64 / 171
番外 作法があると
しおりを挟む
焼肉ゴッドで久々の食事をとる
「いつものを」
これだけで店主には注文が伝わる
我ながら良く通ったものだ。最初は仕事のつもりではあったが、すっかりこの味にはまってしまっている
しばらくするとホルモン4人前と肉盛り合わせ5人前
それがテーブルに並べられる
そして焼いて食べるのだが・・
まずこれには作法があるのだ
一枚だけ、軽く焼く
これが私のルールだ
最初からたくさん並べて焼く奴もいるが、私は一枚だけだ
肉を焼くのは熱された、変わった形の鉄板だ
だがこの変わった形に意味があると分かるのは薄く切られた肉を焼き始めてからだ
ジュウ・・
この油が弾け焼ける音がたまらない
そして匂いだ
音を立てて焼けていく肉
そこから肉汁が垂れてくる
このあふれる肉汁が実は曲者だ
うまみがあると言う者もいるが、私はそのうまみよりも肉そのものに閉じ込められているうま味のほうが気に入っている
ほんの10秒くらいでひっくり返す
「よし」
おっと、思わず声が出てしまった
もう片方も焼き目をつけて、まだ赤身が残ったままの肉をこの店特性のタレにつけて食べる
うん、旨い
だが今日の肉は少し苦みがあるなだがそれも一興。良きアクセントになっている
やはりこのタレというものが素晴らしい
ほんの少し辛いが、それが苦みを打ち消しまた食欲を増進させる
そうして肉をゆっくりと、落ち着いた様相で食べていく
最後に頼む物も決まっている
たまごスープだ
これは店主になにか旨いものをとリクエストして新メニューとして出てきた物だ
ふんわりとした卵とこの塩味のスープがよく合う
これもゆっくりと飲んで味わうのだ
ふむ、食べ終わると甘いものが食べたくなってくるな・・・
そして食べ終わると飛び散る油を防いでくれていた胸のナプキンを取り出して口元を拭う
紳士の口元は綺麗であるべきだ
そしていつもと同じ金額をテーブルに置いて
「ごちそうさまでした」
そう言って店を出る
後ろから大きな声で
「まいどありー」
そう叫ぶ店主もいつものことだ。
また近いうちに寄るとしよう
「ねえカンザキさん」
「ん?なんだシア」
「クナト、本当に凄いわね・・あの量をぺろっと食べちゃう」
「ふふふ・・・甘いなシア、見ろよ奴の食べ終わった後を」
そこにはきれいに揃えられた皿
わざわざ油の散っていたテーブルを丁寧に拭いてある
「え!?うそ、いつの間に!?」
「いつもなんだ。奴の紳士であろうとするその気持ちと、うちの店は本来かけ離れたところにある。だが、奴はそれをうまく紳士の食事へと近づけているんだ」
「へぇ。なるほど、それで自身を納得させてるのね」
シアは関心する。
この店に来てからいろいろな人がいることが分かった
王女として暮らしていた時よりもはるかに楽しく、刺激的だ
その中で近しい人間の変わった姿を目にすることになるとは思わなかったわけだけれど
「まぁ、良いお得意さんだよ。それにそろそろ文句を言い出す頃合いでもあるな・・・」
「文句ですか?クナトがです?ちょっとクナトと話してきますね」
そう言ってエプロンを外すシア
ぞわっとする殺気をカンザキは感じ取る
「いや!まてまて、この場合の文句は良い文句なんだ」
「え?そうなんですか?」
鉄板を武器にしようとしないでほしい
「ああ、新メニューだよ。新しい料理を希望し始めるんだ。それで俺はお客様の声からメニューの充実を図れるんだよ」
「それは良いことなんですか?カンザキさまに新しい料理を注文するなんてクナトにしては贅沢すぎますね」
包丁はやめとけ。死ぬから
「正直助かってるんだ。俺一人だとなかなか苦労するから」
「そうだったんですね。じゃあこれからは私も協力させていただきます」
そういってカンザキの腕にその細腕を絡ませるやわらかい胸を押し付けるようにして
ドキリとする
「ちょ、ちょっとシアさん?」
「なんです?ご主人様?」
ご主人様!?!?!?!?
やばい、これは・・・なんだ・・・
ドキドキしすぎだろう俺!
おさまれ俺!いろいろとオサマレオレサマ!
その時だったー
「ごるぁ!シアこのクソアマ!その手を離せええええええええ!」
キャサリンが泣きながら突っ込んできてシアとカンザキを引き離す
「きゃぁ!」
「おっと・・・たすか・・った?」
「何をなさるんですかお姉さま!」
そういうシアの前に立ち、にらみつけるキャサリン
いや、キャサリンのほうが小さいのでなんか変な感じだけど
「人がちょーーーーーーーっと用事で目を離したすきに!!」
「お姉さま目から水が垂れてますわ、これで拭いてください」
そういって手渡したのは
雑巾じゃねえか!
「ああ、ありがとシアってこれ雑巾じゃん!」
それを勢いよくシアの顔めがけて投げつける
おお・・・すとらーいく・・・
それをすっと顔からはがすとキャサリンの胸の谷間に雑巾を無理やり突っ込む・・・
「ごめんなさい、ちょっと汚れているみたいだったので雑巾でいいかとおもって」
「へぇ・・・覚悟できてる?」
「聞きました?カンザキさま!お姉さまが私をいじめるんです!」
そういって再びシアはカンザキの腕に手を伸ばす
「ちょ!シア!ずるい!」
キャサリンもなぜか反対側の腕に自らの腕を絡ませ、それはもう盛大に胸を押し付けてきた
あ・・あかん
「やわらっ!がはっ!」
カンザキは気を失った・・・
目を覚ますとそこは青空が広がっていた
「ん?あれここはどこだ?天国・・か?」
「ちがうよー」
横に目を向けるとキトラがうちわであおいでくれていた
ああ・・気を失ったのか・・・
「お兄ちゃん」
「ん?」
「お兄ちゃんのエッチ!」
「がはっ!」
にやにやとカンザキを見るキトラに・・
「ごめんなさい」
思わず謝ってしまった
「よろしい」
そういってキトラは頭をなでなでしてくれて気づく
あれ?
「そういえばシアとキャサリンは?」
「あ、二人ならなんかちょっと話し合いをしてくるとか言って出て行ったよ?」
そ・・それは・・良い話し合いだと良いなぁ・・・怖いなぁ・・
「聞いたか!?コロシアムで王女様が決闘してるらしいぜ!」
「ああ、今から行く所だ!急がないと終わっちまう!」
そう言って駆けていく二人組が居た
け、決闘かぁ
「なあキトラ、最近どうだ?楽しいか?」
カンザキは聞かなかった事にしてキトラに話しかける
「うん、楽しいよ!シアお姉ちゃんも優しいし、キャサリンも前より楽しそうだし!」
「そうか、そりゃ良かったな」
「うん。だからお兄ちゃん」
「ん?」
「早くどっちかと結婚したげてね」
「がはっ!」
「すみませんカンザキさん」
そう言ってシルメリアがやってきた
「最近、ユキさんとみにゅうさんに遊んでもらっているうちにだんだんキトラが・・・」
ああ、そう言う事か・・
アイツらお仕置きだな
ズガアァァアン
遠くのコロシアムから爆音が響く
「さて、そろそろ夜の準備をするか。キトラ、シルメリア手伝ってくれるか?」
「うん!いーよ!」
「はい、わかりました」
よっしゃよっしゃ
「ねぇお兄ちゃん」
「ん?」
「お兄ちゃんは楽しい?」
そうだな
楽しいか・・・
カンザキは少しだけ考えて
「そんなの楽しいに決まってるじゃないか」
そう言った
巨大都市ウルグイン
その巨大な都市に唯一の焼肉屋がある
店の名は
焼肉ゴッド
本日も営業中である
「そういえばキトラ、なんでお兄ちゃんって言ってるんだ?」
「その方が面白いからってユキおねえちゃんが!」
「あ・・・あそう」
「いつものを」
これだけで店主には注文が伝わる
我ながら良く通ったものだ。最初は仕事のつもりではあったが、すっかりこの味にはまってしまっている
