ざまぁ戦記〜百合がアナタの秘密を薔薇して刺し上げまショウ〜

ふつかものですがヨロ

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第10話 百合の舞踏会の日

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 エルサと手を重ねてステップを踏んだ。
 私より背の低いエルサが男役として私をリードしてる。

(アンドートワ、アンドートワ!)

 上手くステップが踏めない私。

「イタッ!」
「ご、ごめんなさい!」

 エルサの足を踏んでしまった。

「イエ、気にせず続けましょう」

 私に気遣い笑顔でダンスを教えるエルサ。
 カワイイ……
 歳の割に幼く見えるエルサには少女特有の色気というものを感じられる。

「エルサお姉ちゃんばっかりズルイ!」

 テルザも可愛いくて歳の割に幼さがあるがガキっぽい可愛らしさで色気は感じられない。

「もう少し身体を柔らかくして、イタ! もっとワタシにリズムを、イタ! 合わせて、イタ! くださイタイィ!」
 
「ご、こめんなさーい! うっ、うっ」

 これ以上可愛いエルサの足を踏みたくない。
 エルサの可愛い顔を痛みで歪ませたくない。
 運動オンチの私に足を踏まれ続けるエルサに申し訳ない。
 私は自分の不甲斐なさと申し訳なさで耐えきれなくなり、うつむいて心を閉ざしてしまった。

「……」

「ユリお嬢様、どうしました?」
「ユリお嬢様が動かなくなった」

 うつむいて微動だにしない私をエルサは心配して顔を覗き込んで、テルザは私の顔を好奇心で覗き込んだ。

「……」

 ムリなんです、今の今まで私はなにをやっても上手くいった試しがない……成功体験がないんです!
 子供の頃からの意固地を姉妹に披露してしまった。

 姉妹は困り顔でお互いの顔を見合わせた。
 お互いの顔を見ながら黙っている二人を、私はこっそり上目遣いでのぞき見た。
 テレパシー、ひょっとして本当の姉妹だから謎の電波で通信しあってるのか?

 そんな私の元に二人は近寄った。

「ユリお嬢様、ダンスは習うより慣れろです。
 だから習うのでなくて、もっと情熱的に楽しみましょう」

 エルサが私を真っ直ぐ見て微笑んでくれる。
 
「考えるより感じるんです、ユリお嬢様!」

 テルザのどこかで聞いた事のある台詞が元気をくれる。

 あぁ、二人の優しくて眩しい笑顔が私の閉じた心を癒やして解放してくれる。

 私は二人にとっておきの秘技“微笑み返し”をした。
 うれしカワユイ……こんな妹がいれば……そうだ!

「エルサ、テルザ……わ、私のことを……お、お、おお姉ちゃんっと呼んで欲しい……んだな」

 二人に姉と呼ばれたい!

「そんな事は……」
「ユリお姉ちゃん!」
 
 エルサは断ろうとしたが、テルザがしゃしゃり出て、私をお姉ちゃんと呼んでくれた。
 大胆なテルザをエルサは叱ろうとしたが、辞めて私の顔をを覗き込んでこう言った。

「ユ、ユリお姉様……」

 きゅーん! 飛行機は急上昇! 私のハートは二人のお陰で雲を突っ切って天空まで昇り切った。
 
「さあ、ダンスを続けましょう」

 エルサは昇天した私の手を取って踊り始めた。
 あいからわず下手な私は転びそうになったり、エルサの足を踏んだりした。

「ユリお嬢様、足下ばかり見ずワタシの顔を見ながら動いてください」

 私は言われた通りにエルサの顔を見た。

「そうです、ワタシの顔を見て」

 エルサの顔が近付いて来る。
 エルサの顔……カワイイ!

「そう、もっと見て」

 可愛いエルサの頬に赤みが差した。
 私も吊られてさらに頬を染めた。
 
「そう……もっと……」

 エルサの顔がドンドン接近して、唇を少し尖らせて瞳を閉じた。

 “チュ!”

 エルサの唇が私の唇がひとつに重なった。
 えっ、エルサとキスをしている?
 彼女は私と絡めた指を背中に回して強く抱きしめてきた。
 
 私はエルサを離そうしたが、身体に力が入らない。
 だめ! 唇を離さなくてはならないのに、私もエルサを抱きしめて目を閉じてしまった。
 だめなの! いけない事と分かっているのに……彼女の魅力には敵わない。

