[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第1章 生き抜く事は大変!

第26話 ブラー王都の怖い鍛冶屋さん

 まず、王城の鍛冶場の魔法鍵をよく見て、1時間かけて削除する。

 そして、鍛冶場の手伝いをやっていた人間を集めて、復活させる事にした。
 その時、問題になったのは換気だ!
 どうも、一酸化炭素中毒になりやすい状態だ。

 おそらく、魔力の燃費が悪いからそれをなんとかするために、温度を逃さないよう締め切ってしまったのが原因みたいだ。
 実際聞くと、よく気絶していたらしい。
 日本なら、炭から作るのだがこの世界の樹木は、成長がかなり遅く環境破壊がすごかったから、魔力式鍛冶場が出来たらしい。

 そこで、剣専用の、長細い日本の刀打ちサイズの窯を、城の魔力式鍛冶場を参考にして作ってみた。
 炉の火力を維持する魔力が足りないなら、炉をコンパクトにするしかない。

 まぁ、今の日本のクルマの設計の発想だな。
 [力制御]のスキルを使って理想的な、魔力の燃費効率を追求する。 

 風の流れの計算はトワイライトがやってくれた。
 いくつもの、特許が切れた魔法陣を使って、組み立てる事に成功する。

「やったぞ!俺でも打てた!剣が打てた!やりましたよ親方!」

 いつも間にか、トワイライトが女将さんで俺が親方らしい。
 いきなり、弟子が増えた。


 そしてオレは、旧式鍛冶場となった大型炉でバスターソードを作っていた。

 なぜ?トワイライトによると、クソ生徒会長勇者達の武器はもはや刃が無くて、斬れなかったらしい。
 そういえば、トワイライトに切り傷がほとんど無かった。
 打撲傷とかが、多かった。

 と言う事は?
 いずれ帝国から政治力で、武器の輸出を強要されると予想された。
 そこで、王様と皇太子様と宰相様で密談をして、帝国側の鉱脈情報と、そして、いろいろな企画を考えて、つい先程帝国領から、未採掘鉱山の中だけ空間切断でくり抜いて来たのである。

 それを炉で金属精錬して自称・弟子達に流し自分は、トワイライトとモンスターをハンターするゲームに出てくる巨大武器を作っていた。

 なぜ作る?

 イヤ、理由はあるよ!
 ブラックサンダーゴブリンキング戦でも魔鉄製のデカい両手剣は壊れた!
 と、なるとやっぱり、モンスターをハンターするゲームのような武器がいるのでは?

 だって、ブラックサンダーゴブリンキングでも身長5メートルあったんだよ!

 日本刀で斬れ?
 普通は無理!

 それに、あのチビブラックゴブリンの皮!
 銅よりも硬いの!

 なので、再現!勇者専用武器シリーズ!
 なんて、銘を打って刃には、筆で勇者専用!なんて書いて鑑定で出てくる情報にも
(勇者専用バスターソード!これを使えないと勇者じゃない!)
なんて名前を付与する。

 もちろん攻撃力は、20000は保証しますよ!
 だけどスキルは帝国で付与してね!

 そして、聖女装備以外、半分ネタ武器をかなり作っていたら来ましたよ!
 
 変な商人が!

トワイライト
「いらっしゃい!
 うちは、今、予約でいっぱいだ!
 武器屋に行ってくれ!」

商人?
「わしは、ボベー帝国御用達の!ウグ!」

カザト
「お静かに!メダルをお見せください!

 わかりました。
 聖神皇国のスパイがいます。
 声を抑えて下さい!」

ボベー帝国御用商人ホッべー
「わ、わかった!」

カザト
「宰相様が、お相手になります。
 ホッべー公爵様!」

ボベー帝国御用商人ホッべー
「お主!何者じゃ!」

 カザトは、ブラー王家のメダルを見せる。

カザト
「国王様は、すでに歴代勇者様達の本当に使われたらしい、飾り物ではない武器を再現するように言われすでにいくつか出来てます。

 どうぞ!まだ未完成品ですが見てください!

 トワイライトが、予定通りうやうやしく豪華な布をめくる。

ボベー帝国御用商人ホッべー公爵
「素晴らしい!刃に勇者文字!なんという優雅さ!
 勇者達が、絵に書いた通りのデザイン!
 なんという理想的一致!」

カザト
「(オイオイ!アイツら、ゲームの武器そのまま要求したのかよ!
 まぁいいか、戦えるようにはしっかりと、作ったからな!)

 公爵様!
 まず冒険者ギルドにいかれましてこの暗号札をギルドマスターに見せて下さい。
 すると、国王様達が、対応されます。
 聖神皇国の奴らに、ゴブリン国に利益になるような動きが有るのでこうなりました。
 お許し下さい。」

ボベー帝国御用商人ホッべー公爵
「(確かに、帝国内一部の貴族達もそんなに事を言っておったが、まさか鍛冶場の現場レベルで警戒する状態になっていたとは!)
 わかった!」

 こうして帝国は、まぁ自国の経済力的に痛くない出費で、ブラー王国はかなり潤う資金と恩を売ることが出来て、
ついでに、帝国からカザトの追跡を止めさせるようにとんでもない圧力をガス王国亡命政府にかける事になった。

 ガス王国に、まず政治的に一撃加えたカザト!

 ポベー帝国に恩を売って儲けたブラー王国!

 手数料収入と、ポベー帝国に恩を売れた冒険者ギルド!

 聖神皇国に、勇者達の注文通りの武器を渡すことに成功して、教会の影響力での攻撃を躱し、見事!カウンターパンチを食らわせたポベー帝国!

 この作戦の影響は、本人達の思ったよりもデカい動きを誘発した!


 ネタ武器作戦成功の一週間後!

 新聞の第一面にガス亡命政府が、ポベー帝国からの要請で、聖神皇国に引き取られる事になったと出たのだ!
 そして、ガス王国が無断で勇者召喚をしたと公表される。

 カザトの事も書かれた。
 名前は伏せられていたが捨てられても王都を守ったと書かれて、ガス国王一族と他の勇者達を非難していた。
 そして、勇者無敵論を展開する聖神皇国が勇者ごとガス亡命政府を引き受けさせられたのである。

 注文通りの武器を用意したのに扱えないバカ(生徒会長・勇者)を見て、ポベー帝王が、激怒したらしい。

 ちなみに、カザトがデカい両手剣でコブリン達と戦っていた魔導映像がバッチリ帝国のスパイに記録されており、
これを見せられて帝王から、しっかりとガス国王始め、王族・貴族が説教を食らったのである!


□□

築石 風人(つくし かざと)
冒険者ネーム カザト

レベル 110
年齢  ▲▶
ジョブ ◀◇☆◇□

攻撃力 ■◇◀◐
守備力 ◐◆☆●
魔力  ▲□○●
知力  ▶⬛○□
運   -14891

スキル
鑑定◁◇■レベル110(up!)

 派生スキル
 (簡易感覚伝達)レベル50
 (高速情報処理)レベル45(up!)
 (並列処理)  レベル50
 (動線探索再現)レベル50
 (      )新領域構築中
 (      )新領域構築中
 (      )新領域構築中 
 (鑑定範囲制限解除)
 (鑑定結果MAP化)
 (記録無限領域)
 記憶 [魔法斬り][神のイカズチ]
    [勇者達の記憶]
    [勇者達の怒り]
    [エクスプロージョン] 
    [占い][心体共鳴][威圧]

基礎魔法レベル10(up!)
火魔法レベル21
水魔法レベル20
氷魔法レベル20
土魔法レベル20
風魔法レベル21
雷魔法レベル2(up!)
神聖魔法レベル6(up!)
空間魔法レベル10 
補助魔法レベル6(up!)
付与魔法レベル11

鍛冶  レベル15(up!)
気配遮断レベル11
築石流刀術レベル12
精神力強化レベル7(up!)
力制御レベル3
ガス言語
ブラー王国語


称号
異世界人
女神が◁▲■◆☆★○
マナポーションドランカー3!

□□   

武器 刀

攻撃力 2000(up!)
(強化打ち直し)
スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 鉈(なた)

攻撃力 2000(up!)
(強化打ち直し)
スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


□□
カザトバスターソード2

攻撃力 8000
(強化打ち直し)
スキル
[自己修復][半不壊][カザト専用]
空き6

□□



名前 トワイライト

種族 エルフ(ハイエルフ)
  
性別 男性(女性)

年齢 21

状態 偽装中(魔道具) 
   

ジョブ 精霊魔法使い

レベル 5

攻撃力 100
守備力 50
魔力  6500
知力  110
運   150

スキル
精霊眼 
精霊魔法(風)レベル5
身体強化レベル2(new!)

称号
なし(エルフ村の生き残り)

□□

トワイライトの杖2
(強化打ち直し)

トワイライト専用
攻撃力 2500
魔法攻撃力 基準値16000
      最大値設定無し

スキル
[自己修復][トワイライト専用]
[半不壊]
空き6

□□
感想 20

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