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「石頭な鍛冶師・ボルガン」編
04:過去の残響と、静かな終わり
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ボルガンは、死んだ。
その死はあまりにも唐突で、あまりにも滑稽だった。
伝説の鍛冶師一族の最後の末裔が、自らの石頭の硬度を証明しようとして、若き人間の作った盾に頭突きをかまし、返り討ちにあって絶命した。それは後世の歴史家が見れば、悲劇というよりはむしろ喜劇の一幕として記録するような、間の抜けた最期だった。
コンテスト会場は、一瞬の静寂の後、パニックに陥った。
悲鳴、怒号、衛兵を呼ぶ声。
人々は、壇上に横たわる巨大な亡骸と、その傍らで呆然と立ち尽くすレオの姿を、信じられないものを見る目で遠巻きに見つめていた。
ボルガンの最期。彼の目に映っていたのは、もはや現実の光景ではなかった。血と意識を失う直前のわずかな時間の中で、時間の奔流を遡り、遠い過去へと飛んでいたのだ。
それは彼がまだ若く、ただのドワーフの若者に過ぎなかった頃の記憶。
彼は生まれて初めて、自分の手だけで一本の短剣を作り上げた。その剣を誇らしげに、鍛冶の名工である父の前に差し出していた。
父は当時、既に鍛冶師として伝説と謳われていた偉大な存在だった。その父に認めてもらいたかった。自分にも、アイアンハンマーの血が流れているのだと。
父は、息子が差し出した歪な短剣を一瞥した。その視線は、刃の出来栄えや焼き入れの具合を見ているのではない。もっと根源的な何かを、見透かすような目だった。
やがて、父は、重いため息をついた。
そして静かに、しかし残酷なまでに明確に、こう口にする。
「ボルガンよ。お前には、鉄と語り合う心がない」
その言葉は、雷鳴のように、若きボルガンの心を打ち砕いた。
「鉄と、語り合う……心……?」
「そうだ。鍛冶とは、力ではない。技でもない。鉄がどうなりたいと望んでいるか、その声を聞き、炎がどう鉄を導きたいと囁いているか、その心を読むことだ。お前の打つ槌の音には、それがない。ただ、お前の意志を鉄に押し付けているだけの、一方的な暴力の音しかしない」
父は一度、言葉を切る。
そして、息子の目を見据えて、宣告した。
「……お前には、鍛冶師としての才能は、ない」
絶望。
ボルガンは、世界が音を立てて崩れ落ちていくような感覚に陥る。
だが、父は続けた。その声には、突き放すような響きの中に、ほんのわずかな、不器用な温かみが混じっているようにも聞こえた。
「だがな、ボルガン。お前には、アイアンハンマー家の血が流れている。誰よりも頑丈な、ドワーフの肉体がある。その石頭は、そこらの鉱石よりも硬いだろう。才能がなくとも、その身ひとつで、まっすぐに、誇りを持って生きろ。決して、道を曲げるな」
父は、彼を励まそうとしたのかもしれない。
鍛冶師とは違う道で、ドワーフとしての誇りを失わずに生きていけ、と。
不器用な父親なりの、最大限の愛情だったのかもしれない。
だが、まだ若く、傷ついたボルガンの心は、その言葉をまったく違う意味で受け取ってしまった。
『才能がないお前に残された価値は、この頑丈な肉体だけなのだ』と。
『お前はもはや、その石頭の硬さだけでしか価値を証明できないのだ』と。
その時、彼の「まっすぐ進む」という、あまりにも不器用で、歪で、排他的な哲学が生まれた。
それは弱い自分を守るための、硬い硬い鎧だった。
鍛冶師としての才能がない、という、残酷な現実。そこから目を逸らし、ただひたすら「頑丈さ」という一点にのみ固執し続ける、哀しい生き方。