しばらくするとホルモン4人前と肉盛り合わせ5人前
それがテーブルに並べられる
そして焼いて食べるのだが・・
まずこれには作法があるのだ
一枚だけ、軽く焼く
これが私のルールだ
最初からたくさん並べて焼く奴もいるが、私は一枚だけだ
肉を焼くのは熱された、変わった形の鉄板だ
だがこの変わった形に意味があると分かるのは薄く切られた肉を焼き始めてからだ
ジュウ・・
この油が弾け焼ける音がたまらない
そして匂いだ
音を立てて焼けていく肉
そこから肉汁が垂れてくる
このあふれる肉汁が実は曲者だ
うまみがあると言う者もいるが、私はそのうまみよりも肉そのものに閉じ込められているうま味のほうが気に入っている
ほんの10秒くらいでひっくり返す
「よし」
おっと、思わず声が出てしまった
もう片方も焼き目をつけて、まだ赤身が残ったままの肉をこの店特性のタレにつけて食べる
うん、旨い
だが今日の肉は少し苦みがあるなだがそれも一興。良きアクセントになっている
やはりこのタレというものが素晴らしい
ほんの少し辛いが、それが苦みを打ち消しまた食欲を増進させる
そうして肉をゆっくりと、落ち着いた様相で食べていく
最後に頼む物も決まっている
たまごスープだ
これは店主になにか旨いものをとリクエストして新メニューとして出てきた物だ
ふんわりとした卵とこの塩味のスープがよく合う
これもゆっくりと飲んで味わうのだ
ふむ、食べ終わると甘いものが食べたくなってくるな・・・
そして食べ終わると飛び散る油を防いでくれていた胸のナプキンを取り出して口元を拭う
紳士の口元は綺麗であるべきだ
そしていつもと同じ金額をテーブルに置いて
「ごちそうさまでした」
そう言って店を出る
後ろから大きな声で
「まいどありー」
そう叫ぶ店主もいつものことだ。
また近いうちに寄るとしよう
「ねえカンザキさん」
「ん?なんだシア」
「クナト、本当に凄いわね・・あの量をぺろっと食べちゃう」
「ふふふ・・・甘いなシア、見ろよ奴の食べ終わった後を」
そこにはきれいに揃えられた皿
わざわざ油の散っていたテーブルを丁寧に拭いてある
「え!?うそ、いつの間に!?」
「いつもなんだ。奴の紳士であろうとするその気持ちと、うちの店は本来かけ離れたところにある。だが、奴はそれをうまく紳士の食事へと近づけているんだ」
「へぇ。なるほど、それで自身を納得させてるのね」
シアは関心する。
この店に来てからいろいろな人がいることが分かった
王女として暮らしていた時よりもはるかに楽しく、刺激的だ
その中で近しい人間の変わった姿を目にすることになるとは思わなかったわけだけれど
「まぁ、良いお得意さんだよ。それにそろそろ文句を言い出す頃合いでもあるな・・・」
「文句ですか?クナトがです?ちょっとクナトと話してきますね」
そう言ってエプロンを外すシア
ぞわっとする殺気をカンザキは感じ取る
「いや!まてまて、この場合の文句は良い文句なんだ」
「え?そうなんですか?」
鉄板を武器にしようとしないでほしい
「ああ、新メニューだよ。新しい料理を希望し始めるんだ。それで俺はお客様の声からメニューの充実を図れるんだよ」
「それは良いことなんですか?カンザキさまに新しい料理を注文するなんてクナトにしては贅沢すぎますね」
包丁はやめとけ。死ぬから
「正直助かってるんだ。俺一人だとなかなか苦労するから」
「そうだったんですね。じゃあこれからは私も協力させていただきます」
そういってカンザキの腕にその細腕を絡ませるやわらかい胸を押し付けるようにして
ドキリとする
「ちょ、ちょっとシアさん?」
「なんです?ご主人様?」
ご主人様!?!?!?!?
