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第三部 〜新たな力〜
第百十四話
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「どこで食事をしようか、流石にお腹がぺこぺこだな」
「そうですね、私もお腹空きました」
「王都ってやっぱりすごい人気のところあるんですか?」
「そうだな、有るにはあるが恐らくルーネが入れないだろうな」
「ワウゥ・・・」
ルーネが悲しそうに吠える。
「大丈夫だよ。そんなとこ入らないからね」
アルージェはルーネを撫でて元気づける。
「やぁぁぁぁっと、見つけたぞ!!!」
何処かで聞いたことのある声が辺りに響き渡る。
「なんかこの辺りで事件でもあったんですかね?」
「どうだろうな、王都は比較的治安がいいし、何かあれば衛兵が飛んでくると思うが」
「君達だよ!君達!」
アルージェが後ろを振り向くと見知った顔のずんぐりむっくりが居た。
「あれ?もしかして錬金術師さん!?」
「あぁ、そうだよ。僕だよペポルだよ!覚えてくれていたんだね!」
「あははは、もちろんですよ」
流石にその見た目で忘れるのは無理だよとは言わない。
「はぁ、やっと来てくれたんだね!あれから全く店にも来てくれず、しかも顔も見なくなった。僕はね本当に悲しかったよ。ここであったが100年目!今日こそは僕の凄さを知ってもらうからね!」
ペポルはすごい力でアルージェを引っ張り自分の屋台へ連れてきて、席に座らせる。
「今日はここでご飯にしますか・・・」
アルージェが皆に提案する。
「そうだな、どうやら逃がしてくれなさそうだしな」
ミスティも席につく。
「マイアも今日は側付きではなく友人として接してくれ」
「わかりました」
ミスティから許可が出たので、マイアも席につく。
「あ、あの大丈夫なんですか・・・?」
エマは少し不安そうに席に着く。
「あぁ、私も初めて会った時は不安だったが、悪いやつではないんだ」
「そうですね、ただ少し変わってるだけというか・・・」
「ふふふ、錬金術師としての僕の力を見るといい!!」
どこからともなく包丁を取り出し詠唱を始める。
『燃え盛れ朱より紅い紅蓮の炎、痕《キズ》をその身に刻み顕現せよ!赤身魚のたたき!!』
「ふっ、まずはこれから味わってみてよ」
その後もテキパキと料理を出してくれるが、どれを食べても本当に美味しい。
「すごい!全部美味しいです!」
「チッチッチ、こんなのまだ序の口さ」
そういうと背中に背負っていた鉄製のフライパン|《フェンリル》を取り出して、
これまたサクサクと料理を提供する。
これもかと料理がテーブルに並べられているが、どれも美味しいので箸が進む。
全ての料理を提供したのか、相棒のフェンリルの調整だけして、アルージェの隣に椅子を持ってきてドカッと座る。
そして、何も言わずただ食べているところを見つめてくる。
「フェンリルの名前の由来は?」
アルージェは気まずくなって話を振る。
「ふふふ、フェンリルのこと気になるかい?」
「そ、そうですね」
見つめられると食べづらいのであまり興味はないが聞くことにする。
「なら聞いてくれ!崇高な僕がここに到るまでどんな道を歩んできたかを!」
誰も聞いていないのに、突然始まるペポルの自分語り。
ペポル:ビギニング
僕は普通の家に産まれて、普通に暮らしていた。
けど、今の自分に満足してなくて、何か僕に出来ないかを考え始めたんだ。
そして僕はあの日出会ってしまったんだよ。
錬金術師にね、錬金術師が作った料理を食べた時、僕は心が躍った。
人を笑顔にすること、それが僕のやりたい事なんだと!
そして、その日の内に家の近くにあった食堂に弟子入りをお願いした。
初めはいきなり錬金術ができるわけじゃなかったんだ。
この道に入ると皆が通る道を通った。
そう、食器洗いだよ。
だけど、僕が洗おうとした食器は何故か全て割れてしまうんだ。
店主にそれはそれは怒られた。
けど、客からオーダーを取るのは上手だったよ。
間違いなく全てオーダーが取れるから僕は皿洗いからホールという客からオーダーを取るだけの仕事になったんだ。
そんなある時皿洗いの子が体調を崩してしまって、僕はオーダーを取りながら空いてる時間を見つけて食器を洗わなければならなくなった。
そんな時でも僕は皿洗いが出来なかったんだ・・・。
僕は自分の才能を呪ったよ。
それから僕は頑張りを店主に認めてもらって、錬金術をするようになった。
そして、僕はこうやって店を構えるまでになったってわけさ。
けどね未だに皿洗いをしようとすると、皿を割ってしまって、皿洗いが出来ないんだ。
だから僕はいまだ一人前の錬金術師になれずにいる。
遥か高みを目指していまだ精進中なのさ。
「そ、そうだったんですねぇ」
アルージェは皿洗いできなくてもここまでおいしいものを作れるなら、それだけで十分じゃないのかと思いながら相槌を打つ。
「あれ?フェンリル出てきてなくないですか?」
ここまで話を聞いていたアルージェが本題を思い出す。
「あぁそうだったフェンリルのことだったね」
続ペポル:ビギニング
あれは、錬金術をするために近所の食堂で働いている時、そうだな時期は確か寒い冬だったかな。
食堂で頑張って働いていたが、僕はまだまだ丁稚みたいなもんでね。
給金もあまりもらってなかったのさ。
それなのに気持ちだけは、いつでも先行していたんだ。
錬金術師といえば大きな鉄のフライパン。
僕の中ではそういうイメージがあったんだよ。
だから休みの日に市場に行って、大きな鉄製のフライパンを探したのさ。
そして見つけた鉄製のフライパンをだが僕の手持ちは鉄貨5枚(500円程)
店主に何度も土下座した。
相当迷惑がられたが、店主が折れてようやく買えたんだ、この鉄製フライパンをね。
「なるほど・・・、名前の由来・・・?」
アルージェは話を聞き終わったが名前の由来が出てきてないと思ったので確認する。
「あぁ、どこかの世界では鉄をフェと表現するらしいんだ、だからフェンリルだよ」
何故か誇らしげに話すペポル
「そ、そうなんですね」
たった一行で終わるような、話を聞くためにこの時間と思ったが我慢してなんとか相槌を打つ。
「ふぅ、僕も久しぶりにここまで話したな。はぁ満足だ、それじゃあ」
ペポルはそのままどこかに行こうとする。
「ちょ、ちょっと待ってください!お代は??」
アルージェがペポルを引き止める。
「ん?あぁ趣味みたいなものだから別に要らないよ」
「いや、そういうわけには・・・」
アルージェはアイテムボックスからお金を取り出し、ペポルに渡す。
「君がそこまで言うならありがたくもらっておくよ、それと是非また顔を見せてくれ、君達を見るとインスピレーションが!あぁこうしちゃいられない!僕は戻らせてもらうよ!」
ペポルは料理道具をそそくさと片付ける
「溢れ出るうぅぅぅ!!!」
片付けた料理道具を持って、どこかに走って行ってしまった。
「本当に変わった人ですけど、料理の腕は間違いないですね」
エマがアルージェの側にきて、一緒にペポルを見送る。
「あははは、ああいう人面白いから僕は好きだな。なんか僕も頑張ろうって思えるし」
アルージェは笑いながら話す。
「本当にお代はあれだけでよかったのだろうか?以前父と行った有名店にも負けず劣らずの味だったが・・・」
