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そば。6
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地獄、地獄である。しおは思った。
たまにあるのだ、しお、とんこつ、白く輝く我等の誇り、そこに醜悪なる知恵の実を模した三流、いや三流以下のゴミ、梅、かりかりとした梅、それを乗せてくるやからが。
歓ぶとおもっておるのだろう、地位のみにとらわれたグズどもが。我らの戦場に必要なのはメンマ、そう、最強の矛よ。
俺も男(魚介系、または家系かな?)であったなら、梅を乗せられるなどどいった屈辱は浮けずにすんだのであろうか。
この白いスープが、戦士として腹立たしい!
そんな時、戦場で出会ったのだ。敵将でありながら真っ直ぐ、しおである俺に、いや私を、しおのまま、ただ愛すると言った男に。
ふふ、長くなったがこれが始まりなのだ。お前と私と、そう、父上のな。
すべては、あのときお前の父上、いや、我が夫、ちゃそば。ちゃそばが私に送ってくれた胡椒から、そう、すべては胡椒からはじまったんだっな。
たまにあるのだ、しお、とんこつ、白く輝く我等の誇り、そこに醜悪なる知恵の実を模した三流、いや三流以下のゴミ、梅、かりかりとした梅、それを乗せてくるやからが。
歓ぶとおもっておるのだろう、地位のみにとらわれたグズどもが。我らの戦場に必要なのはメンマ、そう、最強の矛よ。
俺も男(魚介系、または家系かな?)であったなら、梅を乗せられるなどどいった屈辱は浮けずにすんだのであろうか。
この白いスープが、戦士として腹立たしい!
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