[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第5章 ついに始まった本当の戦い。

第58話 予選開始 第1戦決定戦1 魔王vs怪獣だらけの混戦

メイン戦出場権勝ち取り予選
第一回戦予定表
1.ガス国王侵攻軍vs旧グランド王国エルフ軍
2.旧ニャントゥ王国軍vs旧アッガローンス国王貴族軍
3.不倫ガス国王妃を頭領とする悪徳令嬢軍vs前ドワーフ国王軍


バトルフィールド アナウンス
「それでは、第3開始。
 リングパフォーマンスアナウンスは、無くてもいいですよ!」

 不倫ガス国王王妃
「ふ!ふざけるな!
 なぜ私が~!」

 邪神達によって姿を変えた魔王候補達が、一斉に同じような事を吠える!

魔王候補
●ガス国王王妃(ブレーダーの母親)
●ポべー帝国の元王妃(ガス国王王妃の母親)
●元冒険者ギルドグランドマスター 見習い魔王ゴキッター
●見習いゴキブリ型魔王ブヒゴー ゾンビ
●元リーンゴ王国 国王
●元ゲルー王国 自称・皇太子 ガッスー

 それに対して粋がっていたが、異形の者となったかつての知り合いに対して、どうやって逃げるかを考え出している、前ドワーフ国王と前王太子と、前国王派の元腐敗官僚の計30名の軍。


(住人視点)
 そこまできて、なぜここがバトルフィールドと言われているのか、だんだんわかって来た元フェイクランドの住人達。

 カザトが出した、新聞の広告とか馬鹿にして無視していたが、それが、眼の前に現れた。
 そして、面倒事を押し付けようとしていた、勇者達は魔王に変身したり、邪神の下僕になったりしている。
 
 そうなると、カザトに押し付けようとするが、カザトはダンジョン攻略である。
 カザトは、自分に協力的な勢力には出し惜しみなく協力する。
 しかし、隷属させようとする勢力には、もはや敵対する可能性が出てきた。

 しかも!出場選手にフェイクがいた。
 フェイクが敗れると、フェイク様の~なんて、もはや言えない。
 
 しかし新生ガス王国へ、無理矢理泣いてでも騙して入り込んで、にげこんだら終わりだと思って住んでる街から出ようとしても、出られない。
 俺は、新生ガス王国に引っ越しする!
 私は、親戚のいる新生ガス王国に移動する。
 おらは、ベイントス公国に移動する。

 なんて言っても、ステータスウインドか、プレートに[不許可][未認定][資格なしフェイク側と認定][虚偽報告禁止]とか出て、街や村から出られなかった。

 ある村長は、村の柵などを取り払い廃村宣言をしてまで移動したが、国境付近でバリアに阻まれる。
 そして、魔導通信で迎えに来るように言うが、通信でそんな要請をした途端に新たなバリアが発生して、閉じ込められる。
 しかも、[不正工作を確認しました。]なんて各村人のステータスウインドやプレートに出て、出場選手予備軍として、登録されてしまった。

 その報告によって、街を廃棄して逃げようとした者達は、その予定を辞めざる得なかった。


 (カザト サイド)

カザト
「村を廃棄してまで動いた? 
 覚えているよ。
 あの村長の奴、さっさと討伐せんか!とか、怒鳴りつけてきやがった奴だ!」

 怒りのオーラがカザトの身体から漏れてくる。
 その量が、これまでとは断然、量どころか質も濃度も違うのをトワイライト達は見ていた。
 
 そして、予選が進む。

 腹をキャットクローでさされたブラック,レイダーは全方位攻撃をして、ニャントゥーン元女王を引きはがす。

 ニャントゥーンは、アッガローンス元の国王を盾にして、なんとか攻撃直撃を回避した。

【速報】元アッガローンス国王 戦死

 そして、ブラック・レイダーとの戦闘はつづく。

 一方、魔王ゴン太はエルフ軍の精霊魔法に苦戦していた。

魔王ゴン太
「ファイヤーボール 乱れ撃ち!」

 そしてガス魔王も、隷属魔法が無効化したホビット族と戦っていた。
ガス魔王
「ガス貴族よ!ホビット族に鉄槌を下せ!
 そして、魔王と勇者の最強国家を作り、これまで俺達の命令を無視した下郎共に、罰を与えるのだ!」

 ガス貴族達も、士気をあげてホビット族に斬り込んで行った。
 勇者ジョブが合っても、もはや魔王軍だ。

 そして、動き出した他の邪神によって魔王になった勢力?
 いや、やっていることは悪魔だから、なるようになった魔王候補勢力だな。

 カザトは、濃すぎるガス国王の王妃の魔物とか見て、引いていた。
 囲まれた前ドワーフ国王たち。

前ドワーフ国王
「く、クソ!仕方ない!王座を取り戻した後に、変身するつもりだったが仕方ない。」

前ドワーフ王太子
「邪神様から、はじめから全力でやらないと、死ぬぞと言われていたではないですか!
 変身だ!」

 前ドワーフ国王軍は怪物に変身する。
 それを見て、キスカがひきつる。
 もう、ドワーフですらなかったのだ。

 そして、バトルアリーナは魔王候補の怪物や魔王が暴れる戦場になる。

 カザト達は、就寝することにした。
 こんなもの見てられるか!という気分だ。
 ダンジョン攻略に集中することにした。


 その頃、天界 第四特殊室の室長命令で、フェイクランドに接近していた者達がいた。

 大暴れする事で有名な管理者神ゲルドー。
 そして、残任で有名なウロクルタメ特戦隊。
 この二勢力が、フェイクランドにむかっていたのだが、地球世界の周りの嵐の為に難航していた。

