158 / 171
そこにある異世界13
しおりを挟む
相坂すみれはその日、いつもの様に市場にて色々と買い出しをする
冷蔵庫でもあれば大量に保管できるのにとおもったが思い直す
どれだけ大きな冷蔵庫が必要になるのかと思って笑う
そういえば洞窟の奥を整理して氷魔法とかで冷やしたりとかどうなんだろう?
ガーディアンって魔法使えるのかな?
そんな漠然としたプランを考えながら、すっかりDIYに慣れてきたなぁと思った
他の人達と別れもうすでに半年近くが経過していたー
そろそろ、終わりの時は近づいている
きっとアランやシーナは成長しているだろう
トワはなんだか女性と歩いているのを見かけたりしたが、あの人はモテるからいい人がいたのかもしれない
そもそも日本から召喚組と、元々のこの世界の住人とでは魔王を討伐する意思の熱量そのものが違う
すみれは最初、旅行気分になったりもしたがこの世界の住人と触れ合うたびにその熱量は少しづつ、ある時は急激に上がったりもした
だが、この半年ですみれのその上昇した熱量そのものはなんだかもやもやとしたものに変わってしまった
このままでは足手まといになるかもしれないと、そう自身で思うまでになっている
そして、事件は起きる。すみれにとってその冷え切ろうとしている熱がまるでマグマの様に爆発する程に
いつもと同じはずだった
アーディルと子供たちが居る隠れ家までは徒歩1時間ほどかかる
少しだけ違う景色
「煙?」
隠れ家付近から立ち上る煙に違和感を覚え、駆けだす
子供たちが火遊びをするわけがない
アーディルならば煙を隠して火を使う
何か異変がある
駆けだすとすぐに着く、すみれも体力が増えたなと関係ない事を考えるが目の前に見えた光景は
「アーディルさん!」
思わず名前を叫ぶが、そこにアーディルはいない
目に入る赤い、子供
「リン、アリィ!!!」
血まみれで倒れている子供の名前を叫ぶ
ぶわりと嫌な風が吹いた時だった
ガーディアンが即時起動する
ギィン!
金属音。これはガーディアンの障壁が弾いた音だ
「ゲヒヒ・・」
声の方向を向くと青い翼を生やした魔族が居た
「アーディルの旦那をけしかけるのにガキどもぉ人質に取ってたんだがよぉ…めんどぅくさかったんだぁ」
「・・・!」
すみれは声が出ない
「そしたらガキが増えたけど、このガキはなんだかめんどぅそうだぁ」
じろりと視線の定まらない目がすみれをみている
「あ、あなたが子供達を!」
怒りで頭がくらくらする
すみれの目の前には、子供たちが血まみれで倒れている
ピクリとも動かない子供達
人族の子も、魔族の子も等しく死んでいるように見える
「あぁ…アーディルの旦那が勇者をやらねぇから魔王様がお怒りでなぁ…」
「子供たちを、ころしたのはあなたね?」
自分で何を言っているのかすみれは自分でわからなくなりそうだ
思いもよらない、殺意がすみれに渦巻いている
「こどもぉ…ガキは嫌いだ、めんどぅだぁ」
「あなたが殺したのね」
ガーディアンがすみれの怒りに反応し、即座にその魔族に攻撃をしかけるが
「げひ・・」
(目標消失・転移したと思われます。追跡しますか?)
無機質にガーディアンは問いかける
「にぃげるなぁあああああああああああああ!」
叫んだ。許せないと、心が叫んでいるー
追いかける、そう決めた瞬間に
ドォィィン!
少し離れた場所で大きな爆発のようなものが起きる
ばっとその方向を見て気づく
アーディルがいない
そうだ、さっきの奴は何と言っていたか
アーディルをけしかけるために子供をと言っていたはずだ
「アーディルさん!」
すみれはさっきの爆発の方向へ走り出す
遠い!
ガーディアンに抱えられて移動するも
ほんの僅かな距離が遠い!
