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第一章
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「ここまでくれば、大丈夫でしょ。」
ぜえぜえと息を吐く。不破さんが追いかけてくるとは思えないが、一応お店が見えなくなるぐらいまでは全力でダッシュして逃げ出させてもらった。助けてもらったには大変にありがたい。助けてくれたのがイケメンだったというのも大変ありがたいことだが、あんなイケメンがこんな地味で何の面白みもない自分をただで助けてくれるとは思えない。ベンチャー企業の話だって大変怪しい。馬車馬のように働かされて、給料ももらえずに放り出される可能性だって高いのだ。
「大体、なんで死にそうになってるような人間を自分の会社に誘うのよ。その時点でおかしいでしょ。」
ブツブツと独り言を言いながら、家路を急ぐ。不破さんに車で連れてこられたから、もしかしたらものすごく遠いところまで来てしまったかと思ったが、見慣れた建物などを見つけて、逆に自分の家に近い場所だということが分かった。
「とにかく、考えるべきことは不破さんじゃなくて、今の会社のことよね。」
踏切にいたときは、もうどうにもならないと思っていたはずなのに、今は何だか元気が湧いてきている。このまま今の会社に居続けてしまっては、本当に死んでしまう。そんな会社にしがみつく必要などないのではないか。
「しっかりしなさい、千佳子!自分を守れるのは自分しかいないのよ。あんな会社に殺されてたまるか!」
「いい心がけだね。」
「ひゃあ!」
突然、真後ろから声をかけられて飛び上がってしまった。急いで振り返ると、にやついた不破さんが立っていた。
「え、なんで!さっき!」
「ひどいなぁ。まだ話の途中だったのに、俺のこと置いて逃げるなんて。」
「ひぃ!」
またも不破さんが顔を寄せてきたので、慌てて距離をとる。
「…ねぇ、何で俺と距離とるの?」
すると、不破さんが拗ねたように口を尖らせた。なかなかの破壊力に顔が真っ赤に染まってしまう。
「いえ、あの、不破さんってちょっと距離が近すぎるかなぁって…。」
「え?でもこうすると、大概の女の子は喜んでくれるんだけどね。」
またも不破さんが顔を寄せてきてにっこりと笑う。この人、女の敵だな。
「私は嬉しくないです。むしろ迷惑です。」
こういう人にははっきり言ってやらないとわからない。ここは勇気を出して言わないと!
今の会社でははっきりと言わなかったから、私に仕事が回ってきたということもあった。これからは嫌なことはしっかり拒否しよう。自分を守るためには必要なことだ。
「私はあなたになんと言われようと、あなたの会社に行くつもりはありませんから!」
言ってやった!ちゃんと言ってやったぞ!私、一つ強くなれたかもしれない。
「…わかった。」
「え?」
「わかったっていったの。そのかわり、一つ俺のお願いごと聞いてくれない?」
「お願い?」
「そ。お願い。」
自分の意見を言い切った達成感に浸っていると、不破さんが一歩後ろに下がって私のにっこりと微笑みかけてきた。これはこれで怖い。
「お願いって、変なことじゃないですよね?」
「いや、変なことじゃない。とっても簡単なことだよ。…俺と1か月間、お付き合いしてくんない?」
「…はい?」
それってめちゃくちゃ変なことじゃないですかね?
「き、君に辞めてもらっては困るんだよ!だいたい、こんな状況で辞めるなんて無責任するぎるとは思わないのか!」
「あー…。」
善は急げとばかりに、踏切で死にかけた翌日には会社へと退職願いを出させてもらった。同じ部署の直属の上司は何も言わず、無表情で受け取ってくれた。やはり逃げ出す自分に怒っているのだろう。何も言えずにうつむいていたら、通り過ぎる瞬間に「悪かったな。元気でやれよ。」と小さな声で伝えてくれて涙が出そうだった。自分の部署はみんな一生懸命働いていた。私の面倒が見切れないほど忙しかっただけだ。人員削減した会社が悪かっただけなのだ。上司の方を振り向いて、その背中に深々と頭を下げた。
大変なのはその後だった。上司から総務へと私の退職願いが引き渡されると、総務部長が顔を真っ赤にして怒鳴り込んできたのだ。同じ部署の人にも退職する旨を伝えて、さっさとデスク周りを片付けている最中だったので、その声の大きさに驚いて手に持っていたファイルを落としてしまった。
「君ねぇ!ほんとに無責任なんじゃないの?社会人なめてるの?ねぇ!それに、ほかの会社に行ったって、君みたいに仕事ができない人なんか雇ってくれないよ?うちぐらいだよ、君のことを雇ってあげられるのは。」
「っ…すいません。」
「わかってるんだったら、この退職願、破ってもいいよね?このことは上には黙っててあげるから、今日もしっかり仕事してね?」
眼鏡をかけた小太りの総務部長がにやにやしながらうつむく私の顔を覗き込んでくる。
(また、こうやって黙ったままなの?)
