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第一章 トゥインク王国改造編 後半戦 悪魔の大洞窟からディンクロー討伐まで
第116話 萌花とバクスの会話
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萌花は、心の奥底で【嫉妬】にフルボッコにされ見るも無残な姿になっていた。きれいな服を着ていたのにその服はもはやぼろぼろになっているので悲しいものになっている。それにその隣には同じくぼろぼろになった炎の精霊王バクスがいる彼女は見るにも薄くなってきているということになっている。そうなので、萌花は、
「今のままじゃ。【嫉妬】に私の存在とバクスの存在が消えてしまう。その前にあいつを潰さないといけないのに」
という悲痛な叫びをしていた。攻撃をしてもその攻撃がなぜか反射され自分に帰ってくる。その理由についていまだ分からないのだ。【嫉妬】だというからには何かしらがあるということはあるのだけど。自分がもりくんに【嫉妬】していることって何かしらあったのかどうかなどかは理解できない。そうにもかかわらず自分はこのままでいいのだろうかという気持ちのもなる。
守弘が強いということに【嫉妬】しているし守弘は萌花の知らないことでもてているということも【嫉妬】している。そうであるならば自分の中で自分が知らない【嫉妬】とかがあったりすることがあると考えるのだ。そこにバクスが、
「もしかしてだけど、萌花あなた全員のすべてに【嫉妬】しているからじゃない」
ということを言われる。萌花はバクスに向かって
「どういうことなのかな」
と疑問形で聞いてみると、バクスは、
「だからな。お前が、守弘のことについて【嫉妬】しているのであるならば、それ以外にも別の人に【嫉妬】している気がしてね。」
と言われ、萌花はティナにもレニーにもレイスにもヘルスにもバクスにもフィニーにも全員に何かしらの【嫉妬】というものがあるということを理解する。自分には持っていない何かを持っているということになることになる。そうだよね。なんで私って【嫉妬】しているような気がするのは。どういう訳なのかは分からないけど、一つだけ確かに持っていることがあるとするならば私にはあまりにも力がなく、そして足を引っ張っているような気もするのだ。それが原因で・・・。
ということをいろいろ考えているとバクスが一言、怒りの一言を放つ。
「あんたね。そんなことでもめてどうするのさ。あなたにはあなたにしかもっていない力があるの。誰にも持っていない。全てに【嫉妬】してしまうのは、私よりすごいのではなく私には持つことのできないありえないスキル存在してはいけないスキルとか思っているのじゃない。あなたには、バクスという炎の精霊王がいるじゃない。確かにね。あなたの言う【嫉妬】をほかの精霊王に感じることもあるけど、あなたといるとね。何だか知らないけど自分の知らない新しいやり方というのができそうな気がするのよ。」
とバクスが優しく萌花にむかって言う。萌花は、ふとみんなは持っていなくても自分だけにしかもっていないスキルとかがあるのではないのかと模索する。そして一つの答えにたどり着く。
「新しいスキルをここでいま開発すればいけるのじゃないかな」
と萌花の提案にバクスは、
「なんですと。今、そういいましたね」
とバクスはなぜか好反応を示す。それはつまり、
「では、炎色反応というのがあるのですがね。それを応用して、スキルにできないでしょうか」
と疑問形で聞いてくるバクス、そして萌花はその炎色反応とは炎に何かしらの物質いや、ある特定の物質を当てることでどんな色にも変化するという魔法なのかどうなのかは分からないけどそのような魔法があることを思い出す。そして萌花は、
「そのスキルどのように応用するのか。教えてくれない」
という質問をぶつけると、バクスは、
「そうですね。炎は物質によって色を変化できますなので、敵には敵なりのとある物質とかになるのではとか考えているのですよね」
そういう彼女の目つきはまるでどこかの研究したい研究馬鹿のようにも見えなくはない。萌花は、前世はこんな人間だったんだなと勝手に想像していると、
「まあ、敵に炎色反応を魔力で発生させそれを浴びせることで効果を発揮する。変色炎とか言うスキルはどうですかねえ」
と一方的に詰め寄りながら研究員の突然のひらめきのように言う姿に萌花は少しだけ不安を感じるけどよくよく考えてみればそれでもいいのかなと思い始め、
「別にいいけど、もしかして魔力で炎の色を変えてそれを相手にぶつけることで面白いことが起きるとでもいう訳」
と聞くとバクスは、片手でいいねえというグッドを示すと、
「そういうこと、敵にはデメリット、だけど味方にはバフを与えることのできる新しいスキルね。戦闘時にしか役に立たないけどこの世界ではまだ戦闘がやまないと思うからね」
と断言するバクスそれを聞いた萌花は少しだけ苦笑いをして、
「さすがに、永遠にはないと思いたいけどね」
というとバクスも、
