180 / 630
第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編
第177話 消えた王妃? 探せ!編1
しおりを挟む最近つづく王太子…皇太子…
その反乱…
ブリードル帝国
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「親父、オレはあの第1王妃が怪しいと思う! 捕まえて、取り調べをしたほうがいい!」
皇帝
「うむ、確かに…」
宰相(第1王妃派)
「フロン皇女陛下、たしかに第1王妃陛下はフロン皇女をイジメていましたが、まさか、反乱まで手を染めるとは思われません。
お考え直して下さい。」
皇帝
「宰相! まて!。
フロンよ、考えを言ってみよ。
お前がいくらイジメられても、帝国の為に耐えていた事は、知っている。
今、第1王妃の事に言及すると言うことは、何か帝国に不利益になる事に、第1王妃が関わっていると考えたからだな?」
フロン側近メイド(フロン海賊団員)
「皇女陛下、お持ちしました。」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「まず、バボン王国にて王太子が廃嫡された事は、宰相聞いていますね。」
宰相
「はい。わかっております。しかし当王家には…」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「これを、見てください。
今映像で出した資料は聖ボロボーン王国に行ったときに王宮にて収集した物です。」
皇帝
「うん?この人を殺すような文字は~あいつ第1王妃の文字だな。
うん?お父様?
なんだ?
あいつは…確か…聖カルッティ王国の宰相の娘ではなかったか?
おい! これではまるで…
ハァ?
そういえば、昔うちの第1王妃と、まるで…
双子みたいにそっくりだと言われた。
バボン王国の王太子の母親は聖ボロボーンの国王マルト・ド・ドッセの娘だったよな? 宰相よ!」
宰相
「ハッハイ!そうでした。
しかし、え?これでは、第1王妃の父親は…
聖ボロボーンの 国王マルト・ド・ドッセ!」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「そして、この資料を…
これは、第1王妃がお父様に嫁いだ時に、聖カルッティ王国宰相の妻と聖ボロボーンの 国王マルト・ド・ドッセとの、手紙です。
見てください!
こいつ等!お父様を、コケにして娘の正体すら見破れないのか! とか所詮、脳筋とか! 聖ボロボーンの高貴な血が入るのだからその見返りに、ブリードル帝国を属国化させるとか! さんざん書いてます!
間違いなく、これは単発ではなく、同時多発反乱を裏で画策されたもの…の疑惑が生まれて当たり前ではないかと」
宰相
「確かに!(あの女~よくも私を騙したな!)」
皇帝
「(このボケ宰相気づいてないと思っているのか?)
うむ、そうだな…偶然には出来すぎだな…
(# ゚Д゚)ムッカー!MAX!!
第1王妃達をひっ捕らえろ!
いけ者ども!(フロンの影響が出ています)」
皇帝
「聖ボロボーン王国が、皇太子の反乱の黒幕と見ているのか? フロンよ。」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「事は、もっと複雑かもしれません。
聖カルッティ王国の妖怪ですら逃げ出すようなオババが、自分達の国の宰相の妻が不倫しているなんて、知らないとは思えません。
もともと、聖ボロボーンと聖カルッティは1つの国…
そして、黒いキノコ雲
黒い棺
黒い怪物…
黒い怪物については、確かにオババや大オババ達は恐怖の顔でした。
しかし…全て演技だとしたら…
帝国に帰還する時メーンタークダンジョン区でも、もっと巨大な黒い怪物が出ましたが消す光もありました。」
皇帝
「うむ…確かに、映像記録で見た。」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「しかし、聖ボロボーン王国で、あのような光を観測しておりません。
念の為に使い魔を出していますが、どこにも、黒い怪物はいませんでした。」
皇帝
「確かにな…あの恐怖の固まりが、あっさりと消えるわけない。
バボン王国の映像でも、相当な数の術者がいたのではないのか?
それを何も無しに、消す? 無理だな!」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「それに、ギルドグランドマスター達とのライブ会談でも、おかしな対応でした。」
皇帝
「フフフ! あのヨー・ヨーガの対応…
ワシは嫌いではない。
どうだ? 婿に取らんか?
まぁ、今はあのオババどもも、警戒せねばならないと言うことか。
フロンよ!
聖ボロボーン王国の王族の奴らが、いなかったが、どう思う?」
宰相
「フロン皇女! 実際見てどうだった?」
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「死体がなかった…
そこから、まず逃げ切った可能性、全滅の可能性…
この2つしか無いと、思います。
または、帝国の記録にある聖カルッティの オババ共による禁断の実験の可能性…」
皇帝
「あのオババ共の禁断の実験か…」
宰相
「あり得るかもしれませんな…」
兵士
「大変です! 第1王妃がどこにもいません。
側近共の内5人を捕縛しましたが、皆、街に買い物に出たと言ってますが、城の門を出た記録もありません!」
皇帝
「追え! 掴まえろ! 探すんだ!
宰相! 陣頭指揮を取るんだ!」
宰相
「は!」
0
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる