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本当にあった不思議な話 海外編
不思議なアイルランド旅行2
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さて、今日も本当にあった不思議な話しを始めさせていただきます。
本日もアイルランド旅行で起きた不可解な出来事の続きになります。
プールの一件の翌日のことです。
私達は気を取り直して、その日招待されていたパーティーに参加する為に、お昼過ぎから準備を始めていました。
参加するパーティーはアイリーンの叔父が
主催するという植樹祭で、私達のアイルランド旅行の目玉でもありました。
この日の為にドレスを用意して、長い間心待ちにしていた行事でした。
ところがそんな楽しいはずだった日が
一変したのです。
メイクを終えたアイリーンが招待状を見て
開始時間を確認している時です。
「え?」 彼女は信じられないという表情で招待状を何度も見返していました。
「どうしたの?」
「今日何日?」
「今日は◯日だよ」
「だよね、パーティーの日にちが変わってる」
「変わってる?」
「すでに終わってる」
「見間違えてたのかな」
「そんなはずがない、だって私何度も何度も確認したよ。今回の目玉のパーティーだよ」
「それで、いつになってるの?」
「それがね、おかしいのよ、全く違う日になってる」
私はあの時に見せたアイリーンの困惑した表情を忘れる事は出来ません。
数日違いなら見間違えの可能性が高いけれど、全く違う日となれば話は別です。
自分の認知機能を疑いだし思考停止の状態に陥っている彼女の様子が伺えました。
アイリーンはすぐに伯父に電話をかけ真相を確かめました。
伯父さん曰くパーティーは既に開催され、
アイリーンから何の連絡も無かったが欠席したことに関しては特に個人の自由として不可解には思わなかったとの事でした。
今振り返ると私にも心当たりがあります。
このように説明が出来ない時間の歪みのようなことは。
時間が、
時空が、
瞬きと共に変化することがあるんです。
信じてもらえないから
「また頭が狂った?」
と言われ続けてきましたが、
このような不思議なことは起こるのです。
その後私達はせっかく綺麗に着飾ったのだからと、車で繁華街に行きディナーを食べようということになりました。
繁華街までは車で約30分、
遠くの海を眺めながら、
ウネウネと曲がった田舎道を気持ちよく
ドライブしていました。
ところが、次は
その車中でトラブルが発生したのです。
プシューという音と共に
一気に車内に水が溜まりだしたのです。
みるみるうちに履いていた綺麗なサンダルが水没し、着ていたドレスの裾もびっしょりと濡れ出しました。
運転中のアイリーンは水でブレーキが上手く踏めなくなり足をバタバタとさせて発狂しながら車を停車させた事は今でも記憶に鮮明に残っています。
それをただ単に車の故障と捉えるか、
何かの力によって起こった出来事と受け止めるかは自由です。
しかしその後それがただ単に起こった事故では無いのかもしれないという事が
更に私達を襲ったのです。
車の一件を片付け、帰宅した私達は、
その日は静かに家で映画でも見ようということになり、夕飯の材料を買い込み
家に閉じこもることにしました。
幸いにも何事も無く映画を見終わり、
夕方になったので、2人で夕食を作りながらゆっくりワインでも飲もうということになりました。
その日のメニューはパスタとフォッカッチャ。
料理上手のアイリーンが私にフォッカチッャの作り方を教えてくれる事になり、
2人でワインを片手にキッチンで料理を楽しんでいました。
そして
ほろ酔いになり、プールで溺れかけた事も
パーティーの事も、車の事も忘れかけていたそのときです、
どこからか何かが軋む音がしてきたのです
ミシ
ミシッ
その後
ポタリ
ポタリ
液体が私達の頭上から
料理をしていたキッチンカウンターに垂れてきました。
私達は同時に天井を見上げて
そこで信じがたい光景を目にしたのです。
なんと
頭上の天井が
水滴と共に
崩壊し出したのです。
ミシ
ミシ
ググググ
ガタガタ、
ガタガタ、、
私達は何が起こっているのか理解が追いつかないまま悲鳴をあげ安全な場所に逃げました。
そしてただただ崩れていくキッチンの天井を呆然と見ていました。
そこで、ようやく私は見て見ぬふりをするのをやめました。
そこには見えない重たいエネルギーが
存在し、明らかに私達は歓迎されていない
ということを。
キッチンの一件を片付けた私達は
アイリーンの伯父さんに連絡をとり、
事情を説明しました。
伯父さんは危険な思いをさせたねと
恐縮しながらも、なぜ天井が突然崩壊した
のか全く心当たりがないと言っていたそう
です。
その夜、
退去を早めて翌日に帰ろうと決めた夜、
私達は最後の不思議な体験をしました。
それは、
夜中に誰かがシャワーを浴びる音でした。
アイリーンと私が同室で寝ていた夜中の
2時過ぎ、
誰かがシャワーを浴びていたのです。
私はこの旅を時々思い出すんです。
プールで溺れ、
車が水没、
天井から水が垂れ崩壊に至り、
最後は誰も使っていないシャワー室から
シャワーを浴びる音
全ては水に関連する出来事でした。
まるで船の沈没を部分ごとに再現したかの
ような。。。
もしかしたら、そのエネルギーは
何らかの水の事故で亡くなった霊が
混乱し成仏出来ていなかったのかもしれ
ません。
昔の話しではありますが、
成仏されていることを心から
お祈り致します。
本日もアイルランド旅行で起きた不可解な出来事の続きになります。
プールの一件の翌日のことです。
私達は気を取り直して、その日招待されていたパーティーに参加する為に、お昼過ぎから準備を始めていました。
参加するパーティーはアイリーンの叔父が
主催するという植樹祭で、私達のアイルランド旅行の目玉でもありました。
この日の為にドレスを用意して、長い間心待ちにしていた行事でした。
ところがそんな楽しいはずだった日が
一変したのです。
メイクを終えたアイリーンが招待状を見て
開始時間を確認している時です。
「え?」 彼女は信じられないという表情で招待状を何度も見返していました。
「どうしたの?」
「今日何日?」
「今日は◯日だよ」
「だよね、パーティーの日にちが変わってる」
「変わってる?」
「すでに終わってる」
「見間違えてたのかな」
「そんなはずがない、だって私何度も何度も確認したよ。今回の目玉のパーティーだよ」
「それで、いつになってるの?」
「それがね、おかしいのよ、全く違う日になってる」
私はあの時に見せたアイリーンの困惑した表情を忘れる事は出来ません。
数日違いなら見間違えの可能性が高いけれど、全く違う日となれば話は別です。
自分の認知機能を疑いだし思考停止の状態に陥っている彼女の様子が伺えました。
アイリーンはすぐに伯父に電話をかけ真相を確かめました。
伯父さん曰くパーティーは既に開催され、
アイリーンから何の連絡も無かったが欠席したことに関しては特に個人の自由として不可解には思わなかったとの事でした。
今振り返ると私にも心当たりがあります。
このように説明が出来ない時間の歪みのようなことは。
時間が、
時空が、
瞬きと共に変化することがあるんです。
信じてもらえないから
「また頭が狂った?」
と言われ続けてきましたが、
このような不思議なことは起こるのです。
その後私達はせっかく綺麗に着飾ったのだからと、車で繁華街に行きディナーを食べようということになりました。
繁華街までは車で約30分、
遠くの海を眺めながら、
ウネウネと曲がった田舎道を気持ちよく
ドライブしていました。
ところが、次は
その車中でトラブルが発生したのです。
プシューという音と共に
一気に車内に水が溜まりだしたのです。
みるみるうちに履いていた綺麗なサンダルが水没し、着ていたドレスの裾もびっしょりと濡れ出しました。
運転中のアイリーンは水でブレーキが上手く踏めなくなり足をバタバタとさせて発狂しながら車を停車させた事は今でも記憶に鮮明に残っています。
それをただ単に車の故障と捉えるか、
何かの力によって起こった出来事と受け止めるかは自由です。
しかしその後それがただ単に起こった事故では無いのかもしれないという事が
更に私達を襲ったのです。
車の一件を片付け、帰宅した私達は、
その日は静かに家で映画でも見ようということになり、夕飯の材料を買い込み
家に閉じこもることにしました。
幸いにも何事も無く映画を見終わり、
夕方になったので、2人で夕食を作りながらゆっくりワインでも飲もうということになりました。
その日のメニューはパスタとフォッカッチャ。
料理上手のアイリーンが私にフォッカチッャの作り方を教えてくれる事になり、
2人でワインを片手にキッチンで料理を楽しんでいました。
そして
ほろ酔いになり、プールで溺れかけた事も
パーティーの事も、車の事も忘れかけていたそのときです、
どこからか何かが軋む音がしてきたのです
ミシ
ミシッ
その後
ポタリ
ポタリ
液体が私達の頭上から
料理をしていたキッチンカウンターに垂れてきました。
私達は同時に天井を見上げて
そこで信じがたい光景を目にしたのです。
なんと
頭上の天井が
水滴と共に
崩壊し出したのです。
ミシ
ミシ
ググググ
ガタガタ、
ガタガタ、、
私達は何が起こっているのか理解が追いつかないまま悲鳴をあげ安全な場所に逃げました。
そしてただただ崩れていくキッチンの天井を呆然と見ていました。
そこで、ようやく私は見て見ぬふりをするのをやめました。
そこには見えない重たいエネルギーが
存在し、明らかに私達は歓迎されていない
ということを。
キッチンの一件を片付けた私達は
アイリーンの伯父さんに連絡をとり、
事情を説明しました。
伯父さんは危険な思いをさせたねと
恐縮しながらも、なぜ天井が突然崩壊した
のか全く心当たりがないと言っていたそう
です。
その夜、
退去を早めて翌日に帰ろうと決めた夜、
私達は最後の不思議な体験をしました。
それは、
夜中に誰かがシャワーを浴びる音でした。
アイリーンと私が同室で寝ていた夜中の
2時過ぎ、
誰かがシャワーを浴びていたのです。
私はこの旅を時々思い出すんです。
プールで溺れ、
車が水没、
天井から水が垂れ崩壊に至り、
最後は誰も使っていないシャワー室から
シャワーを浴びる音
全ては水に関連する出来事でした。
まるで船の沈没を部分ごとに再現したかの
ような。。。
もしかしたら、そのエネルギーは
何らかの水の事故で亡くなった霊が
混乱し成仏出来ていなかったのかもしれ
ません。
昔の話しではありますが、
成仏されていることを心から
お祈り致します。
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