異世界間移動世界船での開拓日誌 ~未来技術で大規模開拓するってよ~

コロンact01

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第一章 トゥインク王国改造編

第47話 試練開始 洞窟の入り口にて

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 二人は次の日、にいた。服装はいつもと変わらないというか萌花はワンピースを着ないで普通の服にといった感じこっちは重めの武器に重鎧だ。それにこの重鎧には、効果として攻撃力倍化が入っている。理由はもちろんだがからである。

 それじゃあ、するか。リンがスピーから聞いた情報をもとにしていこうかな。レイスはヘルスとどこか遠くへ行って今は用なしという状態である。

「えっと、今回の敵の量は」

<1000体以上いますね>

「・・・・まじかあ。いくらなんでも数が多すぎる」



<そういうことでは? >

「まず、だよ」

 行く前から弱気を吐いてちゃ、ダメな気がする。敵の種類はに聞くか。

「けどな、やらないといけないことって一つだけ。敵を全滅するだけど。それで、敵は強いのかな」

「まあ、弱いのが975体そして25体がやったと思う」

 ということらしい。一体だけものすごく強い個体があるらしいがそれだけの行動に警戒していればそこまで問題がないということだ。

「で、今回の強敵ってそれだけなのかなあ」

「自分が憶だからそこまで重要ではないよ」

 なので、まだいいのかな。うん。正直どうなのだろうかなあ。数年前だったらだいぶ変わっているというおちがあり得そうで怖い。

「絶対になっているよね」

「ダイジョブダイジョブ」

 いや、それ大丈夫じゃないやつやからやめて。

「でさ、今回は使いいのかな」

「それはですね。守弘様、全然使ってはいけません。私とかは別ですが。今回、萌花様のほうの試練です。今回は敵が多いというかですね。いろいろやらなければいけないことがあるんですよ」

「えっ、そこまでして本気でやらないといけないことってあるの? 」

「はい、先ほど言いましたよね。これは萌花様への古代兵器をものがいるものだけの試練だと・・・」

 ・・・やっぱりしれんか。試練何それ美味しいの・・・ってかこれって萌花のための試練なのか。

「なんのなの」

「えっとだな。それが虹の精霊王レイスが精霊王から精霊の神になってくることがあるらしい。それがレイスつまり自分にはあるからな。後はそれと同時に萌花のスキルを伸ばすためにもある」

 ・・・レイスがその時に何をすべきなのかを考えて自分が何をしないといけないのか・・・。王から神になる試練ね・・・。

「なぜその試練を俺たちもやらないといけないの」

「それがお前たちのにもつながるし、さらに付け加えるにはおぬしたちにも何かの才能がある時それをやらないといけないということにもなりかねん。そういうことじゃ」

 確かに選ばれたのに何に選ばれたのかは知らないな・・・。リンとかバルも必死こいて今のことに集中してくれているし。リンはさっき使っていたけどね。

「さて今からに立ち向かいに行きますか」

「頑張ってすべと終わらせていかないといけないし・・・。どうしよ」

 ・・・さて、

「今から行きますか」

 では、向かうか。それでその大洞窟はもう少し先にある。もう少しといっても走っていくこと数分。時間もないし早くいかないとが復活するというか活動を活発にされて連続戦闘という展開になった場合危険度が増すと思う。負けて死んで元の世界に戻ることができなくなるという展開は避けたい。

 歩くこと数分大きな洞穴の前に立つ。何だろう。のを見ているような雰囲気がする。

「大きいね」

 というのが正直な感想である。こんなに大きなものを見るのは久しぶりの気分がしている、なんだろ。胸が躍りそうな感じがしている。こんながうずいている。

「ということで行ってみよう」

「ほんとに許さないからね」

「それはわかっている」


 正直そんなこと言われたら照れるわボケが・・・ということでいざ中に入ろうとしたのはいいのだけど・・・。

「うぎゃあああ」

 とモンスターの声が聞こえてきてそれを同時に足音がと聞こえてくる。それもどんどん大きくなっていく。まさかこっちに来るのか。入る前ににするつもりかな。

 と心配になっていたのだが、どうやらそれが運悪くというか必然的なのかは分からないけど的中したようで・・・。

「なんかいい予感来ているね」

「うん、来ているね」

「これは、横に隠れて横から精霊を使ったらどうかな」

「私でしかも弱いし・・・」

 と萌花は弱気になっている様子この間にも敵はどんどんこっちにやってきているのがわかる。これはどうやっていけばいいのだろうか。自分は考えなければいけない・・・。レイスに聞いてみるか。

「なあ、レイス。どんな技でも使えることができるのか」

「ああ、もちろんだとも。もし君がやりたいというのであるならば今すぐにでもやってあげようじゃないか」

「けど、タイミングはこっちが言うから。俺が主人ということを忘れてもらったら困る。自分は、アドバイスについては聞くけどだ」

「まあ、それが当たり前だけどね」

 そういうことで大丈夫だろう・・・。多分だけど。それ以外に何か心配事とかないといいんだけど・・・。そう要らないことを考えている間に少し入り口に2か所に陣を構える二人であった。そして敵があふれて出てくるのを見計らって攻撃をすることにする。

 
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