私の履歴書

蒲生干潟

小さい頃はお父さんと釣りに行った事のある、蒲生干潟。
泉ヶ岳から七北田川に流れて、蒲生海岸、蒲生干潟に広がっていく。
干潟には、お母さんも、カニを取りに行ったし、中学校の時、友達5～6人くらいでも、カニを取ったり、波と戯れたり、砂で山を作ったりした。
カニを取るのは、深沼の海育ちのお母さんが得意だった。
カニの住んでいる穴を見つけたら、波打ち際に打ち上げられている枝を穴に差し込む、少し長めのものがいい。
刺されたら、カニがびっくりして穴から出てきて、他の穴に移動しょうとした時に捕まえる！　
ほとんど砂とおんなじような色をしている、そんで小指の爪より小さいのもいるから、素早く捕まえないと、穴にはいっちゃうし、乱暴にすると潰れちゃうこともあった。
あとは、波打ち際のくすぐったい透明なエビを捕まえたり。
アサリを取るんだけど。アサリは波が来たら引くまで待って、引いたら砂がホントにちょっとだけど、モコッとしてるところがあるの、それは、貝が息してるところだから、そこを、ばーっと両手で早く掘るの。そうすると大概3つぐらい砂の中からアサリが出てくるの。
また、波が来るからその前に、逃げなきゃずぶ濡れになっちゃう。
砂の団子や、山崩し、トンネル作りも、日が暮れるまで遊んだ。
遠浅がだんだんなくなって、石の道も水に浸ってきたら、帰らないと帰り道はなくなるから。
そんな時は急いで帰った。
楽しくてあっという間に時間は過ぎた。