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第3章 爆闘!魔王の墳墓と呼ばれたダンジョン
第5話 魔王の墳墓地下ダンジョン(無限回牢ダンジョン)の攻防・第4階層 階段を登ると、そこは沼だった。 なんだよ〜! だけど、なんとな
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第5話 魔王の墳墓地下ダンジョン(無限回牢ダンジョン)の攻防・第4階層
階段を登ると、そこは沼だった。
なんだよ~!
だけど、なんとなくわかっていた!
この無限回牢空間は、本来何もない空間!
そこに、閉じ込められた邪神や、魔神達がちょうど自分の家とか、部屋を改装・リノベーションするみたいに、自分の独特の世界に組み替えてしまうのだ。
沼…
匂いはないようだ。
そして、なんとなく…
なんとなく…
わかっては来ていた。
この空間に閉じ込められた邪神・魔神達って、フェイクの素性にものすごく関係のあるモノ達である。
そして、この邪神・魔神達の討伐は管理者神としての修業とからしいから、フェイク自身が乗り越えなくてはいけない試練なのだ。
つ・ま・り!
この沼は、フェイクの性格に関係のある…。
または、フェイクが元人間をやっていた時の…、
やらかしていた事に深く関係のある事だ!
整理しよう!
わかったことは、
フェイクは、
○元人間。
○どこかの国の王女だった。
○フェイクの人間時代の妹の王女は、魔神達が未だに恐れるほどの強さを持っている。
○姉妹仲は、良くない
(呪いをかけ合っていたから)
○王女から、平民になったらしい。
というのが、この無限回牢に入ってわかったことだが、なるほどね…。
勇者の経験値を搾取なんて、悪徳王女の発想だな…。
この情報から、何の沼なのかを推測する。
また、自分の妹の王女を殺す為に仕込んだ沼ってオチなのかな?
それとも沼ってことは、なにかに夢中になってハマった?
それにしても、なんだか…
すっごく粘り気のある沼だな…
まさか…
沼…
黒い粘り気のある液体…
そして、王女…
ハハハハハハハハ…
石油を掘って、儲けようとして失敗して呪いをかけたのか?
??!
「へん!
誰だか知らんが、感のいいヤツだな!
いや、推理力のあるやつか?」
カザト
「ハァ…
あのフェイクのアホさ加減から推測すると、こんな事しか浮かばないから…。」
??!
「ヒャハハハハハハ!
ちげえねぇ!
初めに、謝っておこう。
俺は、油の魔神!アーブーラー!
戦闘形態で、好きな形態は燃えることだ!
お前さんの、頭の中を読ませてもらった礼に、いくつか俺が知っていることを言っておこう。
お前が、魔神パソーナルに見せられた過去の世界に出てきたあのクソ女の王女の名前はフロント!
精霊王・妖精王の魔法使いだ!
そして、お前の求める者は何時か会うだろう。
俺は元々、泉の土地の守護精霊をやっていたのに無理矢理あの人間時代のフェイク達がずさんな石油の採掘をして、そのせいで環境破壊されたから、怒って抗議したらあのクソ・フロント姉妹に捕まって、呪いの媒体にされちまったのだよな!
出て来いよ!樹木の元精霊達で今は石炭の魔神達だ!
まぁ、戦ってくれ!」
カザトには、目の前に出てきた黒い精霊達の彼・彼女達が何故か、泣いているようにしか見えなかった。
黙って、首を縦に振るカザト。
沼が、発火して炎の海となる。
カザトは、大精霊プロミネンスみたいに光焔の状態になって、戦う。
え?水の魔法を、纏って戦えよって?
いやいや!
「戦闘形態で、好きな形態は燃えることだ!」って、さっき言っていたじやないか!
なら、相手の好きな形態で戦えるのなら、それで戦うのが…
アレ?
俺って戦闘狂だったか?
まぁ、いいや!
と、カザトは火の海に躍り出た!
カザト
「フレイムブレス!」
石炭の元精霊
「ファイアバースト!」
魔神アーブーラー
「ファファファファファファ!
最高だせ!
ファイアウェーブ!」
カザトのファイアブレスと、石炭の元精霊の炎の爆破が衝突して、そこに炎の大きな波がやってくる!
カザト
「フレイムハリケーン!」
カザトの周りに、細い火の竜巻を20本起こして
回転させて、炎の大波を凌ぐ!
もう!真っ赤!
火の海にの中で、大暴れして乱闘しているカザト達の戦いは、体感時間で20時間行われた。
そして、突然辺りは静まりかえった。
魔神アーブーラー
「ファファファファファファ!
燃えた燃えた!
やっと俺たちの呪いが燃えて消えた!
ありがとうよ!
俺たちも、天界に行くよ!」
そう言って、魔神アーブーラーたちは何かの技能書と、魔神核をカザトに渡して天界に上っていった。
何の技能書なのか?
なに!
石油作り方?!
え?(゜゜)
石油ってシダ植物の化石とか言われていたけど、他の工程でも作られていたの?
別の項目は、石炭の作り方。
そして、森とか泉の精霊の住む所の作り方。
なに?
世界樹の世話の仕方まで書いてある!
世界樹ってあるのか?!
あ!
そういえば、エルシーとエルファー生まれ故郷のグランド王国に世界樹があるとか言っていたな。
なるほどね。
魔神核は、黒い玉からキレイな透明な水晶になっていって小さくカザトの、手の中に収まったので、マジックボックスに安置した。
それにしても、フェイクのやつは管理者神としての必要な項目すら達成しなくて、何を目指しているのか?と思ってしまう。
恐らくクソバカ王女思考だから、上位の管理者神に勝手になれると思っているのだろうな…。
うわ~。
関わりたくね~な~。
そう思いつつ、次の階段を登って行くカザトでした。
階段を登ると、そこは沼だった。
なんだよ~!
だけど、なんとなくわかっていた!
この無限回牢空間は、本来何もない空間!
そこに、閉じ込められた邪神や、魔神達がちょうど自分の家とか、部屋を改装・リノベーションするみたいに、自分の独特の世界に組み替えてしまうのだ。
沼…
匂いはないようだ。
そして、なんとなく…
なんとなく…
わかっては来ていた。
この空間に閉じ込められた邪神・魔神達って、フェイクの素性にものすごく関係のあるモノ達である。
そして、この邪神・魔神達の討伐は管理者神としての修業とからしいから、フェイク自身が乗り越えなくてはいけない試練なのだ。
つ・ま・り!
この沼は、フェイクの性格に関係のある…。
または、フェイクが元人間をやっていた時の…、
やらかしていた事に深く関係のある事だ!
整理しよう!
わかったことは、
フェイクは、
○元人間。
○どこかの国の王女だった。
○フェイクの人間時代の妹の王女は、魔神達が未だに恐れるほどの強さを持っている。
○姉妹仲は、良くない
(呪いをかけ合っていたから)
○王女から、平民になったらしい。
というのが、この無限回牢に入ってわかったことだが、なるほどね…。
勇者の経験値を搾取なんて、悪徳王女の発想だな…。
この情報から、何の沼なのかを推測する。
また、自分の妹の王女を殺す為に仕込んだ沼ってオチなのかな?
それとも沼ってことは、なにかに夢中になってハマった?
それにしても、なんだか…
すっごく粘り気のある沼だな…
まさか…
沼…
黒い粘り気のある液体…
そして、王女…
ハハハハハハハハ…
石油を掘って、儲けようとして失敗して呪いをかけたのか?
??!
「へん!
誰だか知らんが、感のいいヤツだな!
いや、推理力のあるやつか?」
カザト
「ハァ…
あのフェイクのアホさ加減から推測すると、こんな事しか浮かばないから…。」
??!
「ヒャハハハハハハ!
ちげえねぇ!
初めに、謝っておこう。
俺は、油の魔神!アーブーラー!
戦闘形態で、好きな形態は燃えることだ!
お前さんの、頭の中を読ませてもらった礼に、いくつか俺が知っていることを言っておこう。
お前が、魔神パソーナルに見せられた過去の世界に出てきたあのクソ女の王女の名前はフロント!
精霊王・妖精王の魔法使いだ!
そして、お前の求める者は何時か会うだろう。
俺は元々、泉の土地の守護精霊をやっていたのに無理矢理あの人間時代のフェイク達がずさんな石油の採掘をして、そのせいで環境破壊されたから、怒って抗議したらあのクソ・フロント姉妹に捕まって、呪いの媒体にされちまったのだよな!
出て来いよ!樹木の元精霊達で今は石炭の魔神達だ!
まぁ、戦ってくれ!」
カザトには、目の前に出てきた黒い精霊達の彼・彼女達が何故か、泣いているようにしか見えなかった。
黙って、首を縦に振るカザト。
沼が、発火して炎の海となる。
カザトは、大精霊プロミネンスみたいに光焔の状態になって、戦う。
え?水の魔法を、纏って戦えよって?
いやいや!
「戦闘形態で、好きな形態は燃えることだ!」って、さっき言っていたじやないか!
なら、相手の好きな形態で戦えるのなら、それで戦うのが…
アレ?
俺って戦闘狂だったか?
まぁ、いいや!
と、カザトは火の海に躍り出た!
カザト
「フレイムブレス!」
石炭の元精霊
「ファイアバースト!」
魔神アーブーラー
「ファファファファファファ!
最高だせ!
ファイアウェーブ!」
カザトのファイアブレスと、石炭の元精霊の炎の爆破が衝突して、そこに炎の大きな波がやってくる!
カザト
「フレイムハリケーン!」
カザトの周りに、細い火の竜巻を20本起こして
回転させて、炎の大波を凌ぐ!
もう!真っ赤!
火の海にの中で、大暴れして乱闘しているカザト達の戦いは、体感時間で20時間行われた。
そして、突然辺りは静まりかえった。
魔神アーブーラー
「ファファファファファファ!
燃えた燃えた!
やっと俺たちの呪いが燃えて消えた!
ありがとうよ!
俺たちも、天界に行くよ!」
そう言って、魔神アーブーラーたちは何かの技能書と、魔神核をカザトに渡して天界に上っていった。
何の技能書なのか?
なに!
石油作り方?!
え?(゜゜)
石油ってシダ植物の化石とか言われていたけど、他の工程でも作られていたの?
別の項目は、石炭の作り方。
そして、森とか泉の精霊の住む所の作り方。
なに?
世界樹の世話の仕方まで書いてある!
世界樹ってあるのか?!
あ!
そういえば、エルシーとエルファー生まれ故郷のグランド王国に世界樹があるとか言っていたな。
なるほどね。
魔神核は、黒い玉からキレイな透明な水晶になっていって小さくカザトの、手の中に収まったので、マジックボックスに安置した。
それにしても、フェイクのやつは管理者神としての必要な項目すら達成しなくて、何を目指しているのか?と思ってしまう。
恐らくクソバカ王女思考だから、上位の管理者神に勝手になれると思っているのだろうな…。
うわ~。
関わりたくね~な~。
そう思いつつ、次の階段を登って行くカザトでした。
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