彼は道を曲げることができなかったのではない。
父の言葉によって、道を曲げるという選択肢そのものを、奪われてしまった。
彼はただ、父の言葉を愚直に守り、まっすぐに、まっすぐに、破滅へと続く一本道を、ひたすらに歩き続けただけだった。
――父上……俺は、まっすぐに……生きましたぜ……。
それが、ボルガン・アイアンハンマーの、最後の意識だった。
ボルガンの死は、街に大きな衝撃を与えた。
そしてそれ以上の困惑をもたらした。
事の顛末は「頑固者の哀れな末路」としてすぐに街中の酒場の噂となった。人々は、彼の死を悼むというよりは、むしろそのあまりに馬鹿げた死に様に呆れ、あるいは嘲笑した。
アイアンハンマー家の血筋は、ここに完全に途絶えた。伝説の工房は正式に閉鎖され、彼の遺品はギルドによって寂しく整理された。
コンテストは、もちろん中止となった。
しかし、その結末は誰の目にも明らかだった。事実上の優勝者であるレオは、領主から特例として、騎士団の武具製造の契約を勝ち取った。彼は一夜にして街一番の鍛冶師としての名声を手に入れたのだ。
だが、レオの心は晴れなかった。
彼は、ボルガンの死に重い責任を感じていた。
自分の盾が、あの頑固なドワーフを死に追いやった。その事実が、鉛のように彼の心にのしかかった。彼は数日間、工房に籠もり、誰とも顔を合わせなかったという。
数週間後。レオは、ギルドを訪れた。そして、ギルドマスターにひとつだけ、願い出た。
ボルガンの遺品の中から、彼が最後に作った、あの巨大で、時代遅れの戦斧を引き取らせてほしい、と。
ギルドマスターは、訝しげな顔をする。彼には理由がまったく分からない。だが、レオの真剣な目を見て、かの戦斧を譲ることを許可した。
レオは、引き取った戦斧を、自らの工房の一番目立つ壁に飾った。
それは、訪れる客への戒めとしてか。
あるいは、自分が乗り越えるべきだった偉大な伝統への、密かな敬意の表れだったのかもしれない。
ひょっとすると、ただ、あの不器用な男のことを忘れないために……。
◇ ◇ ◇
時が、流れた。数年も経つと、街からボルガンというドワーフの記憶は急速に薄れていった。
レオの工房は、ますます繁盛していた。彼の作る革新的な武具は、グレンハイムの名産品として、他の街にもその名を轟かせるようになっていた。街は、レオの成功によって以前にも増して活気づいている。
ボルガンの工房があった場所には、新しいパン屋が建った。香ばしいパンの匂いが、かつて鉄と煤の匂いが染みついていた通りを優しく満たしている。今ではそこにアイアンハンマー工房があったことを覚えている者は、ほとんどいなくなった。
だが、完全に忘れ去られたわけではなかった。
街のドワーフの老人たちが、酒場で酒を酌み交わしながら、あるいは孫たちに昔話を語り聞かせる時、時折こんな話をするようになった。
「昔々、この街にのう、『石頭のボルガン』という、それはそれは頑固なドワーフがおったそうじゃ」
「彼は伝説の鍛冶師の息子じゃったが、自分には才能がないことを、よく知っておった」
「じゃから、彼は決めたんじゃ。自分は、自分の身体の頑丈さだけで、まっすぐに、ドワーフの誇りを守って生きよう、と」
「彼はどんな時も、決して道を曲げず、ただ、まっすぐにしか歩けなかった。街の人間は彼のことを、迷惑な奴だと笑ったそうじゃ」
「そして最後には、若い人間の作った盾に、自分の石頭が負けるかどうか確かめようとして、頭をぶつけて死んでしもうたんじゃと」
その物語は、教訓として語られるのか。あるいは、ただの笑い話として語られるのか。それは語り手と、聞き手によって、少しずつ形を変えた。
ある者は、彼の愚かさを笑い。ある者は、そのあまりの不器用さを、少しだけ哀れんだ。
