異世界勇者召喚失敗か?

どら焼き

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第4章 魔王と邪神が怖がり逃げ出す者。

第93話 魔族侵入経路の発見と、魔族大陸の発見!

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第93話 魔族侵入経路の発見と、魔族大陸の発見!

 異世界224日目 昼

 チュ!ドーーーーーーーーーーーン!
 とんでもない音で起きる羽目になったオレ達。
 これまでいそがしかったから、結構ムフフな事をしていたが、まさか爆音で起こされるとは!
 ディスプレイが急遽映し出したは、旧クソバカ王国エリアの農場のダンジョンエリアである。
 あ!あの爆音でニワトリは?
 あ~、遮音結界があったから、爆音死はしていなかった。よかった~。
 しかし、衝撃波の音と地面の衝撃波がすごくて、ビクついている。
 あれ?卵を生み出し始めた。昨日とかそんなに産まなかったのに…。
 ニワトリ用の餌の生産を少し急がせる。

 イノシシは?
 あ…気絶しているな~。
 ありゃ、起きた個体からこづくりを始めた。
 そうか、そういう事か。
 命の危機が来たと知ってか。
 もう少し、イノシシの小屋もグレードアップするか。

 大爆発したのは、ダンジョンの一つ。
 少しデカイダンジョンだった。
 う、メキメキメキメキメキメキ!
 身体が!レベルアップか?今はステータスいじられているから、そんなにレベルアップしないのに!

 
異世界224日目 夕方

 あのあと、ダンジョン大爆発が300回起こった。近づくのは危険だから、落ち着いてから現場に向かったが、大惨事だな。
 大量の魔石と、ドロップ品とかダンジョン・コアも全て回収した。ダンジョン内のすべてのモンスターの魔石だからすでに、大魔石とか魔王魔石を除いたら、1千億を数えている。
 
 レベルを見たが、60→120になっていた!
 そして魔力だが、1001億?マジか?
 
 魔王の魔石とか、ナツのボディーに使うとやっと亜神体と言うのになった。
 だが、まだ魔王の魔石があるり
 使えるだけ使おう!と調子に乗って、使っていたらナツが苦しみだした。
 やばい!どうしよう?
 急激に女神としての力が戻ったので、反動が出たという。
 え?いきなり服を脱がされた。
 え?え? 他の女性陣も?あ、従者となった女性陣も全員ナツが呼んだの?

 全員、欲求不満だったって…。
 まだ、夕方だがムフフが始まってしまった。


異世界225日目 昼

 ズドーーーン!ズドーーーン!ズドーーーン!ダンジョンからキノコ雲が爆音と共に発生する。

 その都度、魔石とドロップ品を回収していくと、魔導書?らしき束がで始めた。
 すでにボロボロだが、[掌握]をかけて復元することにした。
 わからないが、かなり魔力が籠もっている。
 国境防壁から、ナッシュ王国からの行商隊がやってきて、オオベ国との直接取り引きを求める者達がいると報告があがる。

 すぐに、バザール、バザーを閉店させて門を閉じさせた。
 そして、欠損患者治療クエストのみの受付にした。
 
 国境防壁最前線隊兵
「帰れ!国書を持ってきたと言うなら、その国書が本物だという証拠を見せろ!」

 行商隊長
「ちっ!しかたない!これを見ろ!ナッシュ国王印の書状と、そしてこのナッシュ貴族侯爵家の紋章だ!」

 国境防壁最前線隊兵
「は?帰れボケ!そんなものでごまかせると思ったか!宣戦布告をしておいて、そんな紋章をちらつかせて国書だと言って、誰が信じる。
 国王の国書なら、持ってくるべき証拠があるだろうが!」

 ハァ?とか寝惚けた事をいうナッシュ貴族の侯爵さん。
 いや、そんな態度では、地球の中世のヨーロッパでの通じないですけど?
 もちろん日本の戦国時代でもですけど。

 だが、何故か通れると自信満々のようす。
 国境防壁最前線隊の隊長は、戦闘準備を完了させて狼煙の用意をさせた。
 すでに準備はできている。
 そして、予想通りやってきた。勇者国王だ。
 だが、こちらも想定済みだ。
 ニタニタ笑うナッシュ貴族共。
 さあ、こい!皆殺しにして攻め込むと決め込んだナッシュ貴族だが、すでに対策済みだとまだわかってない。

