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お熱いのは好きかい?
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いざ、店をやってみると問題は多大にあるもんだなと思う
いやほんと、実感してる
うめえ肉があれば良いと思っていたんだが、
最初の常連、クナトって言う熊みてぇな奴がこう言ったんだ。
「肉は美味しい。ですが、流石に飽きて来ました」
見かけは熊みたいなのに、言葉は丁寧に話す男だ
見かけは熊みたいなのに、キチっとした服装をしている
まるで執事の様な燕尾服
そして、胸元から白いナプキンを取り出し、口を拭きつつこう言った
「新しいメニューを求めます」
ついに店のメニューに口を出してきやがった!
「そうですね、スープなどが良いですね。すっきり、さっぱりするような。」
こいつ、分かってやがる…焼肉屋のメニューってもんを…
分かったよ、そこまで言われてやらなきゃ男じゃねぇ。
玉子スープかワカメスープを作ってやろうじゃないか。
クナトは、ご馳走様でしたと、会計を済ませ帰って行った。
最後に
「楽しみにしております」
そう言い残して
……ハードルを上げて帰っていきやがった
翌日
食材収集と言えばダンジョンである。
俺にとって、あそこは天然の畑であり牧場であった
だが命の危険もあるのだー
それがダンジョン
準備する物
魔法の袋
これは何でも入る便利な袋だ。
ちなみに入手経路不明。何か持ってた
食料や調味料はコレに入れとく。
売ってるとこは見たことがないから多分貴重品
猫印の魔法の水筒
これは中にいれたものは腐らないし、温度も保つスグレモノ
冒険者御用達の定番アイテムだ。
ちなみに猫印というのはブランド名みたいなものだと思ってほしい
この街で有名なアイテムブランドだ
あとはー、武器だ
ひろった剣
素材は不明だが、頑丈だし切れ味も落ちないからかなり気に入っている
そこそこ長い付き合いの剣だ
防具は酒場のキャサリンから貰った胸当てや小手、盾などを持って行く
なんでそんなもの持ってたかって?まぁそれはおいおいな
よしっと、これで準備完了だ!
おっと、魔石を忘れていた。
魔石ってな、この世界では無くてはならないもんなんだ
火の魔石
火種として使える
水の魔石
水を生み出す、また水に浸せばどんな泥水だって、綺麗にしてくれる
あとは、光の魔石
ランタンの代わりになるが、希少でなかなか手に入らないから、実際はランタンを使用して
これは緊急用で持っておく
これら魔石は使うときに魔力を込めればその効力を発生させてくれる
威力の調整も注ぎ込む魔力次第
当然使えばちびていくように減っていく
さて、それじゃあダンジョンへ行くかな
地下バベル、逆バベルと呼ばれるダンジョンは奥深い
最下層は100層とも、1000層とも言われるが未だ人類が到達しているのはわずか60層程度ではあると聞く
入口は複数個所にあるのだが、この巨大な街の中央に集中してある
現在ダンジョンで活動している冒険者パーティは一万とも二万とも言われているがその数は不明だ
ダンジョン内は様々な素材があって
モンスター素材から鉱石、薬草などの植物系、レアなものだとマジックアイテムなどもある
焼肉屋店主カンザキは
いつも仕入れに通う裏道を使う
ダンジョン1層にある隠し通路だ
通常は1層づつ降りていかないといけないダンジョンだが、隠し通路を使えば一瞬で行き来出来る
隠し通路の入口はダンジョンで手に入れた謎の魔石のみで開かれる
その中には到達層数によって開かれるエレベーターみたいなものがある
実際には行きたい層を思い浮かべると、白く光り輝く魔法陣により転送されるのだ
非常に便利である
いまんとこ俺だけの秘密だ
たしか、くそデカイニワトリがいたよなー
しかもたくさんいた所があったはずだ
思い出しながら俺は「食材メモ」をめくった
あったあった!
120層だな
そして目の前のパネルに、120と魔力で書く
すると魔法陣が輝き、転送されたーーー
ーー第120層ーー
このフロアは明るく高く空があり
緑と水にあふれた熱帯である
ジャングルみたいなものだと思って貰えたら良い
そしてそこにソイツはいた
でかいニワトリである
俺はコソコソとニワトリの巣を見つけては、卵を探す
産みたてが望ましいなぁ、なんて考えながら探していたら
ー見つけた!
