?」
「はい、初めて見ました」
どんな田舎で育ったんだろベラルーシってどんな国かわからないない、後でネットで調べるか。
妹のアルバムを見つけては手が止まり、ぐちゃぐちゃなクローゼットの中身を使ってない部屋に移しなんだかんだで時計を見れば5時ちょっと前。
「ごめん、翔子さん帰る時間だから、ちょっと店に行ってくるね」
「はい、後は私一人で大丈夫ですから」
「ちょっと行ってくる」
「いってらっしゃい」
店に良くて案の定、今度は商店街のジジどもが来ていて、翔子さんが防波堤になっていた。
「おら、おじさんたち酒屋で油売ってないで仕事しなよ」
「一途前に言いやがって悪ガキが偉くなったもんだ」
「まったくだ、ちょっとこないだまで夜中までブンブンうるさかったのに」
「何年前の話だよ、それに勝也だって一緒だろ」
「なあ、美人の外人さんに挨拶させてくれよ」
「挨拶なら近いうちに行くから待ってろ」
「良いじゃんかよ挨拶くらい」
「うるせーな、商売の邪魔だよ、あんたらが居ると客が入ってこなくなる」
配送の山下くんたちも戻って来たので報告を聞いて明日の積み込みをして、当番以外は上がってもらう、アルバイトのさとみちゃんと交代で翔子さんも上がってもらうつもりが、勝手に俺の家にさとみちゃんと上がって行った。
「あいつら人の家を勝手に」
「社長、諦めましょう」
「まったく、俺の周りの女はエマさんは違うといいな」
「社長、心の声が漏れてます」
「上がれる奴は上がれ、俺はちょっと晩飯買ってくる」
今日は何にするかな、エマさんの好みがわからないからな、うんー卵は平気だったからかつ丼で良いかな、肉屋でかつを買って作るか。
商店街を歩いただけで捕まりそうになるが華麗なスルースキルで肉屋に到着、肉屋でも気にせずかつだけ買って逃げ帰ってきた。
八百屋の勝也が叫んでいたが華麗にシカト、あいつは近づけさせない、あいつは自分ところの売ったフルーツを高い金出してキャバクラで食ってろ。
家に入るとまだ2人が居るみたい、片付けの邪魔だろ。
「2人は何やってるの?翔子さん帰って晩御飯作るんでしょ、さとみちゃんも働かないなら時給減らすよ」
「はーい、社長玄関の鍵かけちゃダメですよ」
「なんでだ?」
「社長がエマさんに影響を与えるエマHなことしないように見に行くためですよ」
「しねいよ、とっとと働け」
「やっと行ったエマさんごめんね、片付け終わりそう?」
「はい、もう少しで終わります」
「じゃあ、晩飯の準備しちゃうから、片付け終わったら来て」
「私手伝いましょうか?」
「いいよいいよ、今日は簡単な物で悪いけど我慢して」
「すいません」
さてと米を炊いてカツ丼を作るかな、サラダが無いなしょがないカツ丼とおしんことインスタントのお吸い物で良いか。
どこで話が伝わったか分からないが、変な噂が広まらないことを願う。
「店長、私に任せて」
翔子さんが車を降りておばちゃんたちの元へ向かうが、翔子さんが街一番のスピーカーなので余計に変な噂が広まらないか心配。
「エマさん、おばちゃんたちにつかまると大変だから、トランクの荷物は俺が運ぶから先に家に入って、鍵これね」
「わかりました」
トランクから荷物を降ろしていると、おばちゃんたちが獲物を狙うように俺に近づいてきた。
「おばちゃんたち勝手に店のバックヤードに入らないでよ」
「きょうちゃん、おばちゃんたちきょうちゃんが心配だったのよ」
「きょうちゃん、可愛い子じゃないおばちゃん応援する」
「水商売のお姉さんより良いと思うなー」
「おばちゃんたち店はいいのかよ」
「大丈夫よー」
「きょうちゃん、社長に成ったんだから早く結婚しないと」
「勝也だっ結婚してないじゃん」
「そうなのよ、きょうちゃん良い人居ないかねー」
あーだめだなに話してもおばちゃんたちのペースに持っていかれる。
「今は忙しいからじゃあ」
「きょうちゃん待って」
呼び止めるおばちゃんたちを無視して家に駆けこむ。
「クソババアども、下手なネットの炎上よりきつい、暇なら店先の掃除でもしてろってんだ」
玄関に入り靴を脱いでいるとエマが。
「右京さん、ごめんざさい」
「なにが?」
「私のせいで・・・」
「気にしないで、あの連中は救急車のサイレンの音が鳴ったて大騒ぎするんだから」
「そおなんですか?」
「それよりこの後、昔の連れが大騒ぎするけど、エマさんに絶対近づけさせないから」
「連れ?」
「昔からの友達」
「右京さんの友達なら大丈夫ですよ」
「いやいや、碌な奴らじゃあ無いから、エマさんは2m以内に近づいちゃだめだよ」
「はーい」
「エマさん始めて笑ったね、ここに居れば心配ないから」
「右京さんありがとうございます、助けてもらったのが右京さんで良かった」
やべーすっごく可愛い、惚れそう・・いや待て待て違うだろちゃんと親元に返さないと。
「エマさんの部屋を用意するから掃除手伝って、妹の使ってた部屋だからベットもあるし、昔の妹の物もあるけど自由に使っていいから」
「妹さんいるんですか?」
「居るよ、今は都内に住んでるよ」
「いいなー兄妹がいるの」
「エマさんは兄弟はいるの」
「いえ、私の種族は」
「種族」
「いえ、家族はお父さんとお母さんだけです、でも村の子供は兄弟みたいなものです」
