[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第5章 ついに始まった本当の戦い。

第46話 大誤算!


 新生ガス王国の王都マトの街の外殻街に、現れた男。
 金槌を素手で捻りきり、カザトに指名依頼をするという。
 担当ギルドマスターは不在。
 副ギルドマスターは、来やがったかと一言言ってギルド内の闘技場に案内させた。

 闘技場の真ん中に置かれた、事務机と素朴ないす。
 とても、歓待の雰囲気ではないのだ。

 副ギルドマスターは、依頼票を書くように男に渡す。
 依頼受けるかどうかは、冒険者ギルドが審査してその後にカザトが決める。
 1ヶ月間受け付けて、その後に審査。
 後、一時間で締め切り。
 そして言う。
 「全知全能であるはずの、管理者神フェイク様の意向による決定により、ワールドルールが大幅に変更されました。
 バトルフィールド ルールが最優先されるようになり、それを違反する事は出来なくなりました。
 よって、対戦相手同士の第3勢力に対する、暗殺、討伐などの依頼は不可能になっております。」

 男は、顔を憤怒に染める。
 男の背中から、天使の翼が出た。
部下天使
「なら、フェイク様の意向を伝えよう。
 冒険者カザトに邪神を討伐させるべし。
 すぐに実行せよ。」

 その時、受付嬢は先輩のマーベルから受け取っていた、カザト製のボタンを押した。

「ウ~!ウ~!」
 サイレンがなる。
「バトルフィールド ルールに反して敵対勢力討伐を無理矢理させようとする者が現れました。
 すぐに、付近の皆様は避難して下さい。」
 単なるアナウンスだけのボタンなのだが~。

部下天使
「き、さ、まら…
 ウギャー!」

 ドンガラガッシャーン!
 部下天使に雷が落ちて、白い灰になり消えた。(笑)
 それを見た冒険者や、副ギルドマスターはすぐに本部に連絡する。
 洒落にならない!
 厳格なバトルフィールド ルールの違反者の末路の報告である。
 
 フェイクは、元々自分が悪いのにブチギレていた。

 
 その頃、様々な工作をした後でフェイク達の世界に上司様(天界第4特殊室長)は、切り札と言える使いの管理者神ワルドーに、天界に対する裏工作の為に向かうように指令していたが、もう敵殲滅をして帰って来ていいぐらいの時間が経つはずなのに遅いと、苛立っていた。

部下1
「室長?またワルドーの悪い癖で、死ぬほど死ぬまで悲鳴をあげさせているのですよ。
 全く、あいつは~。」

フェイク達の上司
「全く!で?報告は?」

部下2
「大変です!室長!大変です!
 再確認させましたが、他の(仮)管理者神見習い達がほとんど!というか、フェイク以外のフェイクランドに行かなかった不届き者以外、全滅しております!」

部下3
「ワルドーも、それを確認したようでフェイク討伐の許可をすぐにするようにと、走り書きをこちらに送り付けて、すでに他の用事を途中から放棄して、緊急事態としてフェイクランドに向かっていると!
 その、次元湾曲でかなり情報が古いです。」

フェイク達の上司
「フェイクランドに向かって、フェイクをぶっ殺した後に他の仕事をしているという、話は?」

部下3
「いえ、ありません。」

フェイク達の上司
「(仮)管理者神見習い達の行方を、探しだせ!
 それと、ワルドーの行方もだ!」

 しかし、その30分後にある奴が南米チリの沖合に浮かんでいた所を、拾って事態は急変する。
 ある奴とは、天界運命局に入り込ませたスパイだった。

フェイク達の上司
「なんだと!運命局の裏特殊部隊が俺様に忖度して、昔、俺様の下僕組織の部下達の不運を集めて、全て背負わせた奴がまだ生きていたから殺しに行って、返り討ちにあっただと?!」
(不運を背負わされたのはカザトである。)

 そして、運命局の裏特殊部隊の交戦中に管理者神ワルドーが現れたが、ヘルゲートクラッシャーを撃ったらしいが、何故か現場から撤退して、行方不明らしい。
 
フェイク達の上司
「誰だ?不運を背負わせた奴って?」

 すぐに死んだはずだと、思っていたからカザトのことなんて完全に忘れていた。

 その戦闘の映像記録を、スパイは職場から持ち出していたので、再生する。
 フェイクは、瘴気砲を乱射している。
 ワルドーが、確かに戦闘している。
 だが、カザトの姿は朧げでみえない。鑑定もできない。
 上司様達は、何か不思議生物を見ているかんかくである。
 
フェイク達の上司
「この、なにかの握りっ屁みたいな技を食らって、ワルドーは転移離脱…。
 イヤ、これは緊急事態用の離脱!
 ワルドーのこの状態は?
 骨折する屁?
 そんな技、聞いたことがないぞ?」

 屁ではないのだが…、握りっ屁としかみえないらしい上司様は、ますます訳がわからないと秘密基地内を、うろうろと歩いて考える。

 その時、気がつくべきだった。
 何故、このスパイだけ逃げられたのか?
 このスパイ、逃げ足が遅いので有名なスパイなのだが、部下の情報を精査して適材適所に配置するという考えではなくて、命令通りに実行して、やり遂げるのが優秀な部下と考える上司様だから、疑問に思わなかった。

 上司様の秘密基地の結界があるトコロがバレた!

 それと同時に南極近海で、南極の戦闘を見守っていた黒い国籍不明艦から、ドリルミサイルが一発発射された。


 
 
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