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6 断れない「お願い」
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ライリーはぎゅっと眉を寄せ、死刑宣告を待つような気分で膝に置いた拳を固く握り込む。
ファングはそれを見てくすりと笑った。
「そんなに緊張しないで。君の出生についてだよ」
「出生? 親のことですか」
「そう、ご両親のこと。ただ、内容はここで話せないから一緒に王都に来てもらいたい。ああ、もちろん断ってくれてもいいよ。どう、知りたくないかい?」
正直なところ、興味がない。
二十二歳にもなって突然生みの親が現れたなんて言われても困るだけだ。
どんな事情があってライリーを孤児院に置いていったかは知らないが、成人するまで、ここで貧しくとも愛情を受けて育った。
ライリーの家族は孤児院にいる皆だ。
しかし、優しい口調とは反対に、ファングの瞳の奥はまったく笑っていない。
王都に行くとは即ち両親との再会を意味し、その上、王宮の人間が来ているということは厄介なことに巻き込まれることは間違いないだろう。
断ってもいいと言いながら「断るわけないよな?」という強い圧が感じられる。
(これ、どうやって断ればいいんだ?)
ライリーが押し黙っていると、ユリウスが義母の視界に入らないように何かを示した。
その手には、ライリーが護身用で使っている暗器が握られている。
それは、ライリーが冒険者として使っているものだ。
いつもは使ったあとに回収するが、一週間前に不審な男から奇襲された時、そんな余裕はなかった。
その時のものだとしたら、あのとき刃を交えたのは彼だということになる。
ライリーが唇をキュッと噛むと、ユリウスはネズミを痛ぶる猫のように無言で笑みを深めた。
――断ったらバラす。
そんな言葉が聞こえてくるようだ。
(こんなの、断れるわけないじゃないか!)
居住兼職場の農園に来ず、この孤児院に来たのも計画のうちなのだろう。
彼らは、ライリーが冒険者ギルドに出入りしていることを農場に知られて解雇されるより、孤児院でその事実をバラされて家族に嫌悪されることの方をより忌避していると理解している。
そして、ライリーが冒険者ギルドでどんな依頼を受けているのか、その理由も調べ上げているに違いない。
どうしてこうなってしまったのかわからない。
厄介な相手に目をつけられ、追い詰められてしまった。
こうなれば、断るという選択肢はない。
横柄な貴族への嫌悪と怒り、実の両親への疑問、これからどうなるかという不安。
ライリーはきつく噛んだ唇を舐め、厄介ごとに身を投じる覚悟を決めた。
「わかりました。一緒に王都へ行きます」
「助かるよ。急で悪いが、今から一緒に来てもらおうか」
「今から?」
いくらなんでも急すぎる。
王都までは、馬で三日かかると聞く。
旅の支度もしていないのに、今すぐ発てるわけがない。
ライリーが抗議の声を上げると、ファングが器用に片方の眉を上げて聞き返してきた。
「何か不都合でも?」
貴族らしい不遜な態度に、ライリーのこめかみに青筋が浮かぶ。
(不都合しかないに決まってんだろ! お前らの都合が全部通ると思ったら大間違いだ! 馬ぁぁあああ鹿!)
ライリーは心の中で盛大に罵倒すると、澄まし顔で僅かな抵抗を示す。
「窓の補強をしなければならないので……」
「ライリー、いいのよ。クリスがやってくれるから気にせずいってらっしゃい。せっかく生まれがわかったのなら行くべきよ」
義母は固く握られたライリーの手の上に、小さくがさついた手をそっと被せ、閉じた心をノックするように優しく撫でた。
眼差しは優しく、ライリーの生まれがわかったことに喜び、心なしか声が弾んでいる。
そんな義母の気遣いを無碍にできるほど、ライリーは捻くれていなかった。
「わかったよ、母さん」
窓の補強を口実に、少しでも考える時間を稼ごうとしたが、予定変更だ。
移動しながら今後の身の振り方を考えよう。
ライリーは拳を緩め、手のひらを返して義母の小さな手を握り返す。
すると、義母は安心したように頷いた。
「あなた方の指示に従います」
「良い返事をありがとう」
「ライリーをよろしくお願いします」
「はい。今日は突然の訪問にもかかわらずご対応いただきありがとうございました」
義母の願いを聞き入れると、ファングはユリウスとエラに目配せをする。
三人は同時に立ち上がると、視線でライリーもそれに続くように促してきた。
ライリーは小さく頷くと、今一度義母に向き直り、別れの挨拶を交わす。
「いってきます、母さん」
「いってらっしゃい。ここもあなたの家よ。いつでも戻ってらっしゃい」
「うん。ありがとう」
場合によっては、これが今生の別れになるかもしれない。
ライリーも義母もそれをよく理解している。
だからこそ、互いにきつく抱き締め合い、頬を撫で、じっと見つめ合った。
これ以上すれば、離れがたくなる。
そう判断したライリーは、再び「いってきます」と言い、名残惜しい気持ちを押し込めて義母の手を離す。
ライリーは手を振る義母に手を振りかえし、ファングたちの後に続いて孤児院を出た。
表には旅支度をした馬が三頭。
主人たちの帰りを待っていた馬たちはライリーの舌打ちを聞いていたはずだが、ライリーを見ても気にした様子はしていない。
馬の寛大な心に感心しつつ、彼らを見て今更ながら気が付いた。
(まさか、王都には馬に乗って行くのか?)
ライリーは今まで馬に乗ったことはない。
強いて言えば、農園の野菜を運ぶ荷馬車の御者席くらいだ。
内心焦っているライリーに、ユリウスが嫌味ったらしく手を差し出してきた。
「馬に乗ったことはないと聞いている。俺と二人乗りだ」
つまりは馬に乗せてやるからこの手を取れということらしい。
ほれほれ、という意地悪な声が聞こえてきそうな顔をしているユリウスの手なんか取りたくない。
馬くらい一人で乗れると言いたいが、そもそもどうやって乗馬するのかさっぱりわからないし、下手に馬に触って蹴られたりしても嫌だ。
ユリウスの挑発するような顔から、もう取り繕わなくてもいいと判断したライリーは、嫌だという顔を隠すことなく、感情そのままの顔でユリウスの手を取った。
ライリーよりも少し大きな手はゴツゴツとしていて剣だこもある。
こうなるまで、どれだけ修練を積んだんだろうか。
ユリウスが何の努力もせずふんぞり返っているだけの男ではないことに気付き、ライリーは自分が恥ずかしくなった。
ライリーがぴしりと固まったことに気付いたユリウスは、首を傾げてライリーの顔を覗き込んでくる。
間近に迫ったユリウスの顔。
貴族憎しの感情からこの瞬間まで何とも思っていなかったが、彼の顔は実に男前だ。
短いが、うねる波のようにカールしている、日没前の空のような赤い髪。
同じ色の眉はキリッと上がっていて、その下に嵌る宝石のような碧眼は煌めいている。
鼻筋はすっと通り、薄い唇は血色が良い。
老若男女を虜にするような整った顔に思わず目を逸らす。
すると、ユリウスは柔らかくふっと笑い、足取り軽く馬の左側にライリーを誘導し、その体を撫でさせた。
「この子はダイアナ。牝だが二人乗って長距離を走っても平気だ。気性も穏やか」
ダイアナは艶々と滑らかな毛並みで、ライリーが撫でても怒ることなくされるがままになっている。
農場で飼育している馬も毛繕いなどをして面倒を見ているが、ダイアナはさらに手間暇かけて飼育されているのか、その毛並みの手触りは最高だった。
「ライリー。お前が怯えればそれがダイアナに伝わる。そうするとダイアナの不調に繋がる。乗ると想像以上に高いだろうが俺が一緒に乗る。だから怖がるな」
「は、い……」
そうは言われても、おっかない気持ちがすぐに消えるわけじゃない。
ユリウスはライリーが戸惑い気味の返事をすると、その肩を軽く叩いて鼓舞した。
「よし。まずは鞍の前のところに左手を、鎧に左足をかける。右足で地面を蹴ったら鞍の後ろを右手で掴んで体を引き上げて右足を反対側に持っていく。ダイアナは俺が押さえておくし、乗る時は補助する。できそうか?」
「できると思います」
「ではどうぞ」
ユリウスはそう言うとダイアナの鬣と手綱を握って半身になった。
ライリーは恐る恐る鞍に手を置き鎧に足をかけたが、ユリウスの言葉を思い出し、ええいままよ、と思い切って右足で地面を蹴る。
勢いが足りず、ずり落ちそうになるのをユリウスに下から押してもらい、ライリーはどうにかダイアナに跨ることができた。
すると、すかさずユリウスがライリーの後ろに乗ってくる。
その動きは軽やかなもので、自分の間抜けな乗馬と比べると悔しいほど美しかった。
しかし、乗馬の経験があるかないかの話で、今そんなことを思っても仕方がないだろう。
こんな負の感情がダイアナに伝わってしまえば、ユリウスの言う通り不調に繋がりかねない。
ライリーは悔しさを押し込めて周囲を見る。
馬に乗ると、確かに思ったよりも視線が高いが、木に登っていたライリーからすれば大した高さではない。
動き出せば不安定かもしれないが、不本意ながらユリウスが後ろから支えているため、案外怖くはなかった。
馬での移動はどうにかなりそうだ。
ファングもエラも既に馬上の人で、ライリーたちが馬に乗るのを待っていた。
日頃から馬に乗り慣れているんだろう。
乗馬している二人は様になっている。
ライリー以外の三人が目を合わせて頷くと馬は走り出した。
ファングはそれを見てくすりと笑った。
「そんなに緊張しないで。君の出生についてだよ」
「出生? 親のことですか」
「そう、ご両親のこと。ただ、内容はここで話せないから一緒に王都に来てもらいたい。ああ、もちろん断ってくれてもいいよ。どう、知りたくないかい?」
正直なところ、興味がない。
二十二歳にもなって突然生みの親が現れたなんて言われても困るだけだ。
どんな事情があってライリーを孤児院に置いていったかは知らないが、成人するまで、ここで貧しくとも愛情を受けて育った。
ライリーの家族は孤児院にいる皆だ。
しかし、優しい口調とは反対に、ファングの瞳の奥はまったく笑っていない。
王都に行くとは即ち両親との再会を意味し、その上、王宮の人間が来ているということは厄介なことに巻き込まれることは間違いないだろう。
断ってもいいと言いながら「断るわけないよな?」という強い圧が感じられる。
(これ、どうやって断ればいいんだ?)