ただ誰もが、その話の最後に、こう付け加えるのを忘れなかった。
「じゃが、不思議なことにのう。彼が死んでからというもの、この街の若いドワーフたちは、少しだけ、周りを見て歩くようになったそうじゃ。まっすぐ進むことだけがドワーフの誇りではない、と、誰かが教えたのかもしれんな」
ボルガンの死は、何も変えなかったようで、ほんの少しだけ、何かを変えたのかもしれない。
レオの工房の壁には今も、あの巨大な戦斧が飾られている。
訪れる客たちは決まって、その異様な戦斧について尋ねた。
「レオさん、この凄い斧は、一体……?」
そのたびにレオは、少しだけ寂しそうな、しかしどこか誇らしげな笑みを浮かべて、こう答えるのだ。
「これは、僕の師匠の作品なんです」と。
「彼は、僕に、大切なことを教えてくれました。変わらないことの尊さ。そして、変わり続けることの勇気を。……彼は、この街で、誰よりもまっすぐな男でした」
石頭は、砕けた。だがその破片は、人々の心の中に、小さな、忘れられない棘となって残り続けた。
ただまっすぐにしか進めなかった男の道は、そこで途絶えた。だが、ギルドの倉庫の片隅には、ボルガンが最後に修理した、歪な鋤や、へこんだ鍋が、まるで主の帰りを待つかのように、静かに埃をかぶっている。
それは、才能に恵まれず、時代に取り残され、それでも、自分だけの誇りを守ろうとした、ひとりの不器用なドワーフが生きた、確かな証だった。
-了-
ゆきむらです。御機嫌如何。
なんだか、思わぬ締め方になって自分でも驚いている。
ひょっとするとコイツ、悪いやつじゃないんじゃ……?
いや、騙されるな。コイツは「ぶつかりおじさん」だぞ。
反面教師になるような展開にしようとは思っていたけど、
ストーリーがこんな転がり方をするとは想定外。
なんとなく、もにょもにょする。
でも、まぁ、いいか。うん。
最後まで書き切れたなら良しとしよう。
少しでも楽しんでもらえたなら幸い。
感想や評価などをいただけると嬉しいです。
その死はあまりにも唐突で、あまりにも滑稽だった。
伝説の鍛冶師一族の最後の末裔が、自らの石頭の硬度を証明しようとして、若き人間の作った盾に頭突きをかまし、返り討ちにあって絶命した。それは後世の歴史家が見れば、悲劇というよりはむしろ喜劇の一幕として記録するような、間の抜けた最期だった。
コンテスト会場は、一瞬の静寂の後、パニックに陥った。
悲鳴、怒号、衛兵を呼ぶ声。
人々は、壇上に横たわる巨大な亡骸と、その傍らで呆然と立ち尽くすレオの姿を、信じられないものを見る目で遠巻きに見つめていた。
ボルガンの最期。彼の目に映っていたのは、もはや現実の光景ではなかった。血と意識を失う直前のわずかな時間の中で、時間の奔流を遡り、遠い過去へと飛んでいたのだ。
それは彼がまだ若く、ただのドワーフの若者に過ぎなかった頃の記憶。
彼は生まれて初めて、自分の手だけで一本の短剣を作り上げた。その剣を誇らしげに、鍛冶の名工である父の前に差し出していた。
父は当時、既に鍛冶師として伝説と謳われていた偉大な存在だった。その父に認めてもらいたかった。自分にも、アイアンハンマーの血が流れているのだと。
父は、息子が差し出した歪な短剣を一瞥した。その視線は、刃の出来栄えや焼き入れの具合を見ているのではない。もっと根源的な何かを、見透かすような目だった。
やがて、父は、重いため息をついた。
そして静かに、しかし残酷なまでに明確に、こう口にする。
「ボルガンよ。お前には、鉄と語り合う心がない」
その言葉は、雷鳴のように、若きボルガンの心を打ち砕いた。
「鉄と、語り合う……心……?」
「そうだ。鍛冶とは、力ではない。技でもない。鉄がどうなりたいと望んでいるか、その声を聞き、炎がどう鉄を導きたいと囁いているか、その心を読むことだ。お前の打つ槌の音には、それがない。ただ、お前の意志を鉄に押し付けているだけの、一方的な暴力の音しかしない」
父は一度、言葉を切る。
そして、息子の目を見据えて、宣告した。
「……お前には、鍛冶師としての才能は、ない」
絶望。
ボルガンは、世界が音を立てて崩れ落ちていくような感覚に陥る。
だが、父は続けた。その声には、突き放すような響きの中に、ほんのわずかな、不器用な温かみが混じっているようにも聞こえた。
「だがな、ボルガン。お前には、アイアンハンマー家の血が流れている。誰よりも頑丈な、ドワーフの肉体がある。その石頭は、そこらの鉱石よりも硬いだろう。才能がなくとも、その身ひとつで、まっすぐに、誇りを持って生きろ。決して、道を曲げるな」
父は、彼を励まそうとしたのかもしれない。
鍛冶師とは違う道で、ドワーフとしての誇りを失わずに生きていけ、と。
不器用な父親なりの、最大限の愛情だったのかもしれない。
だが、まだ若く、傷ついたボルガンの心は、その言葉をまったく違う意味で受け取ってしまった。
『才能がないお前に残された価値は、この頑丈な肉体だけなのだ』と。
『お前はもはや、その石頭の硬さだけでしか価値を証明できないのだ』と。
その時、彼の「まっすぐ進む」という、あまりにも不器用で、歪で、排他的な哲学が生まれた。
それは弱い自分を守るための、硬い硬い鎧だった。
鍛冶師としての才能がない、という、残酷な現実。そこから目を逸らし、ただひたすら「頑丈さ」という一点にのみ固執し続ける、哀しい生き方。
彼は道を曲げることができなかったのではない。
父の言葉によって、道を曲げるという選択肢そのものを、奪われてしまった。
彼はただ、父の言葉を愚直に守り、まっすぐに、まっすぐに、破滅へと続く一本道を、ひたすらに歩き続けただけだった。
――父上……俺は、まっすぐに……生きましたぜ……。
それが、ボルガン・アイアンハンマーの、最後の意識だった。
ボルガンの死は、街に大きな衝撃を与えた。
そしてそれ以上の困惑をもたらした。
事の顛末は「頑固者の哀れな末路」としてすぐに街中の酒場の噂となった。人々は、彼の死を悼むというよりは、むしろそのあまりに馬鹿げた死に様に呆れ、あるいは嘲笑した。
アイアンハンマー家の血筋は、ここに完全に途絶えた。伝説の工房は正式に閉鎖され、彼の遺品はギルドによって寂しく整理された。
コンテストは、もちろん中止となった。
しかし、その結末は誰の目にも明らかだった。事実上の優勝者であるレオは、領主から特例として、騎士団の武具製造の契約を勝ち取った。彼は一夜にして街一番の鍛冶師としての名声を手に入れたのだ。
だが、レオの心は晴れなかった。
彼は、ボルガンの死に重い責任を感じていた。
自分の盾が、あの頑固なドワーフを死に追いやった。その事実が、鉛のように彼の心にのしかかった。彼は数日間、工房に籠もり、誰とも顔を合わせなかったという。
数週間後。レオは、ギルドを訪れた。そして、ギルドマスターにひとつだけ、願い出た。
ボルガンの遺品の中から、彼が最後に作った、あの巨大で、時代遅れの戦斧を引き取らせてほしい、と。
ギルドマスターは、訝しげな顔をする。彼には理由がまったく分からない。だが、レオの真剣な目を見て、かの戦斧を譲ることを許可した。
レオは、引き取った戦斧を、自らの工房の一番目立つ壁に飾った。
それは、訪れる客への戒めとしてか。
あるいは、自分が乗り越えるべきだった偉大な伝統への、密かな敬意の表れだったのかもしれない。
ひょっとすると、ただ、あの不器用な男のことを忘れないために……。
◇ ◇ ◇