「そうですね。まあ、今は目の前の偽物を潰すとしますか。そして、多分なのですが守弘様が助けに来ていると思いますので今は、その自分の中にある【嫉妬】を受け入れるようなことをしない限りどうにもならないようなものだと感じていますので」
というと萌花は、己の中にある【嫉妬】に向けて声をかけることにした。
「今のままじゃ。【嫉妬】に私の存在とバクスの存在が消えてしまう。その前にあいつを潰さないといけないのに」
という悲痛な叫びをしていた。攻撃をしてもその攻撃がなぜか反射され自分に帰ってくる。その理由についていまだ分からないのだ。【嫉妬】だというからには何かしらがあるということはあるのだけど。自分がもりくんに【嫉妬】していることって何かしらあったのかどうかなどかは理解できない。そうにもかかわらず自分はこのままでいいのだろうかという気持ちのもなる。
守弘が強いということに【嫉妬】しているし守弘は萌花の知らないことでもてているということも【嫉妬】している。そうであるならば自分の中で自分が知らない【嫉妬】とかがあったりすることがあると考えるのだ。そこにバクスが、
「もしかしてだけど、萌花あなた全員のすべてに【嫉妬】しているからじゃない」
ということを言われる。萌花はバクスに向かって
「どういうことなのかな」
と疑問形で聞いてみると、バクスは、
「だからな。お前が、守弘のことについて【嫉妬】しているのであるならば、それ以外にも別の人に【嫉妬】している気がしてね。」
と言われ、萌花はティナにもレニーにもレイスにもヘルスにもバクスにもフィニーにも全員に何かしらの【嫉妬】というものがあるということを理解する。自分には持っていない何かを持っているということになることになる。そうだよね。なんで私って【嫉妬】しているような気がするのは。どういう訳なのかは分からないけど、一つだけ確かに持っていることがあるとするならば私にはあまりにも力がなく、そして足を引っ張っているような気もするのだ。それが原因で・・・。
ということをいろいろ考えているとバクスが一言、怒りの一言を放つ。
「あんたね。そんなことでもめてどうするのさ。あなたにはあなたにしかもっていない力があるの。誰にも持っていない。全てに【嫉妬】してしまうのは、私よりすごいのではなく私には持つことのできないありえないスキル存在してはいけないスキルとか思っているのじゃない。あなたには、バクスという炎の精霊王がいるじゃない。確かにね。あなたの言う【嫉妬】をほかの精霊王に感じることもあるけど、あなたといるとね。何だか知らないけど自分の知らない新しいやり方というのができそうな気がするのよ。」
とバクスが優しく萌花にむかって言う。萌花は、ふとみんなは持っていなくても自分だけにしかもっていないスキルとかがあるのではないのかと模索する。そして一つの答えにたどり着く。
「新しいスキルをここでいま開発すればいけるのじゃないかな」
と萌花の提案にバクスは、
「なんですと。今、そういいましたね」
とバクスはなぜか好反応を示す。それはつまり、
「では、炎色反応というのがあるのですがね。それを応用して、スキルにできないでしょうか」
と疑問形で聞いてくるバクス、そして萌花はその炎色反応とは炎に何かしらの物質いや、ある特定の物質を当てることでどんな色にも変化するという魔法なのかどうなのかは分からないけどそのような魔法があることを思い出す。そして萌花は、
「そのスキルどのように応用するのか。教えてくれない」
という質問をぶつけると、バクスは、
「そうですね。炎は物質によって色を変化できますなので、敵には敵なりのとある物質とかになるのではとか考えているのですよね」
そういう彼女の目つきはまるでどこかの研究したい研究馬鹿のようにも見えなくはない。萌花は、前世はこんな人間だったんだなと勝手に想像していると、
「まあ、敵に炎色反応を魔力で発生させそれを浴びせることで効果を発揮する。変色炎とか言うスキルはどうですかねえ」
と一方的に詰め寄りながら研究員の突然のひらめきのように言う姿に萌花は少しだけ不安を感じるけどよくよく考えてみればそれでもいいのかなと思い始め、
「別にいいけど、もしかして魔力で炎の色を変えてそれを相手にぶつけることで面白いことが起きるとでもいう訳」
と聞くとバクスは、片手でいいねえというグッドを示すと、
「そういうこと、敵にはデメリット、だけど味方にはバフを与えることのできる新しいスキルね。戦闘時にしか役に立たないけどこの世界ではまだ戦闘がやまないと思うからね」
と断言するバクスそれを聞いた萌花は少しだけ苦笑いをして、
「さすがに、永遠にはないと思いたいけどね」
というとバクスも、
「そうですね。まあ、今は目の前の偽物を潰すとしますか。そして、多分なのですが守弘様が助けに来ていると思いますので今は、その自分の中にある【嫉妬】を受け入れるようなことをしない限りどうにもならないようなものだと感じていますので」
というと萌花は、己の中にある【嫉妬】に向けて声をかけることにした。
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