ライリーが押し黙っていると、ユリウスが義母の視界に入らないように何かを示した。
その手には、ライリーが護身用で使っている暗器が握られている。
それは、ライリーが冒険者として使っているものだ。
いつもは使ったあとに回収するが、一週間前に不審な男から奇襲された時、そんな余裕はなかった。
その時のものだとしたら、あのとき刃を交えたのは彼だということになる。
ライリーが唇をキュッと噛むと、ユリウスはネズミを痛ぶる猫のように無言で笑みを深めた。
――断ったらバラす。
そんな言葉が聞こえてくるようだ。
(こんなの、断れるわけないじゃないか!)
居住兼職場の農園に来ず、この孤児院に来たのも計画のうちなのだろう。
彼らは、ライリーが冒険者ギルドに出入りしていることを農場に知られて解雇されるより、孤児院でその事実をバラされて家族に嫌悪されることの方をより忌避していると理解している。
そして、ライリーが冒険者ギルドでどんな依頼を受けているのか、その理由も調べ上げているに違いない。
どうしてこうなってしまったのかわからない。
厄介な相手に目をつけられ、追い詰められてしまった。
こうなれば、断るという選択肢はない。
横柄な貴族への嫌悪と怒り、実の両親への疑問、これからどうなるかという不安。
ライリーはきつく噛んだ唇を舐め、厄介ごとに身を投じる覚悟を決めた。
「わかりました。一緒に王都へ行きます」
「助かるよ。急で悪いが、今から一緒に来てもらおうか」
「今から?」
いくらなんでも急すぎる。
王都までは、馬で三日かかると聞く。
旅の支度もしていないのに、今すぐ発てるわけがない。
ライリーが抗議の声を上げると、ファングが器用に片方の眉を上げて聞き返してきた。
「何か不都合でも?」
貴族らしい不遜な態度に、ライリーのこめかみに青筋が浮かぶ。
(不都合しかないに決まってんだろ! お前らの都合が全部通ると思ったら大間違いだ! 馬ぁぁあああ鹿!)
ライリーは心の中で盛大に罵倒すると、澄まし顔で僅かな抵抗を示す。
「窓の補強をしなければならないので……」
「ライリー、いいのよ。クリスがやってくれるから気にせずいってらっしゃい。せっかく生まれがわかったのなら行くべきよ」
義母は固く握られたライリーの手の上に、小さくがさついた手をそっと被せ、閉じた心をノックするように優しく撫でた。
眼差しは優しく、ライリーの生まれがわかったことに喜び、心なしか声が弾んでいる。
そんな義母の気遣いを無碍にできるほど、ライリーは捻くれていなかった。
「わかったよ、母さん」
窓の補強を口実に、少しでも考える時間を稼ごうとしたが、予定変更だ。
移動しながら今後の身の振り方を考えよう。
ライリーは拳を緩め、手のひらを返して義母の小さな手を握り返す。
すると、義母は安心したように頷いた。
「あなた方の指示に従います」
「良い返事をありがとう」
「ライリーをよろしくお願いします」
「はい。今日は突然の訪問にもかかわらずご対応いただきありがとうございました」
義母の願いを聞き入れると、ファングはユリウスとエラに目配せをする。
三人は同時に立ち上がると、視線でライリーもそれに続くように促してきた。
ライリーは小さく頷くと、今一度義母に向き直り、別れの挨拶を交わす。
「いってきます、母さん」
「いってらっしゃい。ここもあなたの家よ。いつでも戻ってらっしゃい」
「うん。ありがとう」
場合によっては、これが今生の別れになるかもしれない。
ライリーも義母もそれをよく理解している。
だからこそ、互いにきつく抱き締め合い、頬を撫で、じっと見つめ合った。
これ以上すれば、離れがたくなる。
そう判断したライリーは、再び「いってきます」と言い、名残惜しい気持ちを押し込めて義母の手を離す。
ライリーは手を振る義母に手を振りかえし、ファングたちの後に続いて孤児院を出た。
表には旅支度をした馬が三頭。
主人たちの帰りを待っていた馬たちはライリーの舌打ちを聞いていたはずだが、ライリーを見ても気にした様子はしていない。
馬の寛大な心に感心しつつ、彼らを見て今更ながら気が付いた。
(まさか、王都には馬に乗って行くのか?)