アーディルの無事を祈るすみれは駆けた
◇
勇者アランとシーナは、トワとすみれとの集合地点である街へと向かう途中だった
修行を終えた二人は何段も強くなった
その修行中に魔族を倒している
それも、12魔将と呼ばれる魔族を二人も
しかしアランは驕ることなく修行を続けた
なぜなら、あのアーディルは12魔将の最強の一角だと言うことがわかっているからだ
「シーナ…」
「ええ、わかるわ。やんなるわね、ほんと倒した奴らとは明らかに格が違うじゃない」
すると目の前の魔族のアーディルが言った
「それが分かるようになっただけでも成長だ」
「アーディルッ!」
アーディルが腰にぶら下げた大きな剣を抜いた
「さあ勇者、十分な時は与えた。であるなら成長したのだろう?この俺に、その手に入れた強さをみせてみろ」
「余裕かよ…いつまで持つか、試してみろぉ!」
アランが駆けるー
胸に手を当て、叫んだ
「聖剣覚醒!俺の聖剣、顕現せよ」
すると胸からが目映い光とともに現れた一本の剣
それを握りしめたままアーディルに打ち付ける!
もう力負けしない!
アランはビクともしないアーディルの力量を今の自分と同等かそれ以上だと感じる
「さすがに強いな!」
「どうしてどうしてだ、良く此処まで!」
「俺には守らねえといけねぇもんがあるんだ!」
ギィン!ギィン!
剣がぶつかり合う音が響き渡る
「勇者よ!お前は何を守りたい?」
「お・・・おれは!何もかも全部だ!家族も、友人も、その友人だって!」
「欲張りが過ぎるぞ!抱えきれないものは零れ落ちる。それはどうする!」
「なんだと!」
「零れ落ちた者がいるだろう!抱えきれないだけじゃない、自らそこから逃げるものもいる」
アーディルの問いは続く
「見えないものを守ろうなんて傲慢が過ぎるぞ?それが勇者なのか?」
「はぁ、はぁ、だからなんだってんだ!俺は、俺は…」
「ばかなやつめ。目に入るものだけ全てを救えばよかろう。傲慢なだけではただの大ウソつきだ」
それは、そうなのだ
嘘をついてまで威勢を張る必要なんてない
それがアーディルが言っていることだ
「できること、それだけじゃ俺には足りない」
「だったらもっと強くなることだ。目に入らぬものを救えるほどの強さを手に入れろ」
「アーディル…」
「おしゃべりが過ぎたな。さあ、もう思い残す事もないだろう」
二人は剣を構え直す
次の一撃が、最後になるだろうとうっすらと感じている
アーディルを倒すためには全身全霊の一撃が必要だと
「いくぞアーディル…俺の…勇者の一撃を食らえ」
「決死の覚悟か…いいだろう勇者よ、さらばだ」
「俺の名はアランだ。あの世に行っても覚えてろ」
「ふん」
「あああああああああああああああああああああああああああ!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
二人の必殺の一撃が交差する
魔力が籠った一撃はあたりを吹き飛ばすほどの風を生み、そして土が捲れた
爆発音が響き渡る
煙が収まるまですこしばかりの時を必要とした
それが晴れたとき
そして、立っていたのはアーディルだった
「勇者よ、いや、アラン。見事な一撃だった。まさに勇者の一撃といえる」
「っぐ…くそ、すげぇな…アーディル」
沈黙が流れていたその時だった
「アアアアアアーーーディルううううううううう!」
「すみれ!?」
ガーディアンに抱えられるようにして現れたすみれは、そのままアーディルの前に立つ
そしてアランに向かって
「アランさん、待って!この人と戦っちゃだめなんです!」
「すみれ…」
「アーディルさんはすごくいいひと、魔族なんですよ!だって、すごい子供好きで」
「すみれ、もういいのだ」
「アーディルさんは、ほんとに、ほんとに」
そう言ってアーディルの方を振り向くと
胸がえぐれ、大きな窪みになっている。そして目から血が流れ、もう見えていないようだった
「あ・・アーディルさん!ガーディアン!回復魔法!」
(奇跡級魔法リカバリーを使用します)
アーディルを光が包むが…
(リカバリー失敗・魔力減衰率98%・セーフモードになります)
「いいのだ、すみれ…あとは…あいつらを、頼む。おまえと、楽し…」
ずあっ 風が吹く
アーディルの姿が消え、そこにはアーディルの大剣と、彼の魔石だけが残った
「アーディルさぁーーーーん!」
「あああああああああああ・・・・・」
涙を流し膝をつくすみれ
伝えられなかった、子供たちがすでに殺されていたことを
助けられなかった、傷ついたアーディルさんを
全てが終わった後だった
間に合わなかったのだ
そしてすみれは立ち上がる
あの魔族を、子供を捕らえ、アーディルを焚きつけて、その上で子供を用なしとばかりに殺したあの魔族を…
「許さない」
アランに思うところがないわけではない。だけど、最後のあのアーディルの顔はアランを恨むなと言っているような笑顔に思えた
だからアランに思うことはない
だけどあの魔族だけは絶対に
「許すもんですか…」
冷蔵庫でもあれば大量に保管できるのにとおもったが思い直す
どれだけ大きな冷蔵庫が必要になるのかと思って笑う
そういえば洞窟の奥を整理して氷魔法とかで冷やしたりとかどうなんだろう?