ちょうど産卵を終えたやつを見つける
親鳥は居ない
卵もデカイな。サッカーボールのゆうに2倍はある
それが三つ。
親は今少し離れたところで獲物を狩って食べている様だ
俺はニワトリに気づかれないよう一つ失敬して、魔法の袋に詰めた。
そしてコソコソと帰ろうとしたその時
キィイイィ!
ヤバイ!ニワトリに見つかった!
俺は慌てて剣と盾を構える
キシャァ!
甲高い声が天を貫く!
来る!!
俺は盾の影に隠れ、ヤツの視線から外れるようにして回り込んだ
まずは尻尾を切り落とす!
ニワトリと言えどこいつはモンスター、尻尾が蛇になっている
そしてジャンプ!
俺は高く飛び上がる
ビンゴ!ちょうど後ろ頭が見えた!
そのまま落下に身を任せ、タイミングを合わせ俺は剣を一閃、ニワトリの首をはねた
ザシュ!
そのままニワトリは、数歩、歩き、重い体を倒して地響きを鳴らしたのだった
ふう、このでかいニワトリは目が合うと石化するから厄介なんだよなぁ
レジストは出来るが、なんか気持ち悪い感じになるので嫌だ
思いがけずニワトリもまるまる1羽手に入ったな
俺は残りの卵とニワトリを魔法の袋に入れると、さっさと隠し通路に向かう。
ん?コイツは・・・・
途中で見覚えのある植物を見つけた。
たくさん実がなっている
良いものを見つけたと、その場になっている実を多少残して採取した
今度アレが出来るか試してみるとしよう
ダンジョンから出て店に付いたのは夕方だった
俺は急いで仕込みに入った
まずはニワトリを解体する、食べれる部位と食べれない部位を切り分けて
とりあえず、今回はスープに使う部位以外は冷蔵庫に放り込んだ
鶏ガラでダシをとり、卵を溶く
あとはシンプルに塩コショウに、胡麻を付ける
卵スープの出来上がりだ
卵がでかかったので、1個で100人前くらい出来てしまったのだが…
これ売り切ることが出来るだろうか?
とりあえずは開店だ
のれんを掛けて店内に戻る
よし、気合が入った
するとすぐに、おいでなさったぜ。
熊の旦那だ
「いらっしゃいクナトさん。何にします?」
ギシッと音を鳴らし椅子に腰掛ける
「いつものを」
「はいよ」
クナトのいつものは、ホルモン4人前と肉盛り合わせ5人前だ
見かけが熊みたいなだけあってよく食べる
そしてある程度肉が減ったのを見越して俺は例の卵スープを出す
「ほう、これは・・・」
立ち上る湯気と香り。
「お熱いので、お気をつけ下さい。」
俺はそう言って厨房に戻って、クナトの様子を伺う。
ズズッ
ゴクリッ
「ふう、これは素晴らしい味だ」
そう言ってもう1度
ズズズズッ
全て飲み干しやがった
「御主人、これは素晴らしい。見た目も美しく、塩の味がするのに甘く、スッキリして、そしてまた肉が恋しくなる!」
「卵スープ、気に入ってくれたかい?」
「ええ、予想以上ですな。これは卵ですかね、何の卵です?」
「ん?ああ、デカイニワトリの卵だよ」
「ほう、ワキノ鳥ですかな?あれの卵にしては、味が濃いようですが?」
「ああいや、ダンジョンにいるじゃねえか、デカイのが。」
クナトは目をつぶり、少し考えて、
「ま、まさか、40層の悪魔・・・目が合うだけで石化する神鳥、コカ・・」
「いや、40層じゃなかったなあ。確か」
クナトの言葉を遮るように言った
「ふう、驚きましたよ。まあ、40層なんてSSSクラス冒険者でもない限り到達不能。何より、昨日の今日でリクエストに答えて下さるスピードを考えれば有り得ないですね」
「ははは、そりゃあそうだろうよ」
「はっはっは、何にせよ美味しゅうございました。また今度もよろしくお願いしますよ」
そう言って残りの肉を食べ尽くし、スープを5杯おかわりして帰って行った。
焼肉屋を始めて色んな奴等と知り合う
その誰もかもが、俺に色んなモンをくれるんだ
本当に、ありがてぇ
巨大都市ウルグイン
その都市唯一の焼肉屋にメニューが一つ増えた
「コカトリスの卵スープ」
ふわっふわ、とろっとろの卵がとても美味しい
さて、次の客を待つとするか…ほんと客来ねぇんだ…
いやほんと、実感してる
うめえ肉があれば良いと思っていたんだが、
最初の常連、クナトって言う熊みてぇな奴がこう言ったんだ。
「肉は美味しい。ですが、流石に飽きて来ました」
見かけは熊みたいなのに、言葉は丁寧に話す男だ
見かけは熊みたいなのに、キチっとした服装をしている
まるで執事の様な燕尾服
そして、胸元から白いナプキンを取り出し、口を拭きつつこう言った
「新しいメニューを求めます」
ついに店のメニューに口を出してきやがった!
「そうですね、スープなどが良いですね。すっきり、さっぱりするような。」
こいつ、分かってやがる…焼肉屋のメニューってもんを…
分かったよ、そこまで言われてやらなきゃ男じゃねぇ。
玉子スープかワカメスープを作ってやろうじゃないか。
クナトは、ご馳走様でしたと、会計を済ませ帰って行った。
最後に
「楽しみにしております」
そう言い残して
……ハードルを上げて帰っていきやがった
翌日
食材収集と言えばダンジョンである。
俺にとって、あそこは天然の畑であり牧場であった
だが命の危険もあるのだー
それがダンジョン
準備する物
魔法の袋
これは何でも入る便利な袋だ。
ちなみに入手経路不明。何か持ってた
食料や調味料はコレに入れとく。
売ってるとこは見たことがないから多分貴重品
猫印の魔法の水筒
これは中にいれたものは腐らないし、温度も保つスグレモノ
冒険者御用達の定番アイテムだ。
ちなみに猫印というのはブランド名みたいなものだと思ってほしい
この街で有名なアイテムブランドだ
あとはー、武器だ
ひろった剣
素材は不明だが、頑丈だし切れ味も落ちないからかなり気に入っている
そこそこ長い付き合いの剣だ
防具は酒場のキャサリンから貰った胸当てや小手、盾などを持って行く
なんでそんなもの持ってたかって?まぁそれはおいおいな
よしっと、これで準備完了だ!
おっと、魔石を忘れていた。
魔石ってな、この世界では無くてはならないもんなんだ
火の魔石
火種として使える
水の魔石
水を生み出す、また水に浸せばどんな泥水だって、綺麗にしてくれる
あとは、光の魔石
ランタンの代わりになるが、希少でなかなか手に入らないから、実際はランタンを使用して
これは緊急用で持っておく
これら魔石は使うときに魔力を込めればその効力を発生させてくれる
威力の調整も注ぎ込む魔力次第
当然使えばちびていくように減っていく
さて、それじゃあダンジョンへ行くかな
地下バベル、逆バベルと呼ばれるダンジョンは奥深い
最下層は100層とも、1000層とも言われるが未だ人類が到達しているのはわずか60層程度ではあると聞く
入口は複数個所にあるのだが、この巨大な街の中央に集中してある
現在ダンジョンで活動している冒険者パーティは一万とも二万とも言われているがその数は不明だ
ダンジョン内は様々な素材があって
モンスター素材から鉱石、薬草などの植物系、レアなものだとマジックアイテムなどもある
焼肉屋店主カンザキは
いつも仕入れに通う裏道を使う
ダンジョン1層にある隠し通路だ
通常は1層づつ降りていかないといけないダンジョンだが、隠し通路を使えば一瞬で行き来出来る
隠し通路の入口はダンジョンで手に入れた謎の魔石のみで開かれる
その中には到達層数によって開かれるエレベーターみたいなものがある
実際には行きたい層を思い浮かべると、白く光り輝く魔法陣により転送されるのだ
非常に便利である
いまんとこ俺だけの秘密だ
たしか、くそデカイニワトリがいたよなー
しかもたくさんいた所があったはずだ
思い出しながら俺は「食材メモ」をめくった
あったあった!
120層だな
そして目の前のパネルに、120と魔力で書く
すると魔法陣が輝き、転送されたーーー
ーー第120層ーー
このフロアは明るく高く空があり
緑と水にあふれた熱帯である
ジャングルみたいなものだと思って貰えたら良い
そしてそこにソイツはいた
でかいニワトリである
俺はコソコソとニワトリの巣を見つけては、卵を探す
産みたてが望ましいなぁ、なんて考えながら探していたら
ー見つけた!