時が、流れた。数年も経つと、街からボルガンというドワーフの記憶は急速に薄れていった。
レオの工房は、ますます繁盛していた。彼の作る革新的な武具は、グレンハイムの名産品として、他の街にもその名を轟かせるようになっていた。街は、レオの成功によって以前にも増して活気づいている。
ボルガンの工房があった場所には、新しいパン屋が建った。香ばしいパンの匂いが、かつて鉄と煤の匂いが染みついていた通りを優しく満たしている。今ではそこにアイアンハンマー工房があったことを覚えている者は、ほとんどいなくなった。
だが、完全に忘れ去られたわけではなかった。
街のドワーフの老人たちが、酒場で酒を酌み交わしながら、あるいは孫たちに昔話を語り聞かせる時、時折こんな話をするようになった。
「昔々、この街にのう、『石頭のボルガン』という、それはそれは頑固なドワーフがおったそうじゃ」
「彼は伝説の鍛冶師の息子じゃったが、自分には才能がないことを、よく知っておった」
「じゃから、彼は決めたんじゃ。自分は、自分の身体の頑丈さだけで、まっすぐに、ドワーフの誇りを守って生きよう、と」
「彼はどんな時も、決して道を曲げず、ただ、まっすぐにしか歩けなかった。街の人間は彼のことを、迷惑な奴だと笑ったそうじゃ」
「そして最後には、若い人間の作った盾に、自分の石頭が負けるかどうか確かめようとして、頭をぶつけて死んでしもうたんじゃと」
その物語は、教訓として語られるのか。あるいは、ただの笑い話として語られるのか。それは語り手と、聞き手によって、少しずつ形を変えた。
ある者は、彼の愚かさを笑い。ある者は、そのあまりの不器用さを、少しだけ哀れんだ。
ただ誰もが、その話の最後に、こう付け加えるのを忘れなかった。
「じゃが、不思議なことにのう。彼が死んでからというもの、この街の若いドワーフたちは、少しだけ、周りを見て歩くようになったそうじゃ。まっすぐ進むことだけがドワーフの誇りではない、と、誰かが教えたのかもしれんな」
ボルガンの死は、何も変えなかったようで、ほんの少しだけ、何かを変えたのかもしれない。
レオの工房の壁には今も、あの巨大な戦斧が飾られている。
訪れる客たちは決まって、その異様な戦斧について尋ねた。
「レオさん、この凄い斧は、一体……?」
そのたびにレオは、少しだけ寂しそうな、しかしどこか誇らしげな笑みを浮かべて、こう答えるのだ。
「これは、僕の師匠の作品なんです」と。
「彼は、僕に、大切なことを教えてくれました。変わらないことの尊さ。そして、変わり続けることの勇気を。……彼は、この街で、誰よりもまっすぐな男でした」
石頭は、砕けた。だがその破片は、人々の心の中に、小さな、忘れられない棘となって残り続けた。
ただまっすぐにしか進めなかった男の道は、そこで途絶えた。だが、ギルドの倉庫の片隅には、ボルガンが最後に修理した、歪な鋤や、へこんだ鍋が、まるで主の帰りを待つかのように、静かに埃をかぶっている。
それは、才能に恵まれず、時代に取り残され、それでも、自分だけの誇りを守ろうとした、ひとりの不器用なドワーフが生きた、確かな証だった。
-了-
ゆきむらです。御機嫌如何。
なんだか、思わぬ締め方になって自分でも驚いている。
ひょっとするとコイツ、悪いやつじゃないんじゃ……?
いや、騙されるな。コイツは「ぶつかりおじさん」だぞ。
反面教師になるような展開にしようとは思っていたけど、
ストーリーがこんな転がり方をするとは想定外。
なんとなく、もにょもにょする。
でも、まぁ、いいか。うん。
最後まで書き切れたなら良しとしよう。
少しでも楽しんでもらえたなら幸い。
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