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夜十二時まで開店しているスーパーで清子は車を降ろしてもらうと、その中に入っていった。そして買い物かごを手にしようとしたときだった。
「もってやるよ。」
「結構です。だいたい、何で付いてくるんですか?」
晶を見上げると、バカにしたように晶は言う。
「お前料理とか出来るのか。」
「出来ますよ。普段はしないけど。」
そう言って清子はスーパーの中に入っていく。トマトやキャベツが安い。そう思いながら、数種類の野菜と鶏肉をかごの中に入れる。
「食えるのかなぁ。」
「食べれますよ。人を何だと思ってるんですか。」
するとこの時間には終わりかけていた試食を勧めるおばさんが、余っていた試食のウィンナーを二人に差し出した。
「余ってるからどうぞ。旦那さん。奥さんも。」
その言葉に晶は機嫌が良さそうに二つのつまようじに刺されたウインナーをとる。そしてそのうち一つを、清子に手渡した。
「ほら。奥さん。」
「誰が奥さんだ。」
そのウィンナーを受け取りたくはなかったが、食べ物に罪はない。そう思いながら、清子はそれを口に入れる。
「うまいな。買おうぜ。」
「どうぞ。お好きに。」
清子はそう言ってその場を去っていく。
スーパーを出ると、清子は傘を開く。
「じゃあここで。お疲れさまでした。」
「え?ウィンナー食べねぇの?」
「うちで食べてください。分けましょうか?」
買い物の袋からウィンナーを取り出すと、それを晶に手渡した。すると晶はため息を付いて言う。
「うちに持って帰ったら、ゴミ箱行きだからな。」
「え?」
「不要なモノがあると食べてしまって体重が増えるんだとよ。」
愛の言葉らしい。モデルをしているという愛の言葉はなるほどとうなづける。
食べたり酒を飲んでしまったら、太ってしまうのだろう。清子は全くそれに該当しないが。
「……ずいぶん気を使うんですね。」
「あっちは体が資本だからな。出来ることはな。」
愛にとても気を使っているのだろう。なのにどうして清子に手を出そうとしているのかわからない。
だがどうでもいいだろう。
「だったら早く帰ってあげてください。」
「あっちは今日は飲みに出てる。帰ってくるのは明け方だろうな。」
「……。」
「清子。だからさ……お前の家で飯食わせてくれねぇかな。」
「食べさせません。」
「半分出しただろ?」
だから金なんかを出してもらうのは気が引けたのだ。清子はため息を付く。
「お好きに。」
「あぁ。好きにする。駐車場はあるのか?」
「一応、駐車場込みです。使うことはないんですけど。」
清子の持っていた荷物を晶は手に取ると、また車の中に入れた。
「モデルルームっぽいな。」
部屋に入った晶の第一声はそれだった。掃除は毎日のことで、簡単に柄の付いたドライシートで拭く。
掃除機や拭き掃除は休みの日に集中してするのだ。それも祖母の教えからだった。女の子はせめて身綺麗にしていた方が良いという。
「炊飯器あるのに飯炊かないのか?」
「鍋で炊けますけど。」
せっかく三口コンロなのだ。清子はジャケットを脱ぐと、米を研ぐ。
「鍋の方が少量なら早く炊けるし。」
「へぇ。」
手際よく調理していく。そんなモノも彼女の計算通りなのだろう。
「なんか手伝おうか?」
「だったらウィンナーを切ってください。三つくらいで。」
鶏肉を焼くためにフライパンを温めながら、清子は言う。
あっという間に食卓に食事が数品並んだ。時間は米が炊ける三十分間くらいだろう。味噌汁、鳥のステーキ、キャベツと人参のコールスロー、卵とウィンナーのトマト炒め、冷や奴。
「魔法かよ。」
「特別なことはしてないです。良かったですね。食器の予備があって。」
その一つ一つが全て美味しいというわけではない。ただの家庭料理だ。だがその一つ一つに晶は口を入れると、笑っていた。
「どうしました?」
「……お前に言ってなかったっけ。俺さ……普通の家庭じゃなかったから、懐かしいと思って。」
「普通の家庭じゃない?」
「あぁ。母親がすぐ出て行ってな。祖母ちゃんが家のことを全部していたけど、俺が高校入ってすぐだっけか、足の骨を折ってそのままぼけたんだよ。」
あのときの家はめちゃくちゃだった。必死に祖母の面倒を見ようとする兄と、自分勝手なことをしたい弟と、家庭を顧みない父親。
「……昔話したっけ。」
「覚えてなかった。」
「ひでえヤツ。俺さ、家にいたくなくてお前の家の前にいたのに。」
箸が止まった。そんな理由で家にいたのかと。そう言えばそんなことを言っていたと思い出した。
「……現実を忘れさせてくれたな。」
「……で、現実に戻ったんですよね。」
表情を変えずに清子はそう言うと、ウィンナーに手を伸ばした。確かに少し高めだったからか美味しいと思えた。
「それから祖母ちゃんはすぐ死んだよ。お前が居なくなってすぐかな。」
「そうでしたか。」
「殺されたんだ。」
その言葉に清子の箸が止まった。そして晶を見る。すると晶の箸が止まっていた。
「……兄が殺したんだ。仕方ねぇよ。兄ちゃんはずっと祖母ちゃんの面倒を見てたのに、毎日病室に行く度に「どちら様?」と聞かれるし、もっとひどいときは自分の父親と勘違いするんだ。」
「父親と?」
「なんか、すげぇ暴君だったみたいでさ。父親と間違ったときはすげぇ怯えるんだ。一番世話になってんのに、周りは虐待してるんじゃないかって……。」
「それはぎりぎりでしたね。」
そんな理由なら殺しても仕方ないのかもしれない。
情状酌量の余地がある。そう言われていたのに、結局実刑になった。
「俺さ、結局逃げるみたいにして大学行った。」
「……あの町ではなく?」
「いれねぇよ。祖母ちゃん殺した男の弟だって後ろ指刺されるし。」
晶はそう言って鶏肉に手を伸ばした。
「この間、面会に行ったよ。」
「まだ刑務所に?」
「あぁ。十年。もう少しで刑期は終わるけどな……それからどうするかってばかり言ってる。」
「資格は?」
「取れるだけ取ったらしいけど、雇ってもらえるところなんかあるのかな。俺も弟も、うまく企業に入れたから良いけど。」
「……相談に乗っても良いですよ。派遣だったらあまり……。」
「そうでもねぇよ。お前みたいに頭がいいわけでもないみたいだしな。」
「だったら誰にも負けないこれというモノを持ってないといけない。生きていくのだったらそうしてください。」
清子もそうした。あの職業訓練校で学べるだけ学び、寝る間を惜しんで勉強をした。それが今の結果なのだから。
「もってやるよ。」
「結構です。だいたい、何で付いてくるんですか?」
晶を見上げると、バカにしたように晶は言う。
「お前料理とか出来るのか。」
「出来ますよ。普段はしないけど。」
そう言って清子はスーパーの中に入っていく。トマトやキャベツが安い。そう思いながら、数種類の野菜と鶏肉をかごの中に入れる。
「食えるのかなぁ。」
「食べれますよ。人を何だと思ってるんですか。」
するとこの時間には終わりかけていた試食を勧めるおばさんが、余っていた試食のウィンナーを二人に差し出した。
「余ってるからどうぞ。旦那さん。奥さんも。」
その言葉に晶は機嫌が良さそうに二つのつまようじに刺されたウインナーをとる。そしてそのうち一つを、清子に手渡した。
「ほら。奥さん。」
「誰が奥さんだ。」
そのウィンナーを受け取りたくはなかったが、食べ物に罪はない。そう思いながら、清子はそれを口に入れる。
「うまいな。買おうぜ。」
「どうぞ。お好きに。」
清子はそう言ってその場を去っていく。
スーパーを出ると、清子は傘を開く。
「じゃあここで。お疲れさまでした。」
「え?ウィンナー食べねぇの?」
「うちで食べてください。分けましょうか?」
買い物の袋からウィンナーを取り出すと、それを晶に手渡した。すると晶はため息を付いて言う。
「うちに持って帰ったら、ゴミ箱行きだからな。」
「え?」
「不要なモノがあると食べてしまって体重が増えるんだとよ。」
愛の言葉らしい。モデルをしているという愛の言葉はなるほどとうなづける。
食べたり酒を飲んでしまったら、太ってしまうのだろう。清子は全くそれに該当しないが。
「……ずいぶん気を使うんですね。」
「あっちは体が資本だからな。出来ることはな。」
愛にとても気を使っているのだろう。なのにどうして清子に手を出そうとしているのかわからない。
だがどうでもいいだろう。
「だったら早く帰ってあげてください。」
「あっちは今日は飲みに出てる。帰ってくるのは明け方だろうな。」
