こんな異世界望んでません!

アオネコさん

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第1章 異世界来ちゃった編

初めてのイケメン…ってなんだこのタイトル…☆

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 そう、残念ながらまだ俺の体にはスライムが入っているのだ……。

「ど、どこだい!?」

 カイルさんは慌てて俺の体を見回すが見つけられない。
 うぅ……は、恥ずかしいけど言うしかないか……。

「な、なか……」

「……え?」

 そう言うとカイルさんが固まってしまった。
 視線がゆっくりと俺の下の方へ移動しているのがわかって、顔が熱が集まってくる。

「うう……気持ち悪い……」

 他のスライム達が逃げたのに、尻の中にいるスライムはそんなことお構い無しにグニグニ動くため、俺は異物感と先ほどの変な快感が来るんじゃないかという不安でいっぱいだ。

「わ……わかった。今……掻き出すね……」

 そういうと、ゴクリ……と喉を鳴らしながら右手を俺の尻に近付けていく。

 なんでそっちが緊張して……と思ったが、男の尻に指を突っ込むんだと思えばカイルさんに物凄い罪悪感がある。
 俺だって男の尻に指を突っ込めと言われたら無理と速攻言える自信がある。
 カイルさん本当にすみません!
 これが終わったら土下座しよう……。

 そう俺が決心していると、くちゅっとカイルさんの指が1本中に入ってくる。

「う……あ……ッ」

 穴の入り口近くを弄っていたカイルさんだったが、しばらくするともう1本指を増やしてきた。

「あッ、ゆび……ふえてっ……!」

「1本だとスライムを出せないからね……我慢して……」

 俺はもうカイルさんに頼るしか無いので素直に頷く。
 カイルさんが少しづつ指を奥に入れていく。
 だが、スライムはカイルさんの指に気付いたのか逃げるように奥に入ってしまう。

「ああっ……!やば……いッ」

 ひぃぃ!奥に来てるー!!
 この、ちゃんとした意志がない生き物が自分の中にいる恐怖!!
 皆さんこれわかりますか!?いやぁぁ!!

 俺が恐怖に震えていると、カイルさんがお腹の辺りを押してきた。
 ぐぅ……苦しい……。

「こうやればスライムが出てきてくれるよ」

「わ……わかりました」

 俺はスライムの生態ってものがわからないからカイルさんに任せるしかない。
 しばらくグッグッとお腹を押していると、スライムが外に向かおうとしているのが感覚的にわかった。
 おおカイルさんすごい!さすがイケメンだ!関係ないけど!

「……よし!捕まえた!」

 カイルさんがついにスライムを掴んだらしい。
 そしてそのまま引きずり出そうとすると、スライムも抵抗して暴れる。
 結果。

「ひゃうぅぅ!んひぃ!はっ……はっ……!」

 あの快楽が再び起こりますよねはい。

 スライムが暴れる度に変なとこに当たって、それが快楽を起こしているのか、当たる度に体中が痙攣を起こす。
 それを必死に我慢していると、根元まで埋まっていたカイルさんの指が少しづつ出てきて、あと少しでスライムも出る……というところでスライムが最後にドロッとしたものを体の中に出してきた。

「へっ!?あっ!はっ……なにっ!?」

 俺が混乱する中、カイルさんはスライムを取り出すと左手で懐の短剣を取り出し、スライムに突き刺した。
 刺されたスライムは形を失い水のように溶けて消えてしまう。

「これでもう安心……って大丈夫?」

「うぅ……何か変なの出された……」

「……まさかっ!」

 カイルさんはすぐさま指を穴に戻すと、ぐちゅぐちゅと中を少しいじると指を取り出した。
 その指には液体のようなものがテラテラと光ってい。
 ひぃぃ!!恥ずかしい!

「……これは」

 カイルさんが少し目を見開き、困った顔で俺に言った。

「スライムが体液を出してしまったようだ……」

 うぇぇぇ!?それってやばくね!?
 鑑定さんが媚薬とかなんとか言ってたしマズイって!

「ん!?はっ……ああっ……はっ!」

 意識した途端に体が熱く火照ってくるのを感じる。 
 それは口に液体を入れられた時よりも強い感覚で。

「なかっ熱い……はッ……これ……やばいっ」

 尻の中が熱くムズムズしてきて俺の息子も再び立ち上がり始めた。
 俺は熱を抑えようと無意識にカイルさんにしがみつく。
 するとカイルさんはピシッと固まり、ゆっくりと俺と目を合わせてきた。

「ユ……ユウトくん……あぁ……」

 カイルさんは少し息を荒くしてゆっくりと俺を押し倒してきた。
 背中に土の感触を直に感じる。

「ユウトくん……ごめん」

「ッんん!?」

 カイルさんがいきなり謝ったかと思ったら唇に柔らかい感触がして、次の瞬間には俺の少し開いた口の中に分厚くて湿った何かが侵入してくる。
 至近距離にカイルさんの顔があり、俺はその時初めてカイルさんの舌だということを理解した。


 うえぇ!?キスゥゥゥ!?
 ノォォォ!俺のファーストキスがッ!
 カイルさん!今キスする必要ありました!?

