ディスハイム

アルセフィス

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新ルール

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真良3年1月7日

絶望へと沈む。
孤独の中で何を見つけるのか…
俺には何も残されていない…
『はぁはぁ』
夢か…
そうか…
ここを出たところで俺の罪は消える訳じゃない。
俺の手には洗っても落ちることない赤い血がついているのだから…
案内人が入ってくる
<案内人>「時間だ。2-8463用意しろ。」
『おい、死竜を見てないんだが知らないか?』
<案内人>「答える義務はない。用意が出来たのなら行くぞ」
案内人はいつもと同じモニター室まで案内するだけ…
案内人は不意に喋りかけてくる。
『な、なんだよ。お前の役目はここまで案内するだけじゃないのかよ』
<案内人>「そうだ。」
『じゃあ 喋りかけんな』
<案内人>「では、武器はワイヤーとアイスピックだな」
『っちょ、ちょっと待て武器は変えられるのか…』
<案内人>「答える義務はない」
『はぁぁ。お前はそれしか言えんのか…』
すると死竜が走って寄ってくる。
<死竜>「すまない。ヤボ用があって人と会っていた。」
『あぁ それは分かったが…こいつが変なことを言ってるんだが、何なんの話だ?』
<死竜>「あ~…すまん忘れてた。えっとな…なんだっけな?」
『おい、お前が分かんなかったら俺はどうするんだ。』
<死竜>「大丈夫だ。こいつが知っている」
死竜は案内人に指を指す。
『こいつ。答える義務はないとか言ってなんも答えないぞ』
<死竜>「案内人ならな。ダイス、なんの話だ」
<ダイス>「死竜、人前ではやめろと言っているだろうが。」
<死竜>「わるいわるい。だがこいつなら話しても大丈夫だろう」
<ダイス>『そうか。お前が信頼しているならば…まぁ大丈夫だろう。今日増えた新ルールだ。最初に使った武器以外の武器、お前の場合はアイスピックだな。アイスピックを案内人つまり俺に渡すことで武器の変更が可能になるわけだ。』
『そういうことか…ではこれを頼む』
俺はダイスにアイスピックを渡す。
<ダイス>「確かに受け取った。時間がない、行け」
俺はモニター室のボタンを押し箱の中身を確認すると斧が入っていた。
『ってこれ、おも』
斧を引きずりながら俺はフィールドに入る…重い…
<闘技場の男2>「なんだ。またチビかよ。はぁ…俺の相手ならもっとがたいのいいやつにしなくちゃよぉ」
『あ~おもてぇな~』
<闘技場の男2>「無視するなんていい度胸してるじゃねぇか。お仕置きが必要だな。」
足音が聞こえるが俺は斧が重すぎて気にならなかった。
『あぁめんどくせぇ』
俺は斧をジャイアントスイングをするかのように回転させながら回す
『うわぁぁぁぁぁ』
斧の重さで回転スピードが上がり…斧から手が離れた…
その時、男のお腹から血が噴水のように噴き出す。
数秒後、男の悲鳴が聞こえてくる。
<闘技場の男2>「ぎゃぁぁぁ…なぜ…」
男は倒れ、勝利が決まった。
俺は実感もなく勝利した。
フィールドを出ると死竜が待っていた。
<死竜>「お前あんな奇策、良く思いついたな。あいつはお前と一緒ぐらいに入ってきた新星だったんだが…瞬殺とは俺も恐れ入るは。」
『いや…まぐれだ』
<死竜>「まぐれにしては出来すぎだろ」
『まぁ とにかく勝ったんだ。俺は、戻って寝させてもらう。死竜、クスリあるか?』
<死竜>「これだ。お疲れだな」
死竜にクスリを受けとる。
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