「……。」
「清子。だからさ……お前の家で飯食わせてくれねぇかな。」
「食べさせません。」
「半分出しただろ?」
だから金なんかを出してもらうのは気が引けたのだ。清子はため息を付く。
「お好きに。」
「あぁ。好きにする。駐車場はあるのか?」
「一応、駐車場込みです。使うことはないんですけど。」
清子の持っていた荷物を晶は手に取ると、また車の中に入れた。
「モデルルームっぽいな。」
部屋に入った晶の第一声はそれだった。掃除は毎日のことで、簡単に柄の付いたドライシートで拭く。
掃除機や拭き掃除は休みの日に集中してするのだ。それも祖母の教えからだった。女の子はせめて身綺麗にしていた方が良いという。
「炊飯器あるのに飯炊かないのか?」
「鍋で炊けますけど。」
せっかく三口コンロなのだ。清子はジャケットを脱ぐと、米を研ぐ。
「鍋の方が少量なら早く炊けるし。」
「へぇ。」
手際よく調理していく。そんなモノも彼女の計算通りなのだろう。
「なんか手伝おうか?」
「だったらウィンナーを切ってください。三つくらいで。」
鶏肉を焼くためにフライパンを温めながら、清子は言う。
あっという間に食卓に食事が数品並んだ。時間は米が炊ける三十分間くらいだろう。味噌汁、鳥のステーキ、キャベツと人参のコールスロー、卵とウィンナーのトマト炒め、冷や奴。
「魔法かよ。」
「特別なことはしてないです。良かったですね。食器の予備があって。」
その一つ一つが全て美味しいというわけではない。ただの家庭料理だ。だがその一つ一つに晶は口を入れると、笑っていた。
「どうしました?」
「……お前に言ってなかったっけ。俺さ……普通の家庭じゃなかったから、懐かしいと思って。」
「普通の家庭じゃない?」
「あぁ。母親がすぐ出て行ってな。祖母ちゃんが家のことを全部していたけど、俺が高校入ってすぐだっけか、足の骨を折ってそのままぼけたんだよ。」
あのときの家はめちゃくちゃだった。必死に祖母の面倒を見ようとする兄と、自分勝手なことをしたい弟と、家庭を顧みない父親。
「……昔話したっけ。」
「覚えてなかった。」
「ひでえヤツ。俺さ、家にいたくなくてお前の家の前にいたのに。」
箸が止まった。そんな理由で家にいたのかと。そう言えばそんなことを言っていたと思い出した。
「……現実を忘れさせてくれたな。」
「……で、現実に戻ったんですよね。」
表情を変えずに清子はそう言うと、ウィンナーに手を伸ばした。確かに少し高めだったからか美味しいと思えた。
「それから祖母ちゃんはすぐ死んだよ。お前が居なくなってすぐかな。」
「そうでしたか。」
「殺されたんだ。」
その言葉に清子の箸が止まった。そして晶を見る。すると晶の箸が止まっていた。
「……兄が殺したんだ。仕方ねぇよ。兄ちゃんはずっと祖母ちゃんの面倒を見てたのに、毎日病室に行く度に「どちら様?」と聞かれるし、もっとひどいときは自分の父親と勘違いするんだ。」
「父親と?」
「なんか、すげぇ暴君だったみたいでさ。父親と間違ったときはすげぇ怯えるんだ。一番世話になってんのに、周りは虐待してるんじゃないかって……。」
「それはぎりぎりでしたね。」
そんな理由なら殺しても仕方ないのかもしれない。
情状酌量の余地がある。そう言われていたのに、結局実刑になった。
「俺さ、結局逃げるみたいにして大学行った。」
「……あの町ではなく?」
「いれねぇよ。祖母ちゃん殺した男の弟だって後ろ指刺されるし。」
晶はそう言って鶏肉に手を伸ばした。
「この間、面会に行ったよ。」
「まだ刑務所に?」
「あぁ。十年。もう少しで刑期は終わるけどな……それからどうするかってばかり言ってる。」
「資格は?」
「取れるだけ取ったらしいけど、雇ってもらえるところなんかあるのかな。俺も弟も、うまく企業に入れたから良いけど。」
「……相談に乗っても良いですよ。派遣だったらあまり……。」
「そうでもねぇよ。お前みたいに頭がいいわけでもないみたいだしな。」
「だったら誰にも負けないこれというモノを持ってないといけない。生きていくのだったらそうしてください。」
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