ガーディアンって魔法使えるのかな?
そんな漠然としたプランを考えながら、すっかりDIYに慣れてきたなぁと思った
他の人達と別れもうすでに半年近くが経過していたー
そろそろ、終わりの時は近づいている
きっとアランやシーナは成長しているだろう
トワはなんだか女性と歩いているのを見かけたりしたが、あの人はモテるからいい人がいたのかもしれない
そもそも日本から召喚組と、元々のこの世界の住人とでは魔王を討伐する意思の熱量そのものが違う
すみれは最初、旅行気分になったりもしたがこの世界の住人と触れ合うたびにその熱量は少しづつ、ある時は急激に上がったりもした
だが、この半年ですみれのその上昇した熱量そのものはなんだかもやもやとしたものに変わってしまった
このままでは足手まといになるかもしれないと、そう自身で思うまでになっている
そして、事件は起きる。すみれにとってその冷え切ろうとしている熱がまるでマグマの様に爆発する程に
いつもと同じはずだった
アーディルと子供たちが居る隠れ家までは徒歩1時間ほどかかる
少しだけ違う景色
「煙?」
隠れ家付近から立ち上る煙に違和感を覚え、駆けだす
子供たちが火遊びをするわけがない
アーディルならば煙を隠して火を使う
何か異変がある
駆けだすとすぐに着く、すみれも体力が増えたなと関係ない事を考えるが目の前に見えた光景は
「アーディルさん!」
思わず名前を叫ぶが、そこにアーディルはいない
目に入る赤い、子供
「リン、アリィ!!!」
血まみれで倒れている子供の名前を叫ぶ
ぶわりと嫌な風が吹いた時だった
ガーディアンが即時起動する
ギィン!
金属音。これはガーディアンの障壁が弾いた音だ
「ゲヒヒ・・」
声の方向を向くと青い翼を生やした魔族が居た
「アーディルの旦那をけしかけるのにガキどもぉ人質に取ってたんだがよぉ…めんどぅくさかったんだぁ」
「・・・!」
すみれは声が出ない
「そしたらガキが増えたけど、このガキはなんだかめんどぅそうだぁ」
じろりと視線の定まらない目がすみれをみている
「あ、あなたが子供達を!」
怒りで頭がくらくらする
すみれの目の前には、子供たちが血まみれで倒れている
ピクリとも動かない子供達
人族の子も、魔族の子も等しく死んでいるように見える
「あぁ…アーディルの旦那が勇者をやらねぇから魔王様がお怒りでなぁ…」
「子供たちを、ころしたのはあなたね?」
自分で何を言っているのかすみれは自分でわからなくなりそうだ
思いもよらない、殺意がすみれに渦巻いている
「こどもぉ…ガキは嫌いだ、めんどぅだぁ」
「あなたが殺したのね」
ガーディアンがすみれの怒りに反応し、即座にその魔族に攻撃をしかけるが
「げひ・・」
(目標消失・転移したと思われます。追跡しますか?)
無機質にガーディアンは問いかける
「にぃげるなぁあああああああああああああ!」
叫んだ。許せないと、心が叫んでいるー
追いかける、そう決めた瞬間に
ドォィィン!
少し離れた場所で大きな爆発のようなものが起きる
ばっとその方向を見て気づく
アーディルがいない
そうだ、さっきの奴は何と言っていたか
アーディルをけしかけるために子供をと言っていたはずだ
「アーディルさん!」
すみれはさっきの爆発の方向へ走り出す
遠い!
ガーディアンに抱えられて移動するも
ほんの僅かな距離が遠い!
アーディルの無事を祈るすみれは駆けた
◇
勇者アランとシーナは、トワとすみれとの集合地点である街へと向かう途中だった
修行を終えた二人は何段も強くなった
その修行中に魔族を倒している
それも、12魔将と呼ばれる魔族を二人も
しかしアランは驕ることなく修行を続けた
なぜなら、あのアーディルは12魔将の最強の一角だと言うことがわかっているからだ
「シーナ…」
「ええ、わかるわ。やんなるわね、ほんと倒した奴らとは明らかに格が違うじゃない」
すると目の前の魔族のアーディルが言った
「それが分かるようになっただけでも成長だ」
「アーディルッ!」
アーディルが腰にぶら下げた大きな剣を抜いた
「さあ勇者、十分な時は与えた。であるなら成長したのだろう?この俺に、その手に入れた強さをみせてみろ」
「余裕かよ…いつまで持つか、試してみろぉ!」
アランが駆けるー
胸に手を当て、叫んだ
「聖剣覚醒!俺の聖剣、顕現せよ」
すると胸からが目映い光とともに現れた一本の剣
それを握りしめたままアーディルに打ち付ける!
