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揺らがず、諦めない気持ち
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最初にダンジョンを諦めて元の牧場へ帰ることを決めたきっかけはモンスターに敵わず、死にかけた時だった。
それでもあきらめきれずダンジョンへ通っていたが、辞める事が決定的なったのは、牧場運営がうまく行き飲食店を始めた頃だ
至って普通の人生を送っていた日本よりも、それは遥かに面白かったから簡単に諦められた
第二の人生と言うのは案外気楽になれるものだ
人が変わった様に積極的な性格になれたし、何よりも運よく仲間に恵まれたから
ショウヘイは思わず、ミナリに見惚れる
それはもしかしたら同じ日本人ということもあったかもしれないが、何か自分に無いものに惹かれたのかもしれない
「綺麗だったな、あの人」
帰りの魔導車の中でポツリと呟く
結局、美味しいです以上の事は言えなくて何も聞き出せなかった
だがそれでも、ミナリと知り合えた事はショウヘイにとって非常に幸せだと言えた
面白くないのは、ナートとソシアである
今まで目に見えた恋のライバルはお互いだけだった
それが今度はショウヘイが恋する相手が現れたからだ
焼肉屋の従業員、ミナリ
確かに綺麗な女性だ
だが、ショウヘイがあそこまで見惚れる意味がわからない
美しいだけなら、ナートもソシアもそれなりだしかつてショウヘイに言い寄ろうとした女達の中にはそれ以上の美人も多かったと思う
それに今回はいつもと逆だ。女性関係はには非積極的だったのに
ショウヘイが、言い寄ろうとしている
これはかなりの危機的状況と言わざるをえない
だから二人はいつものように結束する
恋敵の排除
そう、もしもこれ以上何かあればいつもの様に排除するだけ・・・のハズだった
◇
あれから10日
ショウヘイは足繁く焼肉ゴッドに通うようになってしまった
当然ミナリの休みの日もあったので、事前に入手した情報によってその日は行ってない
未だにカンザキに会っていないことなど、ショウヘイはもうすっかり忘れてどうでもいいと思っている節もある
ナートとソシアの危機レベルは既に振り切れた
そして、ついに明日・・
二人はミナリ襲撃を決行する事になる
ミナリはどうやら休みの日にはダンジョン内の35層にて最近噂になっている冒険者教室に参加する予定になっているらしい
そこを襲撃する。まずは説得から入るが、相手の出方次第では実力行使になるだろう
今は冒険者として活動していないとはいえ、ナートとソシアは実の所元SSS級冒険者だ。
飲食店の小娘などに負ける気は毛頭ない
薄暗い小屋の中で、ナートとソシア二人が密談をしている
小さな魔力の光がゆらゆらと二人の影を揺らす
ソシアの紅い瞳に揺れる影が怪しい雰囲気を落とし込んでいる
「ふん、冒険者教室に参加ね・・・生意気よね、美容の為とか言いそうよ」
「そうだねぇ。でもソシア、噂によると教えているのはモコとテレサらしいよ」
女性冒険者の数はまだまだ少ない
それゆえにほとんどの女性冒険者は知り合いと言える
二人が覚えているのは、当時駆け出しだった頃のモコとテレサのイメージである
「懐かしいわねナート、あの二人もSSS級になれたのね」
「うん、でもまぁあのひよっこ共が教えている教室に行くなんてわらっちゃう」
ナートが思い浮かべているのは半泣きになっているモコの姿だ
「でもモコは変わってたわよ?一時はあのカインのパーティに入ってたらしいから」
「へぇ、出世、してんねぇ」
ナートは苦虫をかみつぶしたような顔をする
「あんたとの付き合いも長いけど・・その顔、やめなさい」
「んにゃ、嫉妬とかじゃないんだ。ソシアならわかるだろ?」
わかるー
ソシアとナートは秘密にしているが似たもの同士だ
そしてショウヘイも、だが。
「私もリンクレアって所で勇者なんてしていたから分かるわ」
「でしょ?こんな生ぬるいダンジョンでゆっくり育成してくれる世界があるなんてさ」
「最初はね、この世界でも魔王がいるはずだから倒してやるなんて意気込んではみたけど」
「居ないってんだもんね。笑っちゃうよあんなダンジョン作ってあるのに」
「もしかしたら昔は居たのかもね。それであんなダンジョン作らなきゃいけないほどこの世界の住人は弱かったとか」
しん・・と無言になる
そう、心当たりがあるからだ
ソシアはリンクレアの勇者で
ナートはサラサフォーンの勇者だった
この世界と違う、別の世界で勇者、救世主として世界を救った事がある
特に、救世主だったナートは・・・疲弊した人類を救うための施設の出だったから
「ま、しんみりした話はおしまい。ミナリは朝一番に行くそうよ」
「わかった、んじゃ朝一ね」
そう言葉を交わして二人の影はふっと消えた
明日もいつも通り、ショウヘイに近寄る者を排除するだけだ
二人はショウヘイに救われている。だからこそ、この恋の炎は消えず嫉妬の業火と変わった
◇
「ミナリ先生、おはようこざいます。今日も早いですね」
ダンジョン35層で冒険者教室を開いているミナリに声を掛けたのはモコだった
「おはよー。今日はテレサは来れないそうよ」
「え、ああ、お姉さんに子供が生まれたとかでしたっけ」
「うん、私も明日見せてもらいに行こうと思ってるよ」
今日使う武具などを用意しながら話しているとそこに二人の女性が現れる
「はい、お二人さんおはよう」
重く、冷たく響く声でそう言ったのはソシアだ
ミナリは一目で、ショウヘイの連れだと分かる
「おはようございます。ソシアさんでしたよね?あとナートさん。どうされましたか?」
そう、しらじらしく言ってやる
この二人は店に来るたびにミナリに対して結構な殺気を出していたからだ
「あーもうわかってんじゃないのかな?」
「そうね。引くつもりはなさそうね」
警告をするーと言う話はどこかに行ってしまった
なぜならばミナリも今は、その結構な殺気を放っているのだから
「ちょ、な、ナートさん!?ソシアさん!?やめてくださいよ、いったい何があったんですか!?」
モコが慌てて止めに入るが
「おこちゃまは引っ込んでてよ、今日はあんたみたいな雑魚には用はないんだ。ケガしないうちにどっかいってな」
ソシアのその一言でモコはビクりとしてしまう
あれからかなりモコは強くなっている
それこそ150階層クラスとなっているのにも関わらず気圧される
狂気、それが気圧された原因
「ナートさん、ソシアさん。私も昔とは違うんです。雑魚扱いはやめてくれませんか?」
ー魔力強化ー
ー付与魔法ー
ー多重魔法陣起動ー
モコの背中に10枚の魔法陣が展開して回り始める
魔力が増大し、モコの処理能力も倍増する
「フレイム・アロー!」
モコが叫ぶと同時に背中の魔法陣から炎の矢、数千本が放たれる
「まったく、ちょっと強くなったくらいで浮かれてんじゃない」
ナートが一歩、前に進み出て腰の剣を抜き放ち
「スライドブレード」
剣を振るう
振るわれた剣からは残像が残り、そしてその残像が放たれた炎の矢を切り裂く
たった一本の剣が、数十、数百となって炎の矢をすべて切り裂いた
「モコ、ちょっと寝てなさいな」
ソシアがそう言っただけで
モコはばたりと倒れてしまった
「さて、あんたの最強の先生はこの通り一瞬で片づけちゃったわけだけどどうする?」
「どうする・・・・って?」
ミナリはうつむき、震えている
「モコより弱いあんたが、どうするのかってことだよ。まぁアタシのおすすめは今夜のうちにウルグインから逃げ出すってのがいいとおもうんだけどどうかなー?ソシアもそれがいいと思わない?」
「そうね、ナートは優しいわねまだ丸一日もあげるなんて」
「なにを・・言ってるの・・・・・モコを傷つけるなんて・・・」
「え?」
「許さない」
ミナリがそう強く言った瞬間ナートが剣を構える
ギャリィィン!
「なっ!」
剣が圧し折れ飛んだ
ミナリの初太刀を防いだナート、まさかあの速度と強さで来るとは思ってなかったので下手な受け方をしてしまい、剣を折ってしまったのだ
いや、本当の所は防ぐのが精一杯だったのだ
「ふしゅぅ…」
ミナリの剣気がさらに膨れ上がる
「マズい、ソシア!!!」
「ちょっとナートなによこれ!あたし今のほとんど見えなかったわよ!?」
「アタシもギリギリだ!それよりも付与頼む!こいつなんかヤバい!」
ミナリは再び刀を鞘に納める
ソシアとナートは手を出していけない何かに触れたことが分かっていた
だがもうその相手は我を失っているように見える
ナートは一瞬悩み、そして決意する
「なぁソシア、ショウヘイあんたに譲るわ」
「ナート!?あなたまさか!」
じりじりと、圧力を増すミナリをまっすぐに見つめ
「死ぬつもりは無いけど、もう戻れないかもね。だからあんたは上手く・・逃げな」
ナートがそう言うとミナリは
「逃がさない・・・」
呟いた
冷静さを欠いている様だが、しっかりと二人の会話を聞いていた事に驚愕する
揺らがない。決めた決意がさらに強固なものになっただけだ
「全力で行く・・・ソシア、ショウヘイ、ごめん・・・・下手打った」
ナートは唱える、救世主の奇跡を
「封印解除(リミットブレイク)」
背中に真っ白な、4対の純白の翼を携えた
かつて世界を救った救世主ナートがそこにいたー
それでもあきらめきれずダンジョンへ通っていたが、辞める事が決定的なったのは、牧場運営がうまく行き飲食店を始めた頃だ
至って普通の人生を送っていた日本よりも、それは遥かに面白かったから簡単に諦められた
第二の人生と言うのは案外気楽になれるものだ
人が変わった様に積極的な性格になれたし、何よりも運よく仲間に恵まれたから
ショウヘイは思わず、ミナリに見惚れる
それはもしかしたら同じ日本人ということもあったかもしれないが、何か自分に無いものに惹かれたのかもしれない
「綺麗だったな、あの人」
帰りの魔導車の中でポツリと呟く
結局、美味しいです以上の事は言えなくて何も聞き出せなかった
だがそれでも、ミナリと知り合えた事はショウヘイにとって非常に幸せだと言えた
面白くないのは、ナートとソシアである
今まで目に見えた恋のライバルはお互いだけだった
それが今度はショウヘイが恋する相手が現れたからだ
焼肉屋の従業員、ミナリ
確かに綺麗な女性だ
だが、ショウヘイがあそこまで見惚れる意味がわからない
美しいだけなら、ナートもソシアもそれなりだしかつてショウヘイに言い寄ろうとした女達の中にはそれ以上の美人も多かったと思う
それに今回はいつもと逆だ。女性関係はには非積極的だったのに
ショウヘイが、言い寄ろうとしている
これはかなりの危機的状況と言わざるをえない
だから二人はいつものように結束する
恋敵の排除
そう、もしもこれ以上何かあればいつもの様に排除するだけ・・・のハズだった
◇
あれから10日
ショウヘイは足繁く焼肉ゴッドに通うようになってしまった
当然ミナリの休みの日もあったので、事前に入手した情報によってその日は行ってない
未だにカンザキに会っていないことなど、ショウヘイはもうすっかり忘れてどうでもいいと思っている節もある
ナートとソシアの危機レベルは既に振り切れた
そして、ついに明日・・
二人はミナリ襲撃を決行する事になる
ミナリはどうやら休みの日にはダンジョン内の35層にて最近噂になっている冒険者教室に参加する予定になっているらしい
そこを襲撃する。まずは説得から入るが、相手の出方次第では実力行使になるだろう
今は冒険者として活動していないとはいえ、ナートとソシアは実の所元SSS級冒険者だ。
飲食店の小娘などに負ける気は毛頭ない
薄暗い小屋の中で、ナートとソシア二人が密談をしている
小さな魔力の光がゆらゆらと二人の影を揺らす
ソシアの紅い瞳に揺れる影が怪しい雰囲気を落とし込んでいる
「ふん、冒険者教室に参加ね・・・生意気よね、美容の為とか言いそうよ」
「そうだねぇ。でもソシア、噂によると教えているのはモコとテレサらしいよ」
女性冒険者の数はまだまだ少ない
それゆえにほとんどの女性冒険者は知り合いと言える
二人が覚えているのは、当時駆け出しだった頃のモコとテレサのイメージである
「懐かしいわねナート、あの二人もSSS級になれたのね」
「うん、でもまぁあのひよっこ共が教えている教室に行くなんてわらっちゃう」
ナートが思い浮かべているのは半泣きになっているモコの姿だ
「でもモコは変わってたわよ?一時はあのカインのパーティに入ってたらしいから」
「へぇ、出世、してんねぇ」
ナートは苦虫をかみつぶしたような顔をする
「あんたとの付き合いも長いけど・・その顔、やめなさい」
「んにゃ、嫉妬とかじゃないんだ。ソシアならわかるだろ?」
わかるー
ソシアとナートは秘密にしているが似たもの同士だ
そしてショウヘイも、だが。
「私もリンクレアって所で勇者なんてしていたから分かるわ」
「でしょ?こんな生ぬるいダンジョンでゆっくり育成してくれる世界があるなんてさ」
「最初はね、この世界でも魔王がいるはずだから倒してやるなんて意気込んではみたけど」
「居ないってんだもんね。笑っちゃうよあんなダンジョン作ってあるのに」
「もしかしたら昔は居たのかもね。それであんなダンジョン作らなきゃいけないほどこの世界の住人は弱かったとか」
しん・・と無言になる
そう、心当たりがあるからだ
ソシアはリンクレアの勇者で
ナートはサラサフォーンの勇者だった
この世界と違う、別の世界で勇者、救世主として世界を救った事がある
特に、救世主だったナートは・・・疲弊した人類を救うための施設の出だったから
「ま、しんみりした話はおしまい。ミナリは朝一番に行くそうよ」
「わかった、んじゃ朝一ね」
そう言葉を交わして二人の影はふっと消えた
明日もいつも通り、ショウヘイに近寄る者を排除するだけだ
二人はショウヘイに救われている。だからこそ、この恋の炎は消えず嫉妬の業火と変わった
◇
「ミナリ先生、おはようこざいます。今日も早いですね」
ダンジョン35層で冒険者教室を開いているミナリに声を掛けたのはモコだった
「おはよー。今日はテレサは来れないそうよ」
「え、ああ、お姉さんに子供が生まれたとかでしたっけ」
「うん、私も明日見せてもらいに行こうと思ってるよ」
今日使う武具などを用意しながら話しているとそこに二人の女性が現れる
「はい、お二人さんおはよう」
重く、冷たく響く声でそう言ったのはソシアだ
ミナリは一目で、ショウヘイの連れだと分かる
「おはようございます。ソシアさんでしたよね?あとナートさん。どうされましたか?」
そう、しらじらしく言ってやる
この二人は店に来るたびにミナリに対して結構な殺気を出していたからだ
「あーもうわかってんじゃないのかな?」
「そうね。引くつもりはなさそうね」
警告をするーと言う話はどこかに行ってしまった
なぜならばミナリも今は、その結構な殺気を放っているのだから
「ちょ、な、ナートさん!?ソシアさん!?やめてくださいよ、いったい何があったんですか!?」
モコが慌てて止めに入るが
「おこちゃまは引っ込んでてよ、今日はあんたみたいな雑魚には用はないんだ。ケガしないうちにどっかいってな」
ソシアのその一言でモコはビクりとしてしまう
あれからかなりモコは強くなっている
それこそ150階層クラスとなっているのにも関わらず気圧される
狂気、それが気圧された原因
「ナートさん、ソシアさん。私も昔とは違うんです。雑魚扱いはやめてくれませんか?」
ー魔力強化ー
ー付与魔法ー
ー多重魔法陣起動ー
モコの背中に10枚の魔法陣が展開して回り始める
魔力が増大し、モコの処理能力も倍増する
「フレイム・アロー!」
モコが叫ぶと同時に背中の魔法陣から炎の矢、数千本が放たれる
「まったく、ちょっと強くなったくらいで浮かれてんじゃない」
ナートが一歩、前に進み出て腰の剣を抜き放ち
「スライドブレード」
剣を振るう
振るわれた剣からは残像が残り、そしてその残像が放たれた炎の矢を切り裂く
たった一本の剣が、数十、数百となって炎の矢をすべて切り裂いた
「モコ、ちょっと寝てなさいな」
ソシアがそう言っただけで
モコはばたりと倒れてしまった
「さて、あんたの最強の先生はこの通り一瞬で片づけちゃったわけだけどどうする?」
「どうする・・・・って?」
ミナリはうつむき、震えている
「モコより弱いあんたが、どうするのかってことだよ。まぁアタシのおすすめは今夜のうちにウルグインから逃げ出すってのがいいとおもうんだけどどうかなー?ソシアもそれがいいと思わない?」
「そうね、ナートは優しいわねまだ丸一日もあげるなんて」
「なにを・・言ってるの・・・・・モコを傷つけるなんて・・・」
「え?」
「許さない」
ミナリがそう強く言った瞬間ナートが剣を構える
ギャリィィン!
「なっ!」
剣が圧し折れ飛んだ
ミナリの初太刀を防いだナート、まさかあの速度と強さで来るとは思ってなかったので下手な受け方をしてしまい、剣を折ってしまったのだ
いや、本当の所は防ぐのが精一杯だったのだ
「ふしゅぅ…」
ミナリの剣気がさらに膨れ上がる
「マズい、ソシア!!!」
「ちょっとナートなによこれ!あたし今のほとんど見えなかったわよ!?」
「アタシもギリギリだ!それよりも付与頼む!こいつなんかヤバい!」
ミナリは再び刀を鞘に納める
ソシアとナートは手を出していけない何かに触れたことが分かっていた
だがもうその相手は我を失っているように見える
ナートは一瞬悩み、そして決意する
「なぁソシア、ショウヘイあんたに譲るわ」
「ナート!?あなたまさか!」
じりじりと、圧力を増すミナリをまっすぐに見つめ
「死ぬつもりは無いけど、もう戻れないかもね。だからあんたは上手く・・逃げな」
ナートがそう言うとミナリは
「逃がさない・・・」
呟いた
冷静さを欠いている様だが、しっかりと二人の会話を聞いていた事に驚愕する
揺らがない。決めた決意がさらに強固なものになっただけだ
「全力で行く・・・ソシア、ショウヘイ、ごめん・・・・下手打った」
ナートは唱える、救世主の奇跡を
「封印解除(リミットブレイク)」
背中に真っ白な、4対の純白の翼を携えた
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