「んっ……はぁ……ユウトくん……んッ」

「んむぅっ……んん……やっ……なんっ……」

 顔を逸らして逃げようとするが、後頭部をガッシリ抑えられて無駄に終わる。
 うう!苦しい!呼吸が出来ない!男とのキスが死因なんていやぁぁ!

「……んっ……んんっ!……ぷはぁッ」

 息が出来ず意識が朦朧としてきた時、やっと唇が離れ俺は思いっきり空気を吸う。

「はぁ……はぁ……は……ぁッ!?」

 体が緩むその瞬間を狙ったのか、俺の尻にカイルさんが指を突っ込んできた。
 しかも3本も!
 その指がバラバラに動き中を蹂躙する。

「あっ……あっ……ゆびダメッ…んんっ……はぁッ」

「はぁ……はぁ…ユウトくん……かわいいよ……はぁ」


 カイルさん!?
 誰か!カイルさんの様子がおかしいよ!
 もしかしてスライムの媚薬って揮発性きはつせいがあるの!?

 俺がそんなことを考えてる間にも更に1本指が増やされていく……なんか尻に入ってる指の数が多くないか!?
 このままいくと5本とも入る事にならない!?
 やめてぇ!尻が裂ける!!

「ああっ……カイルさん……これ…へんっ…」

「はぁ……ユウトくん…くッ…もう……我慢出来ない…!」

「…あっ!」

 ずるりと音がするほどの勢いで指が引き抜かれ、その感覚に痙攣しているとカチャカチャとカイルさんの方から音がする。
 ぼんやりとする意識の中、音がする方を見てみるとカイルさんがスボンのベルトを外しているところだった。

……ま、まさか……!

「まっ……まっへぇ!…ダメっ……それっ…」

「は…ぁ……ユウトくん……こうしないと君が辛くなるんだよ…?」

 他に方法があるでしょ!という俺の言葉は、カイルさんの下着から出てきたもののせいで口から出ることは無かった。

「…カイルさん!…それ……さけるっ…しぬっ…」

 カイルさん……あなたはそんな凶器を隠していたのか!
 イケメンでそんなものを持っているのは男としては羨ましいが今の状況はとても嬉しくない!!
 それまさか入れるつもりか!?正気の沙汰じゃない!
 あ!今は正気じゃなかったわ!ひぃ!

 俺が凶器から逃げようとジリジリと体を動かすが、カイルさんにガッチリ固定されているため無駄に終わる。
 既に凶器の先端からはぷくっと先走りが溢れており、そのまま手で数回扱くと、ぐちゅぐちゅと先走りが凶器全体に広がっていく。
 そして準備が終わったのか、十分に濡れた先端を俺の尻にくっつけてきた。

「……はぁ…かわいい……ユウトくん…挿入れるよッ!」


「やっ……まっ……あああああ!!」

 俺の静止の声はグチュンッという音と衝撃で最後まで紡がれる事はなかった。

 ひぃぃ!入ってる!カイルさんの入ってる!!
 やばいやばい裂けるって!そこ入れる場所じゃなくて出すところだから!逆走行しちゃダメだって!

 俺がそんな現実逃避している間にもカイルさんの凶器はズルズルと中に押し入ってくる。

「いっ……がッ……あああ!!」

「はぁ……!ユウトくん……中がキュウキュウ締め付けてくるね……かわいい……」

 カイルさーん!!元に戻って!!
 それと俺の筋肉動くなー!締め付けちゃだめだー!

 俺が筋肉に懸命に命令していると、ぐちゅんッという音とともにカイルさんの下生えが尻に付く。
 どうやら全部入ったようだ。
 入ってしまったようだ。

 ……ええぇ!?うそだろ!?
 全部入ったってまじか!?俺の体どうなってんの!?あんな凶器入らないだろ!

「はぁ……はぁ…ユウトくん……全部入ったよ」

 そんなの身をもって知ってるわ!!!
 いつものカイルさんに戻ってー!
 過保護でもいいから戻ってください!もう手遅れかもしれないけど!!
 しかし、俺の願いは叶えられる事はなかった。

「もうたまらない……動くね…?」

 カイルさんがそう言うと同時に腰を動かし始めた。
 疑問形で言った割には承諾得てないよね!?
 なんて心で叫んでも伝わらない……。
 え?口で伝えろって?
 凶器が尻の中にギチギチに詰まってる時に喋れると思います?

「あっ……あっ……だめっ…やッ…んっ……あっ」

 パチュパチュと腰が打ち付けられる度に体が揺さぶられまともに話すことも出来ない。

「ユウトくん……ユウトくん…あっ……ユウトくん」

 カイルさんは俺の名前を連呼しながら覆いかぶさり、動きを速めていく。
 俺は両手をカイルさんの背中に回して必死に掴まり、これが早く終わることを願うしかない。

 そして息も絶え絶えのまま揺さぶられ――

「くっ……イクよ…中に出すね!ユウトくん……!」

「イッ……イクッ…はっ……あああああっ…!」

 俺が射精すると同時にドクドクとお腹に熱いものが広がっていくのを感じる。
 ギュッとカイルさんが俺の背中に手を回し耳元で囁く。

「ユウトくん……愛してる…ユウト……」


 だがその言葉は意識の薄れた俺には聞こえておらず。
 再び唇に柔らかな感触を感じながら俺は意識を失った。




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