「じゃあ、ここの商店街と変わらないな、だからいちいちジジババがうるさいんだよ、だから昔からの友達は遠慮がなくて、嫌なことされたら俺に言ってね電柱に縛り付けてやるから」
「大丈夫ですよ、私こう見えても強いですから」
「頼もしいね、じゃあ掃除して買った洋服しまおうか」
「はい」
2階の元妹の部屋見せると。
「わー可愛いお部屋ですね」
「ちょっと家具は古いけど机にドレッサーもあるから使ってね、たんすの小物や洋服も使って良いよ、ちょっと古いし妹と体系違うから部屋着にでも使って」
「大丈夫だよ、もう4,5年使ってないから、片付けろって言ったら捨てとてだと」
「下着も有りますよ」
「ごめん、下着の引き出しはそのままで、変に触ると俺が妹に殺されるから」
「ここは封印しておきますね」
「そうしてくれる、俺掃除機かけるからシーツと枕カバーやっちゃて」
俺が掃除機をかけると、エマはじーっと掃除機を見てる。
「掃除機しらない?」
「はい、初めて見ました」
どんな田舎で育ったんだろベラルーシってどんな国かわからないない、後でネットで調べるか。
妹のアルバムを見つけては手が止まり、ぐちゃぐちゃなクローゼットの中身を使ってない部屋に移しなんだかんだで時計を見れば5時ちょっと前。
「ごめん、翔子さん帰る時間だから、ちょっと店に行ってくるね」
「はい、後は私一人で大丈夫ですから」
「ちょっと行ってくる」
「いってらっしゃい」
店に良くて案の定、今度は商店街のジジどもが来ていて、翔子さんが防波堤になっていた。
「おら、おじさんたち酒屋で油売ってないで仕事しなよ」
「一途前に言いやがって悪ガキが偉くなったもんだ」
「まったくだ、ちょっとこないだまで夜中までブンブンうるさかったのに」
「何年前の話だよ、それに勝也だって一緒だろ」
「なあ、美人の外人さんに挨拶させてくれよ」
「挨拶なら近いうちに行くから待ってろ」
「良いじゃんかよ挨拶くらい」
「うるせーな、商売の邪魔だよ、あんたらが居ると客が入ってこなくなる」
配送の山下くんたちも戻って来たので報告を聞いて明日の積み込みをして、当番以外は上がってもらう、アルバイトのさとみちゃんと交代で翔子さんも上がってもらうつもりが、勝手に俺の家にさとみちゃんと上がって行った。
「あいつら人の家を勝手に」
「社長、諦めましょう」
「まったく、俺の周りの女はエマさんは違うといいな」
「社長、心の声が漏れてます」
「上がれる奴は上がれ、俺はちょっと晩飯買ってくる」
今日は何にするかな、エマさんの好みがわからないからな、うんー卵は平気だったからかつ丼で良いかな、肉屋でかつを買って作るか。
商店街を歩いただけで捕まりそうになるが華麗なスルースキルで肉屋に到着、肉屋でも気にせずかつだけ買って逃げ帰ってきた。
八百屋の勝也が叫んでいたが華麗にシカト、あいつは近づけさせない、あいつは自分ところの売ったフルーツを高い金出してキャバクラで食ってろ。
家に入るとまだ2人が居るみたい、片付けの邪魔だろ。
「2人は何やってるの?翔子さん帰って晩御飯作るんでしょ、さとみちゃんも働かないなら時給減らすよ」
「はーい、社長玄関の鍵かけちゃダメですよ」
「なんでだ?」
「社長がエマさんに影響を与えるエマHなことしないように見に行くためですよ」
「しねいよ、とっとと働け」
「やっと行ったエマさんごめんね、片付け終わりそう?」
「はい、もう少しで終わります」
「じゃあ、晩飯の準備しちゃうから、片付け終わったら来て」
「私手伝いましょうか?」
「いいよいいよ、今日は簡単な物で悪いけど我慢して」
「すいません」
さてと米を炊いてカツ丼を作るかな、サラダが無いなしょがないカツ丼とおしんことインスタントのお吸い物で良いか。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転生してしまった。どうせ死ぬのに。
あんど もあ
ファンタジー
好きな人と結婚して初めてのクリスマスに事故で亡くなった私。異世界に転生したけど、どうせ死ぬなら幸せになんてなりたくない。そう思って生きてきたのだけど……。
男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました
春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。
名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。
誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。
ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、
あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。
「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」
「……もう限界だ」
私は知らなかった。
宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて――
ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる