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練習試合2
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必要のない人の多いところは、ミハラとリルハの言動からも、目立ってしまうために避けていたのだろう。
誰も誘わなければ、行くことのない場所であるために、無理もないが、随分不自由な生活をしていたのだろうなと思うようになっていった。
「ありがとうございます、よろしくお願いいたします」
フランアールはご機嫌ではあったが、とは言っても、ルジエールはミハラとリルハを呼び、確認をすることにした。
「本当は禁止されていたのか?」
「いえ、フラン様がおっしゃったように禁止されていたわけではありません。ですが、問題が起こることもございまして、避けていたのは事実でございます」
フランアールは嘘を言ったわけではない。だが、禁止に近い状態ではあった。
「行かせては不味いのか?」
「いいえ、フラン様は喜んでらっしゃいますから、不味いことはありません」
「でも、今日のように目立つことは控えていただきたいのは事実でございます」
「だが、いつも目立つだろう?」
「トッピングでございます。いるだけで目立つのです。それが今日のようなことになると、不安要素が増えると言いますか……」
フランアールに目立たないようにする考えは当然あった。だが、余程注目することがない限りは、どうしても目を惹いてしまうために、難しいことであった。
「不安要素?」
「目にすることもあるかもしれませんので、お伝えいたしますが、様々な嫌な目に遭ったのです。誘拐未遂、付き纏い、伴う嫉妬など……」
「それは何となく、そうではないかと思っていた」
「外にも気軽には出られず、出ても大人数。気を揉まれるご両親、兄と姉を見て育ち、ご自身で色々制限されていらしたのです」
「そうか……」
自分が動くことで家族や周りに迷惑を掛けると思えば、控えるのは賢い子であればあるほど思うことだろう。
だが、家族も辛かっただろうことも、この年になれば理解もできる。
「ご家族も、私たちも出来る限り叶えたいと思ってはおりました」
「我儘を言うような方ではありませんから」
「そうだろうな、だが今は強いのだろう?」
「はい、それは幼い頃で、今はご自身で対処はできます。ですが、それでも気分のいいものではありません」
「目立つことで、嫌な思いをされるのが嫌なのです」
「それはそうだな」
対処できるからと、好きなように振舞えばいいということではない。
わざわざ嫌な思いをする火種を産む必要はない。ミハラとリルハが、過剰に頭を抱えたことも理解できた。
「何か起こると思うか?」
「結婚されているので、変な手紙は届かないとは思いますが……」
「変な手紙が届いていたのか?」
「はい、気持ちの悪い熱烈なラブレターとも言い難い、素晴らしさを書いたものを毎日送って来たり」
「髪の毛で作ったお守りを送って来た人もおりましたね」
「うわっ、気持ち悪いな」
ルジエールはベタベタされたりということはあったが、プレゼントは受け取ることはしなかった。勝手に置かれていた物は処分していた。
ゆえに女性でも気持ち悪いが、男性の髪の毛となると、さらに気持ち悪さが増す気がした。
「奥様がすぐさま投げ捨てて、教会で燃やしていただきました」
「気を付けるようにしよう」
「はい、ご配慮お願いいたします」
「よろしくお願いいたします」
魔術師であれば、そのようなことはないとは言えないために、極力近付かないようにさせた状態で見せることにしようとルジエールは考えていた。
ファシルが職場に、見学のお礼に訪ねて来た。
「見に来ていただき、ありがとうございました」
「いや、誘ってくれてありがとう。身体強化も人それぞれなんだな」
「魔術師視点ですね」
騎士と魔術師は仲が悪い時代もあったそうだが、今は仲が悪いわけではないが、協力してというわけではなく、分けて考えられている。
誰も誘わなければ、行くことのない場所であるために、無理もないが、随分不自由な生活をしていたのだろうなと思うようになっていった。
「ありがとうございます、よろしくお願いいたします」
フランアールはご機嫌ではあったが、とは言っても、ルジエールはミハラとリルハを呼び、確認をすることにした。
「本当は禁止されていたのか?」
「いえ、フラン様がおっしゃったように禁止されていたわけではありません。ですが、問題が起こることもございまして、避けていたのは事実でございます」
フランアールは嘘を言ったわけではない。だが、禁止に近い状態ではあった。
「行かせては不味いのか?」
「いいえ、フラン様は喜んでらっしゃいますから、不味いことはありません」
「でも、今日のように目立つことは控えていただきたいのは事実でございます」
「だが、いつも目立つだろう?」
「トッピングでございます。いるだけで目立つのです。それが今日のようなことになると、不安要素が増えると言いますか……」
フランアールに目立たないようにする考えは当然あった。だが、余程注目することがない限りは、どうしても目を惹いてしまうために、難しいことであった。
「不安要素?」
「目にすることもあるかもしれませんので、お伝えいたしますが、様々な嫌な目に遭ったのです。誘拐未遂、付き纏い、伴う嫉妬など……」
「それは何となく、そうではないかと思っていた」
「外にも気軽には出られず、出ても大人数。気を揉まれるご両親、兄と姉を見て育ち、ご自身で色々制限されていらしたのです」
「そうか……」
自分が動くことで家族や周りに迷惑を掛けると思えば、控えるのは賢い子であればあるほど思うことだろう。
だが、家族も辛かっただろうことも、この年になれば理解もできる。
「ご家族も、私たちも出来る限り叶えたいと思ってはおりました」
「我儘を言うような方ではありませんから」
「そうだろうな、だが今は強いのだろう?」
「はい、それは幼い頃で、今はご自身で対処はできます。ですが、それでも気分のいいものではありません」
「目立つことで、嫌な思いをされるのが嫌なのです」
「それはそうだな」
対処できるからと、好きなように振舞えばいいということではない。
わざわざ嫌な思いをする火種を産む必要はない。ミハラとリルハが、過剰に頭を抱えたことも理解できた。
「何か起こると思うか?」
「結婚されているので、変な手紙は届かないとは思いますが……」
「変な手紙が届いていたのか?」
「はい、気持ちの悪い熱烈なラブレターとも言い難い、素晴らしさを書いたものを毎日送って来たり」
「髪の毛で作ったお守りを送って来た人もおりましたね」
「うわっ、気持ち悪いな」
ルジエールはベタベタされたりということはあったが、プレゼントは受け取ることはしなかった。勝手に置かれていた物は処分していた。
ゆえに女性でも気持ち悪いが、男性の髪の毛となると、さらに気持ち悪さが増す気がした。
「奥様がすぐさま投げ捨てて、教会で燃やしていただきました」
「気を付けるようにしよう」
「はい、ご配慮お願いいたします」
「よろしくお願いいたします」
魔術師であれば、そのようなことはないとは言えないために、極力近付かないようにさせた状態で見せることにしようとルジエールは考えていた。
ファシルが職場に、見学のお礼に訪ねて来た。
「見に来ていただき、ありがとうございました」
「いや、誘ってくれてありがとう。身体強化も人それぞれなんだな」
「魔術師視点ですね」
騎士と魔術師は仲が悪い時代もあったそうだが、今は仲が悪いわけではないが、協力してというわけではなく、分けて考えられている。
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