冷や汗が出てくるのを感じる。何か反論をしないとと思うのに、言葉が出てこない。
「ねぇ!聞いてるの、君!」
(ひねくれてるねぇ、君)
ぐぅっと腹の底から怒りが湧いてきた。思い出すのは昨日の不破さんの言葉。初対面の男から呆れたような顔で見られた。どいつもこいつも、私に何を言ってもいいと思っているんだろうか。何を言っても黙ってうつむいているだけだと思っているからひどい事を言われてしまうんだろうか。
(私は!私は!!)
「何言われても平気な訳じゃない!!!」
「ぎゃあ!」
突然大声を出した私に、総務部長が驚いて一歩退いた。私は肩を怒らせて、小太りのおっさんに向き直る。
「私はこの会社を辞めるんです!この会社にはお世話になりましたが、このままここにい続けたら私、死んでしまうかもしれないです!」
「そんな…大げさな。」
私の死ぬ発言に顔を青くした部長がポケットから取り出したハンカチで汗をかいた顔をふき始める。
「実際、昨日死にかけたんです!もう無理です!このままいたら本当に死にますよ!いいんですか!死ぬんだったら、総務部長のこと、道連れにしますよ!いいんですか!いいんですね!」
「ちょ、ま、まって!」
「一緒に死んでくれるんですね!うれしいです、一人だと寂しいと思っていたんですよ!さぁ、行きましょう!今すぐ行きましょう!」
「やめてくれ!わかったから!やめていい!君みたいな人間がいると会社が混乱するからな!じゃあ!」
私に無理やり引きずられそうになっていた部長は全力で私の腕を振り払って逃げて行った。
「勝った…やったーーーーー!」
ちゃんと言えた!総務部長にちゃんと言い返すことができたのだ!私は勝った!
「ちゃんと言える!ちゃんと言えたのよ、私!」
ちゃんと自分を守れたのだ。言われ続けるだけの自分じゃない。今日から自分は変わるのだ!
「やったーーー!」
「園崎さんって意外に熱かったんだな…。」
「よかったよ、大変そうだったし。」
「俺たちもちゃんと主張していこうぜ。死ぬ前に。」
死んだ目をしていた同じ部署の人たちが私の戦いを見て、会社と戦うための熱い闘志を燃やし始めていたのを知ったのはだいぶ後のことだった。
ぜえぜえと息を吐く。不破さんが追いかけてくるとは思えないが、一応お店が見えなくなるぐらいまでは全力でダッシュして逃げ出させてもらった。助けてもらったには大変にありがたい。助けてくれたのがイケメンだったというのも大変ありがたいことだが、あんなイケメンがこんな地味で何の面白みもない自分をただで助けてくれるとは思えない。ベンチャー企業の話だって大変怪しい。馬車馬のように働かされて、給料ももらえずに放り出される可能性だって高いのだ。
「大体、なんで死にそうになってるような人間を自分の会社に誘うのよ。その時点でおかしいでしょ。」
ブツブツと独り言を言いながら、家路を急ぐ。不破さんに車で連れてこられたから、もしかしたらものすごく遠いところまで来てしまったかと思ったが、見慣れた建物などを見つけて、逆に自分の家に近い場所だということが分かった。
「とにかく、考えるべきことは不破さんじゃなくて、今の会社のことよね。」
踏切にいたときは、もうどうにもならないと思っていたはずなのに、今は何だか元気が湧いてきている。このまま今の会社に居続けてしまっては、本当に死んでしまう。そんな会社にしがみつく必要などないのではないか。
「しっかりしなさい、千佳子!自分を守れるのは自分しかいないのよ。あんな会社に殺されてたまるか!」
「いい心がけだね。」
「ひゃあ!」
突然、真後ろから声をかけられて飛び上がってしまった。急いで振り返ると、にやついた不破さんが立っていた。
「え、なんで!さっき!」
「ひどいなぁ。まだ話の途中だったのに、俺のこと置いて逃げるなんて。」
「ひぃ!」
またも不破さんが顔を寄せてきたので、慌てて距離をとる。
「…ねぇ、何で俺と距離とるの?」
すると、不破さんが拗ねたように口を尖らせた。なかなかの破壊力に顔が真っ赤に染まってしまう。
「いえ、あの、不破さんってちょっと距離が近すぎるかなぁって…。」
「え?でもこうすると、大概の女の子は喜んでくれるんだけどね。」
またも不破さんが顔を寄せてきてにっこりと笑う。この人、女の敵だな。
「私は嬉しくないです。むしろ迷惑です。」
こういう人にははっきり言ってやらないとわからない。ここは勇気を出して言わないと!