 とてもじゃないが、進められなかったのでまっすぐに行かずに、迂回していた。
 そして、見えてきたフェイクランド。

 フェイクランドの外から、ターゲットのフェイクを探す管理者神ゲルドー。
 不運の押し付けにあった被害者らしいが、命令なので仕方ないから死んでもらう。
 しかしだ…。
 見つからないのだ。
 全く見つからない。
 マイナス1500どころか、今は億を越えたとかのデーターがある。
 はて?
 なんだあれは?

 フェイクランドの上をふよふよと浮かぶ何か角砂糖みたいな物体。
 ウロクルタメ特戦隊が、あれが分離された不運だと解析した。
 
管理者ゲルドー
「な!なんだ!あの芸術品は!」

 ウロクルタメ特戦隊の隊長は、何を言っているのだと、胡散臭いという顔でゲルドーが見ているモノを見た。

ウロクルタメ特戦隊 隊長クロー
「ハァ? す!素晴らしい!
 わかるぞ!たしかに芸術品だ!
 あれは、幾度も死線をくぐり抜けないと作れない死線を踏み込んで帰ってきた者しかわからない芸術だ!」

 ウロクルタメ特戦隊の隊員達は、鑑定眼を全開にする。
 な!なるほど!
 特戦隊は唸った。

 よく、アニメで最終禁忌奥義!なんて自分を犠牲にする技がある。
 それと似たような技で、自分の経験値というか、ステータスで育った数値を削る行為、つまり魂を削ってその成分を攻撃力に変えるとかの[使用制限つき]スキルが存在する。

 こういうスキルは、一応スキルレベルは存在するが、そんなに何度も死線をくぐることなんてないから、育たない。
 なので、普段はLevel- みたいな感じで表記されており、レベルは無いなんて言われていた。

 だが、時々例外の例外がいるのだ。
 何度も死線をくぐるやつが。
 そして、スキルにはなっていないが、技としてスキル以上の[使用制限つき]スキル(捨て身)と同じ事ができるやつが!

 あの角砂糖みたいな奴は、己の吹きでる経験値と、恐らく運の成分を球の形にして、1対1の比率で反応させて固めたものだ。

 それを、恐らく経験値という魂の栄養として相手にぶつけたのだろう。
 相手は、それを経験値として摂取したから、なかなか分離なんてできなかったはずだ。

 では、なぜ分離出来た?
 理論的には、どうやって作ったのかはわかったのだが、人体から分離する方法が思いつかない。

ウロクルタメ特戦隊 隊長クロー
「あのおっさん(第四特殊室長)が、分離したのか?」

管理者神ゲルドー
「かもな、いつもしっかりと仕事をしないで途中で放置は当たり前だからな。
 やれやれ。」

 しかし、第2ターゲット(カザトの事)は、発見できなかった。

 殺るなら、最小の地上関与でバレないようにするのに限る!

 今は、突入するわけには行かず、連絡を取ることになった、が、何故か連絡が取れない。
 伝言だけが残っていた。
[速やかに始末だ。そして、すぐに地球に向かい戦闘に備えよ。南極大陸での決戦になる模様。]

 ウロクルタメ特戦隊は、顔を青くする。
 彼らの人間時代の上司というよりも、最高司令官だったある王女(皇女)と敵対するという決定なのだから。

ウロクルタメ特戦隊達…。
「行きたくね~。
 今の状態だからこそわかる。
 勝てるわけね~。
 ゲルドーはどうする。」

管理者神ゲルドー
「完璧なる王女だったか?
 完璧な魂。
 奴と闘うとなると、今は行方不明の当時の管理者神も出てくるかもしれない。
 行方不明となった隠れている、太古となったあの当時の管理者神達をおびき出すつもりなのか。
 はっきりと言うと、荷が重い。
 何を考えているのやら。
 仕方ない。フェイクがを…あれ?
 管理者神用の執務室は?」

ウロクルタメ特戦隊 隊員
「それが~、ありません。
 部品の一部が、執務室空間に漂っていますが、執務室そのものがありません。
 変ですよ。
 まさかですけど、異世界衝突で残っていた何かに当たって墜落したとか?」

管理者神ゲルドー
「そんな事、これまであったか?」

 前代未聞の不祥事の臭いがしてきた。
 しかし命令だ。
 彼らは突入する準備をした。





 
 

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