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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。 第2部 復讐の邪神vs フェイクROUND1

第7.5話[幕間]類は友を…

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 フェイクの話題に登った3軒隣の異世界では?

 異世界管理者神(初級)カッズ
「クソー!このままだと、地球世界に衝突してこの世界は取り込まれる!対等合体ではなくて食われてしまう!どうするのよ~!」

 なんと、こちらの異世界でも管理者神が悲鳴を上げていたのだ。

部下天使達に言われる。
「だから、やって来た邪神達を無間回廊なんてものに封印するよりも、討伐しないといけないって言ったでしょ!」

 この、やり取りは何処かで見たような?
 そして、上司がいないことも恐怖に拍車をかけていた。


異世界管理者(初級)カッズ
「ねぇ?確か、30人以上いた姉妹の魂をつなぎ合わせて管理者神になった、フロンターレ皇国の落ちこぼれのフロンダーパの世界をさ、占領して地球世界に衝突する前に先に地球と衝突させて、その間に他の世界線に離脱しない?」

部下天使
「そんな事、あの上司が許すものですか!」

異世界管理者(初級)カッズ
「だよね…。だけど禁止された昔の超古代文明だけは復元の許可を出したのよ!だから、今回もいけそうじゃない?」

部下天使
「だからといって、食料は無い!兵器ばっかりつくらせて、科学技術を進ませたのはいいですが、庶民に全く還元しないから自殺してでもこの世界から逃げられてしまって、今や人口15万人しかいないじゃないですか!」

異世界管理者(初級)カッズ
「だから!その戦争技術を使って、フェイクワールドを占領して向こうから人をぶん取って来るのよ!あとは、脳に強制的に知識を書き込んで、私の命令は絶対聞くようにしてしまえばいいじゃない!
 地球の人口は、60億くらいなのでしょ!
 こちらの人口も70億くらいにすればいいのよ!人数でまずマウントをとるのよ!」

部下天使
「フェイクワールドに、それだけの人口がいればいいのですが。」

邪神バッタ・ウィードカッター
「私達の世界の生き残りの為に、戦争準備をするのよ!」

 こうして、[戦闘主体・民衆最軽視世界各国ランド]が、フェイクランドを滅ぼすために戦争準備を始めたのである。


これは、後でとんでもない騒動を引き起こすのだが、それはこの第4章第2部が終わった後でのお話である。
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