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第2章 動きだした凶悪な者達
第29話 潜入!そこに有ったのは?
邪神国1号につづく、トンネルを掘るカザトはなぜ?他の道をつかわなかったのかを説明していた。
カザト
「確かに使えば楽そうだけど、何も仕掛けてないはずはないと思う。
邪神戦争中にできたとしたら、フェイクが関わっているは間違いないのと、許可を出していない者が使えばなにかの警報器がなるような事があるかもしれない。
その時に、通路ごとどこかの別の空間に閉じ込められたらかなり厄介だからな~。
まぁ同じ労力がかるなら,早く確実に乗り込めるようにしたほうが、脱出のときも助かるはず。」
トワイライト
「確かに、あの穴を見ましたけど精霊がいませんでした。」
そして、空間魔法で切断して掘り進む事6時間…
遂に着いたが、とんでもない程どんよりした黒い霧が舞う空で,全員神聖魔法で薄く膜を作らないと,身体に害が発生するレベルの瘴気の濃度の土地だった。
貫通トンネル入口を擬装して隠し、[勇者達の記憶]に従ってまずは昔、村があった所に向かってみる。
所々に黒ずんだ土地が広がり、田園地帯だった面影はなくなっていた。
そして、村のあった場所には古ぼけた砦があった。
その砦内には、人の気配がなかった。
しかし、その横の小さな集落には人の気配があったので、小高い丘に移動して亜空間部屋を出して、休むことにした。
メーベル
「あ![ラビットダンス]のリーダーそっくりのウサギ獣人!」
マーベル
「似てるわね! 独特の力の入れ方とかソックリだ!」
エルファー
「どんな関係だったのですか?」
マーベル
「冒険者のクエストで一緒に仕事したとかのようなものじゃなくてね~、
奴ら、襲って来たのよ! 私達が新人時代の時に!」
メーベル
「あいつらは当時B級パーティーでしたけどかなり傲慢でね、まぁ、内臓を一人一つ破壊しましたけど(笑)」
マーベル
「最後に見たのは、カザト様がガス王都のギルド登録に来たときの、3ヶ月前でしたか?
私が、まさか受付嬢しているとは思わなかったようで、他の冒険者の女の子をギルド内で襲っていた時に、しばきあげてたたき出したのが、最後だったかな?」
メーベル
「カザト様が助けた貴族冒険者の方が、アイツラにやられたって言っていましたね。」
カザト
「あの毒を盛られた、貴族冒険者?」
メーベル
「ハイ!今考えると、邪神国1号のスパイだとすれば、合点がいく行動ばっかりしていましたね。
冒険者ギルドを潰すつもりだったのでしょうね。」
カザト
「と、言う事は…。冒険者ギルドの本部幹部にスパイがいるな!
だから、そいつらはやりたい放題だったかもな。」
トワイライト
「私、あの冒険者ギルドの本部戦闘部 本部長 エッサという人と、神殿攻略の後で会いましたけど、かなり悪意を持っていましたよね。」
カザト
「ヤツか…。
利用しようとするよりもどうやって、討ち死にさせようかと、計算していた奴だったな。
冒険者ギルド本部って、どこに有るんだ?」
マーベル
「ドワーフ王国の横にある、かつて小国があった場所の奥だと言われているけど、本当かどうかもわからない。
普段は秘密になっているのよね。」
カザト
「地理的に、[試練]がある場所の近くだな。
なんか、きな臭いな…。」
そして、夜になった。
集落の村長の家らしき場所にウサギ獣人や、他の者達が集会をしていた。
「[ラビットダンス]から、定時連絡が来ない!」
「しくじったか!」
「心配するな! エッサの弱味を握っている以上、あいつが助けるだろう!」
「ちげえねぇ! 奴の家族と娘夫婦や息子夫婦は、王国が捕まえているからな!」
「だが、困ったぞ!勇者達を誰が暗殺するのだ!」
「村長![チームスカーンク]の奴らが、ゲロの街に移動していた[チームカザート]に接触成功して、籠絡作戦を実行するから資金を送れと、連絡が来ました!」
「なに!あの太りすぎたスカーンク獣人チームだと?」
「新人共、出し抜かれおって、他の工作員は何をしておった!」
「これが、証拠の魔導通信の映像か…
髪型とかは、一致しているな…。
動画でも、周りの冒険者達がカザートって言っているな~。」
「あれ?こいつは、ガス王都の立ち飲み屋やっていたバーテンダーだな!
こいつまで、カザートって呼んでいるな。」
「今、工作員の[鑑定]持ちに鑑定させました結果が、送られてきました!
パーティーの名前が、一致しています!」
「[チームスカーンク]に、資金を渡せ!
そして、ゴブリン死んだフリを作戦を上奏して、冒険者ランクをあげさせろ!」
「で?投棄された[ゴミ]以外の勇者は?どこに行ったのだ!」
「ガス王都です。
それが…、ガス国王暗殺計画を含む全ての暗殺計画が、部下天使様の降臨で停止しました。」
「わかった。そのことも上奏しないといけないか。
明日には出発する!
戦争当時の[第4の試練]の赤い水がもう無くなるから、勇者を連れてきて補給しないといけない。
大仕事になるから皆は、用意するように!」
空間把握で、集落のでの会話を聞いていたカザト達は、複雑な顔をしていた。
カザト
「カザートって奴が、俺っぽくやっているってバッカーから聞いていたけど…。」
トスカ
「あ!そういえば、前王の最側近達の一人が、カザト様の事をずっとカザートって言っていて間違っていると他の者に言われると、偉い方がそういったのだからカザートだって、言っていたですね。」
エルファー
「そいつ、今いるの?」
エルシー
「キスカちゃん、やばくない?」
トスカ
「そいつは、前王と共にガス王都に契約魔法を、かけて行かせましたけど、その息子が内務副大臣ですよ!」
カザトは、パートナースキルを、すぐに起動させると…
遅かった…
キスカが襲ってきたそいつに、パートナースキルの試し打ちをして、全身捻れた状態にしてしまったあとだった!
キスカ(魔導通信珠での会話)
「あ~ん!怖かったですよ~。」
楽しそうである。
まぁ、正当防衛なのでカザトも何も言わない。
そして、スパイがいる事がわかったとして、エッサが首謀者だと自白したと発表することにした。
そのことで、旧魔王領側とフェイク部下天使側の、全ての裏活動が停止に追い込まれる。
ドワーフ国が、邪神戦争時代の邪神側が使っていた自白剤なるものを使った、とか言ったから、かなり冒険者ギルドは混乱してしまったのと、神聖皇国の皇主暗殺容疑の[ラビットダンス]のリーダーに本当に残っていた、自白剤をマジでブチキレ状態の皇主の側近が撃ち込んで、[エッサ]が救い出すはずだと[ラビットダンス]のリーダーが
白目を向いて自白したことから、大騒ぎになって冒険者ギルドは内部監査すると言う事で、活動を半分停止した。
そして、帝国も新ガス王国も内部監査を始めたのである。
邪神国1号の王城にて…
この事で、かなり混乱しているのがわかった。
そして、[第4の試練]のダンジョンの場所も判明したが、カザト達の予想とは少し違った状態になっていた。
[第4の試練]血のダンジョンの入口付近にすら、邪神国1号の兵士達は近づけないようである。
付近一帯が、嵐となっていた。
[勇者の記憶]ではいつも晴れていて、入り口の少し奥まで資格が無い者でも入れる状態にあったのだが、どう見ても魔力が、乱れて空間が捻れてしまい入った途端身体がねじれ切れてしまうだろう状態に、なっていた。
カザト達は、王城に侵入して記録庫などを物色して資料を集める。
もちろん、この国のスパイの活動記録や裏の活動記録も、全て白紙の紙に入れ替えて収集した。
わかった事は、邪神戦争のあとやはりダンジョンには入れなくなったが、フェイクが邪神戦争の報酬としてダンジョンの結界を貫通するように、巫女らしき者だけが入ることが出来る特殊な空間トンネルを作って、一年に一回コップ一杯分の[エリクシールの素]となる、血の池の水をくみ出していたらしいのだが、今年はそのトンネルが崩壊して辺り一帯が、嵐になって近づけなくなったみたいだ。
それも、時期的につい最近でカザト達が神殿攻略した後でこんな状態に、なったらしい。
そのせいで、エリクシールが製造出来なくなり、邪神戦争の時から生きている国王に飲ませるエリクシールが無くなってしまって、宮殿内はかなり荒れているみたいだ。
そしてカザトは、決して無視出来ない記述を見つける。
邪神戦争の後で、国王が変わったらしい。
その当時の神聖皇国の皇主が、亡命してきて国王を刺殺して成り代わった、と書いてあった。
え?
つまり、前勇者達を騙したその当時の皇主は生きている?
なぜ、今の皇主を暗殺しようとしたのかよく分からなかったけど、まさか、今の皇主を殺して元の地位に戻るつもりなのかもしれない。
そして、今は勇者達をなんとか荒れ狂う[第4の試練]に突入させる事によって、沈静化させてエリクシールを製造させるつもりらしいのだが、時間が無いみたいだ。
前皇主・現邪神国1号国王のエリクシールで止まっていた老化が、始まったらしい。
老化を止める?
今、科学でわかっている事は老化は病気だと言うことだ。
ほとんどの経典で書かれている。
旧友達と昔、老化のことで話していた事だが、もし吸血鬼なんて物理的に存在していたら、
○それは半端な先祖返りか、
○宇宙人とかに先祖返りの手術を受けて失敗した者達の子孫か?
なんて、話した事があった。
そして、ギリシャ神話とかに残るラーソ酒とかネクターとかの薬で神になった?
なんて記述はラーソ酒とかが、老化という病気の治療薬だったと解釈出るのでは?なんて言っていたが…。
こんな所に、本当にいたとは…。
そして、ゴブリン帝国との繋がりは全く記録がなかった。
ゴブリン帝国との繋がりは本当に無いのか?
しかし、神託という名のフェイク側からの命令書がかなり見つかった。
その中に、生物をゴブリンに変える研究を[血のダンジョンの水]を使用して作りだせ、というものがあった。
カザトは仕事が増えたが、土産が増えたとも思った。
こいつらが、前勇者達を地球に帰していたら、邪神戦争もカザトの一族も苦労しなくてよかったのだ!
そして、この世界がゴブリン地獄になることもなかった。
殺してはいけない。
そして、殺さずに生かして保存しないといけない。
それも、元皇主・邪神国1号国王に付き従う、共犯者ども全員だ!
この狂った世界を歪められた地球の時間も、もとに戻させないと。
方針は決まった!
まず[第4の試練]をなんとか攻略して、封印するか破壊を考えないといけない。
しかし、あの嵐は今のカザトでも、進むのはかなり難しい。
カザトは、一度[自爆]スキルで吹き飛んだという隣の国に行くことにした。
どうなったのか?
ということと、[第4の試練]の別の入口がそこにあったらしい、と前勇者達が当時現地の人間に聞いていた記憶があったので、移動する。
邪神国1号は、腐った世界だった。
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