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第1章 生き抜く事は大変!

第13話 付与師様に土下座しろ?

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 久しぶりに、冒険者ギルドに行く。

 フ~
 ガズンとは、かなり仲良くなっちまったな。

 いや、何も考えないで鉄を打つのもいいのかもしれない。
 そんな事を考えながら、今日は、あるナゾを解くために冒険者ギルドに向かった。

  が!

  冒険者ギルドが、騒がしい。

  また、ゴブリンジェネラルが来たのか?


 受付嬢マーベル
「あ!やっと来た!
 カザトさん!どこにいたのですか!」

カザト
「いや、ゴブリンジェネラルとの戦いでな、武器を調達しないといけなくなってガズンさんの所で手伝いながら、一振り作ってたんだ。」


 「「「「「あー!」」」」」

 冒険者達の反応から、手伝いがいたことは知られていたらしい。

冒険者ギルドマスター・バッカー
「出来たのか?付与は?」

カザト
「付与? 」

受付嬢マーベル
「ギルドマスター、今王都にはあの方しか、いませんよ。
 一日一回しかしないから、無理ですよ!」

 何でも、〔自己修復〕とかのスキルが武器についているのは、[スキル付与]されているからで[付与師]という、かなりレアなジョブ持ちしか出来ないらしい。

 「す~ごく!気品のある方だから、注意しろ!」
 って言われた。

 ギルドが騒がしいのは、ゴブリン掃討作戦の抽選らしい。
 集団戦で、ゴブリンを狩れるからジェネラルがいない今!冒険者達のレベル上げにもってこいらしい。

 そういえば、鍛冶屋のガズンが言っていたな~。

1.気品が高過ぎる。

2.酒が、大好き!

3.仕事は一日一回!

4.タルトケーキ?が好物

5.ヤツの肩よりも、頭を上げるな

 だったか?

 途中で、タルトケーキとかワイン?とエール酒のいい匂いをする奴を、値が高くても買った。

 だが、先客が沢山いた!

 うわ~!
 A級パーティーが5組かよ!
 B級パーティー達もいるぞ!

 あ然と見ていた。
 そして、秘書?さんに聞くとかなりの順番待ちらしい。
 ふと、思いついた。
 仕事している所を見せて欲しいと!
 自分が半分打った剣の完成を見てみたいと言って、お土産を渡す。

 秘書さん、俺がガズンと打っていたのを見ていたらしい。
 そういえば、来客の中に秘書さんがいたな。

 特別許可が出た!

 付与スキルは[自己修復]らしい。

 そして、A級パーティーのリーダーに
「[自己修復]は、[不壊]ではないから、気をつけろ!」
 と、言っていた。

 覚えたよ!

 もちろん注意事項も!確かに俺も刀や鉈がスキルがあるから、[不壊]だと思っていた。

 もちろん、謝礼に金貨を5枚渡しておいた。
 金貨5枚で50000タール。
 タダで技術を見せて貰うわけにはいかない。

 これも、最近失なわれた常識。

 そして、俺は図書館に行くことにした。
 今は、管理の為に、封鎖されているが、冒険者ギルドマスターにゴブリンキングの資料を見たいと言うと許可書を出してくれた。

 図書館の警備に見せる。
 そして、中にいた元司書に、許可書見せた。

 あまり資料は多くない。
 ギルドマスターに言われていた、ゴブリンエンペラーについても戦闘記録は、少なかった。

 戦死者が多いのが原因だ。
 あまり、参考にならないな。

??
[転移]?

 ゴブリンエンペラーや、ゴブリンキングのネームド?
 つまり、名前付き?には、[転移]を使っていた個体がいたらしい。

 これは!
 この許可書は、ゴブリン関係の資料閲覧専用だが!

