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第3章 爆闘!魔王の墳墓と呼ばれたダンジョン
第31話 壮絶!地下水路ダム工事!と、救命室!
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土で埋めこまれていた所を掘り進めると、デカい空洞が現れる。
カザト
「な!」
そこには、デカい瓦礫ダムによって地下河川が、せき止められている光景があった。
燃料スライム達の自爆攻撃で、爆破したな…。
そう考えるしか無かった。
マジックボックスから、移動式鍛冶場を出してトスカ達は、回収された瓦礫を溶鉱炉に入れていく。
カザトは、マジックボックスを使って、瓦礫の撤去と、鍛冶場のスペースの確保だ。
うわ!
ミスリルとか、かなり豊富だな。
インゴットが出来てくる。
まず、携帯型ホワイトマーキュリーを一つ設置して、この空洞内を浄化していく。
地下水路の汚染を浄化するため池をまず作りながら、瓦礫ダムの撤去に入る。
マジックボックスの別の出口から、溶鉱炉に入っていく瓦礫。
カザトは、ある程度ダム下方に穴を掘ると、空中に浮かび上がり、一気に下からマジックボックスの口を開けて、瓦礫ダムの半分を撤去した!
ザザザーーーーーー!
地下水が、流れていく!
しかし、まだ少量だ!
半分残ったダム湖のそこに設置する為のホワイトマーキュリーを、瓦礫の鉱物から精錬した素材で作り出す。
□□□□□□□□□
その頃、フェイクの執務室空間は…
大混乱に陥っていた。
救命ポットの中で格闘する、灰色のフェイクと、黒いどことなくフェイクに似ている感じの人影の格闘だ!
すぐに、副執事長天使達がポットのドアを開けるが…
副執事長部下天使
「グホッ!」
黒い、魔女風の人影に一撃でやられる。
フェイクは、首を掴まれて氷漬けにされた。
黒い人影
「クハハハハハハハハハハハハ!
アタイを、封じ込めたフロントのクソ王女も許せないけど、味方のフリして騙して私を身体の部品にしやがった、この…フロンダーパめ!
今はフェイクか!
この間抜け王女のフロンダーパになぜ、アタイが奴隷未満の事を強いられないといけない!
このフロントバーレ諸国連合・宮廷魔道士団ナンバー1の魔道士カンターレを苔にしやがって!
あのフロント王女め!
で!
アレ?
そうか…
あれから、かなり時間が経ったのか…。
クソ、頭が混乱しているな。
あいつは?
クソ!記憶領域すら支配されていたから、何が起こったのか、ぼんやりしてわからねぇな。
おお!
宮廷第5執事隊の副執事長様ではないか!
おやおや!
執事長殿も、人から天使になったのか。
徳も積んでいないのに、どうやってなったのだ?」
魔道士カンターレは、先程殴った副執事長天使の頭を持ち上げて、指を頭に食い込ませる。
記憶を読んだいるみたいだ。
副執事長天使を、フェイクの救命ポットに投げ込む。
魔道士カンターレ
「あの、戦争が終わっただと?
そうだった、終わったのだ。
封印の花瓶の中から、見ていた。
その後だ!
フロント王女の奴は、アタイを放置してアタイを花瓶のごと移動させたのは、フロンダーパだったな。
だから…、少しは信用したアタイがバカだったな…。
クソ!!こんなクソ王女の魂に縫いつけやがって!
何が、管理者神フェイクだ!
それにしても…
なぜ、私でさえ敵わなかった魂合成手術の術式を分解できたのだ?
なぜ?」
魔道士カンターレは、執事長天使達の頭から、記憶を絞り出す。
他の部下天使は、腰を抜かして動けなかった。
そう!動けない!
なぜかって?
彼女!魔道士カンターレは、人間時代のフェイク…フロントバーレ諸国連合王女フロンダーパどは、全くの別人だが、管理者神フェイクと言うくくりだと、フェイクの一部である。
つまり、部下天使達は魔道士カンターレに全く逆らえない!
魔道士カンターレは、執事長天使達のボロボロになる直前の記憶を見て驚愕する。
魔道士カンターレ
「キャッハハハハハハハハハハ!
なるほどね~
一撃で砕けたのか!
さて、王女フロンダーパ!
そして、その妹の真・世紀末的爆弾ゴミと、呼ばれた王女フロント!
貴様らには…
あ!もう、フロントバーレ諸国連合はないのか…
は……
コイツラは、あとだな…
後で、じっくりと遊んでやる!
下界は、邪神の赤ん坊達がいるじゃないか!
どれどれ?
ひとつ、遊んでやろうかな?」
魔道士カンターレは、部下天使に命令して勢力図と、地図を出させる。
魔道士カンターレ
「どれにしようかな?」
□□□□□□□□□□□
その頃、カザトは地下河川跡を掘りながら、復旧に勤しんでいた。
マーベル達も、ミラージュ達のレベリングを終えて、帰ってきてダンジョンコアの完全制圧を完了した事の確認のあと、ボス部屋を改造して、カザト達の拠点に改造することに決定して、食事をしていた。
ゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾク!
なんだ!!
カザトの身体に、寒気が走る!
なんだ!この寒気は!
ハァハァハァハァハァ
邪神ゴキブリや、邪神大蜘蛛よりも、なんて黒い瘴気だ!いや…邪気だな…。
もっと、おそろしい事になるぞ!
カザトの寒気は、パートナースキルでトワイライト達に共有される。
ミラージュ
「水は、死守出来るように、計画よりももっと強固に水浄化システムを作りましょう!」
トワイライト
「同意です!
聖水の川にするぐらいにしましょう!」
本来なら、地下水復活を確認したら、すぐに他のダンジョンに移動するか、邪神討伐に移る予定だったが、止めた。
地下水の聖水化と、ダム湖の工事を最優先にすることになる。
カザト
「な!」
そこには、デカい瓦礫ダムによって地下河川が、せき止められている光景があった。
燃料スライム達の自爆攻撃で、爆破したな…。
そう考えるしか無かった。
マジックボックスから、移動式鍛冶場を出してトスカ達は、回収された瓦礫を溶鉱炉に入れていく。
カザトは、マジックボックスを使って、瓦礫の撤去と、鍛冶場のスペースの確保だ。
うわ!
ミスリルとか、かなり豊富だな。
インゴットが出来てくる。
まず、携帯型ホワイトマーキュリーを一つ設置して、この空洞内を浄化していく。
地下水路の汚染を浄化するため池をまず作りながら、瓦礫ダムの撤去に入る。
マジックボックスの別の出口から、溶鉱炉に入っていく瓦礫。
カザトは、ある程度ダム下方に穴を掘ると、空中に浮かび上がり、一気に下からマジックボックスの口を開けて、瓦礫ダムの半分を撤去した!
ザザザーーーーーー!
地下水が、流れていく!
しかし、まだ少量だ!
半分残ったダム湖のそこに設置する為のホワイトマーキュリーを、瓦礫の鉱物から精錬した素材で作り出す。
□□□□□□□□□
その頃、フェイクの執務室空間は…
大混乱に陥っていた。
救命ポットの中で格闘する、灰色のフェイクと、黒いどことなくフェイクに似ている感じの人影の格闘だ!
すぐに、副執事長天使達がポットのドアを開けるが…
副執事長部下天使
「グホッ!」
黒い、魔女風の人影に一撃でやられる。
フェイクは、首を掴まれて氷漬けにされた。
黒い人影
「クハハハハハハハハハハハハ!
アタイを、封じ込めたフロントのクソ王女も許せないけど、味方のフリして騙して私を身体の部品にしやがった、この…フロンダーパめ!
今はフェイクか!
この間抜け王女のフロンダーパになぜ、アタイが奴隷未満の事を強いられないといけない!
このフロントバーレ諸国連合・宮廷魔道士団ナンバー1の魔道士カンターレを苔にしやがって!
あのフロント王女め!
で!
アレ?
そうか…
あれから、かなり時間が経ったのか…。
クソ、頭が混乱しているな。
あいつは?
クソ!記憶領域すら支配されていたから、何が起こったのか、ぼんやりしてわからねぇな。
おお!
宮廷第5執事隊の副執事長様ではないか!
おやおや!
執事長殿も、人から天使になったのか。
徳も積んでいないのに、どうやってなったのだ?」
魔道士カンターレは、先程殴った副執事長天使の頭を持ち上げて、指を頭に食い込ませる。
記憶を読んだいるみたいだ。
副執事長天使を、フェイクの救命ポットに投げ込む。
魔道士カンターレ
「あの、戦争が終わっただと?
そうだった、終わったのだ。
封印の花瓶の中から、見ていた。
その後だ!
フロント王女の奴は、アタイを放置してアタイを花瓶のごと移動させたのは、フロンダーパだったな。
だから…、少しは信用したアタイがバカだったな…。
クソ!!こんなクソ王女の魂に縫いつけやがって!
何が、管理者神フェイクだ!
それにしても…
なぜ、私でさえ敵わなかった魂合成手術の術式を分解できたのだ?
なぜ?」
魔道士カンターレは、執事長天使達の頭から、記憶を絞り出す。
他の部下天使は、腰を抜かして動けなかった。
そう!動けない!
なぜかって?
彼女!魔道士カンターレは、人間時代のフェイク…フロントバーレ諸国連合王女フロンダーパどは、全くの別人だが、管理者神フェイクと言うくくりだと、フェイクの一部である。
つまり、部下天使達は魔道士カンターレに全く逆らえない!
魔道士カンターレは、執事長天使達のボロボロになる直前の記憶を見て驚愕する。
魔道士カンターレ
「キャッハハハハハハハハハハ!
なるほどね~
一撃で砕けたのか!
さて、王女フロンダーパ!
そして、その妹の真・世紀末的爆弾ゴミと、呼ばれた王女フロント!
貴様らには…
あ!もう、フロントバーレ諸国連合はないのか…
は……
コイツラは、あとだな…
後で、じっくりと遊んでやる!
下界は、邪神の赤ん坊達がいるじゃないか!
どれどれ?
ひとつ、遊んでやろうかな?」
魔道士カンターレは、部下天使に命令して勢力図と、地図を出させる。
魔道士カンターレ
「どれにしようかな?」
□□□□□□□□□□□
その頃、カザトは地下河川跡を掘りながら、復旧に勤しんでいた。
マーベル達も、ミラージュ達のレベリングを終えて、帰ってきてダンジョンコアの完全制圧を完了した事の確認のあと、ボス部屋を改造して、カザト達の拠点に改造することに決定して、食事をしていた。
ゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾク!
なんだ!!
カザトの身体に、寒気が走る!
なんだ!この寒気は!
ハァハァハァハァハァ
邪神ゴキブリや、邪神大蜘蛛よりも、なんて黒い瘴気だ!いや…邪気だな…。
もっと、おそろしい事になるぞ!
カザトの寒気は、パートナースキルでトワイライト達に共有される。
ミラージュ
「水は、死守出来るように、計画よりももっと強固に水浄化システムを作りましょう!」
トワイライト
「同意です!
聖水の川にするぐらいにしましょう!」
本来なら、地下水復活を確認したら、すぐに他のダンジョンに移動するか、邪神討伐に移る予定だったが、止めた。
地下水の聖水化と、ダム湖の工事を最優先にすることになる。
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