やばい、これは・・・なんだ・・・
ドキドキしすぎだろう俺!
おさまれ俺!いろいろとオサマレオレサマ!
その時だったー
「ごるぁ!シアこのクソアマ!その手を離せええええええええ!」
キャサリンが泣きながら突っ込んできてシアとカンザキを引き離す
「きゃぁ!」
「おっと・・・たすか・・った?」
「何をなさるんですかお姉さま!」
そういうシアの前に立ち、にらみつけるキャサリン
いや、キャサリンのほうが小さいのでなんか変な感じだけど
「人がちょーーーーーーーっと用事で目を離したすきに!!」
「お姉さま目から水が垂れてますわ、これで拭いてください」
そういって手渡したのは
雑巾じゃねえか!
「ああ、ありがとシアってこれ雑巾じゃん!」
それを勢いよくシアの顔めがけて投げつける
おお・・・すとらーいく・・・
それをすっと顔からはがすとキャサリンの胸の谷間に雑巾を無理やり突っ込む・・・
「ごめんなさい、ちょっと汚れているみたいだったので雑巾でいいかとおもって」
「へぇ・・・覚悟できてる?」
「聞きました?カンザキさま!お姉さまが私をいじめるんです!」
そういって再びシアはカンザキの腕に手を伸ばす
「ちょ!シア!ずるい!」
キャサリンもなぜか反対側の腕に自らの腕を絡ませ、それはもう盛大に胸を押し付けてきた
あ・・あかん
「やわらっ!がはっ!」
カンザキは気を失った・・・
目を覚ますとそこは青空が広がっていた
「ん?あれここはどこだ?天国・・か?」
「ちがうよー」
横に目を向けるとキトラがうちわであおいでくれていた
ああ・・気を失ったのか・・・
「お兄ちゃん」
「ん?」
「お兄ちゃんのエッチ!」
「がはっ!」
にやにやとカンザキを見るキトラに・・
「ごめんなさい」
思わず謝ってしまった
「よろしい」
そういってキトラは頭をなでなでしてくれて気づく
あれ?
「そういえばシアとキャサリンは?」
「あ、二人ならなんかちょっと話し合いをしてくるとか言って出て行ったよ?」
そ・・それは・・良い話し合いだと良いなぁ・・・怖いなぁ・・
「聞いたか!?コロシアムで王女様が決闘してるらしいぜ!」
「ああ、今から行く所だ!急がないと終わっちまう!」
そう言って駆けていく二人組が居た
け、決闘かぁ
「なあキトラ、最近どうだ?楽しいか?」
カンザキは聞かなかった事にしてキトラに話しかける
「うん、楽しいよ!シアお姉ちゃんも優しいし、キャサリンも前より楽しそうだし!」
「そうか、そりゃ良かったな」
「うん。だからお兄ちゃん」
「ん?」
「早くどっちかと結婚したげてね」
「がはっ!」
「すみませんカンザキさん」
そう言ってシルメリアがやってきた
「最近、ユキさんとみにゅうさんに遊んでもらっているうちにだんだんキトラが・・・」
ああ、そう言う事か・・
アイツらお仕置きだな
ズガアァァアン
遠くのコロシアムから爆音が響く
「さて、そろそろ夜の準備をするか。キトラ、シルメリア手伝ってくれるか?」
「うん!いーよ!」
「はい、わかりました」
よっしゃよっしゃ
「ねぇお兄ちゃん」
「ん?」
「お兄ちゃんは楽しい?」
そうだな
楽しいか・・・
カンザキは少しだけ考えて
「そんなの楽しいに決まってるじゃないか」
そう言った
巨大都市ウルグイン
その巨大な都市に唯一の焼肉屋がある
店の名は
焼肉ゴッド
本日も営業中である
「そういえばキトラ、なんでお兄ちゃんって言ってるんだ?」
「その方が面白いからってユキおねえちゃんが!」
「あ・・・あそう」
0
あなたにおすすめの小説
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる