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0章 人類の反撃
戦う術
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この世界には人の魂を喰う魂吸鬼と呼ばれる鬼が居る、人々は魂吸鬼に怯え、ただただ逃げることしか出来なかった…
*************************
「バーン隊長!」
俺はその声を聞いて振り向く
そこには同僚のガルムがいた
「やめろ、隊長なんて柄じゃない」
「はぁー、お前は才能があっていいよな、こんな早くに隊長に任命されたのはお前だけだ」
「俺に才能なんて無いさ、ただ色々な功績が重なっただけに過ぎん」
「はっ!お前が言うと皮肉にしか聞こえねー」
「さ、無駄話はおしまいだ、訓練場に…」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「こ、魂吸鬼が出たぞぉー!」
「魂吸鬼?どこに出たんだ!?」
「リーゼ村です!」
「リーゼ村だと!?」
「おいおいおい!バーン!それってお前の嫁さんと息子が住んでる所じゃねえか?!」
「ガルム!俺がリーゼ村に向かう、お前は直ぐに魂吸鬼対策局に応援要請を!」
「いや、あの堅物がすぐに動くはずがねぇしあいつらの情報網ならもう伝わってるはずだ、俺も行く」
「わかった…助かる」
そして俺達は妻と息子の居るリーゼ村に向かった
どうか間に合ってくれ…!
*************************
リーゼ村に着いた俺達の目に写った光景は死体だらけのリーゼ村と長髪の魂吸鬼、泣き叫ぶ息子、そして血だらけで倒れている妻だった…
「あっはぁ~、なかなか美味しい魂だネェ~♡」
頭が真っ白になった
「まて!バーン!」
「魂吸鬼ィー!」
俺は刀で魂吸鬼に切りかかった
ガィィンッ!
「おっとぉ~?驚いちゃったじゃないかぁ、久しぶりの美味しい魂だったんだ♢」
「黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!」
「んんー?君も美味しそうな魂だねぇー♥」
気がつくとその魂吸鬼は俺の背後にいた
キンっ!
「バーン、少し頭を冷やせ、息子はまだ生きてる冷静さを失えば守れるものも守れなくなる」
「ああ、済まない」
「それにしてもこの魂吸鬼、普通の魂吸鬼とは格が違いすぎるぞ」
「作戦会議は終わったかい?♪
それじゃ、見せてあげるよ、魂の武器、『アムアルム』をネェ♡」
そう言った瞬間、魂吸鬼の手から先端に返しのついた針がある鎖が数十本飛び出してきた
「来るぞっ!」
そして俺達は何度も何度も鎖を剣で弾き返した
「はぁ、はぁ、キリが…ねぇ…」
「あっはぁ~♪君たち本当に人間?少し興味が出てきたヨォ~♡」
「隙だらけなんだよっ!」
「くはははぁ~♢隙ィ~?」
「ガルム!逃げろ!」
ザク…
「グッ!」
魂吸鬼がどこからか剣を取り出しガルムを串刺しにした
「僕、剣の扱いの方が上手いんだよネェ~」
「ガルム!クソッ!」
俺は魂吸鬼に切りかかっる
「あっはぁ~、だからムダだって、学習能力が無いなぁ~♢」
「ガルムを!離せぇー!」
「お望みどおり離れてあげますよぉ~♪
って、あれあれぇ~?剣が抜けないなぁ~」
「はぁ、はぁ…死んでも…離さねぇ…!」
「ウオオオォォォッ!」
ザンッ!
「あはっ、あはあはぁ~?まさか僕が人間に腕を切り飛ばされるなんてネェ~♡それじゃ、痛いから僕もう帰るヨォ~」
「ま…て…!」
「バイバイ、また遊ぼうネェ~♡」
そうして奴は煙のように消えていった
俺が切り飛ばした腕を残して
「はぁー、魂吸鬼の…腕を…切り飛ばすなんて…美味しいとこ…持っていきやがって…」
「もういい!喋るな…」
「俺のことはいい…嫁さんと…息子さんを…見てやれ…」
「だが…」
「早く…!」
「…ああ、」
妻は、最後まで息子を守ろうとしたのだろう、果物ナイフを握ったまま息絶えていた…
息子は、何事も無かったかのようにスヤスヤと寝ている、
「…どう…だ…?」
「妻は…もう…」
「そうか…」
「息子はスヤスヤ寝てるよ」
「はは…そいつは…強くなるな…」
「ああ」
「もうじき…局のヤツらも…来るだろう」
「ああ…」
「…最後に…このペンダントを…俺の妻に…」
「ああ…必ず届ける!だから最後なんて言うな!」
「………」
「ガルム!」
*************************
その数分後、魂吸鬼対策局が到着して魂吸鬼の腕を回収して行った
この腕から採取した血液により己の魂を開く『アムウヴリール』と、己の魂を武器にする『アムアルム』を人類は手に入れた
ガルム=ツヴァイの犠牲によって…
*************************
「バーン隊長!」
俺はその声を聞いて振り向く
そこには同僚のガルムがいた
「やめろ、隊長なんて柄じゃない」
「はぁー、お前は才能があっていいよな、こんな早くに隊長に任命されたのはお前だけだ」
「俺に才能なんて無いさ、ただ色々な功績が重なっただけに過ぎん」
「はっ!お前が言うと皮肉にしか聞こえねー」
「さ、無駄話はおしまいだ、訓練場に…」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「こ、魂吸鬼が出たぞぉー!」
「魂吸鬼?どこに出たんだ!?」
「リーゼ村です!」
「リーゼ村だと!?」
「おいおいおい!バーン!それってお前の嫁さんと息子が住んでる所じゃねえか?!」
「ガルム!俺がリーゼ村に向かう、お前は直ぐに魂吸鬼対策局に応援要請を!」
「いや、あの堅物がすぐに動くはずがねぇしあいつらの情報網ならもう伝わってるはずだ、俺も行く」
「わかった…助かる」
そして俺達は妻と息子の居るリーゼ村に向かった
どうか間に合ってくれ…!
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リーゼ村に着いた俺達の目に写った光景は死体だらけのリーゼ村と長髪の魂吸鬼、泣き叫ぶ息子、そして血だらけで倒れている妻だった…
「あっはぁ~、なかなか美味しい魂だネェ~♡」
頭が真っ白になった
「まて!バーン!」
「魂吸鬼ィー!」
俺は刀で魂吸鬼に切りかかった
ガィィンッ!
「おっとぉ~?驚いちゃったじゃないかぁ、久しぶりの美味しい魂だったんだ♢」
「黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!」
「んんー?君も美味しそうな魂だねぇー♥」
気がつくとその魂吸鬼は俺の背後にいた
キンっ!
「バーン、少し頭を冷やせ、息子はまだ生きてる冷静さを失えば守れるものも守れなくなる」
「ああ、済まない」
「それにしてもこの魂吸鬼、普通の魂吸鬼とは格が違いすぎるぞ」
「作戦会議は終わったかい?♪
それじゃ、見せてあげるよ、魂の武器、『アムアルム』をネェ♡」
そう言った瞬間、魂吸鬼の手から先端に返しのついた針がある鎖が数十本飛び出してきた
「来るぞっ!」
そして俺達は何度も何度も鎖を剣で弾き返した
「はぁ、はぁ、キリが…ねぇ…」
「あっはぁ~♪君たち本当に人間?少し興味が出てきたヨォ~♡」
「隙だらけなんだよっ!」
「くはははぁ~♢隙ィ~?」
「ガルム!逃げろ!」
ザク…
「グッ!」
魂吸鬼がどこからか剣を取り出しガルムを串刺しにした
「僕、剣の扱いの方が上手いんだよネェ~」
「ガルム!クソッ!」
俺は魂吸鬼に切りかかっる
「あっはぁ~、だからムダだって、学習能力が無いなぁ~♢」
「ガルムを!離せぇー!」
「お望みどおり離れてあげますよぉ~♪
って、あれあれぇ~?剣が抜けないなぁ~」
「はぁ、はぁ…死んでも…離さねぇ…!」
「ウオオオォォォッ!」
ザンッ!
「あはっ、あはあはぁ~?まさか僕が人間に腕を切り飛ばされるなんてネェ~♡それじゃ、痛いから僕もう帰るヨォ~」
「ま…て…!」
「バイバイ、また遊ぼうネェ~♡」
そうして奴は煙のように消えていった
俺が切り飛ばした腕を残して
「はぁー、魂吸鬼の…腕を…切り飛ばすなんて…美味しいとこ…持っていきやがって…」
「もういい!喋るな…」
「俺のことはいい…嫁さんと…息子さんを…見てやれ…」
「だが…」
「早く…!」
「…ああ、」
妻は、最後まで息子を守ろうとしたのだろう、果物ナイフを握ったまま息絶えていた…
息子は、何事も無かったかのようにスヤスヤと寝ている、
「…どう…だ…?」
「妻は…もう…」
「そうか…」
「息子はスヤスヤ寝てるよ」
「はは…そいつは…強くなるな…」
「ああ」
「もうじき…局のヤツらも…来るだろう」
「ああ…」
「…最後に…このペンダントを…俺の妻に…」
「ああ…必ず届ける!だから最後なんて言うな!」
「………」
「ガルム!」
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その数分後、魂吸鬼対策局が到着して魂吸鬼の腕を回収して行った
この腕から採取した血液により己の魂を開く『アムウヴリール』と、己の魂を武器にする『アムアルム』を人類は手に入れた
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