ちょうど産卵を終えたやつを見つける
親鳥は居ない
卵もデカイな。サッカーボールのゆうに2倍はある
それが三つ。
親は今少し離れたところで獲物を狩って食べている様だ
俺はニワトリに気づかれないよう一つ失敬して、魔法の袋に詰めた。
そしてコソコソと帰ろうとしたその時
キィイイィ!
ヤバイ!ニワトリに見つかった!
俺は慌てて剣と盾を構える
キシャァ!
甲高い声が天を貫く!
来る!!
俺は盾の影に隠れ、ヤツの視線から外れるようにして回り込んだ
まずは尻尾を切り落とす!
ニワトリと言えどこいつはモンスター、尻尾が蛇になっている
そしてジャンプ!
俺は高く飛び上がる
ビンゴ!ちょうど後ろ頭が見えた!
そのまま落下に身を任せ、タイミングを合わせ俺は剣を一閃、ニワトリの首をはねた
ザシュ!
そのままニワトリは、数歩、歩き、重い体を倒して地響きを鳴らしたのだった
ふう、このでかいニワトリは目が合うと石化するから厄介なんだよなぁ
レジストは出来るが、なんか気持ち悪い感じになるので嫌だ
思いがけずニワトリもまるまる1羽手に入ったな
俺は残りの卵とニワトリを魔法の袋に入れると、さっさと隠し通路に向かう。
ん?コイツは・・・・
途中で見覚えのある植物を見つけた。
たくさん実がなっている
良いものを見つけたと、その場になっている実を多少残して採取した
今度アレが出来るか試してみるとしよう
ダンジョンから出て店に付いたのは夕方だった
俺は急いで仕込みに入った
まずはニワトリを解体する、食べれる部位と食べれない部位を切り分けて
とりあえず、今回はスープに使う部位以外は冷蔵庫に放り込んだ
鶏ガラでダシをとり、卵を溶く
あとはシンプルに塩コショウに、胡麻を付ける
卵スープの出来上がりだ
卵がでかかったので、1個で100人前くらい出来てしまったのだが…
これ売り切ることが出来るだろうか?
とりあえずは開店だ
のれんを掛けて店内に戻る
よし、気合が入った
するとすぐに、おいでなさったぜ。
熊の旦那だ
「いらっしゃいクナトさん。何にします?」
ギシッと音を鳴らし椅子に腰掛ける
「いつものを」
「はいよ」
クナトのいつものは、ホルモン4人前と肉盛り合わせ5人前だ
見かけが熊みたいなだけあってよく食べる
そしてある程度肉が減ったのを見越して俺は例の卵スープを出す
「ほう、これは・・・」
立ち上る湯気と香り。
「お熱いので、お気をつけ下さい。」
俺はそう言って厨房に戻って、クナトの様子を伺う。
ズズッ
ゴクリッ
「ふう、これは素晴らしい味だ」
そう言ってもう1度
ズズズズッ
全て飲み干しやがった
「御主人、これは素晴らしい。見た目も美しく、塩の味がするのに甘く、スッキリして、そしてまた肉が恋しくなる!」
「卵スープ、気に入ってくれたかい?」
「ええ、予想以上ですな。これは卵ですかね、何の卵です?」
「ん?ああ、デカイニワトリの卵だよ」
「ほう、ワキノ鳥ですかな?あれの卵にしては、味が濃いようですが?」
「ああいや、ダンジョンにいるじゃねえか、デカイのが。」
クナトは目をつぶり、少し考えて、
「ま、まさか、40層の悪魔・・・目が合うだけで石化する神鳥、コカ・・」
「いや、40層じゃなかったなあ。確か」
クナトの言葉を遮るように言った
「ふう、驚きましたよ。まあ、40層なんてSSSクラス冒険者でもない限り到達不能。何より、昨日の今日でリクエストに答えて下さるスピードを考えれば有り得ないですね」
「ははは、そりゃあそうだろうよ」
「はっはっは、何にせよ美味しゅうございました。また今度もよろしくお願いしますよ」
そう言って残りの肉を食べ尽くし、スープを5杯おかわりして帰って行った。
焼肉屋を始めて色んな奴等と知り合う
その誰もかもが、俺に色んなモンをくれるんだ
本当に、ありがてぇ
巨大都市ウルグイン
その都市唯一の焼肉屋にメニューが一つ増えた
「コカトリスの卵スープ」
ふわっふわ、とろっとろの卵がとても美味しい
さて、次の客を待つとするか…ほんと客来ねぇんだ…
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