今の会社でははっきりと言わなかったから、私に仕事が回ってきたということもあった。これからは嫌なことはしっかり拒否しよう。自分を守るためには必要なことだ。
「私はあなたになんと言われようと、あなたの会社に行くつもりはありませんから!」
言ってやった!ちゃんと言ってやったぞ!私、一つ強くなれたかもしれない。
「…わかった。」
「え?」
「わかったっていったの。そのかわり、一つ俺のお願いごと聞いてくれない?」
「お願い?」
「そ。お願い。」
自分の意見を言い切った達成感に浸っていると、不破さんが一歩後ろに下がって私のにっこりと微笑みかけてきた。これはこれで怖い。
「お願いって、変なことじゃないですよね?」
「いや、変なことじゃない。とっても簡単なことだよ。…俺と1か月間、お付き合いしてくんない?」
「…はい?」
それってめちゃくちゃ変なことじゃないですかね?
「き、君に辞めてもらっては困るんだよ!だいたい、こんな状況で辞めるなんて無責任するぎるとは思わないのか!」
「あー…。」
善は急げとばかりに、踏切で死にかけた翌日には会社へと退職願いを出させてもらった。同じ部署の直属の上司は何も言わず、無表情で受け取ってくれた。やはり逃げ出す自分に怒っているのだろう。何も言えずにうつむいていたら、通り過ぎる瞬間に「悪かったな。元気でやれよ。」と小さな声で伝えてくれて涙が出そうだった。自分の部署はみんな一生懸命働いていた。私の面倒が見切れないほど忙しかっただけだ。人員削減した会社が悪かっただけなのだ。上司の方を振り向いて、その背中に深々と頭を下げた。
大変なのはその後だった。上司から総務へと私の退職願いが引き渡されると、総務部長が顔を真っ赤にして怒鳴り込んできたのだ。同じ部署の人にも退職する旨を伝えて、さっさとデスク周りを片付けている最中だったので、その声の大きさに驚いて手に持っていたファイルを落としてしまった。
「君ねぇ!ほんとに無責任なんじゃないの?社会人なめてるの?ねぇ!それに、ほかの会社に行ったって、君みたいに仕事ができない人なんか雇ってくれないよ?うちぐらいだよ、君のことを雇ってあげられるのは。」
「っ…すいません。」
「わかってるんだったら、この退職願、破ってもいいよね?このことは上には黙っててあげるから、今日もしっかり仕事してね?」
眼鏡をかけた小太りの総務部長がにやにやしながらうつむく私の顔を覗き込んでくる。
(また、こうやって黙ったままなの?)
冷や汗が出てくるのを感じる。何か反論をしないとと思うのに、言葉が出てこない。
「ねぇ!聞いてるの、君!」
(ひねくれてるねぇ、君)
ぐぅっと腹の底から怒りが湧いてきた。思い出すのは昨日の不破さんの言葉。初対面の男から呆れたような顔で見られた。どいつもこいつも、私に何を言ってもいいと思っているんだろうか。何を言っても黙ってうつむいているだけだと思っているからひどい事を言われてしまうんだろうか。
(私は!私は!!)
「何言われても平気な訳じゃない!!!」
「ぎゃあ!」
突然大声を出した私に、総務部長が驚いて一歩退いた。私は肩を怒らせて、小太りのおっさんに向き直る。
「私はこの会社を辞めるんです!この会社にはお世話になりましたが、このままここにい続けたら私、死んでしまうかもしれないです!」
「そんな…大げさな。」
私の死ぬ発言に顔を青くした部長がポケットから取り出したハンカチで汗をかいた顔をふき始める。
「実際、昨日死にかけたんです!もう無理です!このままいたら本当に死にますよ!いいんですか!死ぬんだったら、総務部長のこと、道連れにしますよ!いいんですか!いいんですね!」
「ちょ、ま、まって!」
「一緒に死んでくれるんですね!うれしいです、一人だと寂しいと思っていたんですよ!さぁ、行きましょう!今すぐ行きましょう!」
「やめてくれ!わかったから!やめていい!君みたいな人間がいると会社が混乱するからな!じゃあ!」
私に無理やり引きずられそうになっていた部長は全力で私の腕を振り払って逃げて行った。
「勝った…やったーーーーー!」
ちゃんと言えた!総務部長にちゃんと言い返すことができたのだ!私は勝った!
「ちゃんと言える!ちゃんと言えたのよ、私!」
ちゃんと自分を守れたのだ。言われ続けるだけの自分じゃない。今日から自分は変わるのだ!
「やったーーー!」
「園崎さんって意外に熱かったんだな…。」
「よかったよ、大変そうだったし。」
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