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まずは薪を積むついでに、魔法の練習とかね。
「うっし」
地べたに寝そべる体を起こし、一歩を踏み出そうとするが、
「フラフラする…」
上手く地面を蹴れずにまた転びそうになる。
貧弱すぎる。いくらなんでもこれは…
強くなるためには栄養を蓄える。まずはそこから始めよう。
*
なんとか薪を積んで暇になった僕は空いた時間で食べ物を探した。
薪を積む倉庫みたいなところの少し奥には森が広がってたからね。
しばらく森の入り口を歩いたところで気がついた。
知らない植物だらけだからどれが食べれるかわからない!
自分の背丈より大きい赤斑点のあるきのこに先っぽがくるりと円を描いている多肉植物らしき物。どれをみてもまずそう…
ということで片端から、植物を口にしていった。
ちゃんと食べる前には二の腕に擦り付けて痛みや痺れがない事を確認してからね。
そしたらなんと驚き!
中には不味いものもあったが、大抵のものは
食べれる味だった。特に花が美味しい。
中から出てくる蜜がさっぱりした甘さでクセになる。
お腹も膨れてきたところで魔法の練習をする。
でも何が使えるのかわからない。
「とりあえず…ファイアー!」
……
「ウォーターボール!」
……
「土地の精霊よ!我に力を!」
……
「あれ?おっかしーな…異世界転生って普通主人公がチート魔法使えるじゃんかー!なんで僕はダメなんだ!もう!何が使えるの!っていうか魔法ってあるのかなー?」
この体は体力もないらしく、ずっと立っていると疲れてしまう。重力に身を任せ勢いよく野原に尻餅をつく。
【ドシン】
バサバサバサ…
地面が大きく揺れるとともに変な形の木から、鳥らしきものが羽ばたいていく。
今の地震?この国にもあるんだな。
……地震…だよね?
自分が今座ったから地面が揺れたとかないよね?
恐る恐るもう一回立ち、勢いよく野原に座る。
【ドシン】
バサバサバサ…
どうやら僕が原因らしい。
自分の体を再度見るが、まだ骨に皮が張り付いたような体をしている。とても森の地面を揺らすなんてことはできそうにない。
と 言うことは
僕の魔法ってこれですか?
[尻餅をつくと地面が揺れる。]
神様、もっとかっこいいものがよかったです。
もっとこう便利なものとか。なかったんでしょうか。
いくらなんでもこれは…なしでしょ、
「うっし」
地べたに寝そべる体を起こし、一歩を踏み出そうとするが、
「フラフラする…」
上手く地面を蹴れずにまた転びそうになる。
貧弱すぎる。いくらなんでもこれは…
強くなるためには栄養を蓄える。まずはそこから始めよう。
*
なんとか薪を積んで暇になった僕は空いた時間で食べ物を探した。
薪を積む倉庫みたいなところの少し奥には森が広がってたからね。
しばらく森の入り口を歩いたところで気がついた。
知らない植物だらけだからどれが食べれるかわからない!
自分の背丈より大きい赤斑点のあるきのこに先っぽがくるりと円を描いている多肉植物らしき物。どれをみてもまずそう…
ということで片端から、植物を口にしていった。
ちゃんと食べる前には二の腕に擦り付けて痛みや痺れがない事を確認してからね。
そしたらなんと驚き!
中には不味いものもあったが、大抵のものは
食べれる味だった。特に花が美味しい。
中から出てくる蜜がさっぱりした甘さでクセになる。
お腹も膨れてきたところで魔法の練習をする。
でも何が使えるのかわからない。
「とりあえず…ファイアー!」
……
「ウォーターボール!」
……
「土地の精霊よ!我に力を!」
……
「あれ?おっかしーな…異世界転生って普通主人公がチート魔法使えるじゃんかー!なんで僕はダメなんだ!もう!何が使えるの!っていうか魔法ってあるのかなー?」
この体は体力もないらしく、ずっと立っていると疲れてしまう。重力に身を任せ勢いよく野原に尻餅をつく。
【ドシン】
バサバサバサ…
地面が大きく揺れるとともに変な形の木から、鳥らしきものが羽ばたいていく。
今の地震?この国にもあるんだな。
……地震…だよね?
自分が今座ったから地面が揺れたとかないよね?
恐る恐るもう一回立ち、勢いよく野原に座る。
【ドシン】
バサバサバサ…
どうやら僕が原因らしい。
自分の体を再度見るが、まだ骨に皮が張り付いたような体をしている。とても森の地面を揺らすなんてことはできそうにない。
と 言うことは
僕の魔法ってこれですか?
[尻餅をつくと地面が揺れる。]
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いくらなんでもこれは…なしでしょ、
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