勇者国王
「ナッシュ国王から要請で、国書を届けに来た者は?
 で?本物の証拠は?」

 ニタニタしながら、紋章を出すが…。

国境防壁最前線隊兵
「宣戦布告した、クソ国家の汚い絵を見て、何をしんじろという。(会兵のテンプレート文言)戦闘国に対して、真なる証明は敵将と敵対国王のその身柄のみ!」

 勇者国王は、なんとかとりなして、対魔王戦線を作るつもりだったが、オオベは邪神の手先と組むのはお断りだと、国王の娘伝にはっきりと表明していた。
 オオベは、魔王との戦闘はすでに卒業して引退だとも言っており、その事は4女神も知っているといってもいる。
 その事を問いただそうとすると、断られる。
 オオベは完全に、勇者国王達とは一歩引いた姿勢を表明していた。
 そして、それを邪魔する者は邪神の使いだと本気でみなしている様子。

 その時、スドーーーーン!と地響きと共に、キノコ雲が立つ。
 あれが、魔王ではなく邪神の使いとして我々を滅ぼしに来るぞと、一部の大臣は既に勇者国王に警告していた事を思いだす勇者国王。

勇者国王
「まだ、オオベは魔王討伐の話し合いに参加するつもりはないのか!」
 ここは、他の国の存亡もかかっている。
 ここで引くわけには行かない。

国境防壁最前線隊兵
「何度も、オオベ様とピーチ副女王様はあなたに表明しております。
 既に、オオベ様の魔王封印の役割は終わり新たに詐欺の依頼は受けない。
 詐欺の話し合いにもでない。
 推し進めるなら、それは邪神の所業。なので邪神の下僕とそなた等をみなして、討伐すると。」

ナッシュ貴族? 侯爵様?
「貴様ら、そんな論理が通じると思ったか!」

 隊長は、すぐに狼煙を上げた。
 そして、国境防壁が閉まった。
 門が閉まって、更にいきなりレンガ壁になったのだ。

 完全封鎖だ。
 
 勇者国王
「な!」
 どこかで、オオベ側が引く、または了承しないといけないから、押せると思っていたが、勇者ジョブスキルが大警報を出し始めた。
 かつて、大魔王ケムケムが攻めてきた時よりも、もっと恐ろしい警報であり、あのヘビ魔王のときよりも警報ははげしくなる。

 逃げろ!引いて謝らないといけないのは我々だと、勇者ジョブが教える。
 勇者国王は、直ぐに連れてきた軍勢を連れて帰ることにした。
 そして、ナッシュ王国の奴らを出禁にした。
 やばい!やばい!やばい!
 とんでもない、間違いをしたと勇者ジョブがずっと警報をまだ発している。

 ズズズズズズズズ!

 ダンジョン大爆発のキノコ雲がレオラルド王国の城からも見える。
 あれ?あのキノコ雲、だんだん大きくなってないか?
 勇者国王は、頭を抱えだした。

 その頃、爆破ばっかりで残りのダンジョンは、100となった。
 そして、問題の魔族がダンジョン大爆発に巻き込まれて、600も既に即死していた。

 魔石に変わって行く魔族。
 どうもこの残り100のダンジョンのどれかから出て来たらしい。
 そして、他のダンジョンが消えた分の魔力でダンジョンを攻撃してゆくので、だんだんと早くなって行く。

 大爆発の末2つダンジョンがのこった。
 そして、向こうに見える大陸でキノコ雲が見える。
 コレは魔力3億だけを定量流す移動する魔法陣に魔力を空間転送する仕掛けをつけて、ダンジョンに突入させた。それを5体ずつ投入した。
 定量30億の消費だが、しかたない。毎時5%魔力が回復するがその3%分を注ぐ。
 勇者国王がやってきたというから、しかたないのだ。少し休んでレベルアップ分も計算して
配分しないと。

 帰ってから、勇者国王の言動を報告されて呆れ返る。
 なぜオレを巻き込む?
 クソ召喚勇者達を使えよ!オレはもう魔王絡みはお断りだよ。
 
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