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12歳14歳 内政部署&ボスの仕事

3 ……師匠

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「それで、ここにはいつまでいられるのかしら?」

説教が終わるまで、な ぜ か !大人しく待っていた師匠に質問されました。
多分話が出来るまで待っていてくれたんですね~!

「…とりあえず、1年はいられます」

...実はボスの座を継いだ後、また各国を回って今度は過去5年間に出会って目を付けていた4人に私専属になってもらう話をしようと思ったんですが……
あまりにもボスの仕事が多すぎて…(主にアズルのせいですが)
なのでもう1年間はここにいて、後1年間で4人の説得をしに南に~西に~北に~いろんな大陸に行きます!

「そうなの。とりあえず、ボスの座が今、ルアーノ様から第1継承者のルナ様に引き継がられたわ。ただ今は貴族からも民からも絶大な信頼や人気を受けている、宰相のアズル様が仕事をしているみたい。」

...バレた?

「はい」

「私達も独自にルナ様…ボスの情報を集めたけれども………みんなが知っていること以上の情報はでなかったわ」

まだバレていない!よしっ!

まぁ、調べても出てこないのは...確実に暗部のお陰だね
ヘルツを初め、みんなが他の大陸筆頭だった。何故私の暗部にいるのかは定かではないが……

でもね、何故ヘルツの下に大陸筆頭が大人しくしているのかと言うと...ヘルツ、裏の世界の伝説らしいよ
詳しくは聞いてもみんなが教えてくれないけど…

「あなた何か知ってる?」

...まさかの私がそうです!

なんていえないよねぇー

「知りません」

「...そう、なにか分かったら言いなさい。」

「はい。」

「それでは皆さん今日も頑張ってノルマを終わらせましょう。」

副所長が声を掛ける

「ティーナさんは前と同じように仕事してくださいね」

「はい!」

――――――――――――――――――

「そろそろお昼休憩にしましょう」

『はい』


「それじゃあ後は宜しくねぇー」

「あっ、ちょっ!師匠!」






...久しぶりに目の前で逃げる師匠を見ました








   











後の書類を私に任せて……
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