もう力負けしない!
アランはビクともしないアーディルの力量を今の自分と同等かそれ以上だと感じる
「さすがに強いな!」
「どうしてどうしてだ、良く此処まで!」
「俺には守らねえといけねぇもんがあるんだ!」
ギィン!ギィン!
剣がぶつかり合う音が響き渡る
「勇者よ!お前は何を守りたい?」
「お・・・おれは!何もかも全部だ!家族も、友人も、その友人だって!」
「欲張りが過ぎるぞ!抱えきれないものは零れ落ちる。それはどうする!」
「なんだと!」
「零れ落ちた者がいるだろう!抱えきれないだけじゃない、自らそこから逃げるものもいる」
アーディルの問いは続く
「見えないものを守ろうなんて傲慢が過ぎるぞ?それが勇者なのか?」
「はぁ、はぁ、だからなんだってんだ!俺は、俺は…」
「ばかなやつめ。目に入るものだけ全てを救えばよかろう。傲慢なだけではただの大ウソつきだ」
それは、そうなのだ
嘘をついてまで威勢を張る必要なんてない
それがアーディルが言っていることだ
「できること、それだけじゃ俺には足りない」
「だったらもっと強くなることだ。目に入らぬものを救えるほどの強さを手に入れろ」
「アーディル…」
「おしゃべりが過ぎたな。さあ、もう思い残す事もないだろう」
二人は剣を構え直す
次の一撃が、最後になるだろうとうっすらと感じている
アーディルを倒すためには全身全霊の一撃が必要だと
「いくぞアーディル…俺の…勇者の一撃を食らえ」
「決死の覚悟か…いいだろう勇者よ、さらばだ」
「俺の名はアランだ。あの世に行っても覚えてろ」
「ふん」
「あああああああああああああああああああああああああああ!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
二人の必殺の一撃が交差する
魔力が籠った一撃はあたりを吹き飛ばすほどの風を生み、そして土が捲れた
爆発音が響き渡る
煙が収まるまですこしばかりの時を必要とした
それが晴れたとき
そして、立っていたのはアーディルだった
「勇者よ、いや、アラン。見事な一撃だった。まさに勇者の一撃といえる」
「っぐ…くそ、すげぇな…アーディル」
沈黙が流れていたその時だった
「アアアアアアーーーディルううううううううう!」
「すみれ!?」
ガーディアンに抱えられるようにして現れたすみれは、そのままアーディルの前に立つ
そしてアランに向かって
「アランさん、待って!この人と戦っちゃだめなんです!」
「すみれ…」
「アーディルさんはすごくいいひと、魔族なんですよ!だって、すごい子供好きで」
「すみれ、もういいのだ」
「アーディルさんは、ほんとに、ほんとに」
そう言ってアーディルの方を振り向くと
胸がえぐれ、大きな窪みになっている。そして目から血が流れ、もう見えていないようだった
「あ・・アーディルさん!ガーディアン!回復魔法!」
(奇跡級魔法リカバリーを使用します)
アーディルを光が包むが…
(リカバリー失敗・魔力減衰率98%・セーフモードになります)
「いいのだ、すみれ…あとは…あいつらを、頼む。おまえと、楽し…」
ずあっ 風が吹く
アーディルの姿が消え、そこにはアーディルの大剣と、彼の魔石だけが残った
「アーディルさぁーーーーん!」
「あああああああああああ・・・・・」
涙を流し膝をつくすみれ
伝えられなかった、子供たちがすでに殺されていたことを
助けられなかった、傷ついたアーディルさんを
全てが終わった後だった
間に合わなかったのだ
そしてすみれは立ち上がる
あの魔族を、子供を捕らえ、アーディルを焚きつけて、その上で子供を用なしとばかりに殺したあの魔族を…
「許さない」
アランに思うところがないわけではない。だけど、最後のあのアーディルの顔はアランを恨むなと言っているような笑顔に思えた
だからアランに思うことはない
だけどあの魔族だけは絶対に
「許すもんですか…」
0
あなたにおすすめの小説
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる