[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

文字の大きさ
97 / 334
第2章 動きだした凶悪な者達

第46話 プロジェクト・ホワイトマーキュリー

しおりを挟む
 

 カザトは、七転八倒してやっと思い出した!
 そして、魔導具を作り出す!
 何を作ろうとしているのか?
 邪気清めるもの。
 ゴブリンの垢とかのゴミの完全なる浄化!

 洗浄したときに、出てくる汚染水の浄化!
 そして、なんとか昔、旧友が市のゴミ施設の社会見学の時に言っていた事を思い出して、その時の言っていた事を再現することにしたのだ。

 ことの初めはドイツで臨海水炉というモノが、できたらしい。
 水には、液体、気体、固体と変化するが、気体と液体のどちらでも無い状態で物を焼くと、公害物質などを無害化するまで分解できるらしい。
 構造とか、その旧友が密かに経営を補助している会社では、実験炉を作っていたらしい。
 写真を、見せてもらったのを脳を絞り出す気持ちで思い出す!
 チタン合金を使っているとかいっていたな~。
 魔導具で、この状態はすぐに再現できる。
 アダマンタイトを、ふんだんに使用して作り出す。
 錬金術スキルを、フルに使って整形して作り出した。
 そして、水なのだが!聖水を使うことにした。

 邪気浄化するためだが、押し寄せる、旧魔王領からの邪気も、焼かないといけない!
 なので、魔力の電源としてこれまで集めてきたゴブリンジェネラルやキングの魔石を使い切るつもりで、邪気焼却臨海水炉ホワイトマーキュリーを完成させた。

 プオーン!

 回りだす5台のホワイトマーキュリー!
 汚染された、精霊の館の城の周辺の邪気を吸い込みだして燃やし始めた!
 そして、カザトは湖の固まった、ゴブリンヘドロの採掘を始め出した。

 ベルトコンベアーに乗せて、運ばれるゴブリンヘドロ。
 真っ赤なって、稼働するホワイトマーキュリー!
 神聖魔法陣にて、聖水が大量に作られて、ホワイトマーキュリーに注がれる。

 そして、ただの水となった排水をから聖水を精製してホワイトマーキュリーに戻す機構が出来上がった。
 魔力燃料はゴブリンの魔石である。
 何万と有るので、使い切るつもりでどんどん投入する。
 ベルトコンベアーが止まった。
 ヘドロの処理が追いつかない。
 その間に、城を高圧洗浄機で洗う事にしたカザト。
 トワイライト達は、あの祠の文字を精霊達が解読しているらしくて、そちらを任している。
 聖水を、使って洗浄する事一時間すると、灰色の石が白くなってきた。

 しかし、水が不足し始める。
 ホワイトマーキュリーから白い銀に輝く水蒸気が立ち昇り白い柱となるがその分、水が消費されていく。
 急いで森の中のドス黒い池の邪気まみれの水を、バケツに入れてベルトコンベアーでホワイトマーキュリーに運んで注ぐ!
 水分を補給さえすればどんどん燃える!
 そして、夜も自動運転でずっと稼働させた。

 次の日。
 城の横の湖のヘドロを採掘していたら、水の流入口が見えた。
 すぐに、塞がったヘドロをどかすと、どす黒い邪気汚染された水が流れて来た。
 だが、水が来ることはホワイトマーキュリーの水不足の解消になったので良かった。
 その時から、作業が少しずつ早くなっていった。
 すでに、城の周辺の空気の浄化ができており、流入する邪気よりも処理能力が少し勝って来て、少しづつ普通の空気域が広がりだした。

 水の余裕が出来たので、城を洗う!
 1日かけて、城を真っ白に光らせた!。
 今も、真っ黒い排水をホワイトマーキュリーは焼いている。
 そして、そこからが、もっと作業が早くなった。
 シャベルで掘れるだけ掘ったヘドロを焼いている内にトワイライト達にホワイトマーキュリーを任せて、カザトは、防御結界を張って湖の水源をさがした。
 山の上まで来た時、山の向こうの旧魔王領が、見えたのだが…
 黒い城があるとされた所になにかの塔が立っていた。

 ダンジョンだ!
 なんとなくわかった。

 山を降りているときに邪気を、集めて水に溶かし込む魔法陣を発見して書き写してから破壊していく。
 そして反転魔法陣を作り出して、土地に溜まった邪気を吸い出して浄化させて木のボトルに封印していく。
 その日の深夜に帰ってきたカザトは怒られたが、大精霊達がはしゃいで喜んでいたので、まぁ許してもらった。
 次の日は、ホワイトマーキュリーのに投げ込んだ、邪気のボトルの処理だけで1日かかった。

 2日後…
 普通の水が、湖に注がれる。
 そして湖の底を洗い、神聖魔法陣を使ってカザトは、制御しにくい魔力をわざと制御せずに湖の水を全て聖水にするつもりで浄化を試みる。

 その時、カザトは気絶した。
 夜、目が覚めるカザト。
 トワイライト達が黙って城の窓から、湖が見えるところまで連れてきたのだが…

 白い光の穴?としか云えないような、湖に変貌していた。
 周りでは、邪気と反発して浄化して行っている。
 しばらく、放置することにした。
 トワイライト達からは休むように、言われた。

 次の日

 ゴブリンの小さな魔石はまだまだ有るのでホワイトマーキュリーの燃料に焚べていく。
 そして湧き上がる白い銀の蒸気が邪気とぶつかって弾けていく。
 その空間が広がっていって祠のところまで到達した。
 その頃から、結界で区分けして各ブロック毎に浄化していく事にした。

 次の日…祠の中の壁画をよく見る。
 なんと、ある精霊が死力を尽くしてこの祠を作ったらしい。
 よく西洋で古い屋敷に生まれるという屋敷の精霊である。
 その精霊の館のバージョンで、3本の世界樹が封印される時になんとか逃げてきたのだがすでに、館はゴブリンに占領されており、なんとか洞を作って眠りについたらしい。
 そして、眠っている家精霊を城に運んで魔力で満たした部屋に休ませておいた。
 次の日やっと、湖が安定してきれいな水を満たす湖となる。

 そして、精霊の館の城壁外の平野部の浄化が、完了する。
 カザトはホワイトマーキュリーの増産を始めた。
 あの旧魔王領にある黒き塔のダンジョンから、邪気が立ち昇り溢れた邪気が押し寄せて来ている以上、供給を止めないといけないが、そこまでの道を作らないといけない。
 ホワイトマーキュリーを設置して、領域開拓する感覚で進むしか無いとカザトは考えていた。
 あんな、瘴気で汚染させるような魔法陣を設置させるなんて、フェイクは楽をしたいだけでなく何を目指しているのか?

 魔王と、かわらなくないか?と、思ってしまったカザトだった。
しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。 《作者からのお知らせ!》 ※2025/11月中旬、  辺境領主の3巻が刊行となります。 今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。 【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん! ※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

処理中です...