ライリーは今まで馬に乗ったことはない。
強いて言えば、農園の野菜を運ぶ荷馬車の御者席くらいだ。
内心焦っているライリーに、ユリウスが嫌味ったらしく手を差し出してきた。
「馬に乗ったことはないと聞いている。俺と二人乗りだ」
つまりは馬に乗せてやるからこの手を取れということらしい。
ほれほれ、という意地悪な声が聞こえてきそうな顔をしているユリウスの手なんか取りたくない。
馬くらい一人で乗れると言いたいが、そもそもどうやって乗馬するのかさっぱりわからないし、下手に馬に触って蹴られたりしても嫌だ。
ユリウスの挑発するような顔から、もう取り繕わなくてもいいと判断したライリーは、嫌だという顔を隠すことなく、感情そのままの顔でユリウスの手を取った。
ライリーよりも少し大きな手はゴツゴツとしていて剣だこもある。
こうなるまで、どれだけ修練を積んだんだろうか。
ユリウスが何の努力もせずふんぞり返っているだけの男ではないことに気付き、ライリーは自分が恥ずかしくなった。
ライリーがぴしりと固まったことに気付いたユリウスは、首を傾げてライリーの顔を覗き込んでくる。
間近に迫ったユリウスの顔。
貴族憎しの感情からこの瞬間まで何とも思っていなかったが、彼の顔は実に男前だ。
短いが、うねる波のようにカールしている、日没前の空のような赤い髪。
同じ色の眉はキリッと上がっていて、その下に嵌る宝石のような碧眼は煌めいている。
鼻筋はすっと通り、薄い唇は血色が良い。
老若男女を虜にするような整った顔に思わず目を逸らす。
すると、ユリウスは柔らかくふっと笑い、足取り軽く馬の左側にライリーを誘導し、その体を撫でさせた。
「この子はダイアナ。牝だが二人乗って長距離を走っても平気だ。気性も穏やか」
ダイアナは艶々と滑らかな毛並みで、ライリーが撫でても怒ることなくされるがままになっている。
農場で飼育している馬も毛繕いなどをして面倒を見ているが、ダイアナはさらに手間暇かけて飼育されているのか、その毛並みの手触りは最高だった。
「ライリー。お前が怯えればそれがダイアナに伝わる。そうするとダイアナの不調に繋がる。乗ると想像以上に高いだろうが俺が一緒に乗る。だから怖がるな」
「は、い……」
そうは言われても、おっかない気持ちがすぐに消えるわけじゃない。
ユリウスはライリーが戸惑い気味の返事をすると、その肩を軽く叩いて鼓舞した。
「よし。まずは鞍の前のところに左手を、鎧に左足をかける。右足で地面を蹴ったら鞍の後ろを右手で掴んで体を引き上げて右足を反対側に持っていく。ダイアナは俺が押さえておくし、乗る時は補助する。できそうか?」
「できると思います」
「ではどうぞ」
ユリウスはそう言うとダイアナの鬣と手綱を握って半身になった。
ライリーは恐る恐る鞍に手を置き鎧に足をかけたが、ユリウスの言葉を思い出し、ええいままよ、と思い切って右足で地面を蹴る。
勢いが足りず、ずり落ちそうになるのをユリウスに下から押してもらい、ライリーはどうにかダイアナに跨ることができた。
すると、すかさずユリウスがライリーの後ろに乗ってくる。
その動きは軽やかなもので、自分の間抜けな乗馬と比べると悔しいほど美しかった。
しかし、乗馬の経験があるかないかの話で、今そんなことを思っても仕方がないだろう。
こんな負の感情がダイアナに伝わってしまえば、ユリウスの言う通り不調に繋がりかねない。
ライリーは悔しさを押し込めて周囲を見る。
馬に乗ると、確かに思ったよりも視線が高いが、木に登っていたライリーからすれば大した高さではない。
動き出せば不安定かもしれないが、不本意ながらユリウスが後ろから支えているため、案外怖くはなかった。
馬での移動はどうにかなりそうだ。
ファングもエラも既に馬上の人で、ライリーたちが馬に乗るのを待っていた。
日頃から馬に乗り慣れているんだろう。
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