「まぁ、いいんじゃないですか。また王都にきたら寄らせてもらいましょうよ」
アルージェもお代について疑問に思ったが、いなくなってしまったものは仕方ない。
「そうだな、また会った時にでも渡せばいいか」
「さて、なら王都の散策にいくとするか」
食事をとって元気になったので、気を取り直して王都の散策を再開する。
「そうですね、私もお腹空きました」
「王都ってやっぱりすごい人気のところあるんですか?」
「そうだな、有るにはあるが恐らくルーネが入れないだろうな」
「ワウゥ・・・」
ルーネが悲しそうに吠える。
「大丈夫だよ。そんなとこ入らないからね」
アルージェはルーネを撫でて元気づける。
「やぁぁぁぁっと、見つけたぞ!!!」
何処かで聞いたことのある声が辺りに響き渡る。
「なんかこの辺りで事件でもあったんですかね?」
「どうだろうな、王都は比較的治安がいいし、何かあれば衛兵が飛んでくると思うが」
「君達だよ!君達!」
アルージェが後ろを振り向くと見知った顔のずんぐりむっくりが居た。
「あれ?もしかして錬金術師さん!?」
「あぁ、そうだよ。僕だよペポルだよ!覚えてくれていたんだね!」
「あははは、もちろんですよ」
流石にその見た目で忘れるのは無理だよとは言わない。
「はぁ、やっと来てくれたんだね!あれから全く店にも来てくれず、しかも顔も見なくなった。僕はね本当に悲しかったよ。ここであったが100年目!今日こそは僕の凄さを知ってもらうからね!」
ペポルはすごい力でアルージェを引っ張り自分の屋台へ連れてきて、席に座らせる。
「今日はここでご飯にしますか・・・」
アルージェが皆に提案する。
「そうだな、どうやら逃がしてくれなさそうだしな」
ミスティも席につく。
「マイアも今日は側付きではなく友人として接してくれ」
「わかりました」
ミスティから許可が出たので、マイアも席につく。
「あ、あの大丈夫なんですか・・・?」
エマは少し不安そうに席に着く。
「あぁ、私も初めて会った時は不安だったが、悪いやつではないんだ」
「そうですね、ただ少し変わってるだけというか・・・」
「ふふふ、錬金術師としての僕の力を見るといい!!」
どこからともなく包丁を取り出し詠唱を始める。
『燃え盛れ朱より紅い紅蓮の炎、痕《キズ》をその身に刻み顕現せよ!赤身魚のたたき!!』
「ふっ、まずはこれから味わってみてよ」
その後もテキパキと料理を出してくれるが、どれを食べても本当に美味しい。
「すごい!全部美味しいです!」
「チッチッチ、こんなのまだ序の口さ」
そういうと背中に背負っていた鉄製のフライパン|《フェンリル》を取り出して、
これまたサクサクと料理を提供する。
これもかと料理がテーブルに並べられているが、どれも美味しいので箸が進む。
全ての料理を提供したのか、相棒のフェンリルの調整だけして、アルージェの隣に椅子を持ってきてドカッと座る。
そして、何も言わずただ食べているところを見つめてくる。
「フェンリルの名前の由来は?」
アルージェは気まずくなって話を振る。
「ふふふ、フェンリルのこと気になるかい?」
「そ、そうですね」
見つめられると食べづらいのであまり興味はないが聞くことにする。
「なら聞いてくれ!崇高な僕がここに到るまでどんな道を歩んできたかを!」
誰も聞いていないのに、突然始まるペポルの自分語り。
ペポル:ビギニング
僕は普通の家に産まれて、普通に暮らしていた。
けど、今の自分に満足してなくて、何か僕に出来ないかを考え始めたんだ。
そして僕はあの日出会ってしまったんだよ。
錬金術師にね、錬金術師が作った料理を食べた時、僕は心が躍った。
人を笑顔にすること、それが僕のやりたい事なんだと!
そして、その日の内に家の近くにあった食堂に弟子入りをお願いした。
初めはいきなり錬金術ができるわけじゃなかったんだ。
この道に入ると皆が通る道を通った。
そう、食器洗いだよ。
だけど、僕が洗おうとした食器は何故か全て割れてしまうんだ。
店主にそれはそれは怒られた。
けど、客からオーダーを取るのは上手だったよ。
間違いなく全てオーダーが取れるから僕は皿洗いからホールという客からオーダーを取るだけの仕事になったんだ。
そんなある時皿洗いの子が体調を崩してしまって、僕はオーダーを取りながら空いてる時間を見つけて食器を洗わなければならなくなった。
そんな時でも僕は皿洗いが出来なかったんだ・・・。
僕は自分の才能を呪ったよ。
それから僕は頑張りを店主に認めてもらって、錬金術をするようになった。
そして、僕はこうやって店を構えるまでになったってわけさ。
けどね未だに皿洗いをしようとすると、皿を割ってしまって、皿洗いが出来ないんだ。
だから僕はいまだ一人前の錬金術師になれずにいる。
遥か高みを目指していまだ精進中なのさ。
「そ、そうだったんですねぇ」
アルージェは皿洗いできなくてもここまでおいしいものを作れるなら、それだけで十分じゃないのかと思いながら相槌を打つ。
「あれ?フェンリル出てきてなくないですか?」
ここまで話を聞いていたアルージェが本題を思い出す。
「あぁそうだったフェンリルのことだったね」
続ペポル:ビギニング
あれは、錬金術をするために近所の食堂で働いている時、そうだな時期は確か寒い冬だったかな。
食堂で頑張って働いていたが、僕はまだまだ丁稚みたいなもんでね。
給金もあまりもらってなかったのさ。
それなのに気持ちだけは、いつでも先行していたんだ。
錬金術師といえば大きな鉄のフライパン。
僕の中ではそういうイメージがあったんだよ。
だから休みの日に市場に行って、大きな鉄製のフライパンを探したのさ。
そして見つけた鉄製のフライパンをだが僕の手持ちは鉄貨5枚(500円程)
店主に何度も土下座した。
相当迷惑がられたが、店主が折れてようやく買えたんだ、この鉄製フライパンをね。
「なるほど・・・、名前の由来・・・?」
アルージェは話を聞き終わったが名前の由来が出てきてないと思ったので確認する。
「あぁ、どこかの世界では鉄をフェと表現するらしいんだ、だからフェンリルだよ」
何故か誇らしげに話すペポル
「そ、そうなんですね」
たった一行で終わるような、話を聞くためにこの時間と思ったが我慢してなんとか相槌を打つ。
「ふぅ、僕も久しぶりにここまで話したな。はぁ満足だ、それじゃあ」
ペポルはそのままどこかに行こうとする。
「ちょ、ちょっと待ってください!お代は??」
アルージェがペポルを引き止める。
「ん?あぁ趣味みたいなものだから別に要らないよ」
「いや、そういうわけには・・・」
アルージェはアイテムボックスからお金を取り出し、ペポルに渡す。
「君がそこまで言うならありがたくもらっておくよ、それと是非また顔を見せてくれ、君達を見るとインスピレーションが!あぁこうしちゃいられない!僕は戻らせてもらうよ!」
ペポルは料理道具をそそくさと片付ける
「溢れ出るうぅぅぅ!!!」
片付けた料理道具を持って、どこかに走って行ってしまった。
「本当に変わった人ですけど、料理の腕は間違いないですね」
エマがアルージェの側にきて、一緒にペポルを見送る。
「あははは、ああいう人面白いから僕は好きだな。なんか僕も頑張ろうって思えるし」
アルージェは笑いながら話す。
「本当にお代はあれだけでよかったのだろうか?以前父と行った有名店にも負けず劣らずの味だったが・・・」
「まぁ、いいんじゃないですか。また王都にきたら寄らせてもらいましょうよ」
アルージェもお代について疑問に思ったが、いなくなってしまったものは仕方ない。
「そうだな、また会った時にでも渡せばいいか」
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