「ズルイ、エルサお姉ちゃんばっかり!」

 テルザが後ろから抱きついて来た。

「のーほほほっ!」

 テルザの指がちょうど脇腹に当たり、くすぐったくてたまらない。

「ユリお姉様!」
「ユリお姉ちゃん!」

 エルサとテルザにサンドイッチされた私は、胸ははみ出され揉みくちゃに揉まれた。

「ユリお姉様ぁ! 情熱的に楽しんでぇ!」
「ユリお姉ちゃん! 考えるより感じてぇ!」

 これがダンスなの……な、なにも考えられない……情熱的ぃぃ……感じちゃうぅ……

「あんドートワ、あ~んドートワ……」



   ***


「コルセットもいらない細いです……」

 私を全裸にしたカレンダは艶かしい声で私のお腹を撫でた。

 今日は舞踏会の日、朝早くから準備で騒がしい。
 私のドレスコートをカレンダが張り切って仕切った。

「さあ、リボンヌ直伝の薔薇のエキスのオイルを塗りましょう」

 カレンダはオイルでべっとべとの両手を私に見せながら微笑んだ。

 怖い……まるで脱毛美容クリニック並みの怖さで、いやらしい指が迫って来る。

「あん!」

 カレンダはまず私の首から背中にかけてたっぷりオイルを塗り始めた。

「薔薇の良い匂いが半日は続きます」

 カレンダの滑らかな指が、腕から脇腹に滑るように動いたのでくすぐったくて私はくねくね動いてしまう。

「あうっ!」

「クスクスッ」

 私のくねくねダンスを血走った目で笑いながらオイルを塗っていたカレンダの指が、私の谷間に差し掛かった。

「あん、そこはぁ~!
 カ、カレンダさん、そ、そんな所まで塗るんですかぁ」

「ユリお嬢様! ここはとても大事な所なので絶対に動かないでください!」

 カレンダは私に命令口調で注意をうながした。

「はぁはぁ! わ、わかりましたぁ~あああ~ん!」

 私は動かないように頑張ったが、気持ちよくてびんびんに動いてしまう。

「ハァハァ、そんなに動いてはダメです。
 どうやら言う事が聞けないユリお嬢様には、もっと激しく塗り込まないといけないようですね」

「はぁはぁ、そ、そんなぁ~ああ……カレンダさん……ああ~ん!」

 塗り終わる頃には私は床に横たわって余韻でまどろんでいた。

「さあ、ドレスを着ましょう、ユリお嬢様」

 私を満足させたカレンダは満足してメイドの仕事として私にドレスを着せ始めた。
 私の意識は夢心地のママ、着せ替え人形のようにドレスアップされるがママ、仕上がっていく。

「ユリお嬢様の肌は化粧もいらないくらい素敵です」

 そう言いながら唇に薄く紅をさしてくれた。

「マア、ユリ! アナタとっても似合っているわ!」

 いきなりマアガレットが部屋に入って来た。

「ウンウン、とても可愛いわ……ウン美味しそう……」
 
 マアガレットは私の晴れ姿を見てとても興奮して舌舐めずりをした。

「さっそく出発よ!」

 そう言ってマアガレットは抱きつき、さっそく私の首スジを舐め回した。

「あふ~ん!(もう身体がくたくたでーす!)」


   ***


 屋敷の玄関の前には屋根付きの立派な馬車が用意してあった。
 茶色のクラッシックな作りの馬車はシックでおしゃれ。
 馬車に繋がれた二頭の白馬の名前はモンロとマリリンという牝馬だ。

 この屋敷には女性しかいないの?

「マアガレットお嬢様! ユリお嬢様! お気をつけて!」

 エルサとテルザが近付いてきた。
 二人はマアガレットは安心して、私の方は心配そうに見送っている。

「ユリ……お姉様」
「あん!」

 エルサがはにかみながら私に抱きついて来た。
 私の胸にしがみつくエルサはいつもより小さく感じて愛おしくなる。

「ユリお姉ちゃん!」
「あうっ!」

 テルザが元気よく思いっきり私に抱きついた。
 私の小さな胸が潰れるくらい強い力で締めてくるテルザは、私を締め落とす気なのだろうか。

「二人とも! ユリお嬢様ですよ」

 馬車の先頭に座っていたカレンダが、私を姉と呼ぶメイド姉妹を叱咤した。
 それを見た私は姉妹を擁護した。

「わ、私が二人に姉と呼ばせたのですから、し、叱らないで! カ、カレンダさん」

「カレンダも『さん』付けで呼ばれてる~」

 テルザが反発した。

「それは……」

 カレンダが言葉を探してる。

「わ、私がそう呼びたかったのです。
 わ、私にとってカレンダさんはお姉さんですから……」

 皆さんニッコリして納得した。
 私のフォロー、ばっちり!

 姉のカレンダは優しい笑顔で私を見ている。
 私に抱きついている天使な妹たちはさらに私を強く抱き締めた。
 まあ! なんてエンジェルなのでしょうか。
 綺麗な姉と可愛い妹がいる生活、最高だわ!
 ホントに、あん! 最高……あんあん! だわぁ~ん!
 私の感じるトコロを妹たちが一死不乱に揉んでいる。

「あんあん!」

 気を許すとすぐこれだ……エルサとテルザに堕とされた私は馬車の中でマアガレットに介抱されながら会場に向かった。

「あっ、お、お姉様! 優しく……ああ~ん」

 介抱という名の性感マッサージだった……


   ***


 会場に向かう私たちは、馬車の中で昼食を取り、その後の休憩がてらにマアガレットとカレンダは私の身体を揉み揉みして、私だけ休憩できなかった。
 そして三時のおやつの時間が過ぎた頃には会場入りを果たした。
 そして会場入りする前に私は下着の交換をした。
 悪魔、餓鬼たちのせいでびしょびしょになったから……

 会場というより誰かの屋敷のようだ。
 屋敷はリボンヌ家よりひと回り大きく、入り口の空き地には他の客の馬車がたくさん停車していた。
 玄関の前の大理石で出来た豪華なツラ構えはセレブ感アリアリだ。
 そのセレブ感に臆した私は入場に躊躇した。
 
「さあ、気合を入れなさい!」
「あん!」

 マアガレットに気合いと称してお尻を撫でられた。
 もう身体はくたくたなのに!
 気合いを注入された私はマアガレットのうしろにこっそり付いて会場に入った。

 中は思ったより狭く、豪華なダンスホールというより体育館に近い。
 でも綺麗なドレスを着たお嬢様方が二十名ほどいて、それだけで華やかな気分にさせられる。
 ただ案の定、全員女性でした。

 この異世界は女性しかいないのだろうか?

「あら、リボンヌ様! ご無沙汰しております」

 マアガレットを見つけたお嬢様方がこちらに群がって来た。
 
「まあ、素敵なドレスでコト!」
「愛からわず、お美しいですコト!」
「いい香りですコト、どちらで?」

 お嬢様方の圧が凄い!
 そのお嬢様方の質問を笑顔で応えるマアガレットは、まさに神対応だ。
 私は話しかけられないようマアガレットの後ろにこっそり隠れて『透明人間になりたい!』と本気で願った。

(何枚だぁ、何枚だ!)

 お嬢様方はマアガレットと挨拶を交わすが、手を合わせてひたすら懇願している私には目を合わさないように避けているようだ。
 願いは叶った、私に声をかけるお嬢様はいない。

「ホーホッ! 久し振りです事、マアガレットさん!」

 なにヤツ!
 そこには一段と華やかに着飾ったお嬢様が仁王立ちで構えていた。
 結構可愛いけれど、この会場では三番目。
 当然一番は私で、二番目は大きくおまけしてマアガレットだ。

「これはこれは、エレェイヌさん。
 お招きありがとうごさいます。
 あいからわず豪華だ事」

「ホーホッ! マアガレットさんも豪華ですわよ」

「お褒めいただき嬉しく存じますわ、フフフッ!」

「ホーホッ!」

 怖い! 怖い怖い怖い!
 むむ! 彼女、どこかで見た事がある……が、すぐに分かった。
 このエレェイヌという小娘はマアガレットの真似事をしているようだ。
 顔立ちではなく、髪型やアクセサリーなどの小道具、あと雰囲気が似ているのだ。
 どうやらマアガレットを自分のファッションリーダーにしているのだろう……逆にマアガレットがエレェイヌをファッションリーダーにしているのかも。
 ただ、顔に険のある表情が勿体ない。

「サテ、後ろに隠れておいでのご婦人はドナタかしら?」

 あ~ん、見つかっちゃった!

「この子はワタシの妹のユリ・リボンヌですのよ」

「妹ですって⁉︎」

 エレェイヌは眉をピクリと動かした。  
 ひぃ~! 私、睨まれてる?

「妹?」
「妹?」
「妹?」

 なんだか周りが騒がしい……皆んなが私を注目してる!

「ア、アナタにこんな妹がいたなんて……」

 エレェイヌとやらは、かなり動揺しているようだ。

「さぁ、ユリ! 皆さんに挨拶しなさい」

 えー、マアガレットお姉様! そんなの無理ですよ!
 姉妹達の前では普通に話せるまでになったけど、こんな知らない人達がいる前では……俄然人見知りが発動します。

「今のアナタなら、大丈夫よ」

 お姉様……
 みんなが私を注目している。
 ここはバシッと決めないと……お姉様に恥をかかせてはいけない! というより、自分が恥をかきたくない‼︎

「わ、私の名前はユリ・リボンヌ! 以後、お見知りおきをおおおぅお!」

「……」
「……」
「……」

 会場は一瞬で静まり返った。

「どワッハハハ!!!」

 会場のお嬢様方にメッチャ笑われた。
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