 元司書さんに、ゴブリンキング達のスキルに[転移]の記載があるが、よくわからないからその資料を見せて欲しいと言う。

 元司書曰く、国王レベルか宰相の許可がいる、重要書書架にあるらしい。
 だが、ゴブリンキングと、ゴブリンエンペラーが侵攻してくるこの非常時で、それも国王逃亡と言う非常識事態(笑)なので、見せて貰う事にした。

「空間魔法」
「空間魔法・転移」
「空間魔法理論」

 この3冊しかない。
 準禁書扱いらしい。

 何でも、力量不足で事故が多発したみたいだな。
 隣では見張る元司書。
 少しメモする。

 スキル(高速情報処理)がかなり仕事をしているのか、早く読めた。

 覚えたぞ!だが!使えるとはまだ思えない。

 こんなの、読んだだけでいきなりマスター出来るか!

 だが、なんとなく弱点らしきものはわかった。

 元司書が、質問してくる。
 こいつも、性格がゴブリンそっくりの王女のスパイの一人だろうな。

カザト
「戦闘時に、この短距離転移を使うときでも絶対、少し停止しないといけない制約があるはずだって、空間魔法理論の方に少し書いてますね。
 これだけでも、かなり参考になります。
 だが、これはまずい事だ。
 いつ、ゴブリンキング達が攻めて来てもいいように、準備をしないと。」

元司書
「そこまで、準備が必要なのですか?」

 なんとなく、[転移]を調べる必要が有るのか!
 との、ニュアンスが混じっているな。

カザト
「これは、冒険者ギルドの調査でわかった最新の情報です。
 森の奥のゴブリンエンペラー達は、全て、名前付きだとわかったのです。
 つまり、[転移]で乗り込んでくる可能性を考えないといけません。」

 と、かなり深刻な顔をできるだけして言った。

元司書
「な!なるほど!わっわかりました。
(姫様に報告しないと!)」

カザト
「それでは、失礼します。」

元司書
「はっ!はい。
(大変だ!ゴブリンエンペラーだってそんなの、伝説モンスターじゃない!早く、姫様に報告!)」

 もう、夕方だ。
 宿に帰って、また宿代一週間分先払いして、そして、寝た!

 だが!次に起きたのは2日後だった!

カザト
「あ!あいったたた。
 身体が痛い!」

 そして、一階の食堂で2日寝ていたことを知る。
 鍛冶で疲れていたのか?
 そして、部屋に戻ったときに

ピコリン♫
「付与術の解析が終了しました。
[付与魔法]を取得しました。

空間魔法の解析を終了しました、
[空間魔法]を取得しました。」

 ハイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?

∑( ◦д⊙)‼

 マジか!

 まずは、付与魔法!

 えーと、両手剣に付与!
 付与出来るのは、まだ[自己修復]だけか。

 始め!

 うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 何だよ!

 ものすごく、魔力がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 マナポーション!
 マナポーション!

 まだ足りねーーーーーー!

 マナポーション!
 マナポーション!

 ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 マナポーション!

 ハァハァハァハァハァハァハァハァ、
 
 これは、一日一回だわ。

 ハァハァハァハァハァハァ

 確かに、疲れる。

 甘いものが、欲しいわけだ。

 ハァハァハァハァハァ


 昼間まで、睡眠を取ることにした。



□□

築石 風人(つくし かざと)
冒険者ネーム カザト

レベル 46
年齢  ▲▶
ジョブ ◀◇☆◇□

攻撃力 ■◇◀◐
守備力 ◐◆☆●
魔力  ▲□○●
知力  ▶⬛○□
運   -14955

スキル
鑑定◁◇■レベル32(up!)

 派生スキル
 (簡易感覚伝達)レベル12
 (高速情報処理)レベル16(up!)
 (並列処理)  レベル15(up!)
 (動線探索再現)レベル15
 (鑑定範囲制限解除)
 (鑑定結果MAP化)
 (記録無限領域)
 記録 [ヒール][魔力増強]
    [魔法斬り][神のイカズチ]
    [武器強化]

火魔法レベル5
水魔法レベル4
氷魔法レベル4
土魔法レベル5
風魔法レベル5
空間魔法レベル1(new!)
付与魔法レベル1(new!)

気配察知レベル3
魔力感知レベル3
身体強化 レベル26
ガス言語

称号
異世界人
女神が◁▲■◆☆★○

□□   

武器 刀

攻撃力 130

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 鉈(なた)

攻撃力 95

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 両手剣

攻撃力 2000

スキル
自己修復(new!) 空き1
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