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変わらない過去
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「先輩って部活…入ってないんですか…?」
「そうだね、入ってないよ。まぁ。詳しくは入ってたかな」
「そうなんですか」
「あ、いやそんな感じじゃなくて大丈夫だよ。ごめんね気を使わせちゃったみたいで。」
先輩は茶髪で耳に小さなピアスが一つ。
ラインストーンタイプ
逢咲学園の校風には少し違っているというか
今までの在校生にはいないタイプだろうか
バス停に行くたびに彼がそこにいる事に嬉しさを覚えていた
バス停に着くと必ず右後ろから先輩は話しかけてくる
そして、他愛のない話をしていた
「何部だったんですか」
「サッカー部だよ」
「僕も……今のところはサッカー部に入ろうかと思ってます」
「やめときな、あの部活。君が入るようなものじゃない」
「まだ…分からないんですけどね」
「僕からの…忠告って事で、よろしくね」
サッカー部の入部を軽く拒否された。
でも、先輩は本気の顔をしていた。
バスは違うからバス停でしか話せない
「あ、あと僕の名前いってなかったね。
笹倉結人。先輩とか使わなくていいからね」
「そうだね、入ってないよ。まぁ。詳しくは入ってたかな」
「そうなんですか」
「あ、いやそんな感じじゃなくて大丈夫だよ。ごめんね気を使わせちゃったみたいで。」
先輩は茶髪で耳に小さなピアスが一つ。
ラインストーンタイプ
逢咲学園の校風には少し違っているというか
今までの在校生にはいないタイプだろうか
バス停に行くたびに彼がそこにいる事に嬉しさを覚えていた
バス停に着くと必ず右後ろから先輩は話しかけてくる
そして、他愛のない話をしていた
「何部だったんですか」
「サッカー部だよ」
「僕も……今のところはサッカー部に入ろうかと思ってます」
「やめときな、あの部活。君が入るようなものじゃない」
「まだ…分からないんですけどね」
「僕からの…忠告って事で、よろしくね」
サッカー部の入部を軽く拒否された。
でも、先輩は本気の顔をしていた。
バスは違うからバス停でしか話せない
「あ、あと僕の名前いってなかったね。
笹倉結人。先輩とか使わなくていいからね」
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